地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

茨城県沖でM4.5 静岡県中部でM4.0 福島県会津でM3.3

2021-03-31 04:56:35 | 日記
 茨城県沖のM4.5の地震は、いわゆる太平洋プレートの接触面付近の地震です。通常、震源の深さが20キロ以内になることが多いのですが、今回は30キロ。陸地から離れぎみのところで、この深さの地震は、最近では珍しいと思います。場合によっては、他の部分に亀裂が広がっていくかも知れません。
 静岡県中部のM4.0は、フィリピン海プレートの北部の動きで起きた地震だと思われます。
 福島県会津のM3.3の地震は、山形県との県境に近い位置が震源になっています。

 北海道と沖縄方面では、まだ、小康状態が続いています。29日のデータでは、北海道の場合は釧路沖の動きが止まっているということ。また、沖縄方面では沖縄本島の南側が動きが止まっている空白地帯になっています。プレート同士がこの空白地帯でしっかり噛み合っていて、動きを止めている可能性がありますから、今後、ここで動きが出ると、少し、規模の大きめの地震になるかも知れません。注意していてください。

 また、再び、三重県沖で群発地震が発生しています。以前の群発地震のときは、海洋調査によるノイズである、という話もありましたが、ネット上では状況が掴めません。万が一の状況も考えられるので、注意していてください。
 また、北陸から山陰にかけて、細かな地震が増えてきています。内陸方面で注意をしていてください。

 それでは、ノストラダムスの第三十三弾です。
 実は、ひょっとしたら、今年起きるかも知れない内容があるので、それを先に出しておきます。
 内容は、イギリス王室関係です。まず、この詩を見てください。

(6巻59番)
 不倫の激しい欲望によって怒り心頭の婦人
 懇願する王子に近寄り、何も言わないが
 短い平手打ちが彼女の怒りをなす
 殉教者に17が置かれること

 ここで出てくる「夫人」というのは、原詩では「dame」。
 この「dame」に女性名詞の前に付ける所有格の「ma」が入って「私の(大切な)夫人」が、いわゆる「madame(マダム)」です。ちなみに「お嬢さん」は「demoiselle(ドモアゼル)」。これに「ma」がついて「madomoiselle(マドモアゼル)」になります。

 詩の内容は、カミラ夫人と不倫を続けていたチャールズ皇太子に対して怒っている「エリザベス女王」ということで「dame」は「エリザベス女王」を指す言葉となっていたりします。4行目の「17」は、ダイアナ妃のこと。チャールズ皇太子と初めて出会ったのはダイアナ妃が17歳になる年(正確には16歳の時に会っている)ということです。しかし、ダイアナ妃と出会う前から不倫を続けていたチャールズ皇太子は、結局、カミラ夫人と縁を断ち切ることが出来ず、そのあと離婚になってしまいます。

 ところが、詩を読み進めていくと、どうも「dame」は単に「エリザベス女王=エリザベス二世」を指しているわけではなさそうなんです。
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大西洋中央海嶺でM5.8

2021-03-30 03:57:14 | 日記
 昨日は、日本での有感地震はありません。
 世界的にみると、スペイン・ポルトガルの西方沖、大西洋の中央海嶺dえM5.8の地震がありました。チベットでもM5.6、カリブ海方面ではバルバドスでM5クラスの地震が複数起きています。

 昨日の日本の状況では、福島県沖では、まだ余震が続いていますし、昨日の八丈島東方沖のM5.8の地震の余震も続いています。また、福島県の南方の沿岸部では、震源の深さ中程度の地震が起き始めていますから、太平洋プレートの接触面が、さらに陸側に入り込んできているようです。福島県では、沖合の地震と同様、沿岸部でも動きが出てくる可能性があると考えて警戒していてください。
 さらに北海道周辺で急に小康状態になっているのも、気になります。期間が空けば空くほど、次の揺れが大きくなると考えていてください。

 28日のデータでは、若狭湾の沖合で、震源の深さ300キロ以上の地震が起きています。ですから、能登半島から和歌山のライン上で動いてくる可能性があると思っていてください。
 同様に、28日のデータでは、愛媛県の下部でも震源の深さ中程度の地震が起きていますので、日向灘から九州方面で揺れてくるかも知れません。
 沖縄方面の小康状態も、気になります。沖縄方面は、小康状態が続いた後の有感地震は、基本的に規模が大きいですから、M5クラスの地震が発生すると想定して、注意していてください。

 それでは、ノストラダムスの第三十二弾です。
 ここでは、第二十五弾の詩の解釈の訂正です。これ、イタリアの噴火ではなく、空から隕石が降ってきている状況のようです。

(1巻46番)
 オーシュ、レクトール、ミランドの近くすべてで
 三夜にわたり 大きな火が天から降ってくる
 とても素敵な素晴らしいことが起こり
 そのすぐ後で 大地に揺れが起こる

 実は、理解してもらえるかどうかは分からないのですが、「この詩の解釈は違うよ。隕石だよ」というのが頭の中にスッと入ってきた感覚があって、それで、状況がハッキリと掴めた感触がありましたので、それを記載しておきます。

 今回の話は第十六弾で書いた「ビスケー湾に隕石が落ちる」という話との連動になります。
 この「隕石」の内容は、彗星の一部が地球の引力に引っ張られ、ビスケー湾に落ちてくるということでした。それで、この彗星は、かなり地球に近いところを通過する、いわゆるニアミスのような状況で通過するようです。そのときに、その彗星の細かなかけらが地球に降り注ぐような形になるようです。

 すると、どうなるか、ということなのですが、これ、現在では、人工的に流れ星を流すというプロジェクトがあって、人工衛星を打ち上げて、そこから鉄の球を落として流れ星を作るということなのですが、その鉄の球の大きさって、パチンコ玉くらいの大きさなんですね。そのくらいの大きさの球でも、十分流れ星が大きく見えるんだそうです。ですから、彗星の小さなかけらが地球に落ちてきても、ハッキリと流れ星が見えるようになるんですね。
 ですから、彗星が地球に近づいている3夜にわたって、空に流れ星が大量に見えるようになるということです。さらに、ビスケー湾に落ちる隕石は、それなりの大きさですから、そのかけらが彗星からはがれるときには、大量のかけらが出来るはずです。そして、その隕石が地球に落ちてくると同時に、そのかけらも一気に地球に降り注ぐため、短時間で大量の流れ星が見えるはずです。災害の話としては、不謹慎かも知れませんが、おそらく、かつて見たことの無いような「人類始まって以来の大天体ショー」のようになることが予測されるんです。すごくきれいな光景になると思います。
 どうやら、それが、ノストラダムスの言う「とても素敵な素晴らしいこと」のようです。
 そして、ビスケー湾に隕石が落ち、その揺れがオーシュ・レクトール・ミランドまで届く、ということのようです。ただ、4行目に関しては、陸地にも隕石が落ちて、それで揺れるという可能性もあります。ここは、実際に起きてみないと分からないところだと思います。

 それで、時系列表を訂正しておきます。

1980年代中頃~現在(2021年)
 1 世界的な気候変動が起こる
 2 それにより洪水が多発する
 3 火山の噴火や火事も増える

2020年中頃まで異常気象が続く

その後
 1 極端な水不足になる
 ・フランスで気温が48度に達する事態が起きる(2021年7月?)
 2 大洪水が起きる

ある年の12月~2月にかけての期間に、恐怖の天体が見える
・フランスのビスケー湾に隕石が落ちる
・恐怖の天体(彗星)が通るときに、細かな隕石も降り注ぎ、流れ星が大量に見える

次の年の9月下旬から10月中旬の間の夜明け近くに、イタリアで噴火が起きる
・フランス中部の町まで火山弾が届く
・クロアチア方面にも被害が広がる

・(クロアチアに津波)

サントリーニ島の噴火

ヨーロッパの水没

2040年
 災害が終わる

2050年代
 預言書が成就する
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八丈島東方沖で2回 与那国島近海でM4.5 浦河沖でM4.2 茨城県南部と日向灘でM3.3 愛知県西部でM2.1

2021-03-29 04:22:56 | 日記
 昨日書いた沖縄方面では、与那国島近海でM4.5の地震がありました。宮古島近海のM6.2の余震だと思われます。沖縄本島から奄美大島付近で揺れやすくなると予想しましたが、同じフィリピン海プレート境界でも、南側の与那国島近海の方で揺れました。ただ、ここから、震源が北上する可能性もありますので、引き続き沖縄本島近海・奄美大島近海では注意を続けていてください。日向灘のM3.3の地震も震源の深さ中程度の地震ですから、こちらの方でも動きが出やすくなっていると思っていてください。

 また、昨日はフィリピン海プレートの北部での動きも注意と書きましたが、八丈島東方沖でM5.8の地震が起きました。M4.4の余震も起きています。どうやら、ここでフィリピン海プレートにブレーキがかかっていたようで、この地震の後、福島沖、茨城県、栃木県、千葉県の方で動きが活発になってきています。茨城県南部のM3.3の地震は、その影響だと思われます。
 北海道では、浦河沖でM4.2の地震がありました。ここで動きが出たことで、青森県東方沖や岩手県の沿岸部で動きやすくなってくると思われます。
 愛知県西部のM2.1は、昨日のM3.0の地震とは違い、通常起きている震源の浅い地震です。太平洋プレートがフィリピン海プレートを持ち上げて起きた地震だと思われます。

 上記以外では、北海道の西方沖から秋田沖にかけて動きが出てきていますので、可能性は薄いですが、念のため注意していて下さい。

 さて、それでは、ノストラダムスの第三十一弾です。
 実は、昨日、時間切れで中途半端なところで終わってしまっているので、今回は、その続きから。

 昨日の詩は

(1巻51番)
 牡羊座のシェフ 木星と土星
 永遠の神 なんという変化!
 次に 悪意を持った長い世紀の後で
 ゴールとイタリア なんという動乱!

というものでした。そして、ゴールはフランスを指す。牡羊座のシェフは「牡羊座α星」のことではないか、という話でした。
 それで、そこから後を少し端折ってしまったのですが、まず、木星と土星が両方しっかり見えている期間を言うと、2017年11月の下旬から2022年の11月中旬あたりまでなんです。そして、それにもう一つの条件、牡羊座のα星が地平線から見える時期をかぶせていったんですね。
 それで、ニンテンドーDSの「星空ナビ」をいろいろな条件下で動かしてみたのですが「牡羊座のα星」と「牡羊座のβ星」は、ともに星座絵を描いたときの羊の頭にあって、牡羊座のα星だけが地平線から顔を出している時間は、ほんのわずかな時間だけ。それも、夜にハッキリ見えるということ(時期によっては昼に地平線に登場してしまう)で絞ったのが2021年の7月あたり、ということなんです。

 それから、これと同じ状況は1999年にもあって、その関係で「1999年に災害が起きる」ということを後押ししてしまっているんです。
 ちなみに、木星と土星が最接近するときは、2020年の12月24日の前後、ということになりますが、このときは、牡羊座の下に入っています。「新型コロナウィルスの変異種が発見された」とイギリスが発表したのが2020年12月23日ですから、ほぼ同時期になりますね。ひょっとしたら何らかの関係があるかも知れません。

 ただ、この詩の内容は、印象として「予兆」を表しているっぽいですよね。ですから「7月に予兆現象が現れるのではないか」ということで、次の詩をピックアップしておきます。

(5巻98番)
 気温が48度
 かに座の終わりに日照り続き
 海・川・湖の魚は病的に蒸され
 ベアルヌ・ビゴールは天の業火に泣くだろう

 詩の2行目の「かに座の終わり」ですが、かに座は6月下旬から7月中旬までの期間。その終わりと言っているのですから、明らかに7月の中旬あたりに起きる現象を指しています。
 4行目のベアルヌ・ビゴールは、ピレネー山脈寄りのフランスの町。ですから、詩の内容は「フランスで気温が48度に達するときがある」と言うこと。また「日照り続き」ということから、大災害が起こる前の「水不足」の時期に相当するのではないか、ということです。そうなると、この後、大洪水が起きて、そして、終末の災害に進むわけですから、この詩の通りが起こると、その「予兆」になるということですね。

 ここで、時系列をもう一度、確認しておきます。

1980年代中頃~現在(2021年)
 1 世界的な気候変動が起こる
 2 それにより洪水が多発する
 3 火山の噴火や火事も増える

2020年中頃まで異常気象が続く

その後
 1 極端な水不足になる
 ・フランスで気温が48度に達する事態が起きる(2021年7月?)
 2 大洪水が起きる

ある年の12月~2月にかけての期間に、恐怖の天体が見える
次の年の9月下旬から10月中旬の間の夜明け近くに、イタリアで噴火が起きる
・フランス中部の町まで火山弾が届く
・クロアチア方面にも被害が広がる

・(クロアチアに津波)

サントリーニ島の噴火

ヨーロッパの水没

2040年
 災害が終わる

2050年代
 預言書が成就する
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宮古島北西沖でM6.2 日向灘でM3.5 千葉県南部と内浦湾でM3.3 愛知県西部でM3.0 富山県西部でM2.8 

2021-03-28 05:08:59 | 日記
 気にしていた沖縄方面では、宮古島北西沖でM6.2の地震がありました。震源の深さが150キロと深い位置ですから、今後、沖縄本島近海や奄美大島付近で震源の深さ中程度の地震が起きやすくなっていると思ってください。
 合わせて、九州方面では、日向灘でM3.5の地震が起きています。今まで書いてきた宮崎県沖の細かな地震が有感地震になったと考えていていいと思います。

 千葉県南部のM3.3の地震は、昨日書いた「岩手県沿岸~宮城県沖~福島県沖~茨城県北部・栃木県~茨城県南部・埼玉県・東京都~神奈川県・静岡県・千葉県~千葉県南方沖の範囲」の地震です。特に昨日は、千葉県や静岡県の南方沖~いわゆるフィリピン海プレートの北部で動きが活発になっていますから、関東方面から静岡方面にかけて注意していてください。

 また、北海道では内浦湾でM3.3の地震がありました。北海道西方沖ほど西にずれませんでしたが、北海道の西側で地震が起きやすくなっているようです。津軽海峡などでも動きが出ています。おそらく、青森県東方沖や岩手県の沿岸部で、しっかり地殻が噛み合っているため、ここで動きが出ずに、西方に力が逃げて行ったものと考えられます。ですから、もしも、青森県東方沖や岩手県の沿岸部で地震が起きた場合、規模が大きめになることが予想されます。注意していてください。
 また、北海道の太平洋側では、震源の浅い地震が多くなってきています。

 富山県西部のM2.8の地震は「能登半島~和歌山のライン」上の地震です。
 また、愛知県西部のM3.0の地震は震源の深さ中程度の地震ですから、宮古島北西沖の地震の影響でフィリピン海プレートに動きが出たためではないかと思います。となると、他の和歌山や日向灘方面で震源の深さ中程度の地震が起きてくるかも知れません。

 世界的にみると、ニュージーランドの南東、南極に近い位置でM5.8とM5.7の地震が連続して起きています。また、ヨーロッパでは、アドリア海でM5.5の地震が起きています。

 それでは、ノストラダムスの第三十弾
 今回は、この詩です。

(1巻51番)
 牡羊座のシェフ 木星と土星
 永遠の神 なんという変化!
 次に 悪意を持った長い世紀の後で
 ゴールとイタリア なんという動乱!

 珍しく、ノストラダムスの詩に感嘆符が入っています。4行目の「ゴール」は原詩では「Gaule」でフランスの古い言い方です。ですから、最後の行は「フランスとイタリアが動乱する」ということですね。そして、2行目の内容から「大きな変化がある」ということが分かります。
 それで、問題は1行目。「牡羊座のシェフ」ですが「シェフ」はいわゆる料理人の「シェフ」と同じ。英語で言うと「チーフコック」ですね。それで、もちろん、シェフと言われればチーフコックのことを表しますが、それ以外にも「頭」や「指揮者」など、チームの「長」という意味があります。それでは「牡羊座のシェフ」とは何なのか、ということですね。

 そこで、星座ですし、後に木星と土星とありますから、やはり「シェフ」とは「星を指している」のではないかということですね。それで、通常、星座の星には、ベガとかアンタレスとかベテルギウスなどの名前があることが多いのですが、実は、牡羊座の星は、ノストラダムスの時代には名前がありませんでした。しばらく天文学上でも、牡羊座α、牡羊座β、牡羊座γというふうに記号がつけられていただけで、後になってα星に「ハマス」、β星に「シェラタン」というふうに名前が付いたんです。ですから、ノストラダムスも「牡羊座のシェフ」と書かざるを得なかったのではないかと思うんですね。となれば、当然、この場合、牡羊座の中心となる一番明るい星、α星の「ハマス」の事を指しているのではないか、ということです。
 そして、わざわざ「牡羊座のシェフ」と書いているということは、他の「β星やγ星が見えない」ときのことではないか。要するに、地平線から牡羊座の頭の部分だけが出ている、そのときに、木星と土星が見えている時ではないか、ということですね。

 そこで、ついに登場。ニンテンドーDSの「星空ナビ」。つい先日、リサイクルショップで見つけて、なぜか「買わなきゃいけない」という衝動に駆られて買ってしまったのですが、そいつに登場してもらい、これで時期を特定しようという話です。
 まず、ノストラダムスはフランスで天体を見ているはずですから、観測地点を「パリ」に設定し、星をずっと動かしてみました。すると、だいたい20年周期くらいで、牡羊座のそばを木星と土星が一緒に通ることが分かりました。ただ、いくら動かしてもαとβが必ず同時に見えるので「シェフ」を「頭の部分」として解釈することに。さらに、木星と土星としか書いていないので、当時認識されていなかった海王星・冥王星を除く他の惑星が見えない時期、ということで、探っていくと、2021年の7月ごろになるんです。要するに「今年の7月」。

 となると、今年の7月に、世界の終末に向かう何らかの変化が現れるのではないか、ということになりますね。
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浦河沖でM4.3 宮城県沖でM3.9 十勝沖でM3.1 和歌山県北部でM2.7 宮城県北部でM1.7

2021-03-27 04:40:41 | 日記
 昨日の状況ですが、やはり、北海道の太平洋側で動きが出てきました。浦河沖でM4.3、十勝沖でM3.1です。アリューシャン・カムチャッカ東方沖、千島列島でも、M4クラスの地震が発生していますから、今後も動いてくる可能性があります。
 また、北海道の西方沖で震源の深い地震が起きていますから、渡島半島から北海道西方沖で動きが出てくるかも知れません。注意していて下さい。

 宮城県沖のM3.9は、震源がかなり沿岸に寄っています。内陸でも宮城県北部でM1・7の地震が起きていますが、こちらは震源が浅い地震です。内陸の地震は、宮城県沖の地震の影響で起きた地震だと思われます。宮城県沖では余震の数が極端に減っていますから、もう少し沿岸寄りで中規模の地震が発生するかも知れません。こちらも注意していてください。それと合わせて、宮城県沖の余震を止めるようにガッチリ抑えているのは、岩手県沿岸・青森県東方沖の地殻の可能性もあります。こちらでも注意していてください。

 和歌山県北部でM2.7の地震は、今までと震源が同じです。西日本では、地震の規模が極端に小さいのですが、数は増えてきています。特に九州。

 福島県沖の余震はまだ続いていて、その影響が茨城県北部に出ています。茨城県北部で再び、動いてくる可能性が高いと思っていてください。

 それでは、ノストラダムスの第二十九弾。
 今までは、津波はイタリアの東側に当たるクロアチア方面で発生していましたが、西側ではどうなのか、と探すと、こういう詩が出てきます。

(2巻3番)
 モナコからシシリーの近くまで
 浜辺すべてに残骸が捨てられ
 偽りの街、市、村でさえなくなっている
 野蛮なものによってのこと 強奪が起き 満員となる

 1行目冒頭の「モナコ」は原詩では「Monach」。とりあえず「モナコ」と訳していますが、この単語は実際にはありません。似た単語では「monarch」というのがあって、こちらの意味は「君主」。ただ、シシリーはそのまま「シシリー島」を指していますから「Monach」もイタリアより西側の地域を指している言葉だと思われます。したがって、ここでは、一番スペルの近い「モナコ」を当てていると思ってください。
 詩の内容は読むと分かると思うのですが、浜辺に残骸が捨てられ、街や市や村も人の住めるような状況ではなくなっているということです。
 4行目については「野蛮なもの」は「Barbares」。この単語は、詩には結構頻繁に出てきて、どこかの地域の人たちを指していると思われます。現時点では、どの地域を指すのか分かりませんが、ここでは、どうやら、その人たちがやってきて「火事場泥棒」のようなことをしているようです。ただ、もう一つ別の解釈があって、この「Barbares」が何らかの自然現象を指している場合、満員になるようなものですから、例えば、溶岩のようなもので埋め尽くされる状況を指しているとも考えられると思っていてください。
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茨城県北部でM3.4

2021-03-26 03:09:04 | 日記
 昨日のブログから今までに起きた有感地震は、茨城県北部のM3.4の1つだけです。
 ただ、太平洋側では、太平洋プレートとの接触部分に当たる震源の深さ中程度のラインの、岩手県沿岸~宮城県沖~福島県沖~茨城県北部・栃木県~茨城県南部・埼玉県・東京都~神奈川県・静岡県・千葉県~千葉県南方沖の範囲では、3月24日のデータで見る限り、動きが再拡大しているように見えます。
 世界的にみても、ニュージーランド北方で、また、少し、動きが出始めています。連動して揺れてくる可能性があるので、まだ、しばらくの間は注意が必要です。

 北海道の方でも、昨日書いた震源の深さ300キロ以上の地震がサハリン近海で起きているにも関わらず、完全に小康状態になっていますから、数日後に少し大きめの規模の地震が発生するかも知れません。こちらも警戒していて下さい。

 南海トラフがらみでいうと、高知県の周辺では、震源の深さ中程度の地震が起きる範囲が、和歌山・徳島方面(東側)からと宮崎沖・愛媛県方面(西側)の両端から、徐々に、その範囲を狭めてきている印象です。
 その関係で、力の逃げ道となっている山陰方面で、少し動きが出ています。
 九州、沖縄方面でも、不思議なくらい、小康状態が続いています。フィリピン海プレートの東側で動きが活発なのに対して、西側が小康状態というのは不自然ですから、揺れてくるとやや大きめになる可能性があります。注意していてください。

 それでは、ノストラダムスの第二十八弾dす。

 これは以前にも書いたのですが、自分は、子供のころ室蘭に住んでいて、そのときに有珠山の噴火を経験しているんです。
 それで、そのときの経験を簡単に書いておきます。
 ある日、家の中が2~3分ほどカタカタ小さく揺れて、それからしばらくすると、急に空が真っ暗になったんです。するとまもなく、屋根にバチバチと大粒の雨が当たってきて「うわっ、これは、すごい土砂降りだな~」と思って外を見ると、雨ではなく、白っぽいツブツブがあたり一面にまき散らされたようになっていたんです。一瞬、何が起こったか分からず、とりあえずテレビを付けてみると「有珠山が噴火した」というニュースが流れていたんですね。

 この時降ってきた白いツブツブは、正確に言うと火山灰ではなく、火山礫というもので直径2~64ミリの間のものです。
(火山礫のWikiはこちら↓)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%B1%B1%E7%A4%AB

 そこで、詩を2つ、書いておきます。

(3巻16番)
 乳白色の雨のあとで 非常に長い時間
 ランスの数か所で 天が触れる
 おお 彼らが準備するしている近くで なんという血の紛争!
 父親たちと紐 王室の者たちは思い切って近づくことができない

(2巻32番)
 俗に言う乳白色 血 カエルがダルマチアの上を隠し
 紛争を与え 素早いペスト クジラの
 エスクラボニー全体で 叫びが大きくなる
 そのときラベンナの近くや中で怪物が生まれる

 この2つの詩に共通しているのは「乳白色」。最初の詩では「乳白色の雨」となっていますから、この「乳白色」は空から降ってくることが分かります。そして、次の詩では、ダルマチアの上を隠すんですね。この「ダルマチア」というのは、クロアチアの沿岸部の事を指します。ということは、陸地に積もって地面を覆うことが出来るもの、ということですね。
 となると、この「乳白色の雨」というのは、どうやら、本当の雨ではなさそうです。火山灰・火山礫の事を指していると思われます。
 さらに2つ目の詩の3行目で出てくる「エスクラボニー」はクロアチアの内陸部を指す言葉なんですね。

 そして、2つ目の詩の4行目。ラベンナというのは、ちょうどクロアチアとアドリア海を挟んで向かい側に当たるイタリアの町。ここで怪物が生まれるようです。この怪物とは何か? ということですね。
 それで、ここではまだ、確定は出来ないのですが、詩のつながりで言うと、おそらく「津波」である可能性が高い。第十七弾で書いた「クロアチアを襲う津波」は、このとき発生するのではないか、と考えています。
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福島県沖でM4.2 宮城県沖でM3.9 和歌山県北部でM1.7

2021-03-25 03:51:19 | 日記
 昨日のブログを書いた後に起きた有感地震はタイトルの3つだけ。福島県沖のM4.2と宮城県沖のM3.9はどちらも余震。和歌山県北部のM1.7は能登~和歌山のライン上の地震です。

 昨日の状況を見ると、世界的には、大きな動きはほとんどありません。チベットのあたりでM5.4の地震が起きている他は、M5以上の地震は起きていません。
 ただ、日本では、太平洋沿岸で動きが続いています。特に福島沖では、余震域が徐々に広がりつつあるようです。再び中規模以上の動きがあるかもしれません。

 23日のデータではサハリン近海で震源の深さ300キロ以上の地震が起きていますから、ここで地震が起きた場合、北海道の太平洋沿岸方面で有感地震が発生しやすくなります。根室沖、釧路沖から浦河~青森県東方沖で注意していてください。
 中部方面の内陸でも細かな地震の数が増えてきていますし、能登~和歌山のラインでも依然として動きが続いています。九州でも全体的に、規模は小さいですが細かな地震の数は増えてきています。鹿児島・熊本・大分・宮崎で規模は小さいですが、震源の浅い地震が起きる可能性があります。

 それでは、ノストラダムスの第二十七弾です。
 今回も前回の続きと思われる詩です。

(2巻91番)
 朝日が昇り 大きな火が人々を見る
 緊張した北風に向かって騒音と光
 円形の中に 死と危機が人々を過剰に
 剣によって 火 飢餓 死が待っている 

 噴火ということを考えて読むと、内容は自然に分かってくるのではないかと思います。
 まず、1行目ですが、この詩でも「朝日が昇り」とありますから、前回の「夜明けの大地」と連動しますね。ここでは、「人々」が主語ではなく「火」が主語になり「火が人々を見る」という書き方をしていますから、噴火して高く上った火が人々を見下ろすような状況を描いているのではないかと思います。もしも、これが「戦争」などを表しているとしたら、行動するのは「人」ですから「火」が主語になるような書き方はしないでしょう。あくまで「自然現象」が主体となって動いていることを指しています。
 2行目の「騒音と光」も噴火の様子でしょう。
 3行目の「円形」は火口の形を表しているものと思われます。
 4行目は、この噴火によって起こることですね。時系列でみると、この前の段階で洪水が起こっていますし、この噴火で道路などが分断されます。噴火ですから空路も使えません。結果、物資の輸送が全くできない状況が想定されます。

 それで、ノストラダムスは、この噴火からヨーロッパの水没までの内容を非常に細かく書いています。詩のほとんどが、この災害に関する内容と思ってください。
 ちなみに、このイタリアの噴火によって、バチカンが壊滅し、キリスト教が終焉を迎えます。
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浦河沖でM3.8

2021-03-24 04:24:08 | 日記
 昨日のブログの後で起きた有感地震は、浦河沖のM3.8の地震だけ。世界的にみると、全体的に小康状態になっていて、規模も小さく、数も少なくなっています。
 となると、次に気を付けていかなければならないのは、今回の宮城県沖や福島県沖の地震関連の動きです。

 まず、東日本大震災の直後では、東北の太平洋沿岸部では、余震が多数発生しました。ただ、これは、今回の地震を受けての警戒の範囲だと思われますので、ここでは割愛しておきます。その他の地域で太平洋プレートがらみで行くと、東日本大震災の2年後の2013年に北海道の十勝地方南部でM6.5の地震が発生しています。この時の最大震度は5強。現在、十勝地方で震源の深さ中程度の領域で動きがみられます。今回の福島・宮城沖の地震と関連して動いてくる可能性があると思っていてください。

 また、本当に気を付けておきたいのは、太平洋プレートの動きの直後のフィリピン海プレートの動きによるもの。東日本大震災の4日後には静岡県東部で震度6強の地震が起きています。また、5年後の2016年には熊本地震が起きています。また、長野県でも震度5弱の地震が起きています。

 昨日の状況では、太平洋沿岸で細かな地震が多数確認されていますが、それ以上に気を付けたいのは、やはり、内陸部と西日本。昨日になって急に動きが活発になってきて来ています。
 昨日も書いた能登半島から和歌山のライン上に愛知・三重県も含めておいた方がいいと思います。また、奄美大島を中心とした沖縄方面でも急に動きが活発になってきていますし、山陰や瀬戸内海方面でも細かな動きが出てきています。例によって、気温の上昇=圧力の上昇という意味では、ここ数日、気温が高くなるという天気予報も気になりますので、特に気温が急激に上がる地域では注意が必要だと思います。

それでは、ノストラダムスの第二十六弾です。
今回も前回の続きです。

(5巻70番)
 てんびん座で 周囲の地方には石が投げられる
 大きな戦いで山が震え
 両性はすべて ビザンチンはすべて 奴隷になり
 人々は夜明けの大地から大地に向かって叫ぶだろう

 まず1行目ですが「周囲の地方には石が投げられる」と書いていますね。これが噴火を指していると思われます。今まで2回、フランスまで火山弾が届くことを書きました。ですから、周囲の地方に石が投げられるのは、当然でしょう。ここでネックになるのは「てんびん座」です。どうやらこの噴火、9月下旬から10月中旬の間で起きるようです。
 2行目は、大噴火ですから、当然、山が震える~地震が起こるでしょう。
 3行目のビザンチンですが、これは第十七弾で書いた「クロアチアの津波」の詩と同じ「Bisance」の単語が使われています。実は、ノストラダムスは「Bisance」と「Bisantin」を使い分けていて、おそらく同じ単語を使っているところは、同じ地域だと思われます。ですから、この場合はクロアチア方面に火山弾などが降り注ぐのではないかと思います。もちろん、イタリアで噴火が起きた場合、クロアチア方面は風下に当たるので、噴煙などがあたり一面を覆うということも考えられますから、この状況が「征服されて奴隷になる」ということを指していると思われます。
 4行目で人々は助けを求めたり、不明者を確認したりするのに大声を出すでしょう。そして、ここでは「夜明け」が大事になります。おそらく、この噴火は「夜明け」近くで起こるものと思われます。

 ここで再び時系列を整理しておきましょう。
1980年代中頃~現在(2021年)
 1 世界的な気候変動が起こる
 2 それにより洪水が多発する
 3 火山の噴火や火事も増える

2020年中頃まで異常気象が続く

その後
 1 極端な水不足になる
 2 大洪水が起きる

ある年の12月~2月にかけての期間に、恐怖の天体が見える
次の年の9月下旬から10月中旬の間の夜明け近くに、イタリアで噴火が起きる
・フランス中部の町まで火山弾が届く
・クロアチア方面にも被害が広がる

・(クロアチアに津波)

サントリーニ島の噴火

ヨーロッパの水没

2040年
 災害が終わる

2050年代
 預言書が成就する
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福島県沖でM4.0 宮城県沖でM3.7とM3.5 岐阜県飛騨地方でM2.2

2021-03-23 04:01:52 | 日記
 福島県沖のM4.0と宮城県沖M3.7とM3.5の2回の地震は、余震とみていいと思います。同様の動きは、岩手県南部の沿岸にも広がっていますし、茨城県北部と東京湾周辺でも、いまだに動きが続いています。東北から関東にかけての内陸部の21日のデータでは、震源の深い地震が多くなっていますので、今までの余震が今後も続いてくると思われます。

 また、岐阜県飛騨地方でM2.2の地震がありましたが、能登半島~和歌山のライン上に近く、このラインは、少し幅をもって動ているようです。能登から富山・福井、岐阜・京都・大阪~和歌山と考えていてください。21日のデータでは、三重県の沖合で震源の深さ300キロ以上の地震が複数起きていますから、このラインも動きやすくなっていると思われます。

 北海道南西沖と秋田沖ではやや大きめの震源の浅い地震が起きていますから、可能性としては薄めですが、今後、動きがあるかも知れません。
 世界的には、全体的に小康状態。ニュージーランド北方沖やカムチャッカの東海上での余震も規模が小さくなり回数も減っています。

 それでは、ノストラダムスの第二十五弾です。
 この詩が、第二十四弾の内容と連動していると思われます。

(1巻46番)
 オーシュ、レクトール、ミランドの近くすべてで
 三夜にわたり 大きな火が天から降ってくる
 とても素敵な素晴らしいことが起こり
 そのすぐ後で 大地に揺れが起こる

 オーシュ、レクトール、ミランドは、昨日紹介したオーベルニュ地方より南側でピレネー山脈に近めのフランスの町。3か所とも割と距離的に近い。オーベルニュ地方に火山弾が降ってくるならば、当然、それと同等の距離にある町にも降ってくるはず。それがこの詩に書かれていると思われます。
 2行目の「三夜にわたり」は、他の詩とも連動するのですが、このイタリアの噴火は一日では終わらないようです。また、4行目の「大地に揺れが起こる」ですが、おそらく火山性地震がフランスまで届くということだと思います。ただ、基本的に火山性地震と言うのは震源が浅く、あまり広い範囲の揺れにはならないですから、この揺れがフランスまで届くということになると、相当大規模な噴火になっているということになります。
 3行目の「とても素敵な素晴らしいこと」というのは、現時点では何を指しているのかは分かりません。単に、夜に火山弾が降ってくる様子が花火をあげているようにきれいに見えたのか、逆説的な表現で火山弾で命を落とす人が出ているのか、噴火の救済で何か素晴らしいことが起きるのか、そのあたりの事ではないかと思います。
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千葉県北西部でM3.9 宮城県沖の余震8回 大阪府北部M2.9 長野県北部で2回 和歌山県北部で2回

2021-03-22 04:15:32 | 日記
 まず、世界的な動きからですが、ニュージーランド方面の地震も、カムチャッカ半島東方沖も一旦、収まった状況です。
 昨日書いた内容からは、まず、東京湾エリアで千葉県北西部のM3.9の地震が起きました。ただ、このエリアでは、まだ、動きが続いています。茨城県南部の震源が埼玉や栃木の方にずれているので、そちらの方で揺れてくるかも知れません。
 大阪府北部のM2.9と和歌山県北部のM1.5の2回の地震は、昨日も書いた能登半島~和歌山のライン上の地震です。このラインではまだ動きが続いていますから、今後も揺れてくる可能性が高いと思っていてください。

 宮城県沖の有感地震になった余震は、M4.2、M3.9、M3.8、M3.7、M3.6、M3.5が2回、M3.4と全部で8回になっています。
 長野県北部M2.4とM2.0の2回の地震の震源は、岐阜・長野の群発地震帯よりもやや北。富山県との県境です。千葉県北西部の地震の影響だと思われます。

 昨日の状況では、一旦収まったように見える福島県沖でも、まだ、余震は続いていますから、こちらの方でもまだ動いてくる可能性があると思っていてください。
 宮崎沖でも震源の深さ中程度の地震が起きています。昨日書いた種子島近海のM4.4の地震の流れで、動いてくる可能性があると思っていてください。

 それでは、ノストラダムスの第二十四弾です。
 今回も「子供」が出てきます。

(1巻65番)
 手のない子供 今までにこんなに大きな稲妻をみたことがあっただろうか
 傷つけながらボール遊びをする 王家の子供
 オーベルニュ地方の山や丘をめちゃくちゃにし 周りの閃光が粉にする
 中央が持ち上げらることによって 鎖の上の3

 さて、今回の子供もかなりスーパーです。手が無いのにボール遊びをしてオーベルニュ地方の山や丘をめちゃくちゃにしてしまうんですね。
 ということで、これも前回と同様の比喩表現。もちろん、火山の噴火~というより、子供ですから、まだ、火山になる前の平地が噴火して起きる状況です。
 1行目は、噴火によって発生する稲妻のこと。噴火口ですから、当然、手はありません。
 2行目は、噴火口がするボール遊びですから、かなり大きな火山弾が噴出されると考えていいと思います。
 そして、3行目。この火山弾がオーベルニュ地方にまで降ってくるようです。原詩の単語は「puy」。オーベルニュ地方の山や丘の一帯を指す方言だそうです。オーベルニュ地方というのは、フランスの中央あたりの地域。Wikiを添付しますから、それで確認してみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%A5%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%9C%8F

 ということは、イタリアの噴火で火山弾がフランスまで届くということになります。かなり大きな噴火になるということですね。
 4行目の「中央が持ち上げられる」は、噴火によって、火口の一帯が盛り上がり、徐々に山になっていく状況ではないかと思われます。最後の「鎖の上の3」だけは、今の段階では分かりません。

 さて、ここで、ちょっと押さえておきたいのは「王家の子供」ということです。「王家の子供」ですから、これから育って行くと「王子」という扱いになりますね。さらに「王子」はやがて「王様」になります。さらには爵位なども与えられたりしますよね。ということは、この山が育っていくにしたがって、名称が変わってくるということなんです。この点を記憶にとどめておいてください。
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