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越後妻有・莇平の日比野克彦作品 06夏休み(18)

2006年09月15日 06時03分21秒 | 2006夏 越後妻有など
 バスは、ヘアピンカーブが連続するせまい道を越えて、旧松代(まつだい)町の莇平(あざみひら)集落にある「明後日新聞社」に到着。ここは、有名な日比野克彦さんが廃校跡の校舎を利用して、週刊の「明後日新聞」を発行したり、ワークショップをひらいたりしているところである。かなりの山間部で、バスに同乗していた地元・十日町のこへび隊(ボランティア)の女性も、きょう来るのが初めて、と言っている。
 ガイドブックによると、インターネットテレビ局をやったり、地元の人と交流したり、いろんなことをしているようだ。日比野さんから直接お話を聞けたらおもしろいと思ったが、日比野さんは、校庭でテレビカメラの収録をしている最中だった。
 校庭から校舎には何本ものロープがはりわたされていた。朝顔のつるがまきついているらしい。
 校庭には、段ボールの立体がいくつも置かれていた。
 夜や雨天時は、こへび隊が格納するようだ。
 ここのこへび隊は、近くの廃校跡みたいなところに、雑魚寝しているそうだ。
       

 やっぱり、日比野克彦といえば、段ボールなのだ。
 もっとも、このピアノの作品は、かなり古いものらしい。
       

 作品と直接関係ないと思うが、会場はもともと学校の校舎だったため、壁に、大きな欧洲の地図がはってあった。
 まだソビエト連邦やユーゴスラビアやチェコスロバキアがあり、ドイツは東西に分かれていて、バルト三国もグルジアもない。
       
 札幌の小林麻美さんがかつて「わたしのお宝交換プロジェクト」で作った作品を思い出してしまった。
 こんな大きな地図自体、なんとなくなつかしい感じがする。

□明後日新聞社文化事業部のサイト


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