おミソ

近隣大学の社会人受講生のみなさんが、飲み会。
お料理も、気合。
でも、どちらにしても、家庭料理の域を出ないんですが。
人数だけ伺う飲み会予約ですが、女性も参加されておられました。
いつもは、独居の男性たちが比較的多いので、あまり気をつかわずに家庭そのままのお料理をお出ししている。
だから、ちょっと、あわてる。
百戦錬磨の女性の眼力と味覚に耐えられる料理になっているかどうか・・と。

穏やかに飲み会は、進行し、やれやれ。
話題がさすが社会人受講生のみなさんのレベルは、高く、
厨房のボラさんが、今日は、いつものみなさんとなんだか違いますね・・と小さな声。
そうなの・・・と、にこっ。
そんなこんなで、そろそろお開き・・のところに。

な～～んと、いいご機嫌のいつものご利用者さんが、突然に。
その場の空気を読まれて、瓶ビールのご注文。
いやいや、それは、困ります。もうお開きですから、生ビールにして・・とワタシ。
お顔ぶれを見て、やっぱり、どうも、いつもの飲み連中さんと違うゾ・・と感じられた様子。
受講生のみなさんに暖かく受け入れて頂き、参加される。
すると、今度は、大サービス。
いつものリップサービス。
どんどん女性たちを持ち上げてしまう。
これだけ持ち上げられて、いやな気分にはならないでしょう。
学問レベルのハナシから、ただの酒席の話題に。

ジツに、勉強になりました。
話題の選び方。
女性のほめ方。
ワタシも、日常よく、おだてて頂く。悪い気はしない。
でも、ちょっとぐらいほめられたからと、浮き浮き気分になるのは、社会的経験の差・・。
場数経験の差なんだ・・って。
いくつになっても、社会的には、まだまだおミソ。