北海道美術ネット別館

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続・2017年6月8~11日は計14カ所

2017年06月13日 01時02分03秒 | つれづれ日録
承前

 ギャラリー創では、纏う ―蔦井美枝子の着尺(~12日)。

 筆者が訪れたときは、姉妹の陶芸家、蔦井乃理子さんも、創の本庄さんも着物姿で、やっぱり日本女性は着物が似合うなあと思いました。

 冒頭の画像、会場の奥に展示してあるのは「麦秋」。

 手前は「霖雨」。
 次の画像は拡大図です。

 友禅など色あでやかな着物もいいけれど、こういう落ち着いた色合いの生地もいいですね。

 1センチ幅に26本の繊維が織られています。
 したがって、1本の生地に1050本の細い糸が織られていることになります。
 蔦井さんは根気よく織っていくのです。ところどころ糸の太さが微妙に異なるのは、わざとやっているとのことでした。

 機械とは違う、わずかな揺らぎが、布に生命を与えているといえるかもしれません。


 いまにも雨が落ちてきそうななか、ギャラリー創からすぐの電停「山鼻9条」から電車に乗りました。

 「東屯田通」からCONTEXT-S へ。
 雨模様から、ついに雨が振りだしました。

 齋藤周個展(~11日)については別項で書きました

 フォトグラファーのYさん、Oさん、画家のYさん、陶芸家のNさんなど、いろんな人に会いました。
 Yさんは、ヴェネツィアやドクメンタに行く由。いいなあ。
「ヤナイさんも行きましょうよ」
と言われますが、かなり無理め。

 市電に乗り、静修学園前で降車。
 幌平橋駅まで歩き、地下鉄に乗って、澄川で中央バスに乗り継ぎ、「西岡3条9丁目」で降りました。
 十字館でコーヒーを飲み、斎藤由美子 水彩画作品展を見ました。





 13日(土)

 仕事。

 夕方、道新ぷらざDO-BOXで開かれた、本郷新記念札幌彫刻賞の選考発表に出席。
 1次審査を通過した7人の中から、加藤宏子さんが選ばれました。おめでとうございます!

 札幌彫刻美術館友の会の橋本会長がいらしていたので、あいさつしたら「私のめいなんですよ」とのことで、ビックリ。

 発表に引き続き、銓衡委員による「フォーラム―これからの彫刻を考える」が行われました。加藤さんに関係ないのですが、これは正直なところ、いささか学ぶところにとぼしかったです。





 14日(日)

 ハルカヤマ藝術要塞を見に行こうかとも思いましたが、会期末が迫っている展覧会のブログを書かねばならず、その執筆に専念。
 
第18回グループ環 展
齋藤周個展「片鱗」
大原美術館展 II

の3本をアップしました。

 夕方から、会社の送別会のため出発。
 会場に着く前に、道新ぎゃらりー、NHKぎゃらりー、自由空間へ。

 NHKは、切り絵と押し花の2人展で、ことしの美工展で見た作品「コタンの雪解け」がありました。


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