律儀

律儀・・などと言う言葉は、今は、もう消滅寸前ですかね？
福祉亭にいると、くっきり年代次第ということがみえるような・・なのです。
関係性の維持の基本は、信頼。
ある時は、それが、人を縛り、ある時は、人を救うものかも。
信頼関係があると思っていても、そうでなく、裏切ったの、裏切られたの・・などという関係性もなくなはなかった。
長い昭和の時代を生きてきた人間の中にまだ生きている律儀・・というものに、福祉亭にいると時折出会っている。
福祉亭を始めた頃、年寄りは、律儀だから、心配することない・・と立ち上げに関わっていた行政職がアドバイスしてくださった。
正に、その通り・・で、福祉亭の20年がある。
今は、そんな関係性を市民と共に築く行政職も少なくなっているのかも。
それぞれの中に、お互いさまが、言葉で表現されなくても、しっかり根付いているようにみえた時代。
カタカナ語に変わることで、、昭和の社会を支えていたそんなものが、薄れ、ワタシたちも、あっさり捨て始めていった。
人間関係が、なにか契約・・のような、そんな乾き方を持ち始めている・・かも。
あっさりと言えばあっさり。
若さと言えば若さ。
忙しさと言えば忙しさ。
でも、福祉亭界隈には、まだまだ、ムカシの昭和が生きている。
忘れることなく、福祉亭を訪れてくださる方。
忘れることなく、気づかってくださる方。
ワタシや福祉亭のほうが、失礼していることのほうが多いかも。
申し訳ありません。