五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2024・3・21

2024-03-22 16:38:31 | 日記
やっぱり昨日食べたものが思い出さない。パソコンに向かってからもう一時間も経つのに思い出さない。昔よく認知症の症状としてそんなことが言われたけど、俺もついにその領域に達してしまったみたいだ。だからって落ち込むことはない。昨日のことは覚えていないけど、この日記を書いている今日のことは覚えている。朝食は塩鮭……じゃがいもの味噌汁だ。……の部分が今朝のことなのに思い出せない。いよいよ認知症が重症になりつつある。味噌汁を作る時だって、出汁をとってじゃがいもが煮えたので味噌を溶こうとした時に、おたまがどこを探してもないもんだから仕方なく大きめのスプーンで代用しようとしたらおたまは既に鍋の中に入っていたなんて、よくある光景をやってしまったのだ。怖い。このままどんどん認知症が進んでしまう気がする。こんなことなら、もう芝居はやめたなんて云わずに、誰に裏方の手伝いはしたくないと言われようと芝居を作り続けるべきだった。その裏方がいないなら自分は芝居に出演しないと主演女優に出演拒否されようと芝居を作り続けるべきだった。あの時は俺の書く脚本と演出はその裏方の仕事より劣ると言われたようでトコトン落ち込んだ。それにあの時は自分が指示したことが相手から指示は受けてないと言われ、そんなことがその人だけじゃなく他の人にも言われ、そんなことが重なったもんだから自分の言動に自信を持てなくなって、芝居を作ることをやめてしまったのだ。でも、二枚目俳優が突然ピエロに変身してもいい。おしとやかな美女が突然床に落ちている納豆を食べ始めてもいい。自分が少し前に指示したことをすっかり忘れて正反対のとんでもない指示をしてもいい。芝居を作り続ければよかった。こんなことじゃ代々幡葬祭場行きのバスが明日にもウチのビルの前に止まりそうだ。
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