北海道新聞1月10日の夕刊室蘭・胆振版から。
文中の山下敏明さんは、室蘭工大図書館長をへて、昨年3月まで室蘭市立図書館長を務め、胆振地方では名物司書として知られています。現在は、市民の寄付金で美術書の復刻図版などを集め、図書館に寄贈する「ふくろう文庫」の代表です。
筆者は、個人的に存じ上げているわけではありません。
美術ファンは
「本物じゃなくて、複製なんて」
と思うでしょうけど、凡作の本物よりも、名品の精巧な複製の方が良いのでは-と思うこともあります。
正直なところ、昨年函館美術館で見た岸田劉生展は、すこしガッカリさせられたので、麗子像の複製を見に行く旅というのもいいかなー、なんて思いました。
筆者のまわりの写真好きの間では、室蘭がちょっとしたブームみたいだし。(でも、たぶん行くヒマないんだろうけど)
市民の寄付金で美術書を収集する「ふくろう文庫」のミニ特別展「岸田劉生作~麗子像特集」が10日、市立室蘭図書館(本町)3階の同文庫で始まった。訪れた人は、大正から昭和にかけて活躍した巨匠が描いた、繊細な肖像画の原色復刻図版に見入っている。
毎秋、丸井今井室蘭店での同文庫の特別展には6000人を超える入場者があり、特別展で美術書の魅力に触れた人を今度は図書館に呼び込もうと、初めて企画した。今後、定期的に開催する。
(中略)
展示の復刻図版は(中略)水彩で描かれた、5歳前後の麗子像など計13点。いずれも幼子の移ろいやすい表情を克明にとらえている。同文庫の山下敏明代表は「油彩で有名な画家だが、幼子を描くには水彩の方が向くと話していた」と説明する。
同文庫は岸田劉生の復刻図版を計31点を所有しており、3月31日まで展示作品を変えながら続ける。
文中の山下敏明さんは、室蘭工大図書館長をへて、昨年3月まで室蘭市立図書館長を務め、胆振地方では名物司書として知られています。現在は、市民の寄付金で美術書の復刻図版などを集め、図書館に寄贈する「ふくろう文庫」の代表です。
筆者は、個人的に存じ上げているわけではありません。
美術ファンは
「本物じゃなくて、複製なんて」
と思うでしょうけど、凡作の本物よりも、名品の精巧な複製の方が良いのでは-と思うこともあります。
正直なところ、昨年函館美術館で見た岸田劉生展は、すこしガッカリさせられたので、麗子像の複製を見に行く旅というのもいいかなー、なんて思いました。
筆者のまわりの写真好きの間では、室蘭がちょっとしたブームみたいだし。(でも、たぶん行くヒマないんだろうけど)