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京都東福寺と三名橋

2015-02-05 | 建築
作庭家・重森三玲(1896 - 1975)の庭園を見
るために、まずは初期の代表作がある東福寺

東福寺へ行くのは初めて。高校生の頃、大阪か
ら弁当持って毎月のように京都へ行ってたんだ
けど、来ていない。

ちょっと離れている、といっても京都駅から南
東に一駅やから距離は理由ではないんだろう。



東福寺一帯はすばらしい。早く来てみればよか
った。禅寺らしい静謐な雰囲気が、足を踏み入
れて歩くたびに身体に沁みる感じ。

臨済宗東福寺派の大本山。明治の廃仏毀釈で規
模が縮小されたけど、なお25寺院を有するとか。
江戸時代はどんなだったろう。

摂政九条道家が、奈良の東大寺と興福寺から「東」
と「福」の字を取って京都最大の大伽藍を発願。
1236年~55年まで19年を費やして完成。
 



この時期だから人がほとんどいないから、いい印
象なのかも。紅葉の季節は平日でも混むそうだ。



歌川広重の「京都名所之内」に「通天橋紅楓」
という絵があることからも、江戸時代も紅葉の
名所だったことがわかる。



この通天橋は今でも紅葉の名所。古くからあった
ものだけど、残念ながら昭和34年(1959)台風で
崩壊したそうだ。

「2年後に再建、その際橋脚部分は鉄筋コンクリー
トとなった」(wikiより)。無常。

上の写真は、通天橋を臥雲橋という橋から撮った
もの。通天橋を下ったところの橋でこちらも屋根
付き橋。



もう一つ屋根付きの橋が東福寺にはあって、偃月
橋という。通天橋の東側に架けられた橋で、3/10
まで特別公開中の龍吟庵へ行くには必ず通る橋。



この3つの屋根付橋は、「東福寺三名橋」と呼ばれ
る。屋根がかかった橋は『マディソン郡の橋』(古
いw)やないけど、なかなか珍しい。

「屋根付き橋 50橋」を紹介するサイトもあるね。

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