五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・4・16

2022-04-17 05:31:36 | 日記
昨日よりはマシだったけど、小雨まじりの寒い一日。冬に着ていたロングカーディガン?を着る。母にも色違いを着せる。「久し振りにお揃いね」と母は喜ぶ。老老ブレックファーストはカイワレ入り和風玉子焼、納豆、頂き物の粒ウニ海苔カナッペ、豆腐の味噌汁。昨日読み始めた父の「2001年 日本の軍事力~有事の際、日本はどこまで守れるのか」が気になって最期まで読んでしまう。読み始めたのはウクライナ問題だったが、親不孝な息子はその本の著者略歴にある「戦略なき国家は挫折する」を初め何冊もの著作を読んでおらず、この本で改めて父が考えていたことを少しばかり理解する。そこで俺の中に後悔が起きる。先日書き終えたことにしてエンドマークをつけた我が家をモデルにした700枚弱の小説では、父は悪者としてしか描かれておかず、その業績などについては全く無視してしまったことだ。確かにあの小説は一人の息子が妄想の中で父親を慕い、裏切られていく様子を中心に描いたものだから、父が表舞台に出て活躍していく様子は全てカットされている。でも、それって我が家をモデルにしたファミリーヒストリーになっていないということだ。だったらどうして父の活躍する姿をふくめて小説にしなかったのか?告白すれば調べるのが面倒だったからだ。戦後の数年間は資料が残されていないので想像するしかなかったが、防衛庁が出来て防衛研修所(現 研究所)に入所してからは市ヶ谷の研究所に出向き、父の息子であることを名乗れば、残存する資料から父の履歴が調べられた筈だ。「ケネディに続く若者たち」という新書版を探し出して読めば、父のハーバードに留学していた頃のエピソードも拾える筈だ。妹やそのご主人のUさんに聞けば、イギリス時代のことも分かった筈だ。他にも色々ある。色々調べなかった。色々手を抜いた。明後日は父が亡くなって18年目。俺は墓参りが嫌いで、滅多に出向かないけど、明日は父の墓前に出向き、色々聞いてみよう。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦  出演・棟里佳+荒木真樹彦  2022年7月5日~10日
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