老老ブレックファースト(やりいかの煮つけ、納豆、かぶのチリメンサラダ、しょうがの酢漬け、じゃがいもの味噌汁)の後、11時に五反田へ。先日の引越しで悩んだ末に放棄処分することにした棚があったのだけど、後で考えてみたら今度の芝居「四階で火事が！三階で洪水が！」に必要な裁判長席に使えるのではないかと思い直して、ついでに控室用の姿見と一緒に費用が1万円かかるけど恵比寿に運ぶことにしたのだ。所要時間30分。便利屋のY君にとっても私にとってもグッドジョブ。仮眠して2時半にバスで母と一緒に渋谷に出て、映画美学校で行われた、妹の主演するラトビア映画「ふたりの旅路」(M・マルティンソーンス監督)のマスコミ試写に出向く。日本にはなじみの少ないバルト三国の一つであるラトビアの首都リガを主な舞台にした映画となると、日本人の観客にはどうしても観光映画的な部分が表に出てしまうが、そこに登場する通訳を初めとするラトビア人のアバウトな性格は微笑ましさに包まれているし、日本のキモノを単なるオリエント趣味だけでなく、その文化や歴史から描いていたことはこの監督の日本に対するリスペクトが感じられるものだった。試写室ですぐ下の弟と一緒になったので、帰りに急遽母の日のお祝いをすることになり、三人で広尾駅近くの寿司屋に入る。こうして三人で食事するなんて何年ぶりだろう?妹の主演する映画の試写の帰りということで、彼女も入れた息子娘で母の日の乾杯。★テアトロジャージャン第十回記念公演「四階で火事が！三階で洪水が！(仮題)」作演出・桃井章 出演・浜田晃/岸本敏伸、桑原なお、大塚みどり、茂木英治/水沢有美・公演日時9月14日(木)～18日(月・祭)・料金3500円★テアトロじゃーじゃんのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。