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日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

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MARVEL 倒産から世界No.1となった 映画会社の知られざる秘密

2020-08-18 18:34:54 | Avengers

9月25日発売です! よろしくお願いします!
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MARVEL 倒産から世界No.1となった 映画会社の知られざる秘密
チャーリー・ウェッツェル (著), ステファニー・ウェッツェル (著), 上杉 隼人 (翻訳)

マーベル・スタジオはどうやって成功したか?

その物語を知るにはどこから語りはじめるのがいいだろうか?多くの人はスタン・リーをまず思い浮かべるだろう。確かにあの老人は『アベンジャーズエンドゲーム』(2019)まですべてのマーベル映画にカメオ出演した個性的な人物だったし、2018年11月12日に彼が亡くなったというニュースが流れたときは多くの映画ファンが悲しんだ。リーは単なる愉快なお年寄りではなく、80年以上マーベルに関わってきた同社になくてはならない存在だった。

ハリウッドでは大きなニュースにならなかったが、1981年にマーベル・プロダクションが設立されたことから話をはじめるのがいいと思う人もいるだろう。
2008年に制作されたマーベル・スタジオの最初の映画『アイアンマン』から話をはじめるのはどうか?誰もあの映画が大ヒットするとは思っていなかったし、映画の構想は20年以上ハリウッドで棚上げにされていた。脚本家もいなければ、主役のロバート・ダウニー・ジュニアは問題を抱えていた。大掛かりなスーパーヒーローを手掛けた監督もいなければ、制作の資金繰りにも苦労した。だが、それは大ヒットした。

もしマーベルがどうして成功したか本当に知りたければ、マーベルのコミックスを知る必要がある。マーベルのコミックスを理解すれば、マーベルがいつどのようにはじまったかわかる。マーベルの成功はスーパーヒーローではなく、ブルックリンの貧しい少年が起こした。時代が二十世紀に入ってまもなく、マーティン・グッドマンがマーベル社を創設したことに端を発する。

スーパーヒーローが何人も登場し、膨大な数のキャラクターがあふれ、キャラクター同士がおたがいの世界でぶつかりあい、アーティストも業界人も力をあわせて会社のビジネスを発展させる。こうしたマーベル・スタジオの特色の多くは、すべてグッドマンが会社を創設したそのときからはじまったのだ。
だからここから話をはじめよう。(「プロローグ」より)

チャーリー・ウェッツエル(Charlie Wetzel)
ビジネス書作家。ニューオーリンズ大学卒業、同大学院修了(専攻は英語)。調理師、教師、大学職員、車の販売員など様々な仕事を経験したのち、30代半ばで執筆活動に専念し、リーダーシップ関連のベストセラー作家として知られるジョン・C・マクスウェルとの共著(執筆協力)を含めて、現在に至るまで100冊以上の著作を刊行。主な著書に『ザ・スパンクス・ストーリー サラ・ブレイクリーが築き上げた数十億ドルの帝国とその途方もない成功の背後にあるもの』、『成熟した信仰 今まで以上に大きな人生を自由に思い描いてみる』などがある。

ステファニー・ウェッツエル(Stephanie Wetzel)
ビジネス書作家。チャーリー・ウェッツエルの担当編集者を長く務めたあと、チャーリーと結婚、現在は夫と共同で執筆活動を進める。

上杉隼人(うえすぎ・はやと)
翻訳者(英日、日英)、編集者、英文ライター・インタビュアー、英語・翻訳講師。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科(現在の大学院の前身)修了。『アベンジャーズ エンドゲーム』『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』(いずれも講談社)ほか、マーベル、アベンジャーズ、ディズニー関連書を多数翻訳。訳書に『スター・ウォーズ』(全作〔エピソード I 〜IX〕、講談社)、リチャード・ホロウェイ『若い読者のための宗教史』、ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』、マット・タディ『ビジネスデータサイエンスの教科書』、ニア・グールド『21匹のネコがさっくり教えるアート史』(いずれもすばる舎)、『ザ・ギャンブラー ハリウッドとラスベガスを作った伝説の大富豪』(ダイヤモンド社)、『最後のダ・ヴィンチの真実 510億円の「傑作」に群がった欲望』(集英社インターナショナル)ほか多数(70冊以上)。
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We shall never surrender.

2020-08-18 08:29:31 | S

 Winston Churchill (1874-1965)の1940年の演説は有名だ。

 今日のGetUpenglishはこの演説を見てみよう。

We shall defend our Island, whatever the cost may be, we shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds, we shall fight in the fields and in the streets, we shall fight in the hills; we shall never surrender, and even if, which I do not for a moment believe, this Island or a large part of it were subjugated and starving, then our Empire beyond the seas, armed and guarded by the British Fleet, would carry on the struggle, until, in God’s good time, the New World, with all its power and might, steps forth to the rescue and the liberation of the old.

われわれはわれわれの国を守り抜く、

どれだけの犠牲があろうと、

海浜で、

上陸地点で、

街路で、

丘で戦い抜く。

われわれは断じて降伏しない。

万一 ―― そのようなことをわれわれは一瞬たりとも信じないが ――、

本土の大部分が征服され、人々が飢えに苦しむことがあっても、

イギリス艦隊の兵力の援護を受けた海のかなたのわが帝国(英連邦)が、

権力と武力をすべて備えた新世界(アメリカ)が

旧世界の救済と解放に駆けつけるまで、

必ずや戦い抜くであろう」

 チャーチルは大変な文章家だった。この部分だけでもわかる。

 

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