地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

インドネシアで津波発生

2018-09-30 04:52:37 | 日記
 ニュースでご存知の方もいらっしゃると思いますが、昨日、インドネシアで津波が発生。現在、分かっているだけでも420名の方が亡くなったそうです。亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。

 自分、この様子をネットのニュースの映像で見てみたのですが、津波もひどかったのですが、家屋の倒壊もひどく、地面にいくつも亀裂が入っていました。震源が浅めのようで揺れも相当大きかったようでした。

 昨日、こちらに書いたインドネシアの地震ですが、情報に訂正がありました。2回目の地震はマカッサル近辺ではなく、1回目に起きた地震のパルの近くでした。そして、このように、最初に大きな前震があり、さらに大きな本震が襲ってくるタイプは、熊本地震や東日本大震災と同様のパターンです。となると、これからも大きな余震が起こる可能性があります。
 そして、以前、この地域一帯も日本と同じ地震の巣で「今後、大きな地震があるだろう」ということを書いていたのですが、まさにその通りになってしまいました。

 それで、この地震、当然、日本にも影響を与えると思います。そして、2004年インドネシアのスマトラ島で津波が起きた後、2011年に日本で起きたのが東日本大震災ですから、太平洋プレートが大きく動けば、他の地域の地震も大きくなると思っていなければなりません。
 そして、世界中が高温現象になっていますから、東日本大震災のように数年後に起きるというよりも、今年から来年にかけて大きな地震が再び起こる可能性が強いと思います。

 さらに、高温現象から地震に結び付くパターンで行くと、山古志で高温現象が起きた年の10月に起きたのが新潟中越。それと、今年の胆振東部が高温現象が起きたその年の内に起きたもの。東日本大震災・熊本地震・阪神大震災・鳥取中部地震は、高温現象が起きた翌年です。
 ですから、まだまだ油断はできません。

 今後、大きな地震が起こる可能性のある場所を挙げると、
北海道~青森西方の日本海側。
関東方面(千葉・茨城の地震がまだまだ落ち着いていません)
北陸の日本海側(関東の圧力がこちらの方に出てくる可能性あり)
九州周辺
 と、ほとんど、日本全国と言っていいくらいの状況です。

 そして、今回紹介の詩は、いよいよ「イタリアの噴火」に関するものです。

(5巻81番)
 偉大なるものの子供は誕生で立ち上がらない
 高いアペニン山脈を征服し
 均衡のとれたそのすべてのものを揺らす
 そして、フールの丘からモンスニ峠まで

 まず、詩に出てくる地名から。
 アペニン山脈はイタリアの背骨にあたる山脈です。モンスニ峠は「Mont-Cenis」でイタリアとフランスの国境近くの峠。フールの丘は「Monts Feurs」。「Mont」と出てくると、なんとなく「山」と思ってしまうのですが、実は、丘とか峠でした。「Feu」が「火」という意味なので「Monts Feurs」をなんとなく火山のように思っていたのですが、それもどうやら、違っているようです。

 さて、詩の2行目、3行目でだいたい予測がつくと思うのですが「アペニン山脈を征服」して「すべてのものを揺らす」んです。ここで出てくる「子供」って、人間ではないでしょう。
 それで、種明かしをすると、実は、この子供、これからどんどん育って行って、大きな山になるんです。その話は、今後、いろいろ進めていこうと思っているんですが、これがナポリ近郊にできる新しい火山なんだと思ってください。

 そこで、大事になるのが1行目の「誕生で立たない」というところです。どうやら、生まれたときには山の形をしていないようなんです。どちらかというと、地震が起きて、平地のようなところにポッカリとマグマの噴出する穴が開いて、そこからマグマがどんどん噴出していって、大きな山になる、という流れのようです。
 そして、最終的に「アペニン山脈を征服する」ということなんですが、これ、個人的なイメージでいうと、アペニン山脈よりも小さい山だったら「征服した」という感じにはならないかな、と思うんです。アペニン山脈は、基本、2000メートル級の山が多いので、おそらくはそれよりも大きくなるだろうと思っているんですね。おそらく、パッと見てわかるくらいであれば、3000メートル級の山にまで育つのではないかと思っているんですよ。

 それで、状況としては「富士山」を考えてみるといいと思うのですが、富士山って噴火でドンとできた山ですよね。ちょっと大きく「地球の歴史」としてみた場合、こういう山が噴火によって出来上がるというのは、地球にとっては当たり前のことなんです。それが、現代に起きる、ということなんですよ。
 そうやって考えると、あり得ない話ではないんです。
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インドネシア スラウェシ島で地震が2回

2018-09-29 04:38:36 | 日記
 インドネシアのスラウェシ島近辺で2回地震がありました。1回目はパルのそばでM6.1、2回目はマカッサル近辺でM7.4だそうです。太平洋プレートとインド・オーストラリアプレートとのプレート境界での地震ですが、ここはフィリピン海プレートも絡んでいるところ。このあと、日本にも影響が出てくると思います。

 日本で気になるところは、まず、震源の深い地震が日高と岩手で起きているということ。ただ、この震源の深い地震については、次の動きが出てこない状況です。ですから、今回の胆振東部のように、溜まったエネルギーが一気にドンと来ることに警戒を続けておいてください。
 もう一つは、韓国と日本の間、ちょうど対馬の西で少し大きめの地震が起きています。地表の揺れはなかったようですが、新たに亀裂が入ったところは、次に大きく揺れる可能性があるので注意が必要です。

 そして、もう一つ。以前から書いていますが、沖縄本島近海で、再び、M4クラスの地震が2回。地表には影響がなかったため、気象庁は発表していませんが、もしも、ここが陸地だったら、胆振東部地震と似たような状況になっていたかもしれないと思われるところですから、今後の動きは、やはり注意しておいた方がいいと思います。

 それで、今日の詩も「dame」関連です。
(6巻59番)
 不倫の激しい欲望によって怒り心頭の婦人
 懇願する王子に近寄り、何も言わないが
 短い平手打ちが彼女の怒りをなす
 殉教者に17が置かれること

 これも「dame(婦人)」がエリザベス女王とすると、チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫に沿って考えた場合、意味が通じるだろうと思われる詩。最後の4行目だけがちょっと意味不明なのですが、考えようによっては、ダイアナ妃とチャールズ皇太子が交際を始めたのが、確か彼女が17歳のときだったような(ひょっとしたら18歳だったかも知れません)。そして3年交際して20歳で結婚だったはず。だから、17はダイアナ妃のことを言っているのかも知れません。

 ただ、ここで問題なのは「dame」を「カミラ夫人」として、チャールズ皇太子がダイアナ妃と交際を始めたことに対する二人の状況と考えても、意味は通じるんです。それで、この「dame」って、結局、どっちにも取れるような内容のものがそれなりにあるんですよ。

 そして、こういう詩が多いので、ノストラダムス自身「そのときが近づいてこないと、詩の意味が分からない」と言っているんですね。要するに「どちらか一方が違う」という判断がつくのが、ことが起こる直前何だ、ということだと思うんです。
 そして、ここからは、まったくの推測なのですが、どちらかが亡くなるのではないか。そして、どちらの話か分かるようになるんじゃないかということなんです。

 そして、さらに言うと、他の詩では、3人の王子が対立する様子が書かれているんです。ということは、先にエリザベス女王が亡くなって、カミラ夫人が王妃と同等の立場になり、そこで、王位継承権をめぐって、ダイアナ妃の2人の子供とカミラ夫人の子供が対立するのではないかと思うんです。もしも、エリザベス女王が生きている状態であれば、カミラ夫人の子供は「前夫」との子供ということになっていますから、その子には、王位継承権は絶対に渡さないだろうと思うのですが。
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長野県北部でM2.3

2018-09-28 05:13:15 | 日記
 長野北部で震源のごく浅いM2.3の地震がありました。表記は長野県ですが、富山県との県境に近いところで、長野県の地震も、やはり徐々に西方に移動しているように思います。

 また、震源の深い地震は、岩手・宮城の県境と宮城・山形の県境で2回。
 過去の状況と同様の動きをするなら、岩手沖で震源の深さ40~50キロの地震があると思います。次に怪しいのは秋田・山形の内陸部で震源の深さが10キロ程度。ただ、東北も徐々に予定通りの動きが出なくなっていますし、青森県西方沖で怪しい感じが続いていますから、ちょっと注意をしておいた方がいいと思います。

 そして、その他の場所は、あまり大きな動きがありませんでした。きっと、エネルギーが蓄えられている状況だと思います。今まで「危険」と書いてきたところは、引き続き警戒していてください。

 さて、今回は「dame(婦人)がエリザベス女王を指すのか?」というところをハッキリさせていくために、この詩を選びました。

(6巻63番)
 婦人は一人 統治のために残り
 その独自性 名誉の警護に初めて立つ
 7年間 苦しみを探求し
 大いなる幸福により 統治し 長く生きる

 この「婦人」のところが「dame」です。
 それで、一応、エリザベス女王の来歴と照らし合わせてみます。
 第二次世界大戦中、敵の攻撃から身を守るために本国を離れて暮らすようカナダ行きを言われるのですが、このとき、王室(エリザベス1世)は「国民と共に本国にとどまる」という決断をし、エリザベス女王は自ら軍隊に加わり、砲弾の準備などの後方支援を行っていたそうです。ちなみに、王室関係者は、名誉職として軍隊に名前だけ登録することはあっても、エリザベス女王のように、実際に活動したのは彼女が初めてだったそうです。
 1939年に始まった大戦は7年後の1945年に終結。その間、国内で活動し、勝利が決まった時には、身分を隠して、民衆と共に喜びを分かち合ったそうです。
 その後、結婚、女王就任となって、今に至るということです。ちなみに、今は、世界最高齢の国家元首です。

 というふうに見てみると「合うといえば合う」んですよね。

 ただ、微妙な相違点としては「一人、統治のために残った」わけではなく、このときは王室全員が残ったこと。軍隊の活動は、どうやら、妹のマーガレットと一緒に行動していたようです。この辺は、ひょっとしたら、訳の方のニュアンスが違っているのかもしれません。実際に、他の詩では、もうちょっと「しっくりくる」気がします。
 ただ、一つ問題があるんです。
 それについては次回。
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フィジーでM5.7 千島列島でM5.3

2018-09-27 03:40:08 | 日記
 世界的に見ても太平洋プレートが大きく動き続けているのが分かります。フィジー諸島でM5.7。
 また、カムチャッカの地震の影響が出たと思われるのが、千島列島のM5.3の地震です。このあと、北海道の太平洋岸で地震が起きる可能性があります。

 そして、一昨日の宮城沖に続いて、昨日は福島沖でM3.9。また、佐渡島近辺で揺れると予想していたのが、それよりも南側の新潟県中越で起きています。

 そして、昨日の地震で気になるのが父島近海の地震です。震源が浅いのですが、この場合、上に持ち上げられて上部に亀裂が入る動きをしているケースであれば、フィリピン海プレートの東側が下がるので関東から東海方面に影響が出るのではないかと思います。
 その逆の上部が押しつぶされて起きた地震であれば、圧力がそのまま西方向にかかり、重心移動で西側が下がるので、南海トラフから沖縄トラフにかけて影響がでるのではないかと思います。

 今後の動きの確認が必要ですね。

 それから、今回の詩は、昨日の続きで「オグミオン」の話です。

(5巻80番)
 オグミオンがビザンチンに近寄ってくる
 狩猟が野蛮な同盟になる
 2つの方法のうち、独特のラスケラが一つ
 野蛮とフランスは永遠に策謀の中

 この詩、ハッキリ言って2~4行目は、なんとなく雰囲気はあるものの、具体的に何を言っているのかは分かりません。ただ、大事になるのは1行目なんです。

 前に書きましたが、一つ一つの詩では意味が分からないけれども、2つ以上の詩をセットにすると意味が見えてくるようになっているんですね。そして、ここでのキーワードは「ビザンチン」です。昨日紹介した詩でビザンチンに津波が来るということが分かりましたから「オグミオンが近寄ってくる=津波がやってくる」と解釈でき、結果、「オグミオン=津波」となるんです。そして「オグミオン」そのものの意味は分からなくても、ノストラダムスの詩の中では「津波を表す」ということが分かっていれば、ちゃんと解釈できるようになりますよね。

 それから、この「ビザンチン」についてですが、コンスタンティノープル、いわゆる今のイスタンブールが首都だったことから「ビザンチン=トルコ」と解釈している訳が多いんです。ところが、ビザンチン帝国の領土は、今のクロアチアからギリシャ、トルコのあたりをすべて含んでいるんです。
 それで、昨日の詩ではアドリア海で津波が起きているわけですから、もちろん、クロアチアにも津波が押し寄せるでしょう。そして、おそらく、ノストラダムスの言いたかったことは、クロアチア・ギリシャ・トルコのあたりまで津波が押し寄せる、ということだと思うんです。それで、いちいち、いくつも国名を順にあげなくても済むように「ビザンチン」という一語で表したのだろうと思うんですね。
 ですから、この津波に関しては、トルコだけではなく、「ビザンチン帝国だった一帯に津波が押し寄せるんだ」と解釈した方がいいと思うんです。

 ということで、昨日の詩の意訳です。

(8巻31番 意訳)
 アドリア海のクロアチアのザダルの港の沖合に大きな津波が現れる
 元のビザンチン帝国だったクロアチア・ギリシャ・トルコ周辺に
  その津波が到達し、被害を与える
 そして、その津波は、周りの国々には損害を与えるが、
  地殻変動のもとになっている噴火などには影響を与えない
 さらに第二波、第三波が押し寄せ、周囲を波で飲み込み
  その波の去った後は、まるで盗みを働いたかのように
   今までそこにあったものが持ち去られてしまっている

 そして、もう一つ大事なことがあります。
 アドリア海というのは、ベネチアとかラベンダのある奥地の方に行くと、少し先が細くなっているんですね。すると、地形効果で津波が高くなっていくんです。ですから、ギリシャ・トルコのほうまで影響を与えるような津波であれば、アドリア海の奥の方では、相当高い津波になっている可能性があるんです。おそらく、東日本大震災の比ではないんじゃないか、50メートル以上とか、場合によっては100メートル近いとか、そのくらいの規模になってしまうんではないかということなんです。
 このことは、後の詩につながると思うので、続けてこのブログを見ている方は、記憶にとどめておいてください。
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北海道と薩摩半島では震源の深い地震がずっと続いています

2018-09-26 04:24:22 | 日記
 昨日、宮城沖の地震がありました。M4.4で震源の深さは40キロ。予測では、もう少し震源が深く、内陸部で、ということでしたが、東にずれています。
 この地震を受けて、秋田・山形で、震源の浅い地震が起きるかもしれません。ちょっと注意していてください。

 そして、気になるのは、やはり震源の深い地震。北海道では函館の東側の内浦湾、九州では、薩摩半島の内陸部で起きています。そして、やはり、日本海側と東シナ海側の動きが気になります。
 もしも、すぐに大きな地震が起きるとしたら、北海道ではやはり奥尻から青森県西方沖にかけてではないかと思います。また、九州方面では、朝鮮半島のすぐ東側、西側、天草灘の西方の三か所が怪しいのではないかと思います。
 それとあわせて、やはり南海トラフです。

 この辺、注意していてください。

 それから、今回の詩は「地中海の津波について」です。

(8巻31番)
 ザラの港の外の非常に大きなベール
 ビザンチンの傍でその仕事をする
 敵に損失をあたえ、そして、仲間にはなさずに
 2番目、3番目は盗みを働き、そして、飲み込む

 ザラの港というのは、ウクライナのザダルという港のイタリアでの呼び名だそうです。その外ですからアドリア海で津波が発生するという話ですね。そして、ビザンチンというのは、いわゆるビザンチン帝国で首都はイスタンブール。つまり、トルコ方面ということです。
 それで、この詩を見ると、ある程度イメージはつかめると思います。港の外に大きなベール状のものができるとなると、これは津波でしょう。4行目にあるように、第二波、第三波と押し寄せてくるのも津波では常識ですし、最後に飲み込むとまで言っています。津波のイメージ以外にはないと思うんですが。
 そして、別の詩では「ビザンチンにオグミオン」というのもあって、これで「オグミオン=津波」もハッキリしているんです。
 さらに、付け加えると、地中海で大きな津波が起きたという話は聞きませんから、これは、まさにこれから起きることなんだと思います。
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北海道で震源の深い地震が2つ

2018-09-25 04:43:18 | 日記
 北海道の2か所で震源の深い地震がありました。1つは釧路なんですが、もう一つが室蘭沖。規模もそれなりの大きさですから、胆振地方中東部の地震で、また大きめの地震があるかもしれません。もしくは、ここから南北にずれるかもしれないので、苫小牧沖、空知地方も注意しておいた方がいいと思います。
 また、カムチャッカでもM4.3の地震が起きているようですから、順当に行くと根室近辺で地震があるのではないかと思います。

 さらに、震源の深い地震は新潟の北部でも起きています。震源の深さが50キロくらいであれば、福島・宮城の内陸部、震源の深さが10キロ程度と浅ければ、佐渡島近辺か山形県沖で起きる可能性が高いと思います。
 また、毎回書いていますが、薩摩半島では、まだ、震源の深い地震が群発しています。沖縄本島近海の群発地震と合わせて考えても、やはり、南海トラフ~沖縄トラフにかけては、相当まずい状況になっていると思います。
 ここまで、長引くと、いつ、どこに出てくるか、予想がつかなくなってきます。九州を中心とした一帯のどこかで、かなり大きな揺れがある、と考えて、しっかりと防災準備を進めておいてください。

 さて、今日の詩は「ひょっとしたら、今年の話じゃないの?」という詩です。

(4巻67番)
 土星と火星が同じように燃えるとき
 空気の強烈な黒ずみ、長いけん引
 火災の秘め事が広い場所を屑のようにしてしまう激しい暑さによって
 雨はほとんど降らず、風、熱、戦い、侵入

 実はこの詩、中に英語が出てくるので、火星・土星の場所と共に、英語を母国語としているところでも起きている現象をさすと思われるんです。そこが燃えているということになります。
 じゃあ、国が燃えているってどういうこと? ひょっとして戦争? なんて考えたりするんですが、実は、詩の中で「雨がほとんど降らない」「熱」「風」「激しい暑さ」って書いてありますよね。となると、異常気象による火災と考えたほうがいいだろうということなんです。

 それで、ニュースを見てみると、なんと今年、異常気象によって、各地で山火事が多発しているんです。
 まず、ロシア
https://pikarinnews.net/sapporo-nioi
 次は北欧スウェーデン
https://www.excite.co.jp/News/net_clm/20180725/Labaq_51899215.html
 続いてカナダ
https://www.gizmodo.jp/2018/08/canada_mountain_fire_dark_morning.html
 もう一つアメリカ
https://jp.reuters.com/video/2018/07/03/%E7%B1%B3%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%B7%9E%E3%81%AE%E5%B1%B1%E7%81%AB%E4%BA%8B-%E6%B6%88%E7%81%AB%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%8C%E9%9B%A3%E8%88%AA%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB2%E6%97%A5?videoId=441668186

 このほか、小さな山火事だと日本でも起きていますし、世界中が火の海状態なんですよ。さらに言うと、シベリアの火災の煙が北海道まで来ているという話も出ています。
 こうして見てみると、この詩の内容、今年のことを書いているように思うんですね。
 そして、以前、火星は「ロシア」ではないかということを書きましたし、英語圏のアメリカは「水星」としましたから、残る「木星」はカナダかスウェーデンかということになるのかな、と思います。イメージ的にはカナダでも英語が通じる州が多いので、スウェーデンの方が「木星」なのかな、という気がしますが。
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千葉県東方沖でM4.3

2018-09-24 04:05:37 | 日記
 千葉県東方沖でM4.3の地震がありました。震源深さは40キロです。
 通常であれば、このあたりで地震が起きると、千葉県や神奈川方面で、震源の浅い地震が起きることが多いのですが、現在、フィリピン海プレートがいつもと違う動きになっているようですから、ひょっとすると、茨城や福島寄りに影響が出てくるかも知れません。

 胆振東部では、発表はありませんが、規模の小さな地震はまだ続いています。また、沖縄本島近海でも余震が続いています。そして、気になるのは、東シナ海で起きている地震が、通常より規模が大きくなってきていることと、鹿児島では薩摩半島の下部で、震源の深い地震が群発していることです。
 ですから、九州では、いつ大きな地震がきてもおかしくない状況になっていると思ってください。この状況で、普通に行くと薩摩灘近辺。ただ、沖縄の状況がありますから、もっと西寄りになるかも知れませんし、フィリピン海プレートが一気に動くと、南海トラフなども動く可能性があります。

 さて、今回の詩はこれ。

(1巻48番)
 月の支配による20年が過ぎ
 7000年 他のものが自らの君主国家を統治する
 太陽が残した日々をつかんだとき
 私の預言は細部まで成就する

 キーワードの「月」が出てきていますが、これ、自分ではあたりはついているものの、まだハッキリとしていませんから、ここでは言及しません。
 前半の2行は、よくわからないんですが、ビックリするのは後半の2行なんです。太陽が一番肝心な「残されている日々」を掴むんだそうです。ということは、今まで欧米の研究者たちが意味が分からずに残してあった、これから起きる災害に関する部分を、完全に事細かく読み解くものが出てくるようなんです。それが「太陽」、いわゆる日本なんだ、っていうんですよ。

 それで、たぶん、この詩を読み解こうと思った場合、語学や欧米の地勢、過去の様々な出来事に通じていて、なおかつ、このページで扱っている地震や気象などの知識にたけていなければならないんですよ。そこまでのことをやろうと思ったら、自分では無理。
 ただ、大っぴらにノストラダムスというと、オカルト系の人たちが入ってきて「第3次世界大戦がどうとか」、そういう話になりかねないので、少なくても地震などに造詣の深い人たちに気づいてもらいたいと思って、ここでこっそりやっています。そして、そういう人たちの中から、本当に読み解く人が出てきてほしいと思っているんです。ちなみに、ノストラダムスの話は、間違いなく、地殻変動の話です。

 おそらく、それぞれの専門分野の人たちでチームを作るとか、そういうことでもやらない限り、完全な解読は無理だと思います。
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沖縄本島近海でM5.5 八丈島東方沖でM3.9

2018-09-23 04:59:20 | 日記
 また沖縄本島近海でM5.5の強めの地震が起きました。周辺は、相当危ない状態だと思います。再び、南海トラフや東シナ海で注意していてください。

 また、八丈島東方沖でM3.9の地震が起きました。これ、フィリピン海プレートが動くということだと思います。以前は、今回より南の方で少し規模の大きめの地震が起きた後、大阪で震度6弱の地震が起きています。ですから、この近辺で震源の深い地震が起きたときには、近畿を中心に、長野県あたりから、四国・中国地方までと、正確な予測はできないので、ちょっと広い範囲になりますが、警戒をしておいた方がいいと思います。

 九州の地震は天草灘です。熊本地震が起きた後、このような九州の西方でもたびたび地震が起きるようになっています。震源が西方にずれてきている証拠だと思います。今回も震源の深い地震が起きているので、続けて揺れるかも知れません。

 さて、今回の詩はこれです。

(8巻71番)
 天文学者の数が非常に多くなり
 追放、禁止や本の検閲が行われる
 聖なる丸いものが通り過ぎる1607年
 神聖ないかなるものも断言できないので

 「1607年」というのが具体的なので話がハッキリします。この年、ハレー彗星が地球のそばを通過しているんです。そして、この2年後の1609年にケプラーが「地動説」を決定づける「新天文学」という本を出し、ケプラーの第一法則、第二法則が世に広まります。
 ですから、それまでは、地動説はあったものの不備が多く信用されていない状況。ハレー彗星の通過した1607年では、誰もまだはっきりと「地動説」が正しいということが分からなかった状況だったんです。
 ということで、これはもうハッキリとわかりました。

(意訳)
 地動説を提唱する天文学者が増え
 教会は、その地動説を唱える者に対し、
  本の検閲、教会への出入り禁止やカトリックからの追放を行う
 ハレー彗星が通過した1607年では
 誰も地動説を信じられなかったため

 でも、この預言が1500年代に書かれていたんですね。
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長野北部でM3.4

2018-09-22 04:07:40 | 日記
 長野北部でM3.4の地震がありました。震源地は長野北部ですが、以前より、震源が西方に移動しています。

 海外ではアジア中央部で地震が2回あったようです。中国とカザフスタンとの国境付近と中国とモンゴルの国境付近。中央アジアでも少しずつ動きが出てきているようです。ロシアや北朝鮮でも高温現象が起きていますから、こちらの方も、注意が必要だと思います。
 そして、カムチャッカ半島でもM4.5の地震があったようで、根室半島南東沖M4.2の地震は、このカムチャッカの地震からの流れだと思います。

 その他の動きとしては、日本海側では、今まで北海道西方沖で動きがありましたが、それが南下しているようです。青森県の西方で少し動きがありました。また、震源の深い地震も山形県と福島県の県境付近で起きています。そして、鹿児島県でも震源の深い地震が起きています。
 ただ、東北も九州も、どちらも震源の深めの地震が起きているにも関わらず、動きがありません。少し前には、東北の日本海側でいきなり震度6弱の地震がありましたから、少し大きめの地震があってもおかしくない、くらいに思って、警戒していてください。
 また、九州は、胆振東部地震が起きる前の、震源の深い地震が頻発して「プレートに動きがあるのに全く揺れが起きなかった状況が続いた」のと同じような状況になっています。
 相当、注意しておかなければならないと思います。

 それで、今日はまた、訳の出来上がったものから確認していきます。

(1巻17番 直訳)
 40年間 虹の女神はあらわれない
 40年間 すべての日で見られる
 乾燥した大地は さらに広がっていき
 そして、大きな洪水が見られる

(意訳)
 40年の間に気候変動が進み、
 干ばつや洪水があちこちで見られるようになるだろう
 世界規模で干ばつが広がり、
  世界中で水不足問題が深刻になっていったときに
 未曽有の洪水による災害が起こるだろう

 意訳には、干ばつが広がると水不足問題がついて回るので「水不足」を追加しました。実は、今、水不足問題は深刻化していて、先日「未来世紀ジパング」でもやっていましたが、アメリカ西海岸の方では芝生に水をやることさえ制限されていたりするとか。ですから、たぶん、世界規模の干ばつのところまで進んできているのではないか、と考えています。
 すなわち、災害が身近に迫っている、ということです。

 そして、今日、新しい詩はこれ。

(1巻31番)
 カンパーニャ州では、カッシリンがとても多くのことを行う
 田畑は水で覆われていて、何も見えず
 後にも 先にも 長く雨が続き
 木を除いて 何もそこにはない

 これも見てわかると思います。イタリアのカンパーニャ州で大洪水です。水面から木々が頭をのぞかせているだけで、他には何もない、というわけですから、2階建てくらいの家はすべて水没してしまっているくらいの洪水でしょう。
 意味不明なのは「カッシリン」で、スペルは「Cassilin」。検索すると人名でありました。スペインかポルトガルの人の名前のようです。
 そして、これ、雨が降っての洪水ですから、いわゆる「ヨーロッパの水没」前の異常気象の段階で起こることではないかと思います。世界のニュースで「カンパーニャ州で洪水」という話があったら、気に留めてみてください。そこで「カッシリン」という人の名前が出てきたらビンゴです。
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三陸沖でM4.3とM4.4

2018-09-21 03:25:52 | 日記
 三陸沖でM4.3とM4.4の2回の地震がありました。時間的には30分くらいしか空いていないので、連続して起こったということです。震源が浅いので、東日本大震災のときのケースに近いようです。

 また、予測していた地震は、たぶん、青森県東方沖に出たのではないかと思います。やはり、本来動きが出るはずのところより南側にずれているようです。

 そして、昨日の地震で一番気になっているのは、茨城県南部の地震です。本来起きるところよりもずっと西にずれています。震源の深い地震が栃木県から群馬県にずれたのと並行して、震源の深さ50キロ前後の地震も西方にずれてきました。
 となれば、震源の浅い地震も西方にずれてくるはずです。
 今まで長野方面で起きていた地震が富山・石川・岐阜方面にずれてくる可能性があります。この方面では、これから、地震の回数が多くなるのではないかと思います。

 四国では中央構造線沿いで震源の50キロ前後の地震が、また、九州では地震よりも異常気象で、降雨量が非常に多くなっています。プレートの歪みが抜けきっていないので、引き続き注意をしていてください。

 海外の地震に関しては、ソロモン諸島でM6.0の地震があったようです。地震が南側にずれて起きる原因は、ひょっとするとこの地震の影響かも知れません。

 さて、今回の詩についてですが、ちょっと、先に、今の段階として完全に訳ができていると思われるものを完成形として書いておこうと思います。もともと、出来上がったものを排除していって、絞り込んでいくというのが、一応のコンセプトですから、そこをハッキリさせておくことが必要だろう、と思った次第。それで、完成形の最初はこれです。前に書いた4巻29番です。

(4巻29番の直訳)
 太陽が水星によって蝕を隠され
 それは、第2の天として置かれない
 鍛冶と商業が糧を作り
 太陽は純粋な輝きと黄金を見るだろう

(意訳)
 日本はアメリカの統治下におかれ、
 天皇は、今までのような天孫の末裔としてではなく、
  より平民に近い、日本国の象徴として扱われるようになる
 鉄鋼業などの工業や商業が繁栄し
 やがて、日本は高度経済成長を迎えるだろう

 そして、今日新たに紹介するのは、この詩。

(9巻83番)
 おうし座の20番目の太陽 非常に激しく大地が震える
 満員の大劇場が崩壊する
 天と地の大気が暗く濁る
 その時、不信心者が神や聖者に願うだろう

 実は、これ、日本にとっては、かなり嫌な詩なんです。「太陽」というキーワードが出てきているので「日本」でのことのようなんです。そして、地震が起きるといっているんです。満員の劇場が崩壊し、日頃信心深くない人も「神様・仏様」と口にするようなんです。また、天と地が暗く濁るということから、火山の噴火が起きているかも知れないんです。
 それで、おうし座の20番目を調べてみたところ、日付は5月10日前後。ノストラダムスが詩に書くようなレベルの過去の地震で、この日付の前後に起きた地震は、近年では一つもないんです。
 となると、今後起きるものなのかも知れないですよね。
 ひょっとしたら、南海トラフの地震が海底火山の噴火を伴うとか、そういうことがあるかも知れないということなんですよ。
 それで「ノストラダムスの詩って、ヨーロッパのことだろう」と思っていたら、実は、大きな間違いなんですよね。
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