たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

お伊勢参り付録 その2

2012年01月11日 | パソコン

帰路内宮さんの表玄関の灯篭に灯が入りました

”ここは心のふるさとか そぞろ詣れば旅ごころ うたた童(わらべ)にかへるかな(吉川英治)

深く入りて神路の奥をたづぬれば また上もなき峰の松風(西行法師)

国民(くにたみ)も 常に心を洗はなむ みもすそ川の清き流れに(明治天皇)
(神宮司廰パンフから)”

この清廉な歌心から、野暮な話題に飛ぶが、このブログを若し若い人が読まれたならば、年寄りはいいよな、年金貰って正月から旅行とか、ゴルフとか、医療費も沢山使って・・こっちはよう・・朝から晩まで・・あくせくよ。しかも派遣で正社員にもなれんのよ。(と、神の声が聞こえた)

でも、比較的お金を持っている年寄が銀行や箪笥預金でニコッとしてないで、お金を使わないと経済は活性化しないよ。

2年前、生死を分ける臓器のオペの仕儀となり、オペは成功し退院後の診察で、主治医に「高額な医療費に・・すっかりお国の厄介者で・・」と申し上げると、「世代間負担で貴方も若い頃は一生懸命働いて、年輩者を助けたのですから・・」と慰めてくださった。

大震災で親を亡くした幼児や、両親を亡くして年老いた祖父母に預けられた幼児は、正月をどう過ごしただろうか。

政治に期待しなければならないのに、党派の勢力争いばかりで、国民の方を向いて仕事をされているのか嘆かわしい。
年末から現政権は消費税増税の具体化に踏み出しています。
インターネットを始めた頃から既に、日本の借金時計というサイトの、カウンターがスピードを速めるばかりです。地震・原発と国難のとき、政治家は確りしてほしいが、悩ましき消費税、あなたはどう考えますか。