午前5時40分です。
どんより曇り空で気温はプラス4度。
この秋一番の冷え込みです。
きょうは昼過ぎから晴れのお天気で、日中の最高気温は12度に止まるそうな。
写真のように、ご当地羊蹄山はきのう、初冠雪した。
寒いわけです。
さて、
「国葬反対を巡る『大陸8割』発言」というのがあるそうだ。
毎日新聞電子版が伝えております。
ようは国葬に反対する意見の8割が大陸、すなわち中国からだというのだ。
「ホンマかいな?」と誰しも思う。
この発言の発端は、三重県の小林貴虎県議がツイッターでこう述べためだそうな。
<国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという。今日の講演で伺った話。ソースは以前三重の政治大学院でもご講演頂いた事のある現職。>
これにSNSが「どこからそんな情報を手に入れたのですか?」「その方のお名前は?」などといった反応が相次いだそうな。
すると小林氏は4日、「誰が話したかって話ね。高市早苗さんです」と報道陣の取材に答えた。
保守系団体「日本会議」の会合が2日に名古屋市内であり、高市氏が安全保障問題について講演した際に「政府の調査結果」として話した内容を基に投稿したというのだ。
高市さんよ、「政府の調査結果」ですか…
テレビ・新聞の世論調査では、国民の過半数が国葬に反対だった。
SNSでも反対の声があがっていたけど、その8割が中国から、それも政府調査とはなんじゃらほい。
そもそも中国人は安倍さんの国葬に関心なんぞあったのか?
中国人がSNSにたくさん投稿してまで国葬を嫌がる意味が、おぢには分かりません。
そこで毎日新聞は高市さんに、
>日本会議の会合で講演した事実はあるのか。
>「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという」という趣旨の発言をしたのか。
>発言をしたのであれば、その根拠は何か――と尋ねたそうな。
そしたら高市さん、小林県議が言及した「政府調査」については否定。
だけど、日本会議の会合で講演したか、「国葬反対のSNS発信8割は隣の大陸から」という趣旨の発言したかについては、説明がなかったそうな。
小林県議は5日夜、「ツイッター内容を訂正したい」とし、現在、小林氏のツイッターアカウントは非公開となっているとか。
そもそも、「陰謀論」みたいな話を、保守政治家が身内の集まりで垂れ流すって、どうよ???
安倍さんと旧統一教会とのずぶずぶが明らかになってからというもの、保守派が動揺しているのが手に取るようにわかる出来事のような気がします。
いやはや…