五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2017・6・3

2017-06-04 11:13:04 | 日記
二度目の結婚の時に生まれた息子のHが昼にすき焼きを食べにくることになっているので、老老ブレックファーストはチーズサンドにトマトジュース、フランクフルトWITHグリーンサラダで、いつもより控えめにしておく。Hとは去年の秋の公演「喪服の女」を見に来てくれて以来だから会うのも半年ぶりだし、公演の時は殆ど会話できなかったから彼の日常を知ることをできなかったが、今日は会社での仕事ぶりや母との生活を饒舌に話してくれる。たった三時間弱の父子の交流だったが、こうして会いに来てくれると言うことは少なくとも憎まれてはいない証拠。先日は五反田の部屋の整理を最初の結婚の時の息子のAがやってくれたし、父親合格でないことは勿論だけど、父親失格でもなさそうな状態で前期高齢者を過ごせることに感謝しなくてはならない。四時過ぎ、Hが帰った後、昼からビーニョベルデを一人で空けてしまったことも手伝って、ダウン。起きたら6時。慌てて母に電話するが、母もすき焼きを食べすぎて満腹と言うことで老老ディナーは中止することに。代わりに散歩しようと一人で町を歩いている内に、映画が見たくなって渋谷のユーロスペースへ。評判の映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(脚本監督・石井裕也)を見る。石橋陵と原田三枝子の娘、石橋静河が妙な存在感でとんでもなくいい味を出している。それとテレビではいつも格好いい役柄の田中哲司のニコヨン労働者を演じていて、普通なら拒否反応が出る筈なのにピタッと嵌まっていてびっくりして、石橋静河とは違う意味で俳優の演技と言うものを考えさせられる。映画館を出て駅に向かっていたら五反田の管理組合の理事長のKさんから飲みの誘い。恵比寿三丁目にあるイタリアンPに出向くと、そこにまた十数年前からのつきあいになるMちゃんがご主人と一緒に店にいくとの電話がある。でも、もうワインのボトルをオーダーした後だったのでPに合流して貰って四人で飲む。話が弾んで1時近くまで。考えてみれば映画を見に行かなかったら、Mさん夫妻とKさんの三人がウチのお客になった訳で、店主としては反省しなくてはいけないのに、午後久しぶりにHと話せたことの喜びを誰かと「対等」に飲んで伝えたかったので、OKとする。★テアトロジャージャン第十回記念公演「四階で火事が!三階で洪水が!(仮題)」作演出・桃井章 出演・浜田晃/岸本敏伸、桑原なお、大塚みどり、茂木英治/水沢有美・公演日時9月14日(木)~18日(月・祭)・料金3500円★テアトロじゃーじゃんのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。