五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがホーム 感想

2018年06月26日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2018年7月号

 

 表紙は、ドレス姿のらいかさん!
 「ずっと、キミが好きです。」の言葉が意味深ですねえ。
 他、七海さんとマツ係長も、おめかし!

 

 

 今月の「好きって・・・で賞」は、『河原課長とギャル部下ちゃん』より、三崎さん!

 

 「好きって……その人が誰かのものになって初めて気づくんですね…」

 なんて言っちゃってる三崎さんに、いったい何があったのか?
 最近、彼女の元気がないことに気付いた河原課長さんでしたけど、
 どうも失恋したらしいと、課内でも噂に・・・

 そこで、皆で元気づけようとしますが、課長さんは仕事量を倍にすることで
 慰めようとしていて笑゚(*゚´∀`゚)゚ どんな慰め方なんですかねえ。

 まあ、失恋といっても、そんなに深刻なものではない(本人は深刻でしたが)ようで、
 安心といえば安心だったものの、「好きな人が誰かのものになるのは超きつい」
 という言葉が、重く響きますね。

 とくに、河原課長には何かしら思う所がありそうで、このあたりも気になります。
 課長さんに何があったのか、今後の展開が楽しみです!

 

 

【今月のピックアップ!】

●転生したら蘭丸でした (真田寿庵 先生)

  

 信長の鉄甲船!

 何やら、お悩み中の信長さん。
 どうも「鉄製の船」を造りたいようですが、鉄が不足していてうまくできない。
 そこで、蘭丸くんが「昭和産の知識をもって解決」しようと意気込みますが・・・

 なんてお話だったわけですけども、ここで面白かったのは、
 転生した蘭丸くんの「昭和産の知識」でも、大して役に立っていない所ですね。

 深い専門知識であればいざ知らず、とくに鉄の知識も船の知識もない彼では、
 設計図を見てもさっぱりですし、勘違いしている部分も多々あって、
 同時代の人たちに比べて、まるで役立たずな所に、現実感がありました。

 よくある過去に戻る系の物語では、現代の知識で何でもかんでも上手くいかせる
 みたいになりがちですけど、普通はこんなものですよね。

 とはいえ、これでは蘭丸くんも何もできない人なだけで終わってしまいます。
 そこで、考えに考えて浮かんだアイデアにて、問題解決を図っていたのは立派。
 昭和産とか関係なく、アイデアで状況を突破していたのは、お見事でありました。

 それに、昭和産の知識も全く役に立たないわけでもなく、アイデアの助けだったり、
 転生に意味を持たせている点も、好感触でした。

 などなど、蘭丸くんのアイデアで、鉄甲船の建造にめどが立った信長さん。
 しかし、それゆえに蘭丸くんを評価したのは良いけれど、裏切りを許さないと
 脅していたことには不穏を感じつつ・・・ 今後どうなるのか、楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●くらら嬢は今日もお暇 (卯々乃 先生)

  

 暇をお持て余したお嬢様の遊び・・・?

 【主な登場人物】
 ・くらら : 箱入りお嬢様。 過保護のせいで外出もできず、暇を持て余す。
 ・沙耶  : お嬢様付のメイド。 貧乏育ちでやさしい苦労人。
 ・お父様 : 父上。 娘の外出を厳しく禁じるのも、過保護ゆえ。

 学校の送り迎えで寄り道もできず、家へ帰れば外出も禁止。
 そんなお嬢様は暇を持て余し、自由に憧れていますが・・・

 といったお話で、世間ずれしたお嬢様の行動や、彼女を心配して世話を焼く
 メイドさんとのやりとりが、面白おかしい内容になっています。

 お嬢様を楽しませようと、寄り道ごっこを始める沙耶さんでしたが、
 世間を知らないくららさんは、真鯛のポワレを要求していて愉快。
 また、鳥のように自由になりたいと、はく製の羽根を着けて飛ぼうとしたりも(^^;

 そして、ついにスキをついて1人で外へ出てしまうくららさんの運命や如何に?
 なんて感じでしたが、世間ずれし過ぎて、可笑しなことになっていたのも楽しかった。

 などなど、事由に憧れる箱入りお嬢様のお話。
 お嬢様の天然ぶりと、メイドさんの苦労人ぶりが面白いので、つづきに期待です!

 

 

【その他】

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 コミックス25巻は、7月発売! そんな今回、留依さんコスプレ!?
 制服が汚れたため、男性用に着替えた所、円(オメガ)ちゃんの好きなアニメキャラに
 そっくりになって・・・なんて話でしたが、これを商機とみた店長がコラボ計画を立て、
 大人気になっていたのが面白かった! オメガちゃんが指南役になっていたのも(^^;
 後半は、竹田くんと太一くんの話でしたけど、太一くんの家庭の事情が垣間見えつつ、
 迷惑をかけられつつも、太一くんを慮る竹田くんの懐の深さがカッコよかったですね。

 

●週末親子 (楯山ヒロコ 先生) 

 ユカさんは、父の日ということで浮かれているかと思いきや・・・?
 母にした“仕打ち”に怒っているユカさんは、父の日にこそ仕返しをしようと悪だくみ。
 いきなり不良スタイルで現れて、時期外れのプレゼントを贈って、母への“仕打ち”を
 反省させようとしていたのは愉快(´▽`;) 父は、意図と別のダメージ受けてましたが。
 そんなこんなで、「どんどんパパらしくなってく」父と娘が面白かったわけですけども、
 確かに初期に比べると、遠慮のようなものが減少した印象は受けますね。

 

●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生)

 ボーっとすることが多い孔明さん・・・
 そんな彼を心配する月英さんですが、孔明さんにゆとりを作ってほしいと提案。
 さらに、孔明さんの力をもっと広く使ってほしいと述べていたのが、印象的でした。
 そして、ついに徐母さんの南陽行きが出てきましたけど、徐康という元直さんの弟の名、
 これって「演義」に出てくるものなのですよね。 程昱の計略も同じくなのですが、
 となると、この物語は「演義」ルートと同じ運命をたどることに? う~んツライ!

 

●おんなのおしろ (辻灯子 先生) 

 猫の世話も、そこそこ形になってきた?
 色々と考えて遊びの時間を作ったりしているようですが、「そこにいるだけいい」
 というのは、なかなか面白い“遊び方”ですね・・・まあ、それでも楽ではないと(^^;
 べつに猫好きでもなかったはずなのに、猫のことを考え行動する七海さんが面白かった。
 「飼い主として幸せな一生を用意する責任がある」とか立派ですけど、元カレくんの
 世話は放棄するあたり冷たい・・・とは言い切れない、元カレくんのダメさがアカン!

 

●マツ係長は女ヲタ (奥十 先生)

 マツ係長と同じ部屋に泊まることになったウメくん!?
 島根に2人で旅行したは良いけれど、まさかの同室で動揺するウメくんが面白かった。
 まあ結局、受容してはいましたが、マツ係長が自分の選んだ浴衣を着てくれたことに、

 風呂場で嬉しそうにしていたのは、ちょっとセクシーまじりに可愛かったですねえ。
 そして就寝時間に、しろたん応援ブログを書くマツ係長に、すっと迫るウメくん・・・
 なんて場面にドキドキでしたが、まあロマンスなどなく、ラスト・オチにも大笑いでした!

 

 

【新人4コマまんが展】

・コタツにみかん (ふたばたまこ 先生)

 

 猫と共にある生活。

 猫とメガネくんのやりとりが、面白おかしな4コマ作品。
 猫の名前はコタツといって、元気に跳ねまわったり、飛びつてきたりと、
 そんな様子が、とても可愛らしく描かれていますね。

 そんなやりとりが、躍動感ある作風に乗っかって楽しませてくれます。
 この可愛さは、なかなかなものだと感じますので、つづきに期待です!

 


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