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旧常陸太田市自然休養村センターなど―茨城県北芸術祭 KENPOKU ART 2016年遅い夏(11)

2016年10月07日 23時59分59秒 | 道外の国際芸術祭
(承前)

 実質4日間におよぶ本州アート巡りの夏休みで、まだ初日の昼下がりなのに記事11本目って、いったいいつまでかかるんだろう。
 少しピッチを上げなくては。

 次の目的地は「旧常陸太田市自然休養村センター」。




 この会場は、札幌でも何度か個展を開いており、ここ数年は芸術祭などに引っ張りだこの石田尚志さん目当てで行った。

 あいかわらず、執拗とでもいうべきすごいかきこみのアニメーションを軸に、インスタレーション的作品を設置していた。それも、発表場所を意識して製作した新作のようだ。
 ただ、筆者は先日の横浜美術館での個展を見ていないのでえらそうなことは言えないのだが、個人的には、あいちトリエンナーレのほうが好きだ。

 彼の作品を別にすれば、ほかの出品者5組はいずれも「科学」をテーマにしたアートといえそう。
 ただし、筆者の劣悪な頭脳では、説明文を読んでもちんぷんかんぷんだ。


 たとえば、この折り鶴のインスタレーションは、それだけでも美しいのだけれど、和紙に「DNA折り紙」が注入されたものだという。英国で活動を始めた「BCL」という、アートやデザイン、科学を超えた枠組みによる作品。

 ただし、説明のどこを読んでも、何のDNAなのかが書いていない。
 人間のかな。折り鶴だから、シン・ゴジラかもしれない(笑)。

 茨城県といえば、納豆も名産として知られる。
 ヴァイド・インフラというチームは納豆菌を使った実験の様子を短編映画などにして発表していた。


 自然科学をアートに持ち込む傾向の作品は近年増えているような印象があるが、内容が高度すぎてついていけない。
 それと、自然科学そのものについてあまりに楽観的な見方ばかりであるように思え、どうも引っかかるというのが正直なところ。こういう偏屈でペシミスティックなところが、文科系のダメなところなのかもしれないが。


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