百名山の著者、深田久弥はいつもの仲間と北杜市の茅ヶ岳登山中に脳出血で亡くなりました。早すぎる68歳。この時の様子を書いたのが藤島敏男で、深田の生涯もっとも山行を共にしました。29回だそうです。略歴を見ると、作家藤島泰輔の父であり、なんと孫はジャニーズの副社長藤島ジュリー景子だそうです。
さて後半には小西政継、長谷川恒男、加藤慶信、中嶋正宏が並びますが、当時の日本を代表するアルピニストで、日本山岳会を引っ張った人たちですが、みな雪崩、滑落で亡くなりました。畳の上で死なないというのは、武士の死に様に似ていますね。
「山は輝いていた」神長幹雄編 新潮文庫
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