goo blog サービス終了のお知らせ 

北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■東川町フォトフェスタ(2)思い出写真館NIJI

2008年08月07日 20時27分36秒 | 展覧会の紹介-写真
承前

 メーン会場の文化センターの手前に、郷土資料館があります。
 内部に、かつて旭川と東川をむすんでいた旭川電気軌道の車輛が静態保存されていたりして、楽しい施設です。
 ここを根城に、フォトフェスタや、同時開催の「どんとこいまつり」に来た家族などの集合写真を撮っていたのが、「思い出写真館NIJI(にじ)」。
 フォトフェスタのもうひとつの柱で、たぶん一般にはこっちのほうが知名度が高いであろう「写真甲子園」のOB・OGたちによる活動です。
 保存電車の車内や資料館前で記念撮影した写真が並んでいましたが、たしかに、ちょっとむかしの「写真館」といったおもむきです。
 ことしは特別に、消防車を借りて、その前でも撮影が行われていました。
 写真は、撮影されたあと、資料館入り口のプリンタでただちに出力されていました。
 これはおもしろいなー。こんどは家族を連れてこよう。

 かつて「写真甲子園」に出場し、現在はグループ展「HAKONIWA」に参加する札幌のつぐさんも、今回の「NIJI」で活動していました。
 つぐさんによると、写真甲子園の卒業生たちは、日大芸術学部などに進学したり、プロのカメラマンになったりしている人が多く
「わたしのような(アマチュアで写真を撮っている)人のほうが少ないぐらい」
とのこと。

 「NIJI」はいわば、写真甲子園の同窓会になっているんですねー。
 東川町がまき続けた種が、着実に実っていることを感じます。
 そして、参加者が年1回、全国から東川に集まってくるというのもすてきです。
 つぐさん、ご案内ありがとうございました。


 「北海道写真月間」のほかにも、資料館の周辺や前庭でも、「ストリートギャラリー展」と称した屋外写真展がひらかれていました。

(この項続く)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。