五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 『恋愛ラボ』13巻・感想 クリスマス会と大きな前進と…

2017年09月17日 | ◆4コマ漫画 感想

『恋愛ラボ』13巻 (宮原るり 先生)

 

 作者は、宮原るり先生 (サイト:ヘッポコロジー

 表紙は、スズ&レン!
 背中合わせで、もたれかかるようにする2人の関係は?
 クリスマス会を舞台に、藤女・南中、両生徒会を含め、
 いろいろ気になる13巻でありました。

 

 
  
【それぞれの動向】
●リコの場合

  

 攻めあるのみ!

 ナギをクリスマス会へ誘うために、どうしようかと思案するリコ・・・
 と思いきや、ド直球な攻めを見せていて痛快! 何とも頼もしい限りです。

 もはや、モダモダしている段階ではないと述べてのガンガン行く宣言。
 これに対して、ナギの方はリコの直球を受けてもモダモダするばかりで、
 2人の対比が面白くも、もどかしかったりもしましたね。

 すぐにでもくっつける勢いのリコに比べて、ナギは返事も躊躇するありさまで、
 その背景にある心情が気になる所でありました。

 

 
●スズの場合

 

 謎の美少女出現!?

 クリスマス会へ行くため、リコ家に集まるメンバーでしたが、
 その際にレンくんと遭遇した謎の美少女・・・

 実はおめかししたスズなんですけども、レンくんは彼女だと気付かないまま
 会話を続けてしまい、猫をかぶった“いつもと違うレンくん”に接したスズが、
 軽くショックを受けていたのは、可愛らしく興味深い所でした。

 レンくんの方は、おめかしスズが完全にストライクだったようで、
 このあたり、スズへの印象が決して悪くないことの証明になっていてよかった。

 また、マキへの憧れが、そろそろ現実に侵蝕され始めているレンくんは、
 今後は軌道修正を迫られそうで、スズにも好機が訪れることは間違いありません。
 その時、どのような展開になるのか、期待しておきたいですね。

 

  
●エノの場合

  

 褒め合う2人。

 クリスマス会にて、オシャレしてきたエノを褒めるハルくんでしたけど、
 その前にリコとマキのことも褒めていたため、「みんなと同じように褒められても」
 なんて考えて、素直に受け止められないエノの心情が、可愛らしくも切なげでした。

 とはいえ、カラオケでの南中女子を含めたやりとりでは、エノはハルくんを、
 ハルくんはエノの良い所を褒め合うような流れになっていて、微笑ましかったり。

 そして、いつも通りに、弱気なハルくんを叱咤するエノといった風に
 2人の関係が形作られているのは、安心安定を感じられてよかったですね。

 また、ハルくんは「エノちゃん」呼びなのに対して、エノの方はいまだ「戸田くん」。
 これが「ハルくん」になるのはいつの日か・・・楽しみにしておきたい所です。

 

 
●サヨの場合

 

 クリスマスデート!

 サヨは他の皆と違って、クリスマス会を欠席して、ユウくんとデート。
 まあ、皆から半ば無理に、デートしてこい圧力をかけられた結果ですけども(^^;

 付き合っている割に、ユウくんを嫌っているようにも見えるサヨですが、
 ハッキリ「嫌いと思ったことはない」と断言していたのは、潔かったですね。
 ただ、やたらと「好き」だの「かわいい」だの言われるのが苦手なのだとか・・・

 そんな話をデート中にもしていましたが、ユウくんはそのあたりを理解していて、
 それでもサヨに対して言い続けていたというのが、面白い所でした。

 友達みたいなままで良いと考えるサヨと、それだけじゃ嫌だと思っているユウくん。
 齟齬がありつつも、何だかんだで良好な関係(?)を築く2人は楽しいです。

 

 
●マキの場合

   

 和解と自覚と・・・

 難攻不落なヤンをクリスマス会に誘うべく、コントを持ち出してしまうマキが愉快。
 でしたけど、実際にコントを披露する中で、彼に言いたいことを伝えられていたのは、
 ケガの功名と言いますか、ピンチを転じてチャンスに変えた面白さがありました。

 初めは戸惑いつつも、マキの言いたいことを受け止めるヤン。
 大事な所は伝わっていませんでしたけど、それでも偏見への謝罪と相手への評価は
 理解されていて、関係修復へと至っていたのは微笑ましかったり。

 ここで重要なのは、マキにせよヤンにせよ、相手の「イヤミ」「変人」っぷりを
 わかっていながら評価している点でしょうね。

 レンくんがマキの“現実”を、少しずつ知って混乱しているのに対して、
 ヤンはその“現実”をクールに受け止めているわけで、この差は大きいように感じます。
 まあ、2人のマキに向ける感情(自覚あるなし)の違いはあるでしょうけども。

 また、ヤンがリコのことを好きだと思っているマキが、そのことを否定するヤンに
 「特別」な存在とはどのようなものかを説いたことで、ヤンが混乱していたのは
 印象的な出来事でありました。

 ヤンにとっての「特別」な存在は、リコなのか、マキなのか・・・
 いよいよ自覚に至ることになるのですが、このあたりは期待が大きいですね。

 

 

【リコとナギ、ついに・・・?】
●ナギの想い

 

 リコとナギ、一触即発の事態から・・・

 ナギと話をする中、フラレると勘違いしたリコは逃げ出します。
 しかしその後、工藤くんがリコを紹介してほしいとナギに頼み、
 いったんは承諾したと知ったリコが激怒して、問い詰めることに・・・

 ここでぶつかり合ったたことで、ナギが自分の心情をしっかり伝えていたのは、
 リコの誤解を解くだけでなく、大きな前進となっていて、喜ばしいことでした。

 連載時、私はまだ、もう一歩ナギが踏み込まなければいけない段階だと
 考えていたのですが、あとがきを読むと、2人は一応くっついたとのことで、
 ちょっと意表を突かれてしまいました。

 とはいえ、ナギの心情を知ったことで、めちゃめちゃ嬉しそうなリコの表情と、
 積極性に拍車のかかる様子が、幸福感に包まれまくっていて、
 見ていてホント楽しかったですね。

 ナギにとって、リコがいかに特別な存在か。
 じっくり伝わってくるやりとりが、高揚感ありましたよ。

 

 などなど、それぞれの動向が面白おかしく描かれつつ、
 リコとナギの関係に大きな一歩が刻まれた13巻。

 おまけ漫画で、工藤くんに毅然(?)とした態度で、リコの紹介を断るナギが
 カッコよかったりもして、彼が男を見せた話でもありましたね。

 さて、一応くっついたとされる2人、ここからどう関係を深めるのでしょうか。
 すんなり交際にまで至るのかどうなのか、また他の面々、とくにヤンの自覚が
 気になりつつ、ますます今後も楽しみです!

 

 

【まんがタイムスペシャル 連載時の感想】

 ◆ 2016年 9月号  リコ、直球勝負

 ◆ 2016年10月号  ヤンをクリスマス会に誘いたいマキ

 ◆ 2016年11月号  コントをやる?やらない?

 ◆ 2016年12月号  サヨの彼への気持ち

 ◆ 2017年 1月号  彼へのクリスマスプレゼントは何にする?

 ◆ 2017年 2月号  謎の少女とレンくん

 ◆ 2017年 3月号  いざ、クリスマス会へ

 ◆ 2017年 4月号  藤女コントに込められたメッセージ

 ◆ 2017年 5月号  マキとヤン、最高のクリスマスプレゼント

 ◆ 2017年 6月号  エノちゃんと、ハルくん(?)

 ◆ 2017年 7月号  リコ vs ナギ

 ◆ 2017年 8月号  ナギの歩み寄りと、リコの喜び

 ◆ 2017年 9月号  サヨ・ユウ、クリスマスデート

  

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【謹賀新年】 4コマオブザイヤー2016 参加しました!

2017年01月01日 | ◆4コマ漫画 感想

あけまして、おめでとうございます。

 

毎年恒例となりました「4コマオブザイヤー」。

昨年(2016)も、参加させていただきました。

 

昨年の記事はこちら

私の選出作品は、こちらをご覧ください。


そして、今年の結果はこちらとなっています。

 

無論、他にも、新刊部門では

『終活女子高生』 『でっかいんちょ』 『おしかけツインテール』 『音無さんは破壊神!』
『妄想テレパシー』 『さわらせてっ!あみかさん』 『おひとり食堂』 『リトル・リトル・アリス』
『ガーリッシュナンバー修羅』 『照子ちゃんは恥ずかしがり屋』 『ラストピア』
なども、候補でした。

 

既刊部門では、

『らいか・デイズ』 『軍師ちゃんとよばないで』 『とりきっさ』 『のぶながちゃん公記』
『月刊少女野崎くん』 『氷室の天地 Fate/school life』 『幸腹グラフィティ』
『箱庭ひなたぼっこ』 『いぬにほん印刷製版部』 『みりたり!乙型』 『アンネッタの散歩道』
『トモちゃんは女の子!』 『スキップAD!いろはちゃん』 『ブレンド・S』 『咲日和』
『ラディカル・ホスピタル』 『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』 『ポヨポヨ観察日記』
『ちょっとかわいいアイアンメイデン』 『そよ風テイクオフ』 『姫のためなら死ねる』
『笑って!外村さん』 『お姉ちゃんが来た』 『ポイズンガール』 『キルミーベイベー』
『箱入りドロップス』 『夢からさめても』 『チェリーブロッサム!』 『孔明のヨメ。』
『まんがの装丁屋さん』 『鉄仮面のイブキさん』 『ぱわーおぶすまいる。』 『カスタムメイド』
『信長の忍び』 『スケッチブック』 『まちカドまぞく』 『へんてこバスと飴玉くるり』
『ひだまりスケッチ』 『ななこまっしぐら!』 『ハートオブtheガール』などなど、

挙げればキリがありません。
他にも挙げきれてない作品はあるやも・・・


そんなこんなで、昨年もお疲れ様でした。
今年もまた、様々な4コマ漫画を読んでいきたいですね。
最近、なかなか新規開拓ができず、感想書いている4コマ誌に偏り気味なもので。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

 

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◆『恋愛ラボ』12巻・感想 文化祭にて全方位恋愛模様、そして…!?

2016年11月17日 | ◆4コマ漫画 感想

『恋愛ラボ』12巻 (宮原るり 先生)

 

 作者は、宮原るり先生 (サイト:ヘッポコロジー

 表紙は、ナギとリコ!
 ・・・ですが、ナギの胸元をつかみあげるリコという構図。
 その意味するところは・・・!? といった大進展の12巻であります。 

 

 

【文化祭で動くそれぞれの恋模様】
●リコ&ナギ・・・ 告白!

 

 ついに、この時が!!!

 藤崎女学院の創立100周年記念式典から、藤女の文化祭、
 さらに南中との合同文化祭という、めまぐるしいスケジュールの12巻。

 その中で、一大決心をして臨んだリコ。
 ナギを追いかけ、かつての彼の告白に気づけなかったことを謝りつつ、
 出てきた言葉は・・・「大好きだ」。

 1度は、恥ずかしさから誤魔化そうとしたものの、
 逃げてはダメだと自分に言い聞かせ、自分の想いが特別なものであることを、
 赤面しながらも、しっかり告白する場面には、震えるほどヒートしましたね!

 

 

  

 2人の関係はどうなるのか?

 告白後、勢いに任せて、あれこれまくしたてるリコでしたが、
 「余計なことばっか言った~」なんて、ヒドイ告白になったことに
 身悶えしています。

 それでも後悔しているわけではない所は良いですね。
 これだけ自分をさらしたのだから、後は攻めあるのみと考えているのが頼もしい。

 まあ、告白なんて理想通りにいくことはまれでしょうし、多少みっともなくとも、
 自分の想いを伝えられれば成功と言っても、過言ではないでしょう。

 一方で、告白を受けたナギは、突然のことに戸惑っている様子。
 過去のことから、リコに振り回されまいと構えつつも、自分の気持ちにどう向き合うか
 悩みまくっていて、リコから逃げてしまう状態になっています。

 かつて(ずっと?)好きだった人からの告白。
 けれど、1度は自分からの告白をかわされたわけで、心中複雑なのも当然ですね。

 ただ、ボールはリコから投げられているわけで、次にボールを返さなければならないのは
 ナギの方なのですから、ここからどう彼の気持ちが固まってゆくのかには注目したい所です。

 

 

●マキとヤン

  

 自覚の扉を開くマキと、変化しつつあるヤン。

 サヨ先輩とユウくんの関係を見て、己の気持ちに気づいてしまうマキ。
 苦手だった彼のことを好きになる、そんな関係と自分を重ねたようで・・・

 はじめは何かの間違いだと、自分で否定しようとするものの、
 何かとヤンのことをかばったり、彼が正当に評価されると嬉しくなったりすることで、
 ついに認めざるを得なくなってしまうところは、誠実かつ可愛らしかったですね。

 一方でヤンも、マキがやたらと自分のために頑張ってくれることや、
 嬉しそうにしているのを見て、彼女をだいぶ意識してしまっている様子。

 このあたり、じっくり歩み寄りつつあるといった雰囲気。
 ついにマキが自覚を持ったことで、色々と動き出しそうではありますが、さて?

 

 

●エノとハル会長

  

 こちらも告白・・・かな?

 合同文化祭で会うのを楽しみにしつつも、恥ずかしがるエノ。
 しかし、ハル会長が南中女子に囲まれているのを見て、一気に不機嫌になったり、
 コロコロ変化する彼女の心情が面白かった。

 のですが、体育祭の時、ハル会長の学ランを借りたかったのは自分だと、
 彼に知られてしまって逃げ出すエノ。

 その後、ハル会長は何かの誤解だろうと考えていたのですが、
 エノが回りくどい言い方で、誤解ではないことを伝えていたのは、
 これまた告白っぽくて熱い展開でありました。

 まあ遠まわしすぎて、ハル会長も困惑している所がまだまだなのですが、
 それでも天然の「かけひき」が始まったりして、この2人の関係も気になります。

 

 

 

●サヨとユウ、スズとレン

  

 ここでも大きな進展が・・・?

 この12巻で、リコに次いで注目すべきなのは、サヨ&ユウでしょう。
 文化祭にやってきたユウくんが、そこでハル会長と話をするサヨを目撃。
 そこから2人の関係を誤解をしてしまい・・・

 なんて感じだったものの、めそめそするユウくんを一喝しながら、
 彼が自分の恋人であることを、高らかに宣言するサヨが素晴らしかったですね。

 あれだけ苦手にしていたユウくんを、他人の前で恋人認定。
 サヨにしてみれば思い切ったことを言っているわけで、感慨深いのですけども、
 その後、彼から逃げ回る姿は愉快でした!

 そして、スズ。
 レンくんに会った際、マキの話題を出されて胸が痛んだり、マキとの関係進展に
 協力を求められて思わず拒否してしまうあたり、無自覚ながらも重症っぽい。

 さらに、マキを意識して髪を伸ばそうなんて言い出すなど、
 レンくんに対する思いを深めている感がありましたね。

 サヨはすでに、ユウくんとは交際しているわけですが、スズの方は自覚もまだっぽく、
 これからといった雰囲気で、ここからどうなってゆくのかは見所かもしれません。

 

 

【その他】
●新聞同好会と、モブ男子

  

 文化祭で接近。

 12巻のおまけ(追加)要素だったのが、新聞同好会とモブ男子のお話。
 文化祭の取材をする同好会と、演劇のシナリオを書いたモブ男子たちが、思わぬ接近?

 まあ、取材対象だっただけですけども、藤女の女子と直接話をできたというので、
 線数が増える男子たちには笑いました!

 そして、一番大事なのは、新聞同好会に大きな変化がやってきたこと。
 実は「まんがタイムスペシャル 2016年12月号」で、新聞同好会が「新聞部」と
 表記されていたのですが、私はそれについてスルーしてしまったのですよね。

 いや、正直な話、「あれ?部だったっけ??」とは思ったのですが、
 どこかで部に昇格したのを失念しているだけかも、と考えて言及できなかったのです。
 その真相が、このおまけ漫画で描かれていて、ようやく得心できました。

 そう、新聞同会が「部」になるお話。
 これには「やられた~!」となってしまいましたよ、素晴らしかった!

 

 
●どこかで見た人々

  

 他作品からのゲストさんたちも・・・

 『みそララ』のスズ兄と姉は、これまでも登場していたのでお馴染みですけど、
 『僕らはみんな河合荘』から、住子さんと喫茶店の店主さんが出てきたのは驚きでした。

 相変わらずのシスコンぶりを発揮する兄と姉が可笑しかったり、
 藤女OGとして河合荘関連の人たちが出てきたのも楽しかった!

 これらの作品は、岐穂市という世界でつながっていて、こうして同じ時間を共有している
 と考えますと、なかなか趣深いものがありますね。

 ただ「みそララ」は、第一部完したままなのですけど、いつか再開するのでしょうか。
 私、気になります!

 

 などなど、全方位で恋愛加速となった12巻。
 リコの告白にナギはどう返事をするのか? 自分の心を自覚したマキの行動は?
 エノとハル会長の“かけひき”はどこへ行きつくのか? スズの自覚はいつになる?

 サヨはまあ平常運転でしょうけど(ォィ、それ以上の進展があるのかないのか・・・
 諸々が気になりつつ、次はクリスマス会が大きなイベントになりそうということで、
 今後もますます楽しみです!

  

 

【まんがタイムスペシャル 連載時の感想】

 ◆ 2015年 7月号  藤崎女学院、創立100周年記念式典

 ◆ 2015年 8月号  藤女文化祭、スズの占い

 ◆ 2015年 9月号  スズと姉と兄とレン

 ◆ 2015年11月号  合同文化祭、始まる

 ◆ 2015年12月号  素敵な王妃とリコ、そしてサヨ&ユウ

 ◆ 2016年 1月号  マキの自覚と、ナギ追うリコ

 ◆ 2016年 2月号  リコ、告白!!!

 ◆ 2016年 3月号  スズ大活躍! ユウくんはお笑い担当

 ◆ 2016年 4月号  合同文化祭の終了

 ◆ 2016年 5月号  マキ、ヤンを討つ! そしてエノも告白・・・?

 ◆ 2016年 6月号  生徒会の打ち上げ、それぞれの課題

 ◆ 2016年 7月号  告白その後、リコの攻め姿勢

 ◆ 2016年 8月号  エノ&ハル、恋のかけひき・・・?

 

 

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◆ 4コマオブザイヤー2015 参加!

2015年12月12日 | ◆4コマ漫画 感想

毎年恒例となりました「4コマオブザイヤー」。

今年も参加させていただきます。

 

昨年の記事はこちら

今年の投票作品は、こちらをご参照ください

 

毎年言ってますけど、選びきれるはずがありません。

新刊部門では、投票先でも書きましたが、きらら系でも、
『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』『ブレンド・S』『カスタムメイド!』
『まちカドまぞく』『すわっぷ⇔すわっぷ』の他、
『うらら迷路帖』『へんてこバスと飴玉くるり』『軍師姫』なども候補でした。

また、『まりあ17』『みりたり!乙型』『いぬにほん印刷製版部』
『ノヒマンガ』『とりきっさ』『政宗くんと景綱くん』『まんがの装丁屋さん』
『トモちゃんは女の子』『まほろばきっさ』『航海王子の優雅な船旅』などなど・・・

 

既刊部門は、ありすぎて選びきれないのは当たり前。

『凪くんの不運な棚ぼた』『レーカン!』『笑って!外村さん』
『らいか・デイズ』『咲日和』『幸腹グラフィティ』『となりのなにげさん』
『艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!』
『ラディカル・ホスピタル』『月刊少女野崎くん』『お姉ちゃんが来た』
『ひだまりスケッチ』『アンネッタの散歩道』『犬神さんと猫山さん』
『姫のためなら死ねる』『路傍のミオ』『ゲキカラ文化交流』『チェリ―ブロッサム』
『シロクマと不明局』『青春過剰Sisters』『夢からさめても』『先生ロックオン!』
『大家さんは思春期!』『数学女子』『よゆう酌々』『棺担ぎのクロ ~懐中旅話~』
『ゆずりはコーポレーション』『きしとおひめさま』『リコーダーとランドセル』
『けんもほろろ』『箱入りドロップス』『平成生まれ2』『信長の忍び』
『鉄仮面のイブキさん』『となりのエロチカちゃん』『城下町のダンデライオン』
『ボク恋コンダクター』『兄がライバル』『孔明のヨメ。』『小杉センセイはコドモ好き』
『小森さんは断れない!』『いちごの入ったソーダ水』『アリノス・ワンダーランド』
『あいまいみー』『うしろのご先祖さま』などなど、挙げればキリがありません!

 

それに、今年も定期購読4コマ誌以外の作品を、あまり読めておらず、
もっと読みたいな~というあたりが、今後の課題になりそうです。
そんな感じで、来年も様々な4コマ漫画、読みたいですね!

 

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◆ 『恋愛ラボ』11巻・感想 自信のなさと、それへの叱咤と

2015年08月28日 | ◆4コマ漫画 感想

『恋愛ラボ』11巻 (宮原るり 先生)

 

 作者は、宮原るり先生 (サイト:ヘッポコロジー

 表紙は、エノ&ハル会長!
 11巻では、この2人をメインに話が進みつつ、
 マキの変化や、リコの過去についての話などなど、
 それぞれの恋愛模様が繰り広げられています。

 が、そこに暗雲が立ち込めて・・・?
 
 
  

【エノとハル会長】
●メールを通じて深まる関係

  

 2人のメールのやりとり。

 生徒会の交流で行われていたメールのやりとりから、
 いつの間にやら、2人の交流が始まることに・・・

 そこでハル会長は、エノに相談相手を頼んだことで、
 エノが大喜びしていたのは、微笑ましかったですね~。

 好きな人とメル友になれたことで、より一層の結びつきを感じられる
 ということでしょうか、メル友になったと、生徒会で自慢する所が面白かった!
 浮かれて調子に乗るあたり、エノらしくて可愛いかも?

 
  

●自信のなさと叱咤

  

 ハル会長の悩みと、エノの励まし。

 「いい人」で知られ、人望があり、いつも笑顔で温和なハル会長。
 しかし、そんな彼にも悩みがあって・・・

 エノとのメールのやりとりでも見られた、ハル会長の自信のなさ。
 それは、ヤンに対して感じるコンプレックスが原因というから、根が深い。

 優秀な補佐がこなす仕事量に引け目を感じ、自分が役にたっているのかと
 疑問に思っているあたり、彼の責任感の強さが見える気もしますが、
 それだけに、ヤンにおんぶ抱っこになっている状況を申し訳なく思っている様子。

 けれど、そんな自信なさげなハル会長に対し、
 エノが一生懸命になって励まそうとするのは、けなげでしたね~。

 彼の自己評価の低さに、いらだちを覚えてしまうエノ。
 そこには、ハル会長の境遇を、かつての自分に重ねている部分もあって、
 ゆえに、思わず説教モードに入ってしまいっていたのも、うなずけます。

 けれど、この“説教”は、彼への励まし。
 ハル会長を思えばこその叱咤であって、決して不快なものではなく、
 だからこそ、ハル会長もエノの言葉を、きちんと受け止めることができたのでしょう。

 そんな風に、見事にかみ合った2人のやりとりが、楽しかった!
 エノは後悔してましたけど、ハル会長に自分を大きく印象付ける一歩になったはずで、
 これからの2人の関係がどのように変化してゆくのか、気になる所です。

 
  

●マキへの心情

 

 エノのマキに対する想い。

 そして、ハル会長への説教で語られ、「おまけ」で描かれていたエノの心情。
 こちらは非常に興味深かったですね~。

 マキの姉・夏帆に憧れていたエノは、その妹であるマキに対しても、
 尋常ならざるほどの好意を抱いていた様子。

 そうした無垢な好意の向け方が可愛らしかったりもしましたけど、
 かつて生徒会を去ったエノが、マキから逃げ出し、彼女を1人にしたことについて、
 自分の口から語っていたのは、印象深い場面でありました。

 このあたりは序盤の話でしたけど、エノがしっかりとマキのことを気にかけていたと
 わかったことで、長い間、のどに刺さった小骨が取れたような爽快感を覚えましたね。

 エノのマキに対する信頼、親愛、かつて感じた後ろめたさなど、
 諸々の心情が感じ取れて、素敵でした。
 
 
 
 

【その他の動き】
●リコ&ナギ マキ&ヤン

  

 メイン2組の動きも気になりますが・・・

 リコの方は過去話が、マキの方はヤンを意識し始めている様子が、
 それぞれ楽しかったり、先行き不透明な状況になったり。

 小学生時代、誰かを好きになったと思ったら、すぐ別の男子を好きになるリコ。
 それにいらだちを覚えていたのは、ナギだけでなく、ヤンもだったというあたり、
 なかなか気になる所ではありました。

 ただ、ヤンの方は、リコが昔とは違うことを悟っている一方で、
 ナギの方は、いまだに「告白」のことを引きずり、過去に囚われている様子。
 そのことを、ヤンが「意外と面倒」と評していたのは面白かったですね。

  
 

●スズ&レン サヨ&ユウ

  

 自信のなさへの励ましと、再会エピソード。

 スズとレンのやりとりでは、スズがなぜ自信を持てないかを、
 レンくんが的確に読み取って、一見冷たい言葉を浴びせつつも、
 きちんと励ましていたのが、爽やかでしたね。

 エノとハル会長とは立場が逆でしたけど、自信喪失している相手を
 叱咤しつつ励ます・励まされる感覚は、共通して素晴らしいものでありました。

 そしてサヨの方は、ユウくんと再会したときのエピソードが意外なもので、
 思わず「うひょー!」でしたね!

 エノ曰く「そのまま抱きつきかねない勢い」だったとか、レアなサヨの姿に乾杯!
 まあ、今では後悔しきっていて、本気で嘆いているのは笑いましたけど(^^;

 
 

●そして・・・

 

 リコの記憶。

 ナギから告白されてフッたという記憶は、リコにはなかったものの、
 リコ母・由美子さんは覚えていて、ここでのやりとりが素敵でしたね。

 由美子さんは、子供の頃の告白が「大事なこと」だと述べ、
 だからこそ、ヒントを出しつつも、リコ自身が思い出すようにと促していたのが、
 とても好印象・好感触でありました。

 子供であっても、恋心は本物で、それを受け止める側にも真摯さが求められる
 といった姿勢に、感服してしまいましたよ。

 そして、ある写真をきっかけに、ついにリコの記憶が・・・?
 なんて展開に、今後を期待せざるを得ませんね。

 
 また、「あとがき」にもあるように、これにて文化祭ふくめ、
 様々な“準備”が整ったわけで、次巻ではいったい何が起こるのか?

 エノとハル会長の間に立ち込める暗雲、マキとヤンの間の行き違いからくる誤解、
 サヨとユウくんの関係に進展はあるのかどうか・・・ などなど、
 リコ以外にも気になる要素は色々で、はたしてどうなってしまうのか?

 諸々気になりつつ、次巻も楽しみです!


 
 
 

【まんがタイムスペシャル 連載時感想】

 2014年 8月号  エノ&ハル、メールで深まる関係

 2014年 9月号  恋愛研究は役に立っているのか問題

 2014年10月号  “魔術師”ヤン爆誕! そして、リコとナギの過去

 2014年11月号  マキの心情の変化と、それに気づくリコ

 2014年12月号  リコにとっての「大事なこと」

 2015年 1月号  【恋愛研究?】トイレ申告問題、そしてハル会長の悩み

 まんがタイム 2013年 9月号  姉・夏帆からみたマキ

 2015年 2月号  エノのコンプレックスと叱咤

 2015年 3月号  魔王におびえるスズ、そして暗雲・・・?

 2015年 4月号  好きな人に好きな人がいるということ

 2015年 5月号  レンの語るスズが自信を持てない理由

 2015年 6月号  お疲れヤンとハル会長、そしてリコの記憶・・・
 
 

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