五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフ 感想

2018年03月30日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2018年5月号

 

 表紙は、桜舞う中、笑顔でお団子、ミカちゃん!
 お団子はタローくんに食べさせてますが、何にせよ春めいております。
 他、ゲスト作品や短期集中連載作品など、色々!

 

 

 今月の「親族関係ひろがるで賞」は、『がーでん姉妹』

 

 今回、みんなでおじいちゃんの家へ・・・

 と言っても、ママさんの前の夫さんの父上にあたる方で、
 池子さんや三つ子さんと血縁関係にあるものの、カナリさんや蝶子さん・樹太くん
 とは血のつながりがない関係で、なかなか複雑ですね。

 しかし、それでもおじいちゃんは笑顔で、カナリちゃんに大学入学祝を渡したり、
 蝶子さんや樹太くんも「孫」として可愛がったりと、分け隔てない対応が大らかで、
 やさしく感じられるあたり、好印象でありました。

 また、前夫さんの奥さんと、ママさんも仲良しだったり、
 これだけ入り乱れながら平穏な大家族を形成しているのも、面白い所でしたね。

 

 

【コミックス4巻、発売中!】

●紡木さん家の場合 (碓井尻尾 先生)

  

 スーパー銭湯で大勝負!?

 銭湯の休憩所の卓球で、命がけの勝負をする父子が相変わらず(^^;
 ということで、スーパー銭湯に来た紡木家の面々と、菊池さんとアヤさん。

 アヤさんが誘ったとのことで、父子だけでは結ちゃんを連れてこれないため、
 ありがたいと述べる父上でしたが、当然、お風呂は男女別。
 結ちゃん・菊池さん・アヤさんで組むと、残ったのは父と子と・・・

 そんなわけで、争い始めてしまう2人が面白かった。
 まあ、父上が女湯に一緒に入りたいとか、寝言を言い出したことが原因でしたけど。

 その後、警備員さんに追われ、たどり着いたサウナにて、再び勝負!
 女湯のキャッキャウフフな雰囲気と、男湯の戦いな空気感のギャップが可笑しかった。

 そして、つやつやになる女性陣と、干乾びた男性陣の落差で笑!
 しかも風呂入ってないとか、何やってんだ父と子よ(´▽`;)
 そんなオチに大笑いしつつ、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●みっちゃんとアルバート (森長あやみ 先生)

  

 クマみたいな宇宙人と女子大生の同居生活4コマ!

 「まんがライフオリジナル」にて連載中。 コミックス1巻は5月発売!
 女子大生の花室みつこさん(通称みっちゃん)は、色々あって宇宙人アルバートを
 ホームステイで受け入れて同居生活中。 そんな2人の日常が描かれます。

 今回は、健康志向に目覚めるアルバート。
 TVでトマトが健康にいいと聞けば、さっそく買いに行くも、売り切れ。
 それはともかく、お酒を買ってくるあたり、本末転倒さが愉快です。

 さらに、TVの影響は大きく、どこへ行っても売り切ればかり。
 それでも健康志向を貫こうと、野菜は有機栽培、アイスはバニラしか食べないとか
 言い出すものの、みつこさんにツッコミ入れられていて笑!

 有機栽培にせよ、バニラにせよ、そんな簡単なものではないと知って、
 ついにアルバートは断食にまで至るも、さすがに耐えきれず、しぼんでいたのは
 不気味だけども面白かった(´▽`;)

 などなど、健康に命を燃やしたアルバート。
 食事はバランスよくとりましょうという、みつこさんからの教訓を胸に刻みつつ・・・
 今後も楽しみです!

 

 

【コミックス43巻、発売中!】

●ぼのぼの (いがらしみきお 先生)

  

 「海も変わるんだよの巻 その1」。

 ぼの父が海を眺めているようですが、海に見える岩が小さくなっているとのこと。
 つまり、それは海の水位が上がって来ている証であるものの、そのことを
 ぼのに説明するため、土と石を使って実演していたのは愉快でした。

 そして、ぼのから「海が深くなって来たら、なにか困るの?」と聞かれ、
 地上が水没する可能性を示唆していて、確かにそうなったら困りますね。

 さらに海に潜って、かつての水位と現在の水位を比べると、確かに上がっていて
 急激な上昇もあり得そうな所が不安ですけど、ぼのは潮には満ち引きがあると述べ、
 あまり心配していないあたり、ノンキというか頼もしいというか・・・

 また、水位が上がった時のシミュレーションをおこなって、
 お腹より上に水が来たらダメだと、泣いてしまうぼのは可笑しかった(^^;

 などなど、海が変わり始めている予感が漂うお話でしたが、
 これがどのような変化をもたらすのか、程度もわからないので何とも言えませんが、
 これからの展開に注目しつつ・・・今後も楽しみです!

 

 

【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、道長殺人事件の真相が明らかに!
 仲の悪い伊周くんと、口紅の話題で盛り上がって、あんなことになるなんて・・・
 せっかく仲良くなったと思ったのに、後の確執はここから始まったんですね(違)

 

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

 佐藤さんの恩師が・・・来る!?
 ということで、いつにも増して張り切っている佐藤さんがキレッキレ。
 主任に似ているとのことで、まさかの女性らしいですが、さて、どんな人なのか?
 と気になる今回でしたけど、張り切りまくる佐藤さんが面白く、みなぎってましたね。
 そして肝心の恩師さん、佐藤さんですら気配を察知できないほどとは(´▽`;)
 これは、とんでもない人が出てきたもので、今後の登場にも期待したくなります!

 

●四ツ谷姉妹は相容れない (瀬川あべる 先生) 

 似てないけれど、仲良し双子のお話が、短期集中連載!
 新聞部の図書委員(通称)さんから「好きなタイプ」を聞かれる2人。
 そんな図書さんは「泉のしもべ」とのことで、Sっ気ある泉さんがお好きらしい(^^;
 そして、遥さんの好きなタイプは「パパみたいなやさしい」人とのことで、ほのぼの。
 一方、泉さんは古典の松下先生のようなタイプが好みのようで、冴えないおじさんと
 図書さんは意外そうでしたが、温和でのどかな感じが、好感持てて納得ですね。

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生) 

 2本立ての1本目は、一香さんの口が△じゃなくなって・・・
 以前のように、ゲームキャラをマネて別人になっているらしく、普通に姉っぽい(^^;

 そんな様子が面白くも、厳しいタイプで、さらにアクシデントが起きて、朋也くんが
 一香さんの下着を見てしまい、ビンタをくらってショックを受けていたのは、気の毒。
 でしたけど、ひょんなことから元に戻って、一件落着だったのはよかった。
 しかし、いつもの一香さんが下着を見られての反応が、さっきと違いすぎて笑!

 2本目は、藤咲さんのお悩み。
 ということで、胸の大きさ談義に盛り上がっていましたけど、村瀬さんはスポーツブラ
 だとか、今からちゃんとしたブラつけないと形が悪くなるとか、勉強になりますね(ぇ
 そして何より、マリナっち母に出会って受けたアドバイスが最強でありました(ォィ
 あと、マリナっちさんのあだ名に笑! 先輩ですよ(´▽`;)

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 智美さんがケガ!?
 「ちょっとしたDV」とか言ってますけど、付き合ってた男性に「ばちーん!」とか。
 とんでもない男だと、みおさんもお怒りですが、そこは智美さんですからね、
 「社会的制裁が下されるように手配した」と笑顔で語るあたり、さすがすぎます(^^;
 父上に似ていたことがスキになったようですけど、外見が好みなら内面が困った人でも
 好きになるか?という問題は、難しいと感じますね。 みおさんは大丈夫そうですが。

 

●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生)

 今回は、国語教師の宇津聖奈先生が相談者で、内容は「SNS探偵」に関するもの。
 SNSで何かツイートすると、知らない人から深読みで余計な指摘が飛んでくる現象。
 勝手な推測で、見当違いのツッコミを受けても困るだけですが、した方は得意気だったり。
 また、何かひどい目に遭った人に、落ち度があったのではと言ってくる「天罰信仰」。
 これも面倒くさいですよねえ・・・ 言ってる方はそれを当然と思ったりしてますし。
 それに、アスクミ先生の語る対応策も、世知辛さを感じてしまったりで、複雑でしたよ。

 

 

【新人4コマ杯 2月期月間賞】

・今村さんと今村さん (コナタエル 先生)

 

 ちょっとおかしな女子高生のコンビニ事情・・・?

 今村優亞さん(15)、コンビニで何かを買おうとしてますが、
 ウロウロするばかりで踏み出せず、もう1人の少女に呼びかけられて・・・

 と始まるお話で、どうも肉まんを買いたかったらしい優亞さんが、
 タイミングが悪かったり、色々と気にし過ぎて買えない様子が可笑しい内容。
 もう1人の少女がツッコミ役になって、そんな優亞さんのボケに付き合う形ですね。

 このもう1人の少女も「今村さん」なのでしょうか。
 まだよくわからない部分もあるので、まとめて読んでみたいものです。

 


◆ まんがライフオリジナル 感想

2018年03月29日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2018年4月号

 

 表紙は、菜の花に囲まれるちぃちゃん!
 一面、黄色に映えた風景がまぶしく、春の訪れを思わせます。
 他、小坂&王嶋先生はお料理、クレオパトラ様はお風呂と、バラバラ(^^;

 

 

 今月の「売りぃぃぃぃで賞」は、『ちぃちゃんのおしながき』

 

 今回、三葉さんがダイエット?

 ということで、ソバ粉を大量に仕入れ、ソバを作ることで体を動かす
 なんて考える三葉さんでしたけど、なかなか上手くいかず・・・

 そこで、ちぃちゃんがさすがの腕前で、おソバを作るのですが、
 「ムダムダムダムダ」言い出して、「オラオラオラ」とソバ粉を引き延ばし、
 ついに「特殊能力(スタンド)使い」の称号を得ていたのは笑いました!

 でもって、きちんと売り物に仕上げて、さすがソバ屋と言われていたのは愉快。
 さらに、思わぬ効果でダイエットにも成功してましたし、ソバってスゴイ(ぇ

 

 

【祝・重版2本立て!】

●新婚よそじのメシ事情 (小坂俊史 先生)

  

 コミックスが重版したとのことで、2本立て!

 1本目は、山口の郷土料理・かわらそばを食べたい小坂先生。
 帰省の際、食べそこなったらしく、「むしょうに食べたくなってきた」と述べてます。

 そこで、王嶋先生がどのような食べ物かを聞いてますが、瓦に載せて食べるとか、
 なかなか面白い料理みたいで興味を引かれますね。

 さすがに瓦は使わなかったものの、聞いた話から「かわらそば」を再現。
 その時、小坂先生が感じた淋しさや、奥方に対する申し訳なさには、
 納得しつつ、しみじみしたものがありましたね。

 けれど、王嶋先生が「おいしい」と喜び、小坂先生も嬉しそうにしたことで、
 そうした申し訳なさを払拭した感覚が伝わって来て、よかった。

 結婚による「家」「故郷」の混ざり合いが、郷土料理を通じて感じられる一遍。
 頭のソウルフードに笑いつつも、ご夫婦、ほのぼのしたものがありましたね。

 
 2本目は、苦手な食べ物。
 小坂先生は「しいたけ」がダメらしく、食材としては優秀なのに、
 料理の幅を狭めてしまっているとは、残念無念。

 王嶋先生も苦手なものはあるけれど、食生活に影響が少ないものなので、
 小坂先生の立場がないという点は、面白い所でした。

 ・・・と思っていたら、とある食べ物が食卓に出てこないことに気付いた小坂先生。
 王嶋先生に尋ねた所、「食べものではないリスト」に入っているらしく、
 そのことを告げる際の目つきに笑! そこまでですか~美味しいのに。

 いや、あれは玉子かけで食べてみると、よろしいんじゃないでしょうかね?
 ネバネバもだいぶやわらぎますし・・・ どうなんだろう。

 などなど、新婚メシ事情、相変わらずではありますが、
 身近な食の楽しさと難しさを感じつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

【4月7日、コミックス発売・ゲスト作品】

●魔法少女サン&ムーン ~推定62歳~ (サメマチオ 先生)

  

 魔法少女は62歳・・・!?

 【主な登場人物】
 ・かずこ  : 元魔法少女76歳。 孫の顔を見るまで生きたいと、再び魔法少女に。
 ・よしえ  : 元魔法少女76歳。 かずこさんの願いを叶えるために付き合う。

 「まんがライフWIN」にて完結! 4月7日、コミックス発売!
 かつて魔法少女だったかずこさんは、ガンで余命3ヵ月。
 しかし、生まれる孫の顔を見るべく、延命のために再び魔法少女に変身することに・・・

 といった感じのお話で、割と哀しい背景がある作品ですね。
 変身することによって、身体の時間が止まるらしく、それで命をつなぎたいと
 考えているかずこさんと、それに付き合うよしえさんの日常が描かれます。

 ちなみに「推定62歳」とあるのは、実際には76歳であるものの、
 それまで変身して止まった時間を考えてのもののようですね。

 すでに本編は完結しておりますので、今回は番外編。
 変身して海で遊ぶ2人が、悲しい現状を背負っているとは感じさせない楽しさで、
 まさに、こんな時がずっと続けばいいのにね、的な雰囲気を醸し出していました。

 ただ、彼女たちが現在「推定62歳」であるのも未来を考えてのことで、
 不老不死を望んでいるわけではないことに、やはり悲哀を覚えずにはいられません。

 だから再び時間は動き出し、ガンは進行する。
 有限の時を生きることに、意味を見出しながら・・・
 などと考えつつ、コミックスが4月7日発売とのことで、注目です!

 

 

【その他】 

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

 コミックス13巻は、4月17日発売! そんな今回、沙夜さんがお泊り。
 あつみさんの両親がいないとのことで、沙夜さんが泊まりに来ますが、
 あつし君は少し不満顔・・・と思ったら、おやつの量を気にするとか子供(^^;
 夕食も、ジャンクフード満載で、食後のおやつ付という禁断の食卓に!
 そうしたお泊り模様が楽しくありつつ、食後の歯磨きでは、あつし君の子供さに
 不満そうな沙夜さんだったものの、やはりカッコイイと惹かれる所が面白かった。

 

●晴れのちシンデレラ (宮成楽 先生) 

 お嬢様には未知の空間、それがコンビニ!
 実は、晴さんが1度敗北を喫したとのことで、コンビニの手ごわさがわかります(ぇ
 まあ「情報量が多い」のは確かにですけど、入り口の音を「トラップ」と思って
 慌てるあたり、さすがに世間知らず過ぎて笑! 逃げ出す晴さんが気の毒ながら愉快。
 そこで、あたる君と一緒にコンビニ探検隊となるも、挙動不審で怪しまれ・・・
 るかと思いきや、ほのぼのオチになる所はさすがでしたね。

 

●そのアパート、座敷童子付き物件につき… (小夏ゆーた 先生)

 アパート前に子供が1人・・・迷子かと思いきや?
 ということで今回、陽さんの「うちの子」晴くんが登場しましたが、「うちの子」に

 反応してしまう竜太郎さんが愉快(´▽`;) 親戚の子で、春休みに遊びに来てると。
 沙和さんが見えるも、彼の狙いは陽さんで、竜太郎さんとライバル関係になっていて笑!
 晴くんが陽さんと一緒にお風呂に入ろうとするのを、阻止しようとして大人げないし。
 でも、2人で話をすることで、竜太郎さんが晴くんを認めていたのは、よかった。

 

●クレオパトラな日々 (柳原満月 先生) 

 カエサルと、図らずも一夜を過ごしてしまったクレオパトラ。
 彼女が初めてだったことで動揺するカエサルが可愛いですけど、クレオパトラは
 けっこう堂々としたもので、さすがといった所でしょうか・・・とはいえ、
 カルミオンさんの前では甘えん坊に戻っていましたけども(´▽`;) そこも可愛い。
 そして、ローマの後ろ盾を得たクレオパオラは共同統治者に返り咲き、弟くんも喜び、
 一件落着・・・とはいかないでしょうね。 そんな中でも、アポロドロスには笑!

 

●みっちゃんとアルバート (森長あやみ 先生)

 コミックス1巻は、5月発売! そんな今回、アルバートが帰れる・・・かも?
 壊れた通信機をみつこさんが直してしまい、祖父さんと通信できたのですが、
 この祖父さん、厳しい人(クマ?)のようで、迎えに来てくれそうになくて可笑しい。
 そこで、アルバートは一計を案じ、みつこさんに殴ってもらうのですが・・・
 なんて話でしたけど、妙な誤解をされて、むしろ帰還が遠ざかっていたのは愉快。
 でも、通信はできる状態になったのだから、いつか帰れる日も来るのかも?ですね。

 


◆ まんがタイム 感想

2018年03月26日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2018年4月号

 

 表紙は、たけのこ掘りの部長代理さん!
 ハチマキまいて気合満点、大きなのを掘り当てて嬉しそうです。
 他、あみかさんも白石さんも竹田くんも、たけのこ尽くし!

 今月号は、最終回作品が7つもあって大変でした。
 次号より、休刊したジャンボやファミリーからの移籍組が来るようで・・・

 

 

 今月の「竹田・デイズで賞」は、『竹田・デイズ』

 

 今回、『らいか・デイズ』特別企画で、竹田くん主役のお話!

 いつも通りながらも、竹田くん視点で描かれる彼の生活が面白い。
 塾や夕飯の支度で忙しい彼は、なかなか友達とも遊べず、そんな姿を
 らいかさんに見られて、同情されているのかと思いきや? な様子に笑!

 そして、寺田雄二先生の作品を読んで、本人にサインをもらいに行く行動力。
 ここでユージくんが出てきたのも楽しかったし、竹田くんとの絡みが愉快で、
 編集さんも含めたやりとりに、笑いっぱなしでした。

 寺田雄二(ユージ)くんは『だって愛してる』の登場人物で、
 こちらでは竹田くんと仲良し(?)なんですよねえ。

 寺田先生の本を読む姿を見て「知らない顔」をする竹田くんを目撃したらいかさん。
 このあたりの風情も良い感じでありました。

 そんこんなで、いつも通りの竹田くんと、いつもと少し違った顔を見せた彼のお話。
 他にも得票数の多かった、らいか母やマッキー、紺太先生の「デイズ」も
 いつか見てみたいかもですね!

 

 

【最終回!】

●見晴らし良子さま (きなこ 先生)

  

 貧乏だけどお嬢様と思われている少女のお話も・・・ 最終回!

 最後も、変わらずお嬢様と誤解されながらも、どこ吹く風のマイペースな良子さん。
 女子がヒソヒソ噂するワケあり転任教師に、「ワケあり、個性があって好き」と
 フォローしてますが、ワケありはワケありでも食料品のことだったりするから愉快!

 他にも、四つ葉のクローバーさがしで野草を探したり、スーパーの店員さんを熱い視線で
 見ていると思ったら半額シールを待っていたりと、やたらと生活感あって面白いです。

 そして、良子さんを一方的にライバル視する金成さんが一箱千円のティッシュを使うと
 自慢してくると、気にせずに「私は自家製のティッシュを使ってる」なんて返しますが、
 実は新聞紙をもんでやわらかくした物だというのが、何とも(^^;

 そこへ、不良さんたちがやって来て、自家製ティッシュを奪おうとしますけど、
 新聞紙なものだから話のかみ合わない所が、可笑しかったですねえ。

 弟くんも、相変わらずお弁当を女子からもらってましたし、
 いつもと変わらぬ良子さんの日常が繰り広げられた最終回。

 私は好き作品でしたので、終了は残念ですけども、またどこかで会えるといいな・・・
 なんて感じつつ、楽しませていただきましたー!

 

 

●ボンジュール仲居さん (ばたこ 先生)

  

 フランスからやって来た金髪美女のお話も・・・ 最終回!

 最後は、「若女将」なんて呼ばれるようになったサラさんと、旅館の日常。
 朋香さんにまで「若女将」と言われて、慣れてないと照れるサラさんが可愛い。

 朋香さんも、漫画の方で進展があったようで、めでたいことだらけですね。
 宮原さんは後輩が入って先輩になるも、やはり慣れない様子で面白い。

 また、福田様がサラさんの成長を喜ぶように、応対もだいぶしっかりしていて、
 まさに若女将としての風格が備わってきているようなのも、良きこと。
 と思ったら、やはりサラさんらしい所も残っていて、そこは安心できました。

 そして、当然「若女将」なのですから、康弘くんは「旦那サン」。
 このあたりの変化も、微笑ましい。

 しかし、サラさんが祖父の初恋の人を捜しに来たという話、忘れてました(ぇ
 そういえば、そんな感じでしたね・・・ 結局、見つかりはしなさそうですが、
 とはいえ、サラさんが旅館に残ってくれるのが、何よりも嬉しい所です。

 それにしても、康弘くんがサラさんに告白した時の話には、笑!
 彼らしい早とちりが、良い結果を招いたあたり、性格が出ていますね。

 などなど、まさかの「若女将」サラさんの姿が描かれつつの最終回。
 こちらもサラさんの個性を含め、朗らかな所に魅了があったので終了は残念・・・
 ですが、楽しませていただきましたー!

 

 

●おかわり自転車 (佐倉イサミ 先生)

  

 楽しい自転車模様も・・・ 最終回!

 最後は、ミトさんの転職が決まって、3人でのお祝いライド。
 彼女デザインのオリジナルジャージに身を包み、仲良く自転車を走らせます。

 はしゃぎ過ぎたコトコさんがさっそくバテたり、おいしいパン屋さんをめざす
 レイさんがお茶目だったりと、やはり3人でのライドは楽しさいっぱいです。

 そして、ミトさんのジャージは、転職中に行き詰った彼女が気分転換に
 デザインしたもので、それが元気を取り戻す原動力になったというのも面白い。
 それだけ、3人でいる時間が楽しさにあふれているということでしょうから。

 しかし、そこでミトさんから衝撃発言!
 転職先からの通達で、遠くへ行ってしまうとは、他の2人も驚いていますが、
 それでも前向きに送り出そうとする所が、強い絆で結ばれていることを感じさせます。

 なんて思っていたら、ちょっとしたオチがついて大笑! イイ話風味だったのに(^^;
 ミトさんが大げさだったようで、肩の力が抜けるような安心感ありました。

 などなど、ミトさんの遠方転属から、3人の絆を確認できた最終回。
 自転車に「君のお陰で変わる事ができたよ」と感謝を述べるミトさんにしみじみ・・・
 そんな風に、自転車の魅力を感じつつ、楽しませていただきましたー!

 

 

●だいじょうぶ!? カナ先生 (さんじゅうなな子 先生)

  

 ドジっ子先生の日常も・・・ 最終回!

 最後も変わらず、見ていて心配になってしまうカナ先生の様子が面白い。
 野球部の応援に声を張り上げていたら、朝練に集中できないと言われてしまい、
 声ではなく格好で応援しようとするカナ先生が愉快!

 髪を切ってイメチェンしようとしても、デザインが微妙なものばかりで
 生徒に心配されて止められたり、授業を始めようと教室へ入ったら、
 年度が変わったのに前の教室だったりと、カナ先生のズレっぷりが相変わらず(^^;

 他にも、荷物を持ったカナ先生を手伝おうとする男子生徒に、
 自分の方が力持ちだとアピールすべく、男子をお姫様だったこするのも可笑しかった。

 などなど、いつも通りのカナ先生が描かれての最終回。
 生徒たちが時の流れと変化を感じる中、それでも変わらないカナ先生のドジっぷりに
 むしろ安心を覚えてしまう心地よさ。

 そんなカナ先生の様子が面白味であり、魅力であった4コマ作品。
 楽しませていただきましたー!

 

 

●友ちゃん (ノコ 先生)

  

 幼なじみの男子が好きな女子のお話も・・・ 最終回!

 最後は、修一くんの好みにイメチェンしたい友ちゃん。
 修一くんが、CMやドラマに出ている芸能人の少女を「可愛い」と評した所、
 友ちゃんがむくれつつも、その人の髪形を真似しようと考えて・・・

 といった感じに、修一くん好みにイメチェンを試みる内容になっていました。
 すぐ好きな人に影響されると言われても、「可愛い」と言われたい思いが強く、
 けなげな感じで可愛らしい。

 男のために自分を変えるのか? という課題には、色々と議論もありましょうが、
 少なくとも友ちゃんは、そうしたいと思ったからそうするわけで、
 このあたりの自由意思は尊重されるべきかな、と考えます。

 そして、実際にバッサリ髪を切り、黒に染めて、修一くんに披露する友ちゃん。
 最初、別人かと思って緊張する修一くんが可笑しかったりもしましたけど、
 「似合ってる」とは言うものの、「可愛い」の言葉が出てこない。

 そんなもどかしさがありながらも、修一くんも言葉が足りない自覚はあって、
 友人の晃太朗くんのおかげで、ようやく辿り着いていたのがよかった・・・
 とはいえ、それでも不足はありましたが(^^;

 などなど、彼のためにイメチェンする友ちゃんでしたが、
 修一くんは鈍感すぎて先行き不透明・・・とはいえ、最後に良い兆候も見られて、
 希望を抱きつつ・・・ 楽しませていただきましたー!

 

 

●パパは心配ご無用 (きんのりふみ 先生)

  

 娘を溺愛するあまり、過保護すぎる父上の話も・・・ 最終回!

 最後も、変わらず娘を愛する父の姿が、過剰ゆえに滑稽でした(^^;
 お茶をこぼして動揺する父でしたが、娘に茶柱を見せたくて会社から持ってきた
 というから、もはや重症ですね。

 また、ミスコンが開催されていると知るや、エリカさんなら優勝できたと
 言い張ったり、悪夢にうなされていると思ったら、大したことでもないのに
 エリカさん絡みだと大げさに苦しんだりと、とにかく娘への愛情が的外れで愉快。

 しかし、エリカさんからすれば、子供の頃はその大きすぎる愛情が、
 自分を守ってくれているように思えたらしく、そのあたりは微笑ましい所・・・
 でしたけど、今となってはちょっとしたことで大げさな父が、むしろ怖くて笑!

 また、奥さんがご存命の頃、エリカさんにネックレスを残し、結婚したら渡してと
 頼んだ所、父上が娘の結婚を想像して動揺していたのも、可笑しかった。

 などなど、いつもと変わらぬ父親の溺愛と共に、エリカさんの子供の頃や
 奥さんの話などが描かれての最終回。

 何かイイ話風味で終わるのかと思いきや、やはり娘に疎まれる父というラストが、
 本作品らしくて面白かった~・・・ なんて感じつつ、楽しませていただきました!

 

 

●ニッポンのワカ奥さま (木村和昭 先生)

  

 スーパー若奥様と旦那さんのお話も・・・ 最終回!

 最後も、変わらぬ2人の日常風景。
 会社へ行く途中の一郎さんに、忘れ物を届けるワカさんでしたが、
 その内容がお弁当の「中身」だったから、手渡されても困っていたのは笑!

 また、あまりに美味しいワカさんの料理を食べて驚く一郎さん。
 それを上品に笑いながら勝ち誇るように受け止めるワカさんでしたが、
 それもそのはず、肉が入っていないスキヤキが美味しいとか、神業の領域です。

 かと思えば、2人で出かける際、準備に手間取るワカさん。
 それが、お鍋の焦げをとろうとしているのだから、ムダというか何と言うか・・・

 他にも、珍しく一郎さんとの将棋に負けたワカさんですが、
 ワザと負けて花を持たせたと思いきや、本気で悔しがる姿が可愛かったり(^^;

 などなど、凄まじい能力を持ちながら、どこかズレているワカさんの様子と、
 一郎さんのやりとりが面白おかしい作品でありました。

 だいぶ長い間、読んできた作品でしたし、1つネタの4コマ漫画としても
 安定感あったので終了は残念・・・ですが、楽しませていただきましたー!

 

 

【その他】

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 雪の結晶にハマったみずはちゃん・・・なんて話から、結晶の話題に。
 結晶作り専用キットなんてあるのは知りませんでしたが、出来上がるのが
 「我慢の結晶」という滝沢先生の言葉には、クスリとしちゃいましたね。
 また、石の結晶から胆石の話に移るあたり、医療マンガっぽくて面白い(ぇ
 他にも尿路結石とか、痛そうな話題にキリキリとしてしまう側面も(^^;
 そのあたりの話が、興味深かったですね。

 

●ウレ漫とガケ漫 (綾野綾乃 先生) 

 今回も、神木さんの手伝いをする白井さんでしたが、女子高生を意識しまくり。
 なのに女子高生を描くのは苦手で、おじさんになってしまうのは、お気の毒。
 そこへ編集の瀬戸明菜さんが来て、胸の谷間から名刺を出したりと面白かった。
 また、白井さんが資料の制服を置いているのを見て、
空手師範代をアピール
 していたのは笑! そんな瀬戸さんが面白かったり、神木さんとの格差を
 見せつけられ凹む白井さんが、自分の作品も愛されてると知る場面はよかった。

 

●見上げればいつも妹が。 (市川和馬 先生)

 コミックス1巻は5月発売! そんな今回、大人の門限?
 遥さんも大学生になるので、門限を延ばすと告げるツブテくんでしたけど、
 彼自身は仕事が忙しくて遅く帰って来てしまい、遥さんに怒られてて笑!
 そんなこんなで、忙しくて大変な状況のツブテくんが、ついにフラフラになり、
 かなり危険な状況に・・・なんて感じでしたけど、遥さんの膝枕で休息をとって、
 回復できたのは気持ち良かったですね。 大人の門限も、大事なのかも。

 

●世界史彼氏 (伊田チヨ子 先生) 

 前回、時代を越えた優芽子さんが出会ったのは、トゥト・アンク・アメン!
 つまりツタンカーメンなわけですが、彼を運命の相手だと思い込んだから愉快。
 優しく紳士な彼に惹かれるのもわかりますが、彼にはすでに奥方が・・・
 そして、アンケセナーメンさんの侍女となった優芽子さんでしたけど、宰相アイや、
 ミイラ作成の現場など、本格的に歴史の一端に触れていたのは興味深く楽しかった。
 しかし、ツタンカーメンといえば、暗殺された王。 果たしてどうなるのか・・・?

 

●さわらせてっ!あみかさん (トフ子 先生)

 今回、まひろさんが泊まりに来るー! ということで、先回りする沙織さんに笑!
 大人の対応ができない彼女に、かがりさんが冷たい視線を送りますが、怯まないし(^^;
 しかし、そんなかがりさんも「妹がふえたみたい~」とあみかさんが言うや、怖い顔。
 なんて感じに、面白おかしいお泊り会になりましたけど、沙織さんが持ちこんだ仕事を
 しっかり静かにこなす姿がレアで、しぐさがカッコよすぎて、別人だったのは愉快。
 でもって、まひろさんも楽しそうでしたし、よかった~。

 

 

【まんがタイム 月間新人展】

・となりの超能力者ちゃん (スガラジカル 先生)

 

 幼なじみの彼女は、超能力者!?

 お弁当を忘れた雄くんに、超能力を使って渡そうとする少女。
 どうも天然風味の超能力者らしく、幼なじみの雄くんを世話しているっぽい。

 それでいて互いに、天然だから放っておけないとか、ズボラだから世話しないと
 なんて考えている関係性が、面白い2人ですね。

 雄くんのズボラさは、本当に超能力の助けがないと厳しかったり、
 無表情な少女もテレパシーでは表情豊かだったり、色々と楽しそうですので、
 つづきに期待したい所です!

 


◆ まんがホーム 感想

2018年03月24日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2018年4月号

 

 表紙は、卒業式(しかも中?高?)な、らいかさん!
 桜舞い散る季節を感じさせる空気感が、爽やか暖かい・・・
 他、マツ係長は袴姿、太一くんは「ちこくちこくー」で、春めいてます。

 

 

 今月の「父という自覚で賞」は、『もっと!夫婦な生活』より、ダンナさん!

 

 前回、みえこさんにおめでたの兆候が出ていましたが・・・

 現在3ヵ月、順調とのことで周囲はお祝いムード。
 そこで「ダンナ大喜びなんじゃないの?」と聞かれるのですが、
 ダンナさんは「心の準備ができてない」と、やや混乱気味なのが気になる所。

 どうも、「父親になる」という自覚ができていないらしく、
 「覚悟が足りない」「自信もない」と、部長さんに漏らしていたのが切実でした。

 しかし、そんなダンナさんにカツを入れる部長さん。
 曰く、父親になる自覚だの覚悟だの自信だの、そんなものありはしないと、
 断言していたのが頼もしかったですね。

 確かに「子供できました」と言われた瞬間に、とつぜん父親になれるわけではない。
 自覚だ何だのは、あとからついて来るものだと語っていたのは、納得でありました。

 こうしたことは、父親の自覚に限らず、様々なことに当てはまるものですよね。
 あれこれ考えすぎて不安になるより、目の前のことをしっかりやっていくうちに、
 身につくものがある・・・ということなのでしょう。

 

 

【新連載!】

●おんなのおしろ (辻灯子 先生)

  

 3LDk住まいのOLさん、部屋には荷物が増えるばかり・・・

 【主な登場人物】
 ・井沢七海  : 3LDK住まいのOLさん。 増える荷物に悩まされている。
 ・元カレ   : 別れた男。 行き場がなく、猫と一緒に転がり込んでくる。
 ・竹本    : 七海さんの同期。 昇進して結婚予定と順風満帆。

 働いて帰ってきた七海さんを出迎えたのは、土下座する元カレくん。
 行き場がなくて、1ヵ月いさせてほしいとのことでしたが、1ヵ月後の退去を条件に
 住まわせてあげるものの、彼は猫も連れてきていて・・・

 と始まるお話。
 疲れ気味のOLである七海さんが、元カレくんの無茶ぶりに振り回されつつ、
 猫の世話をしなければならなくなる状況が、地味に面白そうな雰囲気です。

 また、同期の竹本さんは、昇進して結婚する予定があり、七海さんにとっては
 思う所もありながらも、竹本さんも七海さんにはコンプレックスを感じる部分が
 あるようで、そうした2人の関係も興味を惹かれるポイントになっています。

 そして、猫を押し付けるように、買い物に出かけたまま戻らない元カレくん。
 自分のミスをカバーするための行動なので、意外と誠実といえば誠実なのかも(^^;

 などなど、転がり込んできた元カレくん、の連れてきた猫との同居生活が始まる
 OLさんの物語となりそうですが、彼女の「おしろ」での暮らしがどのように
 描かれてゆくのか・・・ 新連載、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス8巻、発売中!】

●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生)

  

 くつろぎ月英さんではありますが・・・

 隆中、諸葛家へ戻ってきた月英さんと孔明さん、お湯につかって極楽モード。
 月英さん設計の浴槽で、くつろぐ姿にまったり感あります。

 そこで、荘園のことや、新野での出来事を思い出していると、頭が休まらない始末。
 さらに孔明さんのことを考えると、彼が新野の戦いで見せた冷静さや頼もしさを思い、
 のぼせていたのが可愛らしかったり。

 また、孔明さんの方も、月英さんに髪を整えてもらう際、いつもの月英さんと
 同じ手つきであることに、安心感を覚えているのが、よき夫婦といった感じでした。

 ただ、均くんや林さんには、自分たちが戦に関わっていたことは話せず、
 士元さんから聞いた話だと述べていたのが、面白かった。

 一方、都へ帰還した曹仁が、夏侯惇に敗戦の報告をおこなっていますが、
 戦下手だと認識している劉備にしてやられたことが不可解で、そこに荀彧も加わって、
 何者かが劉備に知恵を貸したのでは? と推測していたのが、不穏な所でありました。

 このことが、ある悲劇を生むことになるのですが、それはまだ少し先の話・・・
 鳥丸平定を成し遂げた曹操が、次に狙うのは南方、すなわち荊州。
 郭嘉がどのような戦を企図するのかと、荀彧は気にしていますが、はてさて。

 などなど、月英&孔明さんの仲睦まじさを感じつつ、曹操軍の動きが気になった今回。
 劉備さんは関羽さんに仕事のことで叱咤されてましたけど、関羽と書いて「おかん」と
 読んでいたことに大笑いしながら・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【コミックス1巻、発売中!】

●マツ係長は女ヲタ (奥十 先生)

  

 アイドルオタクな係長さんと、彼女に振り回される部下くんと。

 マツ係長は優秀な女性・・・ですが、重度のアイドルオタクで、
 女性アイドルグループ「カラフル☆ワンダー」のしろたん推し。
 そんな彼女と、彼女に振り回される部下ウメくんのお話になっています。

 今回は、マツ係長の師匠である中学生・ツルさんの知り合い、ルリ姫さんが登場。
 彼女は「カラワン」のイケメン枠・青晴さん推しで、しろたん推しに厳しい人。

 しかし、青晴さんはしろたんと仲が良いらしく、そのことを述べると
 都合の良い解釈と一刀両断するありさまで、一番の仲良しはあかのであると
 豪語していたのが、ドルヲタ談義っぽくて面白かった。

 ツルさんによれば、青晴さんはみんなと仲良いとの話でしたが、しろたんとは
 プライベートでも一緒にいるため、特に仲が良いとのこと。

 そして、みんなでカラオケに行った際、画面の中の青晴さんがしろたんと絡むとき、
 ルリ姫さんが反応することに気付いたウメくんが、鋭い指摘で彼女の真意を見抜き、
 素直な言葉を吐かせていたのは、痛快でありました。

 何だかんだで、オトナなマツ係長の対応で、ルリ姫さんもヲタ友グループの一員に。
 その際、自分がヤな奴だと思われることをしていると自覚していたことや、
 赤面しながら応諾していたのが、けなげで可愛らしかったですね。

 などなど、青晴さん推しのルリ姫さん登場で、盛り上がるヲタトーク。
 ヲタではないウメくんの存在が、落ち着きを与える印象で、そんな所に安心感を
 覚えつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●巨匠のほほえみ (じろあるば 先生)

  

 天国の芸術家3人が、地上の人間にインスピレーションを与えるお仕事。

 【主な登場人物】
 ・クロード・モネ      : 策士的な所のあるまとめ役。
 ・オーギュスト・ルノアール : モネに乗せられやすい素直さ。
 ・エドゥアール・マネ    : ルノアールに何かと押し付け気味。
 ・鈴木美香         : 日本の美大に通う3年生。

 天国の「美」を司るエリアにいる3人組、モネ・ルノアール・マネ。
 有名画家として知られる彼らが、ヴィーナス様の命により、地上の芸術家に
 インスピレーションを与える仕事をするのですが・・・

 といった感じのお話。
 3人とも気まぐれで、どうもスランプ気味らしく、仕事がはかどっていない様子で、
 美大生・鈴木さんの創作を導くはずが、グダグダと会話するばかり。

 堅苦しくて華がなく、質素な部屋に住み、石膏像と会話してしまう鈴木さんを見て、
 その暗さに滅入ってしまい、ますますやる気を失う3人が、もどかしい。

 とはいえ、彼女の描く絵に強くダメ出しし、やり方を押し付ける教師に反感もったり、
 また、彼女自身が前向きに創作に取り組む姿に触れて、3人も前向きになっていたのは
 よかったですね。

 などなど、創作を導く3人の芸術家のお話。
 モネの闇な部分が毒になっていて可笑しかったりと、彼らの個性も面白味。
 鈴木さんの創作の行方も気になりますし、つづきに期待したい所です!

 

 

【最終回!】

●おかあさんがいっしょ! (木村和昭 先生)

  

 姑様と嫁さんのドタバタ日常4コマも・・・最終回!!

 【偵察】帰宅した姑様を迎えるみい子さん、「見てきました?」と尋ねてますが、
 玉男さんは桜並木のことだと思ったものの、花見の屋台の話だったのは笑!
 さすが姑様といった貫禄です(^^;

 【体重計】お風呂上りに体重計に乗る姑様でしたけど、思いの他やせていて驚き。
 怪しんだみい子さんが壊れているのでは?と考えて乗ってみると「こわれてない」。
 と思ったら、玉男さんが確かめることで、やはり壊れてたと判明するのは愉快でした。

 【ノラの旅立ち】日本に飽きたから、世界一周の旅に出ると述べるノラさん。
 それを聞いて、貧乏旅行かと思ったみい子さんでしたが、予想外に豪華なようで、
 ノラさんのお金の使い方がわかったのは面白かった。 こーゆー使い方する人なんだ。

 【春】朝から出かけた姑さんとみい子さんに、会社へ行く途中で会う玉男さん。
 何やら行列に並んでいますが、どうも並ばないと買えない桜餅を買いに来ているらしく、
 さすが食い意地はってるな~と笑! それでこそ、姑様とみい子さん(´▽`;)

 といった感じに、ノラさんの旅立ち以外は、とくに最終回感もなく、
 いつも通りの日常風景が描かれてのシメとなりましたね。

 本作は、姑と嫁という関係を、双方が豪快だったりノンキだったりして、
 たまにケンカっぽくもなるけれど、さほどの緊張感もなく、円満に暮らす様子が
 面白おかしく描かれる作品でありました。

 2人の間に挟まれた玉男さんが、振り回され気味になるのも良い味わいでしたし、
 そんな家庭模様が、地味ながらも魅力ある内容であったと感じます。

 前作(?)『おかあさんがいっしょ』の時から読んできただけでなく、
 今となっては珍しい方となってしまった1本ネタ中心の4コマ漫画として
 頑張って来ただけに、終了は残念以上に、何かしら感慨深いものがありますね。

 そんなこんなでありますが、一抹の寂しさを覚えつつも、みい子さんたちの日常は、
 これからもどこかで続いてゆくのだと感じながら・・・楽しませていただきましたー!

  

 

【その他】 

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 ホワイトデーのお返しを気にするらいかさん。
 竹田くんが、じつは塾でモテモテなのでは? なんて考えるあたり可愛らしい。
 竹田母から真相を聞けてホッとしていたのも良いですが、母があけすけすぎて笑!
 そして、小西くんのまなみさんへのストレートな態度に感激していたのも面白い。
 また、小西くんが紺太先生に会って【ビビってんじゃねーよ】と発破かけていたのも
 頼もしかったし、店長さんと、娘さんの彼氏くんとのやりとりには感服でしたよ。

 

●けいさつのおにーさん (からけみ 先生) 

 白バイ大会2日目! 一般公開日とのことで、ご家族にも見てもらえる晴れの舞台。
 常連の見学者さんたちは、実況アナウンスも楽しいと述べていましたが、納得の内容。

 近藤くんの走行の際も、彼の特技で笑いをとったり、また優れた面を解説したりと、
 聞いて面白いと思わせるものだったのは、なかなかに興味深い所でありました。
 また、様々な競技があって、そのあたりも楽しめましたし、何より近藤くんの頑張りが
 実を結んでいたのがよかったですね。 でも一番は、上田分駐隊の山中さんでした!

 

●いじられ課長とギャル部下ちゃん (おりがみちよこ 先生)

 朝、出社前にカフェでレナさんに会ってしまった課長さん。
 自分は先に出社すると言ったものの、後輩アンケートで「近寄りがたい上司1位」と
 聞いて、詳しく話を聞きたがっていたのは笑! そこで、レナさんのペースに巻き込まれ、
 SNSにあげるため、何だかんだで撮影に協力させられているのが可笑しかった(´▽`;)
 「彼氏」にされそうになるわ、おごらされそうになるわ、レナさんがやり手すぎます。
 そして、課長さんが撮った写真が好評で、それを聞いて悪い気がしない課長さんも良い!

 

●天国のススメ! (宮成樂 先生) 

 コミックス7巻は5月発売! そんな今回、バレンタインのお返しもらったムギちゃん。
 しかし、その中に草間くんの名前があったことで、太一くんが動揺しまくりでしたけど、
 はたして草間くんとムギちゃんの関係や如何に? と気になる内容でありました。
 夜、幽体離脱した太一くんが、ムギちゃんの魂が成長した姿でいるのを見かけ、
 そこへ、ムギちゃんを嫁にしたいという魔界の没落貴族が現れていたのは面白かった。
 貴族の策謀で危機に陥るかと思いきや、草間くんのおかげで助かっていたのは愉快!
 さらにオチで大笑いでしたよ゚(*゚´∀`゚)゚

 

●マチ姉さんの妄想アワー (安堂友子 先生)

 魔法少女のステッキを見つけて、昔のことを思い出すマチ姉さん、魔法を使えたのか(ぇ
 今回も、グレーテルや赤ずきんが策士だったりして、可笑しかったわけですけども、
 中でもシンデレラが逃げる際、元に戻った方がバレないことに気付いていたのが愉快でした。
 また、魔法の鏡で知る「世界で一番うらやましい」人が、本当にうらやましくて笑!
 他にも、慎重派の忠犬パトラッシュや、美女と野獣の「内面」の話も面白かったのですが、
 なんと次回で最終回!? これはもったいない~。

 

 

【新人4コマまんが展 今月の一本!】

・ポジネガ (山本ヒロミ 先生)

 

 ポジな彼と、ネガな彼女。

 【主な登場人物】
 ・ハナ  : ネガティブ女子。 心配し過ぎて要領悪く、成績もイマイチ。
 ・ノブ  : ポジティブ男子。 でもポジティブ過ぎて留年直前。

 テスト前に勉強する2人、一方はポジティブゆえに留年直前で、
 もう1人は大量の対策プリントを作るも、あれこれ詰め込み過ぎて要点整理できず、
 勉強量の割に成績に反映されないネガティブさん・・・

 そんな2人のやりとりが面白い4コマ作品になっています。
 ポジティブなノブくんはハナさんの真面目さを、ハナさんはノブくんのおかげで
 それほどネガティブにならずにすむと、互いを評価できている関係が良いですね。

 まあ、ハナさんの方は、それを素直に表に出せない所が、可愛かったりするのですが。
 コメントにもあるように、キャラクターに魅力を感じますので、つづき期待です!

 


◆ ヤングキングアワーズ 感想

2018年03月20日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

2018年4月号

 

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 今月の『僕らはみんな河合荘』感想はこちら
 今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら

 表紙は、『蒼き鋼のアルペジオ』より、アカギ&ズイカク!
 着物姿が華やかでありますが、ズイカクのもつ鯛焼きを猫が狙っていて面白い。

 

 

 『並木橋通りアオバ自転車店』 (宮尾岳 先生)

 ファストフード店で働く荒井さん、何やら荒れておりますが・・・

 後輩の田村くんから仏頂面だと指摘されるも、頑なに笑わない彼女。
 パン屋をしていた母上が、お客に笑顔、家庭では疲れ顔だったことが原因のようですが、
 田村くんは、そんな母上を「えらい」と述べていたのは、うなずかざるを得ませんでした。

 そして、田村くんが荒井さんに自分の「裏の顔」を見せると言って、アオバ自転車店へ。
 そこで、いつもヘラヘラ顔の彼が、自転車に乗ることで真剣な表情になるのを見た荒井さん。
 色々あって自分も自転車に興味を持ち始め・・・といったお話でしたけど、
 身体の硬さから自転車に乗ることを渋っていた彼女が、アオバさんの勧める自転車で、
 笑顔を見せるほど楽しめるようになっていたのは、よかったですね~。

 

 『ますらお 秘本義経記』 (北崎拓 先生)

 屋島の戦い、内裏に迫る源氏軍・・・でしたが?

 建礼門院様はすでにおらず、日々子さんが駆け付けると、凪子様がいるだけ。
 どうやら、平家は源氏の奇襲に備え、すでに国母様を別の場所に移していた様子。
 いずれにせよ、凪子様も逃げねばならないのに、動こうとしないのはなぜなのか?

 と気になる内容でありましたけど、やって来た源氏軍を薙刀で打ち払う日々子さんが
 凛々しくも悲壮でしたね・・・彼女も人を斬って動揺しつつ、それでも役目を全うすべく
 凪子様を連れ、源氏軍の武士たちを弓で倒してゆく姿が、壮烈すぎましたよ。
 そして、突如訪れる悲劇! 凪子様の矜持も、また哀しく、嘆息せざるを得ません。
 また、源氏側の与一、平家側の日々子と、弟・姉を分かつ運命も先行き不安・・・
 平家軍の策略にハマったのか、義経に危機到来か? と気になる展開であります!

 

 『師匠シリーズ』 (原作:ウニ 先生/漫画:片山愁 先生)

 闇へ近づいてゆく師匠は、深淵を覗き込み過ぎたのか・・・

 最近、師匠に会ってないうに君たちですが、うに君は赤い屋敷へ行って以来、
 会うのを避けていた所があって、その理由を「怖いから」と考えていたのが寂しい。
 しかし、何が怖いのかわかっていないあたり、ミステリアスな空気が漂います。

 そして、京介さんの語る幽霊=光の話は興味深かった。
 我々の見ているのは「光」で、師匠の見ているのが「闇」だという考え方は、
 まさに深淵を覗き込む者の運命を想像させて、不安を掻き立てるものでしたね。
 久々に会った師匠から、うに君の聞いた話が、その不安を増大させつつ、
 2人の間にある断絶を視覚化していたのがたまりません・・・ 次回、最終回!

 

 『ゼロ エンジェル』 (麻宮騎亜 先生)

 「ゼロ エンジェル」の名前を賭け、岬愛華の存在そのものを賭けた勝負へ・・・

 「ゼロ エンジェル」を騙る偽物と話し合おうとする愛華さんですが、話を聞く相手なのか
 わからないにも関わらず、それでも公道の岬愛華を消すのだと、覚悟を決めている様子。
 公道で命をかけたバトルなどやるものではない、という彼女の決意は本物ですね。

 愛車から、ステッカーを外してしまう愛華さん。
 それでも「ゼロ エンジェル」の称号が消えるわけでなく、その名を心に刻むことで、
 「心のチューニング」をすると述べていたのが寂しいものの、前向きに感じられます。
 そこから偽物との邂逅と、話し合いが行われますが、やはり話の通じる相手ではなく、
 戦いは避けられないのか? と気になりましたが、次回で最終回ですとー!!??

 

 『はやめブラストギア』 (竹山祐右 先生)

 邪心王(ハスター)との勝負つづき!

 邪心王による魔法陣の罠が、じわじわとはやめさんを消耗させていきますが、
 それを観衆が「SAN値を削る!」と述べていたのは笑! まさに邪心王ですね(ぇ
 さらに、邪心王が眼帯を外すことで真の力を解放するというのも、笑ってしまいましたよ。

 子供の頃、風になった経験をもつ邪心王の走りはすさまじく、逆にはやめさんの方は
 追いつめられるように消耗する様子が辛かった・・・のですが、ここではやめさんも覚醒!?
 と思わせる展開が、追いつ追われつからのデッドヒート・レースになっていて面白かった!
 さらに、衝撃の決着に驚きましたよ! そして現れた謎の女性が、何者なのか気になります。

 

 『アラサークエスト』 (天野シロ 先生)

 ベアさんのデート回! お相手はハイライトさん。

 そこで、シワノヴァ草を使うのですが、効きすぎて表情が動かなくなっていたのは笑!
 まるで能面になってしまったベアさん、ハイライトさんと一緒に来た娘さんに
 怖いと思われていて可笑し過ぎでした゚(*゚´∀`゚)゚

 そして、編集さんに捕まってしまったハイライトさんを残し、娘さんと話すベアさん。
 話をする中で、無表情だけどイイ人だと思われて一安心でしたけど、ハイライトさんが
 実は女性に支えられてきたタイプの男性だと知って、糞男かと失望する流れが愉快・・・
 だったものの、彼のアンチエイジングに対する考え方を知って、印象が再び変わったのは
 興味深い所でしたね。 この恋、どこまで行くのか、楽しみです。

 

 『スーパー・カルテジアン・シアター』 (六道神士 先生)

 筥崎くんが生徒会入り!

 ひと悶着あるかと思いきや、筥崎くん(春月さん)は快諾していて笑!
 様々な搦め手を用意していた薬院先輩も拍子抜けでしたけど、さらに大佐野くんや
 花畑さんも生徒会入りしていて、しかも全員で庶務というあたりが、陰謀の匂い。

 それはともかく、顧問の八町牟田先生が面白すぎでした!
 儚げ渋いイケメン先生で、女子生徒に告白されても、きちんと断る清廉さがまぶしい。
 1人だけ作品が違う雰囲気を保っていて、庶務3人に仕事を頼むのですが、筥崎くんに
 恨みでもあるのか困難作業ばかり押し付けているようで・・・? なんてお話でしたけど、
 結局の所、総帥が黒幕でしたし、八町牟田先生も普通にイイ人と思いきや、オチで大笑!
 なるほど、女子生徒の告白を断るわけだ(´▽`;)

 

 

【ヤングキング30周年記念新人賞出身、鮮烈デビュー!】
●ルーティーンの方舟 (時田 先生)

 

 移民船SF物語!

 東の銀河を移動中のエキドナさん、途中、1隻の古い移民船を発見。
 水も食料も尽きそうだったため、援助を求めて立ち寄りますが・・・

 と始まるお話でしたけど、この移民船、冷凍睡眠も世代交代もせずに、
 クローンの継ぎ足しを繰り返しているというから、普通ではない雰囲気。
 何でも、神の「教え」だということで、それに従っているのだとか。

 「初代の自分」のルーティーンを守り続けて暮らすという生活を送り、
 屋根のない家に住んでいるのですが、その上には「孵化器」に入れられた
 クローンの子供たちがいて、下の家に住む大人たちを見守っているというから驚き。

 「無垢なる魂の見張り」によって、初代と同じ生活を営むことを使命にする人々。
 引きこもりになったり、42歳で肝硬変によって死ぬことも、ルーティーンで定められ、
 その通りに実行する様子が、もはや狂気でしかありませんでしたね。

 それでも、その人々にとっては使命であり、生活であるというのが何とも・・・
 そんな中、「孵化器」にいる少女カップと話をするエキドナでしたけど、
 彼女は「生まれない」ルーティーンを選んでおり、あまりに悲劇的でありました。

 なんて感じに、不可解な移民船のルーティーンが、SF的に興味深く面白い物語。
 カップ、その親、兄、隣人など、ルーティーンを守り続ける人々が、エキドナという
 “異物”によって、新しい道を見つけ出す様子が、痛快すぎて楽しかったですね。

 移民船の「神」、ルーティーンを守り続けてきた人々が回復させる人間としての生き方、
 そしてエキドナさんの正体と、軽快にテンポよく進むストーリーに魅力がありました。
 かなり良い作品だったと思いますので、時田先生に期待大ですね!

 

 

【今月のピックアップ!】
●Bipod (伊藤明弘 先生)

 

 不定期作品、第7回!

 今回は、銃を試し打ちする少女でしたが、的の中心には当たらず、
 「銃が古いのかな…」なんて言ってます。

 そこで、原因を考えていましたけど、突然、電車が走って来て危機一髪!
 いや、エアバイクがおじゃんになってしまったことを思うと、大損害ですね(^^;
 猫は警告もせず、ちゃっかり逃げてますし。

 その電車には、白骨死体がたくさん乗っていて、不気味さを演出しますが、
 さらに大地震が起きて、混乱の極みに達する様子が描かれていたのは、
 迫力あって面白かったですね~。

 少女も危機一髪の連続で、ハラハラしつつ引き込まれましたし、
 なんだかスゴイことになってしまいましたけど、エアバイクも失って、
 ここからどうなることか・・・ それでも、旅は続くのでしょうね。

 大地震が起きたことで、「何かが起こっているのかなぁ……」と考える少女。
 これだけ深刻な状況でも、猫と一緒に、どこか暢気な風情が楽しかったり・・・
 なんて感じつつ、今後も楽しみです!