こころにうつりゆくよしなしごとを

あやしうこそものぐるおしけれ。

山中先生、ノーベル賞

2012-10-09 20:39:13 | 雑感
カテゴリは「仕事」でもいいかなと思ったけど。

絶対受賞するとは思っていましたけど、京大の山中伸弥教授、
2012年のノーベル医学・生理学賞を受賞されました。

2008年に朝日賞を受賞したときの一般向け講演会でお話を聴きました。
まぁ一般向けの話ということもあるけれど、プレゼンは非常にわかりやすかった記憶があります。

脊髄損傷などの重度障害の治療のための再生医療とか、
遺伝子欠損による難病の遺伝子治療(は、もうだいぶ実用化してるが)に、
今後、発展が多いに期待される分野です。
「事業仕分け」なんてアホなことをやらないで、こういう基礎研究にはがしがし、国家予算を出して欲しい。
企業は当然利潤追求ですから、カネにならない研究はなかなか日の目を見なかったりするので。

「2番」じゃダメなんですよ、ノーベル賞は。
(3人まで受賞者枠はある、というツッコミは却下)
ね、オルフェーヴルくん(違)


それにしても、今回は研究発表から受賞までが早かったですね。
まあそのあとものすごい勢いでこの領域は進歩してますのでね。
三浦先生も「あと何年かすれば」とか言っていたら亡くなられましたので、
そういう先生方も多かったのではと、思います。
いえ別に早すぎて文句があるとかそういうことじゃないですよ(アタリマエ)
ノーベル賞を受賞するような研究は30歳代前半くらいまでの仕事だ、と聞いてますし、
よしんば、ノーベル賞を受賞することがなかったにしても、画期的なお仕事であることには変わりはありません。





ただ、自分は、生殖医療は反対の立場ですので。
体外受精でもアウトだと思っています。
でけへんようになったんねん、しゃあないやんか、という気分です。
まぁ、天皇家くらいの伝統と格式のある家ならアリかとは思いますが(不遜ですが「世界遺産」レベルだとおもうのでね)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする