2018年7月号
表紙は、ドレス姿のらいかさん!
「ずっと、キミが好きです。」の言葉が意味深ですねえ。
他、七海さんとマツ係長も、おめかし!
今月の「好きって・・・で賞」は、『河原課長とギャル部下ちゃん』より、三崎さん!
「好きって……その人が誰かのものになって初めて気づくんですね…」
なんて言っちゃってる三崎さんに、いったい何があったのか?
最近、彼女の元気がないことに気付いた河原課長さんでしたけど、
どうも失恋したらしいと、課内でも噂に・・・
そこで、皆で元気づけようとしますが、課長さんは仕事量を倍にすることで
慰めようとしていて笑゚(*゚´∀`゚)゚ どんな慰め方なんですかねえ。
まあ、失恋といっても、そんなに深刻なものではない(本人は深刻でしたが)ようで、
安心といえば安心だったものの、「好きな人が誰かのものになるのは超きつい」
という言葉が、重く響きますね。
とくに、河原課長には何かしら思う所がありそうで、このあたりも気になります。
課長さんに何があったのか、今後の展開が楽しみです!
【今月のピックアップ!】
●転生したら蘭丸でした (真田寿庵 先生)
信長の鉄甲船!
何やら、お悩み中の信長さん。
どうも「鉄製の船」を造りたいようですが、鉄が不足していてうまくできない。
そこで、蘭丸くんが「昭和産の知識をもって解決」しようと意気込みますが・・・
なんてお話だったわけですけども、ここで面白かったのは、
転生した蘭丸くんの「昭和産の知識」でも、大して役に立っていない所ですね。
深い専門知識であればいざ知らず、とくに鉄の知識も船の知識もない彼では、
設計図を見てもさっぱりですし、勘違いしている部分も多々あって、
同時代の人たちに比べて、まるで役立たずな所に、現実感がありました。
よくある過去に戻る系の物語では、現代の知識で何でもかんでも上手くいかせる
みたいになりがちですけど、普通はこんなものですよね。
とはいえ、これでは蘭丸くんも何もできない人なだけで終わってしまいます。
そこで、考えに考えて浮かんだアイデアにて、問題解決を図っていたのは立派。
昭和産とか関係なく、アイデアで状況を突破していたのは、お見事でありました。
それに、昭和産の知識も全く役に立たないわけでもなく、アイデアの助けだったり、
転生に意味を持たせている点も、好感触でした。
などなど、蘭丸くんのアイデアで、鉄甲船の建造にめどが立った信長さん。
しかし、それゆえに蘭丸くんを評価したのは良いけれど、裏切りを許さないと
脅していたことには不穏を感じつつ・・・ 今後どうなるのか、楽しみです!
【ゲスト作品】
●くらら嬢は今日もお暇 (卯々乃 先生)
暇をお持て余したお嬢様の遊び・・・?
【主な登場人物】
・くらら : 箱入りお嬢様。 過保護のせいで外出もできず、暇を持て余す。
・沙耶 : お嬢様付のメイド。 貧乏育ちでやさしい苦労人。
・お父様 : 父上。 娘の外出を厳しく禁じるのも、過保護ゆえ。
学校の送り迎えで寄り道もできず、家へ帰れば外出も禁止。
そんなお嬢様は暇を持て余し、自由に憧れていますが・・・
といったお話で、世間ずれしたお嬢様の行動や、彼女を心配して世話を焼く
メイドさんとのやりとりが、面白おかしい内容になっています。
お嬢様を楽しませようと、寄り道ごっこを始める沙耶さんでしたが、
世間を知らないくららさんは、真鯛のポワレを要求していて愉快。
また、鳥のように自由になりたいと、はく製の羽根を着けて飛ぼうとしたりも(^^;
そして、ついにスキをついて1人で外へ出てしまうくららさんの運命や如何に?
なんて感じでしたが、世間ずれし過ぎて、可笑しなことになっていたのも楽しかった。
などなど、事由に憧れる箱入りお嬢様のお話。
お嬢様の天然ぶりと、メイドさんの苦労人ぶりが面白いので、つづきに期待です!
【その他】
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
コミックス25巻は、7月発売! そんな今回、留依さんコスプレ!?
制服が汚れたため、男性用に着替えた所、円(オメガ)ちゃんの好きなアニメキャラに
そっくりになって・・・なんて話でしたが、これを商機とみた店長がコラボ計画を立て、
大人気になっていたのが面白かった! オメガちゃんが指南役になっていたのも(^^;
後半は、竹田くんと太一くんの話でしたけど、太一くんの家庭の事情が垣間見えつつ、
迷惑をかけられつつも、太一くんを慮る竹田くんの懐の深さがカッコよかったですね。
●週末親子 (楯山ヒロコ 先生)
ユカさんは、父の日ということで浮かれているかと思いきや・・・?
母にした“仕打ち”に怒っているユカさんは、父の日にこそ仕返しをしようと悪だくみ。
いきなり不良スタイルで現れて、時期外れのプレゼントを贈って、母への“仕打ち”を
反省させようとしていたのは愉快(´▽`;) 父は、意図と別のダメージ受けてましたが。
そんなこんなで、「どんどんパパらしくなってく」父と娘が面白かったわけですけども、
確かに初期に比べると、遠慮のようなものが減少した印象は受けますね。
●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生)
ボーっとすることが多い孔明さん・・・
そんな彼を心配する月英さんですが、孔明さんにゆとりを作ってほしいと提案。
さらに、孔明さんの力をもっと広く使ってほしいと述べていたのが、印象的でした。
そして、ついに徐母さんの南陽行きが出てきましたけど、徐康という元直さんの弟の名、
これって「演義」に出てくるものなのですよね。 程昱の計略も同じくなのですが、
となると、この物語は「演義」ルートと同じ運命をたどることに? う~んツライ!
●おんなのおしろ (辻灯子 先生)
猫の世話も、そこそこ形になってきた?
色々と考えて遊びの時間を作ったりしているようですが、「そこにいるだけいい」
というのは、なかなか面白い“遊び方”ですね・・・まあ、それでも楽ではないと(^^;
べつに猫好きでもなかったはずなのに、猫のことを考え行動する七海さんが面白かった。
「飼い主として幸せな一生を用意する責任がある」とか立派ですけど、元カレくんの
世話は放棄するあたり冷たい・・・とは言い切れない、元カレくんのダメさがアカン!
●マツ係長は女ヲタ (奥十 先生)
マツ係長と同じ部屋に泊まることになったウメくん!?
島根に2人で旅行したは良いけれど、まさかの同室で動揺するウメくんが面白かった。
まあ結局、受容してはいましたが、マツ係長が自分の選んだ浴衣を着てくれたことに、
風呂場で嬉しそうにしていたのは、ちょっとセクシーまじりに可愛かったですねえ。
そして就寝時間に、しろたん応援ブログを書くマツ係長に、すっと迫るウメくん・・・
なんて場面にドキドキでしたが、まあロマンスなどなく、ラスト・オチにも大笑いでした!
【新人4コマまんが展】
・コタツにみかん (ふたばたまこ 先生)
猫と共にある生活。
猫とメガネくんのやりとりが、面白おかしな4コマ作品。
猫の名前はコタツといって、元気に跳ねまわったり、飛びつてきたりと、
そんな様子が、とても可愛らしく描かれていますね。
そんなやりとりが、躍動感ある作風に乗っかって楽しませてくれます。
この可愛さは、なかなかなものだと感じますので、つづきに期待です!