北海道美術ネット別館

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■500m美術館(1)=11月30日まで

2008年11月29日 22時16分01秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 
 気がついたら最終日が迫っていました。

 ことしは昨年に比べると、それぞれの作品がかなり大きくなり、見ごたえが増したと思います。
 筆者は、それほどじっくりと見たつもりはないのですが、気づいたら1時間以上たっていました。

 地下鉄が走っている時間帯ならいつでも見られます(ただし、朝夕のラッシュ時は通行人が多いので、ちょっと見づらいかも)。

 出品者は、大きく名前がフューチャーされている作家18人(組)と、「200人」として十把ひとからげにされている人たちとに大別されますが、作品の出来にそれほど大きなちがいがあるとは感じませんでした。
 なので、以下だらだらと紹介していきます。

 ちなみに、その18人(組)とは、
ウリュウユウキ
西田卓司
米森ヒデキ
Sali
中里麻沙子
平塚翔太朗
黒田晃弘+小学6年生40人
YOMI
樫見菜々子
木村有希
南俊輔
佐藤隆之
高橋定大
はなこ
金谷繁寿
高橋喜代史
*maco
植田美知代
札幌市立大学美術部noumenon
です。


 冒頭の画像は、手前が「allo?」こと渡邉真弓さんの写真「sapporo days」。
 あえて、かなり露出をオーバー気味にしたため、画面に光と幸福感があふれています。イマの時代の空気を強く反映しているように感じます。
 だいたい、札幌市資料館の休憩室を、こんなに明るく撮る人は、なかなかいないでしょう。

 「若手200人展」のほうは、そのとなりの作品を見てもわかるように、いわゆる現代美術や絵画の作り手だけではなく、建築やイラストレーションといった分野からもかなり出品がありました。
 それぞれの作品が大きくなって、壁の展開も東に拡大しただけでなく、質の面でも幅広くなったといえそうです。


           

 佐野妙子「こぼれ落ちた 光」。
 段ボールを支持体にして、これまでとはちょっと違う絵づくりに挑戦しています。


           

 道新にも大きく写真が出ていた高橋喜代史「コロコロ」。
 わかりやすい作品です。


           

 金谷繁寿「Strawberry Shortcubes」


           

 Sali「秘花」

 世阿弥「風姿花伝」からつけた題。

 
以下別項。ぜんぶで6本ぐらいの予定。(4)以降はあすアップします)


□さっぽろアートステージ http://www.s-artstage.com/2008/


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