会社の仕事は土日で連休。
二日酔い気味だったが、ギャラリーまわりへと出かける。
一軒でも多くまわるため、そして、見落としの無いように、いつもはきちんと計画を立ててから出発する。もっとも、計画のとおりに行かないこともよくあるが。
2月8日はめずらしく、まったく計画を立てずに出かけてしまった。
当初は、大谷地行きのバスに乗るつもりだったが、札幌駅前行きのバスが先に来たので、そちらに乗車。
「中島公園入口」で降りる。道立文学館で「荒巻義雄の世界」展の初日だったが、「まだ会期はある」ということで、ギャラリー創まで歩く。オープン(午前11時)まで5分ほどあったので、近くのセイコーマートでコーヒーを買い(100円)、2階のイートインで一休み。
イートインから見た山鼻9条電停附近の風景。
それにしても、すごい電線だね。
「美しい」とは、お世辞にもいえない。
さて、ギャラリー創での千田浩徳個展は、道都大中島ゼミの4年生によるシルクスクリーン作品で、マチエールが個性的だった。中島ゼミでいえば、ポップの系譜ではなく、空気感を大事にする画風といえるかも。
11日まで。
中島公園駅から南北線でさっぽろへ。
むしょうにラーメンが食べたくなり、ガード下6丁目のラーメン店へ。
先客が1人いたが、途中から自分だけになった。お昼時なのに、この店だいじょうぶかな。自分が心配することではないかもしれないけど。
札幌駅から普通列車に乗って手稲へ。
カフェギャラリー「えれめんと」(手稲区前田10条12丁目)で、「アベテンの遊び場展」を見るためで、阿部典英さんのミニ個展のようである。
手稲駅北口に出たら、ジェイアール北海道バスの「循環手48」系統が止まっていたので、よくわからないけど何とかなるだろうと思って、飛び乗った(←われながら無謀)。
バスは道工大などのほうを遠回りしつつ、「前田8条13丁目」という停留所があるので、そこで降車。
一帯は住宅街で、住居表示がしっかりしているので、初めて歩いても、不安はない。
(そもそも自分は中央区と豊平区住まいが長く、手稲区の前田や曙などはふだん行く用事なんてないし、土地鑑ゼロです)
新川の堤防沿いの道路を歩きつつ「10条12丁目」をぐるっとまわったら、ありました。「えれめんと」。
ふつうの住宅のようなつくりだが、色が派手なのと、のぼりが立っているのですぐわかった。
内部も、靴を脱いであがり、居間を改装したようなスペースで、ふつうの住宅みたいである。
展示されているのは阿部典英さんが、野菜などを描いた色紙や、自由に筆を走らせたデッサンなど。
お店の人に聞くと、典英さんはこのお店の常連で、絵画教室も開いているらしい。「典英さんの遊び場なんです、このお店。いらっしゃるたび、何枚か色紙をかいて、『オレ、下手だな』なんて笑いながら」
もちろん、下手というのは謙遜で、何をかいてもユーモアがたっぷり感じられるのがアベテンさんらしい。
エスプレッソを飲み、店を出ようとすると、Hさんとバッタリお会いした。
なお、アベテンの遊び場展は、15日まで。
ただし、日月火曜や休みで、午前11時~午後6時。
JR手稲駅からでも約2.4キロなので、30分歩けばなんとかなる。
ジェイアール北海道バスの手稲駅北口の時刻表はこちら。循環手48で「前田8条13丁目」で降車、470メートル、徒歩6分。
また、中央バスの「43 手稲線 花畔行き」「宮47 手稲線」「麻41 手稲麻生線 地下鉄麻生駅行き」(リンク先はpdf)か「石狩新港西線 石狩新港北8線6号行き」に乗って「前田9条10丁目」で降車。約390メートル、徒歩5分。
もちろん店の前に、車は止められます。
さて。帰りは、中央バスの「前田9条12丁目」という停留所を偶然目撃していたので、そこから「北72」という路線に乗ることにした。
われながら行き当たりバッタリである。
なお、この路線は、前田森林公園と地下鉄南北線「北24条」駅を結ぶが、昼間は2時間に1本しかない。
最短距離を考えると、新川通を南西にずーっと行くのが妥当だと思うのだが、なぜか途中までは、新川通の1本北側の中通りを走る。
狭いと思うんだが…。
「天狗橋」から、新川通に戻って、あとは一直線。
こんなことを書くと、手稲区に住んでおられるみなさんの憤激を買いそうだが、筆者が子どものころは「天狗橋」というのは、バスの各路線の終点であって、雪印バターの包装紙のような牧場が広がる札幌の果てのようなところであり、このあたりやさらに奥に住宅が立ち並ぶようになるとは、考えてもみなかった。
新川通は雪山で狭くなっている上に排雪のダンプが往来して流れが悪い。
けっきょく10分余り遅れ、約40分かかって北24条駅に到着した。
南北線で大通へ。
ここから、ようやく本格的にギャラリー回りを開始。
札幌時計台ギャラリー→スカイホール→さいとうギャラリー→アートスペース201
ここから、定山渓温泉の「夢灯路」に行くつもりで、南北線に乗ったが、このまま真駒内でじょうてつバスに乗り継ぐと、開始時刻の1時間も前に到着することが判明。
この先を続ける意欲が急に薄れてしまい、自衛隊前で降りて、そのまま帰宅した。
いまにして思えば、ひき返して大通で東西線に乗りかえ、北翔大の卒展とか、エスキス、レタラ、ミヤシタなどに行くべきであったと反省している。
というわけで、この日は6カ所。
二日酔い気味だったが、ギャラリーまわりへと出かける。
一軒でも多くまわるため、そして、見落としの無いように、いつもはきちんと計画を立ててから出発する。もっとも、計画のとおりに行かないこともよくあるが。
2月8日はめずらしく、まったく計画を立てずに出かけてしまった。
当初は、大谷地行きのバスに乗るつもりだったが、札幌駅前行きのバスが先に来たので、そちらに乗車。
「中島公園入口」で降りる。道立文学館で「荒巻義雄の世界」展の初日だったが、「まだ会期はある」ということで、ギャラリー創まで歩く。オープン(午前11時)まで5分ほどあったので、近くのセイコーマートでコーヒーを買い(100円)、2階のイートインで一休み。
イートインから見た山鼻9条電停附近の風景。
それにしても、すごい電線だね。
「美しい」とは、お世辞にもいえない。
さて、ギャラリー創での千田浩徳個展は、道都大中島ゼミの4年生によるシルクスクリーン作品で、マチエールが個性的だった。中島ゼミでいえば、ポップの系譜ではなく、空気感を大事にする画風といえるかも。
11日まで。
中島公園駅から南北線でさっぽろへ。
むしょうにラーメンが食べたくなり、ガード下6丁目のラーメン店へ。
先客が1人いたが、途中から自分だけになった。お昼時なのに、この店だいじょうぶかな。自分が心配することではないかもしれないけど。
札幌駅から普通列車に乗って手稲へ。
カフェギャラリー「えれめんと」(手稲区前田10条12丁目)で、「アベテンの遊び場展」を見るためで、阿部典英さんのミニ個展のようである。
手稲駅北口に出たら、ジェイアール北海道バスの「循環手48」系統が止まっていたので、よくわからないけど何とかなるだろうと思って、飛び乗った(←われながら無謀)。
バスは道工大などのほうを遠回りしつつ、「前田8条13丁目」という停留所があるので、そこで降車。
一帯は住宅街で、住居表示がしっかりしているので、初めて歩いても、不安はない。
(そもそも自分は中央区と豊平区住まいが長く、手稲区の前田や曙などはふだん行く用事なんてないし、土地鑑ゼロです)
新川の堤防沿いの道路を歩きつつ「10条12丁目」をぐるっとまわったら、ありました。「えれめんと」。
ふつうの住宅のようなつくりだが、色が派手なのと、のぼりが立っているのですぐわかった。
内部も、靴を脱いであがり、居間を改装したようなスペースで、ふつうの住宅みたいである。
展示されているのは阿部典英さんが、野菜などを描いた色紙や、自由に筆を走らせたデッサンなど。
お店の人に聞くと、典英さんはこのお店の常連で、絵画教室も開いているらしい。「典英さんの遊び場なんです、このお店。いらっしゃるたび、何枚か色紙をかいて、『オレ、下手だな』なんて笑いながら」
もちろん、下手というのは謙遜で、何をかいてもユーモアがたっぷり感じられるのがアベテンさんらしい。
エスプレッソを飲み、店を出ようとすると、Hさんとバッタリお会いした。
なお、アベテンの遊び場展は、15日まで。
ただし、日月火曜や休みで、午前11時~午後6時。
JR手稲駅からでも約2.4キロなので、30分歩けばなんとかなる。
ジェイアール北海道バスの手稲駅北口の時刻表はこちら。循環手48で「前田8条13丁目」で降車、470メートル、徒歩6分。
また、中央バスの「43 手稲線 花畔行き」「宮47 手稲線」「麻41 手稲麻生線 地下鉄麻生駅行き」(リンク先はpdf)か「石狩新港西線 石狩新港北8線6号行き」に乗って「前田9条10丁目」で降車。約390メートル、徒歩5分。
もちろん店の前に、車は止められます。
さて。帰りは、中央バスの「前田9条12丁目」という停留所を偶然目撃していたので、そこから「北72」という路線に乗ることにした。
われながら行き当たりバッタリである。
なお、この路線は、前田森林公園と地下鉄南北線「北24条」駅を結ぶが、昼間は2時間に1本しかない。
最短距離を考えると、新川通を南西にずーっと行くのが妥当だと思うのだが、なぜか途中までは、新川通の1本北側の中通りを走る。
狭いと思うんだが…。
「天狗橋」から、新川通に戻って、あとは一直線。
こんなことを書くと、手稲区に住んでおられるみなさんの憤激を買いそうだが、筆者が子どものころは「天狗橋」というのは、バスの各路線の終点であって、雪印バターの包装紙のような牧場が広がる札幌の果てのようなところであり、このあたりやさらに奥に住宅が立ち並ぶようになるとは、考えてもみなかった。
新川通は雪山で狭くなっている上に排雪のダンプが往来して流れが悪い。
けっきょく10分余り遅れ、約40分かかって北24条駅に到着した。
南北線で大通へ。
ここから、ようやく本格的にギャラリー回りを開始。
札幌時計台ギャラリー→スカイホール→さいとうギャラリー→アートスペース201
ここから、定山渓温泉の「夢灯路」に行くつもりで、南北線に乗ったが、このまま真駒内でじょうてつバスに乗り継ぐと、開始時刻の1時間も前に到着することが判明。
この先を続ける意欲が急に薄れてしまい、自衛隊前で降りて、そのまま帰宅した。
いまにして思えば、ひき返して大通で東西線に乗りかえ、北翔大の卒展とか、エスキス、レタラ、ミヤシタなどに行くべきであったと反省している。
というわけで、この日は6カ所。