今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ベニバナヤマシャクヤクの様子を見に行く      2016.06.04.(1)

2016-06-07 19:19:24 | 山、花、山野草




 そろそろ、ベニバナヤマシャクヤクの咲く季節だ。開花時期の微妙なズレは、結局のところ、実際に行ってみなければ分からないもの。高速を走って2時間近く走って、さらに急な山を登らなければならない。

 今年の予測は若干の早め。最近の山行ではヤマシャクヤクは例年通りになってきているのが気になってはいた。でも、遅すぎるよりはマシと思い、TKさんを誘って目的地に向かう。

 2週間前にも訪れた場所だが、林道の途中で驚いて車を停めた。




ジギタリス
2週間前、咲き始めだったジギタリスは満開に。この山の中の一面の派手な花には違和感を覚えざるを得ない。


 しばらく進んだところで車を停めてそのまま林道を歩いた。




林道を歩いて行くと、歩を進めるたびに中型のタテハのような蝶が舞い上がる。羽に赤茶色の模様があるようだが、動きが早くて姿が捉えられない。ようやく・・・・



                   
テングチョウ
かなり長い間、林道を歩いたがずっとテングチョウは周囲を飛び回っていたから、相当な数が発生したということだろう。


 途中、小さな谷から山へ入ってゆく。最初の急坂から息が切れる。ここの所、雨が降っていないので谷にはほとんど水は流れていない。今日は蛭には会わずに済むのではないか・・・・

 殺風景な杉林の中の谷を進んでゆくと、サワギクがぽつんと咲いていた。







 以後、しばらく登って行くが何もない。また道を・・・、道なんかないのだが・・・、間違えたかなと思った時に一株だけヤマシャクヤクがあった。






 右の斜面を見上げるとヤマシャクヤクらしき姿がいくつか見える。今日は時間があるので登ってみる。





あぁ、しんど。





どれもつぼみなのが気になるのだが・・・・、でもようやく。。

















どれも、花が随分小さく感じた。


 高度を下げないように斜面をトラバースして谷筋戻り、尾根に向かって進んだ。尾根に近づくにつれて緑が少しだけ多くなってきた。













    
ヒロハテンナンショウ
兵庫県の準絶滅危惧種だ。




ヒロハテンナンショウ 
仏炎苞が枯れ始めている個体。大きな個体では葉の数が5枚。




クモキリソウ



 ようやく、尾根が近づいてきた。






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