
先日、ブログでいただいたコメントで私の知らない、北海道の和菓子屋さんがあったことが判明しました。
お店は知っていました。
大好きなケーキ屋さんの側でしたから、認識はしていたのですが私は北海道のお店を原則アップすることにしてますのでスルーしてました。
以前ケーキもアップしてますが、かの有名な虻田のわかさいも本舗系列だったとは・・・。
これは買いに行かなきゃ!と思っていた矢先、プレゼントしていただきました。
ありがとうございます!
おめでたい紅梅と戌の焼印がある白い薯蕷です。
組み合わせがなんともキュート。
本日のセッティングは紅白が映えるようにしてみました。
このお餅は求肥になるのかしら?モチモチとっした混ぜ物のない本物の味。
昔、子供の頃の求肥ってこんな味でした。
花粉の部分が取れちゃっていて、私が付け直したためちょっと見た目が変になっちゃいました。
山芋の素材の味がそのまま伝わって、広がる味がなんとも素朴でお芋が活きてる!という感じ
私が食で重点を置いているのは、素材の味です。
濃い味付けは好みではなく、甘いものが好きだからといって甘すぎるお菓子は苦手です。
砂糖の甘さで小豆の味が消えている餡が多い中、小豆!を感じることができました。
わかさいものケーキは甘いイメージでしたが、こちら甘仙堂のお菓子は品のある甘さでした。
こんなに美味しいお店が近くにあったんですね!
菓匠 甘仙堂
札幌市中央区南4条5丁目 東急イン1F
011-512-1771
過去記事 『栗きんとん羊羹』http://blog.goo.ne.jp/fuekitty/e/9eb4077411a481d99c7a76b3a7e2003f
過去記事 『初しぐれ』
http://blog.goo.ne.jp/fuekitty/e/4c6bc2e7198af36bb9f51d5e213d8d44
過去記事『上生菓子』
http://blog.goo.ne.jp/fuekitty/e/ba20c929438c0270d5340ccfbfe3714a
ところでわかさいも本舗のお菓子の北海道土産の私のイチオシは「いもてん」
昔は洞爺湖の本店でしか買えなかったので、洞爺湖のお土産に絶対買ってもらってました。
いもてん、現在は千歳空港やお土産店、お取り寄せでネットでも買えます。
北海道特産の大福豆とビート糖を使用して独自製法で練り上げ芋に似せたお菓子です。格好は「わかさいも」とほとんど同じです。
昔、大学生のとき「商号使用」の研究で2社を取り上げ両社から話を伺おうとしたのですが、「わかさいも本舗」が拒否。「わかさや本舗」側からしか話が聞けなかったのですが、昭和38年に分裂し「㈱わかさいも本舗」を設立したみたいで、「わかさ」という商号の使用について争っているそうです。要するに名前も技術もパクリだそうです。元祖・本家本元は「わかさや」だそうです。どっちでもいいんですけどね。
長々と失礼しました。
本家がどっちか知りませんが・・・味はわかさいもの方が好きです。
登別に住んでいた頃は、わかさいものパンをよく買ってましたし、室蘭の丸井のそばのカフェはよく行っていたこともあり、わかさいも本舗は私には思い出のなつかしい味です。
わかさいもで上生を買ったことはないのでどんな味か想像つかないけれど、私がわかさいもで買うのはやっぱり「いもてん」。
「わかさいも」はあんまり好きじゃないけど、いもてんは大好き!
甘仙堂の新しいものは、私が食べてアップいたします。
地元に住んでいても知らないことってたくさんあるものですね。勉強になりました!
また、美味しい情報を教えください。
確かに存在感が増します。