五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 最近読んだマンガ、1巻作品いろいろ

2016年09月26日 | ◆「お気に入り」  マンガ

最近、読んだマンガの1巻作品いろいろです・・・

が、つい先日2巻出た作品も(^^;
こないだ1巻出たばかりなのに。

2巻も出た作品であれば、『放課後アサルト×ガールズ』『異世界居酒屋のぶ』なども。
アニメ化も決定している『バーナード嬢曰く。』も、2巻出たのですよね。

 

 

『GANTZ:G』1巻 (原作:奥浩哉 先生/作画:イイヅカケイタ 先生)

   

 『GANTZ-ガンツ-』スピンオフ作品。

 修学旅行へ向かうバスに乗った少年少女たち。
 事故に遭い、気付くと廃屋の小学校にいた彼らは、謎の黒い球体を目にする。
 “ガンツ”と呼ばれる球体は、彼らに「星人」を倒すミッションを与え・・・

 と始まる物語です。
 『GANTZ-ガンツ-』(全37巻)は完結済みですが、そのスピンオフとなる作品。

 主人公は「黒名蛍」という少女で、行動力のあるタイプ。
 内木くんという男子を想っている節のある、普通の女子といった雰囲気ですが、
 彼女を中心に、ガンツが演出する謎の世界でのハンティングが描かれることに。

 『GANTZ-ガンツ-』を読んでいれば、このハンティングの理由や意図もわかっていますが、
 本作を初めて読む方には、おそらく何が起きているのか混乱する状況だと思います。
 しかし、それこそが「GANTZ」の魅力。

 私は既読ですが、それでも、このミステリアスで残酷な風景が懐かしく感じられて、
 存分に楽しむことができました。 これ、これこそが「GANTZ」ですよ。

 「けだもの星人」を倒すよう、ガンツに命じられる一同。
 この“ゲーム”の経験者らしき2人の少年が、アドバイスを授けるものの、
 誰も本気にせず、唯一、蛍さんだけが気にしている様子で・・・

 といった感じに始まったハンティングは、次々に犠牲者を出し、
 やがて自分たちが恐ろしい世界へ放り込まれたと気づくも、時すでに遅し。
 そうした絶望的状況が繰り広げられます。

 ガンツから与えられたスーツと武器だけが、星人に対抗しうる手段。
 それを駆使して生き残れるのか? 勝てるのか?

 前作を知っていれば、最後に何が起きるのかもわかっているのですが、
 本作でもそこまで行きつくのかどうなのか、気になる所。 
 そして、前作とはどう異なる物語になってゆくのか・・・ きわめて楽しみです!

 

 

『越天の空』1巻 (原作:地雷魚 先生/漫画:高野千春 先生

  

 「異世界ファンタジー空戦記、出撃!!!」 (オビ文より)

 日宇皇国は、強国ウルティアによって滅ぼされる。
 しかし、皇女とわずかな人々が、巨大な空中空母「八洲」に乗り込み、
 そこを「国」として、新たな戦いに挑むこととなる。

 その中には、皇国海軍パイロットである少女・飛来超天がおり、
 彼女が「八洲」を、そして皇女・焔宮絢子を守るべく戦う物語になっています。

 やはり、まず第1の見所は空中戦。
 プロペラ機とはいえ、迫力ある戦闘には引き込まれますし、エース級の活躍を見せる
 主人公・越天の戦いぶりはめざましく、きわめて痛快です。

 第2の見所になるのは、人間ドラマでしょうか。
 同じ航空隊の仲間たち、妹・蒼天、そして皇女・焔宮との関係など、
 越天の周囲にいる人々とのやりとりが、面白かったり、ハラハラだったり。

 第3の見所は、政治劇。
 まだ若い皇女・焔宮には、実質的な支配者といってもよい太傅・山本兼倶がおり、
 皇女はお飾りのような存在となっていて、このあたりにも緊張感があります。

 しかし山本は優秀で、彼の考案した皇国の方針は、やがて世界を巻き込み、
 日宇の先行きに大きな影響を与えることに・・・
 その際の国際的な政治劇も、今から楽しみな所です。

 「八洲」という空中空母を「国」として、漂い続ける日宇皇国のとるべき道は、
 逃げ続けて生き残ることではなく、攻めて勝ち取ってゆくこと。

 その戦いに身を投じることになる越天や焔宮の運命は?
 私は、原作小説既読ですので存じ上げておりますが、それでも楽しみです!

 

 

『公爵令嬢の嗜み』1巻 (原作:澪亜 先生/漫画:梅宮スキ 先生)

   

 乙女ゲームの悪役令嬢に転生!?

 乙女ゲームを楽しむOLさんが事故に遭い、命を落とすところから物語は始まります。
 目覚めると、彼女はゲームの中の悪役令嬢・アイリスになっていて・・・

 といった感じのお話。
 目覚めた途端、没落のきっかけとなる学園を追い出される場面の渦中におり、
 その際、何とか気丈にふるまいながら、アイリスは立ち去ることに。

 そして、己の没落を回避すべく、父と交渉。
 ここでのふるまいが認められた結果、彼女は父より領主代行の地位を与えられ、
 彼女の新たな戦いが始まることになります。

 本作は、いわゆる悪役令嬢モノというジャンルに属しています(参照)が、
 アイリスはゲーム内の主人公にとっては、嫌なライバルかもしれないものの、
 身近な人々にとっては恩人であり、敬意を捧げられていて、悪役らしくありません。

 メイドのターニャ、護衛となるライルとディダ、博識なレーメなどなど、
 他にも様々な人たちが、子供の頃アイリスに救われ、親しみを持っていることを考えると、
 むしろ善人といっても過言ではない人物像。

 そんなアイリスが領主代行として、領地経営に乗り出すことで、
 何かが大きく変わり始める予感がひしひしと感じられる点に、期待が持てる内容です。

 正直、展望が甘いのではないか? と思えることもあるのですが、
 そこはファンタジーとして受け入れつつ、どのような物語が紡がれてゆくのか、楽しみです!

  

 

『レッドドラゴン』1巻 (池野雅博 先生)

  

 新解釈!項羽と劉邦。

 〈秦〉の始皇帝により統一された中華世界。
 しかし、急進的な統一はひずみを生み、各地で圧政に苦しむ人々が。
 そんな中、劉邦と盧綰は〈秦〉の物資を奪っては、村々に配っていたものの・・・

 と始まる物語。
 いわゆる「項羽と劉邦」の物語といえば有名ですが、その新解釈版といった所。

 確かに、はじめ役人をしていた劉邦がなぜ〈秦〉に敵対するようになったのだとか、
 削られているエピソードが目立っていて、その点で少し残念かな~と思ったのですが、
 それが気にならないほど、エンタメとしては秀逸で、燃える展開に引き込まれます。

 まず劉邦と、幼なじみである盧綰が主軸となっているのは、面白い所。
 と同時に、物語を引っ張っているのは、むしろ盧綰の方で、彼の存在の大きさには
 注目せざるを得ません。(劉邦陣営の豪傑といえば、樊カイの方が有名なだけに)

 さらに、劉邦自身は大した能力もなく、人望や徳で他人に支えられる存在というのが定番
 なのですが、本作では自らの意思と知略で行動する英傑として描かれているのは、好感触。

 私も、劉邦はこうした人物だったと考えているので、この劉邦像には感服でした。
 (もっといえば老獪かと思われますが、そこまで求めるとエンタメ性が薄れてしまいそう)

 秦将・董翳が早くも登場していたり、劉邦の妻となる呂稚との関係も面白かったりと、
 見所満載の新しい「項羽と劉邦」物語。

 次は、項羽サイドに移りそうですが、実はすでに2巻が発売中!
 どのように〈秦〉打倒へ進んでゆくのか? 「項羽と劉邦」は好きな話なので、楽しみです!

 

 

『蜘蛛ですが、なにか?』1巻

 (漫画:かかし朝浩 先生/原作:馬場翁 先生/キャラクター原案:輝竜司 先生)

  

 女子高生が転生したのは・・・蜘蛛!?

 女子高生だった少女が、強烈な痛みに襲われた後、目覚めると、
 なぜか異世界で蜘蛛になっており、その姿で生きることに・・・

 と始まるお話。
 いきなり周囲は蜘蛛だらけ、唐突に共食いし始める蜘蛛たち。
 そこから逃れるべく、必死に駆け抜ける主人公の蜘蛛さん。

 そして逃げた先で、自分がモンスターであること、「鑑定」スキルを使えることを知り、
 さらに、糸を出して「マイホーム」まで作ってしまう蜘蛛さんのたくましさが、面白い。
 あまりクヨクヨ考えず、たくましく生き抜こうとする点は、好感触ですね。

 また、他のモンスターや人間などに脅かされつつも、そこで戦い抜き、生き残り、
 といった展開が繰り広げられるわけですが、命がけとはいえ、ある種のゲーム感覚で
 描かれる所が、本作のエンタメ性の高さを示していると感じます。

 蜘蛛が主人公という妙な作品ではあるのですが、そのあたりの面白味を中心に、
 意外に引き込まれる内容になっていて、侮れません。

 この蜘蛛さんが、はたしてどこまでやれるのか、期待して読んでしまう魅力。
 その点に注目しつつ、楽しみです!

 

 

『頂き!成り上がり飯』1巻 (奥嶋ひろまさ 先生)

  

 不良高校で成り上がる方法は・・・料理!?

 王森高校は、頭であるメリケンを倒すべく、誰もがケンカしているという不良校。
 1年生であるケニーもメリケンに挑むものの敗北し、そこで弁当を食べられてしまうも、
 その結果、ケニーは全生徒の胃袋をつかんで頂点をとる戦いに目覚めることに・・・

 といった感じのお話ですけど、
 ケンカと飯、それが本作のキモになっていて、とにかくケンカがよく起きます。

 そうした意味では血なまぐささを感じるのですが、どちらかといえばコミカルな雰囲気で、
 何かを食べたときのリアクションやイメージは、なごみや笑いのある内容になっています。

 幼い頃の親友であるチャボやグッさんと再会し、共に学校の頂点をとろうとするケニー。
 その方法が、自分の作った弁当で、生徒たちの胃袋をつかむ事というのが可笑しいですし、
 それを大真面目にやってしまう所が、大きな魅力であると言えるでしょう。

 朝食をとっていない奴のパンチは軽いとか、カルシウムが足りないからすぐキレるだとか、
 食べ物とケンカを関連させたネタが、なかなか面白かったりします。

 また、食を通じて他人の心を軽くするといったドラマ性もあって楽しめますし、
 何より主人公ケニーが、母が不在がちな家庭で、それでも自炊し母に感謝を込めるほどの
 男気あふれる人物であることが、物語を良質なものにしていると感じます。

 はたして、料理で「頂」をとることはできるのか?
 ケニーの戦いの行く末が、楽しみで仕方ありません!

 

 

『折れた竜骨』1・2巻 (漫画:佐藤夕子 先生/原作:米澤穂信 先生)

 

 「理性と論理は魔術をも打ち破る。必ず―――」 (2巻オビ文より)

 2巻同時発売の本作。
 時は1190年、イングランド王国、ソロン諸島を舞台に起きる謎の怪事件。
 魔術を駆使していると思われるその事件に、島外の騎士と従士、そして領主の娘が挑む。

 ソロン諸島は、大小2つの島からなり、大きな島には街が、小さな島には領主の館があり、
 その小ソロンにて、ある老兵が謎の死を遂げ、その死を様子を知った騎士ファルクと、
 従士二コラがやって来きます。

 彼らの話では、老兵の死は魔術による可能性があるということで、
 領主の娘アミーナも共に、その調査を行うことに・・・ といったお話。

 イングランド王リチャードは、十字軍遠征に出ているご時世。
 そんな中で、魔術による殺人が起きた可能性があるというのは、ミステリアスであり、
 そこからして引き込まれてゆきます。

 さらに、第2の事件も起きるのですが、これに領主が雇い入れた傭兵たちも絡み、
 物語の謎はさらに深まるばかり。

 それでも「理性と論理」でもって、事件に挑む騎士ファルクの姿勢は冷静で好ましく、
 頼もしさすら感じられるほどで、領主の娘アミーナも聡明であり、物語の牽引役として
 申し分ないほど魅力的です。

 しかし、あまりに謎が多すぎるうえに、魔術が絡むのだから、あまりに難解な事件。
 そこでどう推理し、立ち向かうのか・・・ 非常に続きが楽しみです!

 

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◆ 最近読んだマンガ色々 (おもにFate関連作品)

2016年09月16日 | ◆「お気に入り」  マンガ

最近読んだ「お気に入り」マンガ作品いろいろです。
今回は、『Fate/stay night』をはじめとするFateシリーズ中心。

Fateシリーズについては、こちらこちらが参考になるかと・・・

 

 

『Fate/stay night Heaven's Feel』3巻
 
(漫画:タスクオーナ 先生/原作:TYPE-MOON)

  

 『Fate/stay night』第3の物語。

 あらゆる願いをかなえるという「聖杯」を求め、7人の魔術師と、
 彼らが呼び出したサーヴァントと呼ばれる英霊たちが争う「聖杯戦争」。

 その5回目にあたる第5次聖杯戦争を描く物語が『Fate/stay night』ですが、
 本作は、その中での3つ目のルートをたどる内容になっています。

 主人公・衛宮士郎と、セイバー・凛・桜という3人のヒロイン。
 原作ゲームでは彼女たちとの関わり方によって、物語が変わってくる構造になっており、
 「Heaven's Feel」は、桜をヒロインとしたルートになります。

 このコミックス版3巻では、サーヴァントであるセイバーとバーサーカーの激戦や、
 聖杯戦争の監督役である神父・言峰綺礼から聞かされる養父・衛宮切嗣の話、
 そして、士郎とセイバー、さらに桜との関係などが描かれています。

 5次においては屈指の強さを誇るバーサーカーを相手に、さすがのセイバーも苦戦。
 その戦いが大きな見所となりつつ、士郎とセイバーの関係が深まり、さらに凛さんとの関係も
 気になる桜さんがやきもき、といった展開も良い感じでありました。

 また私は、言峰綺礼と衛宮切嗣の関係がなかなか面白いと感じていますし、
 ゆえに綺礼から語られる切嗣の話は興味深かったりしました。
 綺礼に関しては「Heaven's Feel」では重要な役割を担いますし、注目ですね。

 余談ではありますが、桜ルートは『Fate/stay night』の中でも特異な内容になります。
 まず、セイバー・凛の両ルート(少なくとも片方)を知ってから読むのが、吉かもです。
 (原作プレイ済みです)

 

 

『Fate/Apocrypha』1巻
 (漫画:石田あきら 先生/原作:東出祐一郎 先生・TYPE-MOON
  
/キャラクター原案:近衛乙嗣 先生)

  

 Fateシリーズ“外典”! 7騎vs7騎の聖杯戦争。

 本来、日本における冬木の地でのみ成立した聖杯戦争は、各地で模倣され始める。
 ルーマニアでは、ユグドミレニア家が魔術協会から離反し、7騎のサーヴァントを召喚。
 協会もこれに対抗すべく7騎の召喚に成功し、7騎vs7騎の戦いが幕を開けることに・・・

 『Fate/stay night』とは、歴史を別にするパラレル世界とのこと。
 私は原作未読なので、よくわかっていなかったのですが、第3次聖杯戦争で異変があり、
 第4次・5次の聖杯戦争が起きていない世界らしいですね。

 本作では、ユグドミレニア家を「黒」の陣営、魔術協会側を「赤」の陣営として、
 7騎vs7騎のサーヴァントたちが戦うことになるのですが、そのあたりが見所になりそうです。
 ただでさえ、1体1体が兵器のような脅威となるサーヴァントが、集団で争うのですから。

 「黒」「赤」双方、強力なサーヴァントがそろっているようですが、
 たとえば「黒」の陣営の中心となるランサーは、かの有名な“串刺し公”ですし、
 それぞれ、どこの何という英霊なのか、原作未読ですので、知る楽しみがあろうというもの。
 とはいえ、他のシリーズ等で見知った顔もあるので、大体わかってしまうのですけどね。

 また、監督役で「赤」の陣営のマスターの1人でもある神父・シロウの存在も気になる所。
 彼が何者で、何を企んでいるのか、様々な謎を秘めつつ、どのような戦いが繰り広げられるのか、
 さらに、14騎以外に現れた“調停者”なる存在も気になりつつ、楽しみです。

 

 

『Fate/strange Fake』2巻
 (漫画:森井しづき 先生/原作:成田良悟 先生・TYPE-MOON)

  

 アメリカを舞台にした「偽りの聖杯戦争」を描く物語。

 アメリカ大陸西部スノーフィールドにて、オリジナルを模倣した聖杯戦争が幕を開ける。
 しかし、不完全ゆえにイレギュラーな事態が起こり、様々な者たちの思惑が絡み合いながら、
 「偽りの聖杯戦争」が繰り広げられることに・・・

 この2巻は、英雄王ギルガメッシュと、その朋友であるエルキドゥの戦いから始まります。
 互いの再会を、全力をぶつけ合うことで喜ぶ2人は、戦いながら戯れているような交流を
 感じさせるあたり、面白い関係ですね。

 ギルガメッシュといえば、Fateシリーズでも様々な作品に登場する重要キャラクター。
 圧倒的な力を誇り、常に油断・慢心している人物ですが、そんな彼が唯一、友と呼び、
 認めているのがエルキドゥであり、彼もまたギルガメッシュと同等の力をもつ存在。

 そんな2人の“戦い”は、規格外の爪痕を残し、この戦争が只事ではないことを印象付けます。
 そして、新たにスノーフィールドを訪れる日本人らしき少女。
 彼女に関わるサーヴァント・セイバーも出現して、役者がそろい始めることに・・・

 そうした中、魔術師の総本山たる時計塔では、ロード・エルメロイⅡ世が、
 「聖杯戦争をショウやゲームの類に貶めようとしている輩がいる」と看破し、怒りを覚えている様子。
 私は原作既読ですので、その意味もよくわかります。

 本作では、黒幕的な存在の1人が、そのような意図をもって行動しているのですが、
 同時に他の者たちも、各々の考えで行動していて、その点に群像劇としての面白さが感じられ、
 グイグイと引き込まれる内容となっています。

 そして、2巻のラストで起きる驚くべき事態。
 イレギュラーな聖杯戦争は、いよいよ本格的に始まりつつある、と言っても良いでしょう。
 彼の真名を聞いたなら、驚かずにはいられませんからね。 原作既読ですが、今後も楽しみです!

 

 

『Fate/EXTRA CCC』1巻
 (漫画:ろび~な 先生/原作:TYPE-MOON・マーベラス)

  

 未来世界を舞台に「聖杯戦争」を描く物語、その外伝。

 『Fate/EXTRA』の外伝作品。
 月海原学園に通う岸波白野が、世界の違和感に気付き、身を投じた「聖杯戦争」は終わったはず。
 しかし、倒れていた間桐桜を助けて後、学園に異変が起き始め、主人公は新たな戦いの渦へ・・・

 原作はRPGゲームですが、私は未プレイ。
 シナリオを『Fate/stay night』の奈須きのこ先生が担当している作品とのことですが、
 「stay night」よりも未来を舞台にしていて、パラレル的世界でもあるらしいですね。

 主人公の相棒となるサーヴァントは、赤セイバー。
 尊大で華美を好む性質の英霊らしく、「EXTRA」で真名が明かされたときは驚きました。
 (『Fate/EXTRA』コミックス版・全6巻は既読)

 岸波白野と赤セイバーのコンビが、聖杯戦争を戦い抜いたのが「EXTRA」の物語。
 この「CCC」では、その時の記憶がない状態から始まり、セイバーの存在すら忘れていた白野が、
 異変を前にして彼女のことを思い出し、再会。 新たな戦いへ挑むことになります。

 今回は、「EXTRA」では敵同士だった人々と共闘する展開。
 「サクラ迷宮」と名付けたダンジョンを攻略し、元の場所へ帰ることが目的となるのですが、
 敵として立ちはだかるのは、遠坂凛。 さらに、黒幕的存在も現れて・・・

 この世界は特殊であり、「EXTRA」を知っていた方が、よりわかりやすく楽しめるかと思います。
 私も原作ゲームは未プレイなので中途半端にしかわかっていませんが、コミックス版「EXTRA」を
 読んでいたおかげで、すんなり入ってゆけました。

 やはり、シリーズに共通のことですが、どのようなサーヴァントが登場し、どこの英霊なのか
 気になってしまうのが魅力で、この作品でも、凛のパートナーであるランサー(EXTRAとは異なる)
 が誰なのか、なかなか興味深い所でしたね。

 「EXTRA」の外伝作品とのことですが、新たな戦いがどのように繰り広げられ、どう決着するのか、
 楽しみです。

 

 

『Fate/EXTRA CCC FoxTail』4巻
 (漫画:たけのこ星人 先生/原作
:TYPE-MOON・マーベラス)

  

 『Fate/EXTRA CCC』別ルート(?)。

 『Fate/EXTRA CCC』をベースにしつつも、ストーリーの異なる作品(らしい)。
 原作ゲーム未プレイなので、違いがよくわかっていないのですが、没になったアイデア等を
 取り入れたオリジナルの物語とのことです。

 主人公・岸波白野のパートナーになるのも、赤セイバーではなく、キャスター。
 狐耳なので、キャス狐と呼ばれている人物になっています。

 この巻では、サクラ迷宮内に突如わいた温泉で、まったりすごす一同。
 キャス狐と謎セイバーのやりとりから判明する、謎セイバーの正体。
 そして、女風呂を覗こうとする輩と、逆に男風呂へ突撃する女性陣と、楽しく盛り上がります。

 しかし、動き出した黒幕的存在が、他のメンバーに接触し始めてから流れが変わり、
 サクラ迷宮最奥部をめざす白野たちの前に、謎セイバー組がふたたび立ちふさがってから、
 激闘が繰り広げられることに・・・

 また、巻末「みゅこーん!キャス狐ちゃん!? もうひとりの自分編」では、
 女性版の白野さん(パートナーは5次アーチャー)が、男の白野くんを陰からチェック。
 これが、面白おかしい4コマ漫画になっていましたね。

 何にせよ、漫画担当・たけのこ星人先生が描く本作品は、見所も多く、かなり楽しめます。
 原作とは異なる内容とのことで、どのような展開になってゆくのか、楽しみです。

 

 

『Fate/Zero』12巻
 (漫画:真じろう 先生/原作:虚淵玄(ニトロプラス)先生・TYPE-MOON)

  

 第4次聖杯戦争を描く物語。

 『Fate/stay night』(第5次聖杯戦争)の前日譚となるスピンオフ作品。
 「stay night」の主人公・士郎の養父となる衛宮切嗣を主人公とし、冬木における
 4度目の聖杯戦争の顛末が、描かれます。

 この巻では、〈征服王〉イスカンダルと、〈英雄王〉ギルガメッシュの戦いをメインに、
 セイバーとバーサーカー、切嗣と綺礼の戦闘開始なども、見所となっています。

 また、言峰綺礼と切嗣の妻・アイリスフィールとの会話では、切嗣と綺礼、
 似た者同士でありながら、正反対である2人について語られつつ、その結果、
 綺礼が切嗣に対して、決定的な憎悪を抱く瞬間も描かれ、背筋が凍るほどの緊張感がありました。

 さらに、イスカンダルのマスターであるウェイバーの想いと、彼の成長が感じられる内容も、
 感慨深いものがあって、クライマックスへとつながる道を、最高の形で彩っていましたね。

 そして、ついに現れる聖杯。
 誰が願いを叶えるのか? が気になると同時に、何やら不穏な空気をまとい始めた物語の行く末が、
 どうなってゆくのか・・・ 私はアニメ版を視聴済みなので知っていますが、それでも楽しみです。

 

 

『Fate/hollow ataraxia』2巻 (漫画:雌鳥 先生/原作:TYPE-MOON)

  

 『Fate/stay night』の後日談を描く物語。

 第5次聖杯戦争が終わってから半年後、平和な日常をすごす衛宮士郎。
 しかし、なぜか聖杯戦争で戦ったはずのサーヴァントやマスターたちも存在するという
 不可解な日々が繰り広げられつつ、その裏では、終わっていない聖杯戦争の影が・・・

 原作はファンディスクとのことで、私はPS Vita版をプレイ済み。
 メインのシナリオは、『Fate/stay night』と同じく奈須きのこ先生で、
 「stay night」を知っていないと、よくわからない内容かもしれません。

 この2巻では、平和な日常をすごしていた士郎が、状況に違和感を覚え、
 夜の街を見回ることにした所、とんでもない事態に巻き込まれつつ、謎の少女に出逢い、
 やがて物語は、ひとつの終わりを迎えることに・・・

 そして、再び始まる平和な日常。
 その裏では、もう1つの物語が展開しており、今回はその主役となるバゼットと、
 彼女のパートナーである謎のサーヴァントとのコンビが、中心となっています。

 2人は、夜の街で「第5次聖杯戦争」を戦っているものの、バゼットは記憶があいまいで、
 奇妙な状況が繰り広げられているあたり、ミステリアスな内容であり、引き込まれますね。

 衛宮士郎がすごす平和な日常と、バゼットとそのパートナーがすごす聖杯戦争。
 この2つの時間の関係は何なのか? 終わったはずの聖杯戦争が終わっていないのはなぜか?

 など気になる所ですが、原作ゲームでは、日常パートのコメディ感と、聖杯戦争パートの緊迫感が
 見事な対比となっていて、本作のテーマと大きくかかわっているように感じますね。
 私は、原作がかなりお気に入りでして、ゆえにそのコミカライズ版にも、注目しております。

 

 

『Fate/mahjong night 聖牌戦争』1巻
 (漫画:サテー 先生/原作:TYPE-MOON)

  

 聖杯ならぬ聖牌を求めて戦う「聖牌戦争」が描かれるお話。

 あらゆる願いをかなえる願望器を求め、7人の魔術師とサーヴァントが争う
 という点は、従来の聖杯戦争と同じですが、願望器が「聖牌」であり、
 戦いも麻雀によって行なわれるのだから、ハチャメチャです。

 第5次聖杯戦争をベースにしつつ、麻雀で争うコメディ4コマ作品。
 4コマになってないじゃないか、という批判の声もありますが、そこが新しい4コマの境地
 と言えなくもないかもしれない可能性も、なきにしもあらず・・・

 麻雀をまったく知らない衛宮士郎が、聖牌戦争に巻き込まれつつ、嫌々ながらも参加者に。
 セイバーをはじめとするサーヴァントたちの麻雀は、超常現象を引き起こし、
 もはや人の領域にないものばかりで、その滅茶苦茶さが面白味になっていますね。

 シリアスな場面すら、ギャグになってしまう所が楽しく、士郎くんが気の毒になるばかり。
 こんなので大丈夫なのか!? と心配になりつつも、面白ければいいじゃない的な気分に(酷)

 やはり、『Fate/stay night』を知っている方がより楽しめると思いますけど、
 麻雀知識はなくとも大丈夫・・・かな? あった方が良いでしょうけど。
 私は麻雀好きなので、すんなり楽しめましたね。

 こちらで連載中ですが、現在はお休み。
 再開は9月とのことで、期待です。

 
  

 その他、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』『氷室の天地 Fate/school life』
 といった派生作品もありますね・・・ いずれも面白いですよ。

 また、こちらで連載中『教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー』にも注目中。
 ゲーム「Fate/Grand Order」公式スピンオフとのことで、大勢登場する英霊から
 ピックアップして、その逸話などを紹介してゆく内容になっています。

 いや本当、色々ありますね、Fateの関連作品。
 それだけ愛され、親しまれているシリーズということなのでしょう。
 これからにも期待したい所です!

 

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◆ 「お気に入り」1巻作品 いろいろ

2014年08月16日 | ◆「お気に入り」  マンガ

「お気に入り」1巻作品いろいろです・・・

が、体調崩してしまって予定よりも少なめに(^^;

他、『プリニウス』 『魔法使いの嫁』 『パンプキン・シザーズ:パワー・スニップス』

『アクレキ』 『エジプトの三角』 『アルドノア・ゼロ』 『魔法少女たると☆マギカ』なども

紹介したかったのですが、今月はもう機会がないかも・・・

 

 

 

『ハルロック』1巻 (西餅 先生)

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 【試し読み】 「奇想天外電子工作コメディ!」 (オビ文より)

 向坂晴さんは、女子大生。

 まだ19歳なのに、彼女の趣味は電子工作!?

 そんな電子工作が好きな、空気読めない女子大生のモノづくり生活です。

 

 「人生の残り時間付きタイマー」「地獄見せマシーン」「ゴキブリをやっつける機械?」

 などなど、作中さまざまな電子工作を披露する晴さん。

 その発想から、製作の過程、実際使用しての結果まで、

 すべてが面白おかしい内容になっていて、楽しませてくれます。

 

 その面白味の中心にあるのは、晴さんの性格。

 「パーツ屋見て、ジャンク屋見て、それだけでこんなに楽しい・・・」

 と言っちゃうくらい電子工作好きというならまだしも、

 人の気持ちに無頓着で、デリカシー皆無、空気を読まないタイプなものだから、

 その言動から周囲の反応まで、あらゆることにズレが生じて可笑しさになっています。

 さすがに「入院してるおばあさんに地獄を見せるマシーン(略)を作ろう!」

 とか言い出した時は、頭おかしいと思っちゃいましたけど!

 

 しかし、その空気読まなさが自由な発想や、気後れの無さになっているあたりは、

 侮れない一面なのかも? とも思わされます。

 また、電子工作における難しい話もあるのですが、

 決して面倒くさくはないので、興味深く読めたりするのも良いですね。

 多くの人たちとの交流も、晴さんの変人ぶりを際立たせてくれて、面白いです!

 

 

 

『紫電改のマキ』1巻 (野上武志 先生)

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 「女子高生×戦闘機!」 (オビ文より)

 女子高生・羽衣マキは、友人・長谷川素子の拾ったヒコーキへ乗ることに!?

 そのヒコーキ「紫電改」は、なぜか言葉を話す不思議な機体。

 そこから始まる、女子高生の大空への挑戦物語!

 

 ヒコーキ通学が許された世界。

 というだけでなく、それぞれの学校に存在するナワバリを侵すと、

 敵対行動とみなされて、攻撃を受けてしまうというから驚き。

 そんなヒコーキの世界で、飛行から戦闘までこなしてしまう女子高生たち。

 はじめヒコーキを持たないマキが、紫電改を手に入れて、様々なライバルと出会い、

 空戦を繰り広げる様子が、心躍る面白さを感じさせる作品になっています。

 

 マキの通う石神女子高校には、エース「飛燕のお蛍」こと

 古嵐蛍という先輩がいて、彼女とマキのかかわりも見所。

 紫電改に乗るマキに、学校の通学機を護衛する役割を担ってほしがる蛍に対し、

 困惑するマキといった風に、ヒコーキ乗りとしての自覚が試されるなど、

 ドラマ的にも面白味を感じさせてくれますね。

 

 そして、空戦がエキサイティングに描かれつつ、

 西東京の四天王なんて存在まで出てきて、ワクワクさせられたりも。

 女子高生はもちろん、ヒコーキも魅力的。

 そんな空の物語に、期待です!

 

 

 

『ステルス交響曲』1巻・2巻

 (原作:成田良吾 先生/漫画:天野洋一 先生)

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 警備会社に勤める“透明人間”の物語。

 さまざまな種族が集まる神防町。

 そこにある警備会社V&Vにいる藪雨トロマは、透明人間だった!?

 彼のもとに舞い込んだ依頼から始まる、カオスなファンタジーです。

 

 原作の成田良吾先生は、『デュラララ!!』『バッカーノ!』などで知られる作家先生。

 これらの作品の特徴は、群像劇であるということで、

 本作にも、その特徴がふんだんに表れています。

 なので、“透明人間”トロマが主役でありつつも、

 2話目(第1幕)から登場する、「呪い」を背負った少年ジグを中心に話が進行。

 彼が遭遇する様々な危険や、異能異形の人々との交流が、面白味となっています。

 なので、2巻終盤での物語の転換には、ちょっと驚かされたりしましたね。

 

 そして、トロマやジグをはじめとする、多くのキャラクター造型もしっかりとしているため、

 個々の人物にも魅力が感じられ、彼らが織り成す群像劇を楽しむことができます。

 異能の力をもった人々のバトルに、心躍ること間違いなし!

 しかし、本作はすでに連載が終了してしまっているとのこと。

 まだまだ活躍しきれていないキャラクターが大勢いることを考えますと、

 少しもったいない気がします。

 

 完結3巻は、10月発売。

 私は成田先生作品が好きですので、本作もじゅうぶんに楽しむことができています。

 ぜいたくを言えば、もっと読みたかったな~と。

 なので、最終巻にも期待ですね!

 

 

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◆ 「お気に入り」1巻作品 いろいろ(後)

2014年06月21日 | ◆「お気に入り」  マンガ

「お気に入り」マンガの1巻作品いろいろ、続きです。

今回は、歴史ものっぽい作品3つで・・・

『黄門さま~助さんの憂鬱~』『アルスラーン戦記』も入れたかったのですが、

2巻出てしまったので、別の機会に・・・書けたらいいな~(^^;

 

 

『応天の門』1巻 (灰原薬 先生)

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 「平安の最強バディ、ここに誕生!!」

 京随一の女好き・在原業平(38)。

 口の悪いひきこもりエリート・菅原道真(18)。

 そんな2人の織り成す、平安サスペンス物語です。

 

 京の都で起きた女官連続失踪事件にからみ、

 出会った業平と道真は、事件の真相へと迫ってゆくことに・・・

 といった感じに、何かしらの事件を、2人して「解決」してゆく内容となっています。

 色恋に長け、フットワークの軽い行動派である業平と、

 頭抜けた頭脳派でありながら、人の心情を察することができない道真

 という組み合わせに、味がありますね。

 

 基本的には、道真が“探偵役”で、業平が“助手的”な立場でありますが、

 口が悪く引きこもりがちな道真を、うまい具合に動かすのが業平というように、

 なかなか面白い関係になっていると感じます。

 また、ガチガチの貴族社会である平安の都にあって、

 若き秀才にありがちな潔癖さをもって挑もうとする道真に、

 「最後には正しい者が勝つと、本気で思っているんじゃないだろうな?」

 などと諭す大人な業平という、若さと成熟さの対比も、興味深い描かれ方ですね。

 

 さらに、業平といえば悲恋でも有名。

 そのあたりの話もにおわせつつ、様々な事件がからんでくる物語。

 平安時代の事物の描き方にも注目できる、期待の1作です!

 

 

 

『姫路城リビングデッド』1巻 (漆原玖 先生)

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 「名将ゾンビ軍団 vs 姫路城」 (オビ文より)

 戦国の世も終わりを告げた時代・・・

 だったはずが、なぜか姫路城に、とつじょ化物の軍団が襲来!

 しかも、それを率いているのは、織田信長や武田信玄といった

 死んだはずの戦国武将たち。 そこから始まる姫路城とゾンビ軍団との戦い。

 

 城が大好きな少年・七尾虎次。

 彼が遭遇した謎の武者は、いわゆるゾンビのような存在で、

 頭をとっても動き続ける化物だった!

 すんでの所を、梟司という男に助けられるも、すでに姫路城は化物の群れに囲まれており、

 人々は、城へこもって対抗することに・・・ といったお話。

 

 物語は、虎次を中心に、彼を助けた梟司や、門番の小熊雪治郎、

 城へ用事があってやって来た少年・徳本千歳、そして城主・本多忠政や、

 その長男・忠刻、さらに、かの有名剣豪など、様々な人物を加えて、

 籠城戦へ向けた展開となります。

 

 敵であるゾンビ軍団の名将たちも気になるところですし、

 何より、姫路城の構造に関する城うんちくなども、面白味になっていますね。

 化物軍団を相手に、どのような籠城戦が繰り広げられるのか・・・ 楽しみです!

 

 

 

『軍師×彼女』1巻 (洋介犬 先生)

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 「JK軍師あらわる!!」 (オビ文より)

 郭河奉子さんは、軍師な少女。

 隣の席の徳武操司くんを、主君認定しつつ、「天下」をめざすとか言い出して・・・

 そこから始まる三国志をモチーフにした、群雄割拠な日常を描くコメディ作品です。

 

 「三国志」を知っていれば、郭河さん=郭嘉で、徳武くん=曹操だとわかります。

 その調子で、作中には様々な「三国志」の武将をモデルにしたキャラクターたちが登場。

 学園内で、はちゃめちゃな行動をとっては、派手に楽しませてくれたりもしますが、

 そこはやはり、ライバル的な存在もいるわけで、緊張感のある内容もあったり?

 

 「三国志」を知らずとも、奇想天外な登場人物を楽しむこともできますし、

 そこから、「三国志」の世界に足を踏み入れてみるのも、また一興。

 曹操がモデルの徳武くんが主役というのも、面白い点ですね。(最近ではそうでもないか)

 もちろん、あの有名人・諸葛孔明をモデルにしたキャラクターも出てきますし、

 さらなる「三国志」世界の広がりを期待したい作品ですね。

 

 

 

この他にも、紹介したい作品は色々ありましたが、

また、しばらく書けそうもないのが、残念です(^^;

 

 

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◆ 「お気に入り」1巻作品 いろいろ(前)

2014年06月20日 | ◆「お気に入り」  マンガ

「お気に入り」マンガ1巻、3作品+単巻1作品です。

【艦隊これくしょん -艦これ-】系で、ひとまとめにしてみましたが、

まだ『水雷戦隊クロニクル』を買えていません(;;)

また、アンソロジーに関しても、現在出ている全巻をそろえていますけど、

そちらは割愛させていただきます。

 

 

『艦これプレイ漫画 艦々日和』1巻 (水本正 先生)

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 人気ゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」プレイ漫画!

 現在、こちらで連載中!

 水本先生ご自身が提督(プレイヤー)となり、ゲーム進行をレポートする作品です。

 

 水本先生が、最初の秘書官として選んだ艦娘(かんむす)は、吹雪さん。

 ゲーム的には「主人公」とされていますけど、今一つ目立たないことで有名な少女(ォィ

 けれど、そんな彼女と共にゲーム世界を歩む様子が、けなげで楽しい内容となっています。

 ちなみに私も、はじめは吹雪さんを選びましたので、親近感を覚えましたよ。

 

 チュートリアルに始まり、建造などで仲間を増やしつつ、出撃しては敵を討つ。

 ゲーム進行を丁寧にレポートしていて、ゲームをプレイしている人はもちろん、

 ゲーム未プレイの方にも、興味を持ってもらえるようになっていますね。

 さらに、登場する艦娘たちも、生き生きとした描かれ方ですし、

 水本提督も、トリの姿が愛らしく、艦娘たちとのやりとりが、とても楽しいです。

 

 ゲーム中の資源を気にしたり、ときには敗北を喫したりと、

 プレイヤーであれば、共感を覚える場面もちらほら。

 全体的に軽快なテンポが心地よいですし、何より、

 吹雪さんを大切にしている点が、私には好感触でしたね。(そこかよ)

 などなど、人気ゲームのプレイ漫画というだけでなく、

 内容も見どころありの作品になっていて、面白いです!

 

 

 

『艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で』1巻

 (さいとー栄 先生/原作:田中謙介 先生/協力:C2機関)

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 「海を――そして明日を護るために」 (オビ文より)

 深海棲艦と呼ばれる謎の存在と戦う少女たち。

 航空戦艦「日向」、駆逐艦「響」、戦艦「金剛」、航空母艦「蒼龍」といった

 大戦時の艦の名をもつ彼女たちの姿が描かれつつ、

 現在に生きる想いを感じられる作品です。

 

 原作を、艦これ運営の田中謙介先生が手掛けておらるため、

 おそらくは、もっともオフィシャル設定に近い内容であるのだろうと思われます。

 中でも、艦娘の描写が凝っていて、日向が艦載機を飛ばすシーンなどは、

 妖精さんたちの愛らしい姿も拝むことができて、楽しめました。

 

 もちろん、発艦シーンや砲撃シーンも迫力満点。

 さらには、艦載機を飛ばす日向の想い、敵潜水艦の位置を探るソナーを使いこなす響など、

 「艦」としての特徴を活かした話作りが秀逸で、現在活動中の「ひゅうが」「ひびき」といった

 艦が描かれることにより、いろいろと感慨深かったりするのも、魅力になっていますね。

 

 戦闘シーンは迫力あり、日常シーンは少女たちのかしましさあり、

 全体的には落ち着いたトーンの内容で、とても良い空気感。

 エピソードごとに中心となる艦娘が違うので、次の巻では誰が出てくるのか・・・

 とても楽しみです!

 

 

 

『艦隊これくしょん -艦これ- side:金剛』1巻

 (漫画:SAYAYUKi 先生/原作:「艦これ」運営鎮守府)

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 「艦これ」の人気艦娘・金剛を主役にした作品。

 海にいるこわーい魔物を退治してくれるお姉さんたち=艦娘。

 その中でも、強力な存在である戦艦の金剛と、妹・比叡。

 この2人が鎮守府へ着任することになりますが・・・

 

 と始まる物語。

 明るいムードメイカーであると同時に、

 “長女”という立場のためか、気配りも欠かさない。

 そんな金剛のキャラクターが、物語をぐいぐい引っ張ってゆく印象です。

 また、同じく戦艦である扶桑姉妹(主に妹の山城)に対抗意識を持たれているのも、

 面白い味付けになっていて、比叡と山城の姉想い対決は愉快でした。

 

 そして、戦いだけでなく、日常の時間をすごす艦娘の姿も、

 穏やかに楽しめる要素になっていますね。

 終盤の緊張感ある展開に、つづきが気になって仕方ありません。

 期待です!

 

 

 

『艦これなのです!』 (漫画:七六 先生/原作:「艦これ」鎮守府)

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 「電、雷、響、暁―― 第六駆逐の絆の物語。」 (オビ文より)

 ゲーム「艦隊これくしょん」の人気者4人組・第六駆逐隊。

 その中の電を中心に、繰り広げられる物語となっています。

 

 電と雷は、鎮守府学園にて、「深海棲艦対策係」をつとめるコンビ。

 学園へやって来る深海棲艦を撃退することが、彼女たちの役割ですが、

 心優しい電は、敵と言えども沈めてしまうことに抵抗を感じていて、

 敵に打撃を与えながらも、逃がしてしまう日々。

 雷も、そんな電を理解し、協力していたのですが・・・

 

 といった感じのお話になっています。

 もちろん、雷電姉妹のみならず、他の第六駆逐隊メンバー=暁や響も登場し、

 雷電たちと深くかかわることになってゆく展開で、じゅうぶんに楽しませてくれます。

 彼女たちは小柄な駆逐艦ながらも、「抜錨」や戦闘シーンなどは迫力がありますし、

 さらに電のやさしさが、ハートフルな空気を醸し出しているのも、好感触な本作品。

 単巻というのが少し残念ですが、楽しませていただきました!

 


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