毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「そんな日本人にはなりたくねえんだ」No.2819

2019-01-31 15:22:12 | 人間

 

「右を向けと言われたら 右を向き、

 左と言われたら 左を向き、

 死ねと言われたら 死ぬと。

 俺はもう、

 そんな日本人には なりたくねえんだ。」

  ー中村 敦夫

 

長いものには巻かれっぱなしで、お上には決して逆らわない。

権力には盲目的に従い、それが当たり前だと信じている。

政治に対する自分の意見を言わないようにしているうちに

いつの間にか、考えることまでしなくなっている。

外国人から見れば

「死んだネズミ」「麻酔注射された羊」・・・

ああ、それが日本人~(この部分 思わずタクロー節)

・・・・・・

(いやいや、日本人もそう捨てたもんじゃない)。

中村敦夫さんの生き様を見ると、そう思います。

福島県いわき市で幼少年期を送った中村敦夫さんは、

71歳のとき福島原発事故に遭遇し、

残された人生で為すべき優先順位のトップにこの問題を据えたそうです。

ーーー下は毎日新聞関連記事

舞台から「原発」問う -俳優・中村敦夫78歳の挑戦  

毎日新聞2018.6.10

黒ずくめの男が、線量計をかざしながら舞台に現れた。

放射線に反応すると鳴る「ピー、ピー」という不快な音が響き渡る。

俳優の中村敦夫さんが自ら台本を書いて演じる朗読劇

『線量計が鳴る』は、

福島県双葉町で生まれ、東京電力福島第一原発で配管技師として働き、

原発事故で全てを失う男の物語だ。

戦中戦後の少年期、

東京から疎開して福島県平市(現いわき市)で過ごした中村さん。

この一人芝居を方言を交えて語りきる。

「この話すんのは、本当につれえわあ。

でもなあ、どうやったって現実からは逃げられねえ。

双葉町で生まれ育った俺が、こんたら目に遭うのは運命なんだっぺが」

2016年11月の福島県喜多方市を皮切りに、

公演は全国各地で既に33回に及ぶ。

今年も10月まで日程が埋まっている。

俳優から情報番組のキャスターに展示、1998年には参院議員に当選。

権力の腐敗や無駄な公共事業の告発を続け「政界の一匹狼」と言われた。

70代になり「出家して哲学的思考をしながら静かに暮らしたい」

と思っていた2011年3月、

東日本大震災が発生し、東京電力福島第一原発事故が起きる。

「表現者」の血が騒いだ。

書き上げた朗読劇は休憩時間を挟んで2時間立ちっぱなし。

体力的にしんどいため、劇団関係者に出演を依頼したが断られ続け、

自分がやると決めた。

ジムに通い、下半身を鍛える。

昨年6月の第6回公演は、いわき市であり、小中学校時代の同級生らも駆けつけた。

劇中「死ねと言われたら死ぬ。そういう日本人にはなりたくねえんだ」と

決め台詞を放つと、「そうだ!」と声が飛んだ。

中村さんを突き動かすもの。

それは原発事故の責任を誰も取らず、

なかったことにしようとする政治や「原子力ムラ」への怒りだ。

ーーーーーーーーーーーーー

〈ふろく〉

 朗読劇「線量計が鳴る」2019年上演スケジュール

中村敦夫のライフワーク

朗読劇「線量計が鳴る」の全国上演が始動しています。

原発の町で生れ育ち、原発で働き、原発事故ですべてを奪われた。

これは天命か、それとも陰謀か?老人は、謎解きの旅に出る。

 [物語]

 

一場

原発の町で生れ育ち、原発で働き、そして原発事故で
すべてを失った主人公のパーソナル・ヒストリー(個人史)
二場
原発が作られ、日本に入ってきた事情。
原発の仕組み。福島事故の実態。
三場
主人公のチエルノブイリ視察体験。
被曝による医学上の諸問題と現実。
放射線医学界の謎。
四場
原発を動かしている本当の理由。
利権に群がる原子力ムラの相関図。

中村敦夫公式サイト http://www.monjiro.org/

 2019年2月23日(土)京都市公演(京都府)主催:京都府保険医協会

申込・問い合わせ 075-212-8877
FAX:075-212-0707
連絡先:info@hokeni.jp
https://healthnet.jp

2019年3月2日(土)名張市公演(三重県)名張市総合福祉センターふれあい
主催:中村敦夫朗読劇上演実行委員会
連絡先:0595-64-3098(浜本孝江)

 2019年3月9日(土)金沢市公演(石川県)

金沢21世紀美術館シアター21
主催:「線量計が鳴る」金沢実行委員会
問い合わせ:090-8849-6864(中筋携帯)
チケット予約:geigerkanazawa@gmail.com


2019年3月16日(土)可児市公演(岐阜県)可児市文化創造センター 演劇ロフト1F

主催:中村敦夫朗読劇を観る会

お問合せ
高相(090-8156-1103)
林 (090-1786-7447)
浅沼(090-3150-1939)
高野(090-1095-9046) 

2019年3月24日(日)富山市公演(富山県)サンフォルテ・ホール(富山県民共生センター)

主催:命のネットワーク・呉東
問い合わせ・予約先 0765-72-2526(川原)

 2019年3月30日(土)札幌市公演(北海道)札幌エルプラザ3F大ホール

主催:泊原発を再稼働させない北海道連絡会
連絡先:E-maii skawahara1217@nifty.com
TEL 090-8278-4990

 2019年3月31日(日)岩内公演(北海道)共和町生涯学習センター大ホール

主催:「線量計が鳴る」上演実行委員会
090-8899-9240(佐藤英行)
0135-73-2142(中村裕恭)
前売券:FAX0135-62-1568(佐藤英行)

 2019年4月13日(土)佐久市公演(長野県)市民連錬センター

主催:サラバ原発佐久の会
連絡先:090-9152-0669(湯浅)

 2019年4月17日(水)杉並公演(東京都)杉並公会堂小ホール

主催:「線量計が鳴る」を上演する杉並の会
TEL:090-7838-2078(受付時間10時~17時)
FAX:03-5397-7772
2019年4月20日(土)室戸市公演(高知県) 室戸健康大学授業内

2019年4月21日(日)高知市公演(高知県)高知健やか塾

 2019年4月27日(土)町田市公演(東京都)町田市民フォーラム

2019年5月5日(日)野田市公演(千葉県)欅ホール

2019年5月11日(土)豊岡市公演(兵庫県) 豊岡市民プラザ

この他、十数都市で、上演委員会設立が準備されています。

決まり次第、日程を発表しますので御期待下さい。:

 ç·šé‡è¨ˆãŒé³´ã‚‹


 

 

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「アベ首相、はじめて辺野古の軟弱地盤認める」No.2818

2019-01-30 23:45:06 | 民主主義について

安倍晋三首相が、今日1月30日の衆院代表質問で、

名護市辺野古沿岸部の埋め立て予定地域の東側に軟弱地盤があることを

初めて認めました。

1月30日衆議院本会議で(jiji.com)

沖縄県が、専門家の調査をもとに

一年以上も前から何度も指摘してきたのを無視し、

選挙で示された「基地建設NO!」の民意も完全黙殺して

に違法の赤土をドバドバ投げ入れ、

珊瑚や魚をはじめそこで暮らす生物を生殺しにしているアベ政権。

さらに、県民投票も始まらぬ昨日から新護岸工事(N4、K8)まで始めつつ、

「実は軟弱地盤がありました。工事設計変更しなければなりません。」

て、アホか。

先の見通しもなく無計画に工事費(警備費も含め)=税金を湯水のように注ぎ、

本当は基地建設に賛成の人など皆無だった地元の人たちを

「国策だから」とねじ伏せ、お金をチラつかせて懐柔して、

無理やり工事を強行するアベ政権。

しまいにマヨネーズ状の柔らかさ、グズグズの軟弱地盤が約40mも!

結局、何がやりたいねん。

 

アメリカが「日本政府が言っていることだ(自分は関係ない)。

日本の国内問題だ。」と語っているということは、

日本政府が(沖縄なら犠牲にしてもいいわ)と自分勝手に決めて

「辺野古が唯一、辺野古が唯一」と壊れたテープのように

叫んでいるに過ぎません。

ホンマにいったい何がしたいねん。

やっぱり利権か。

 

↓太字が本土のゼネコン(結局本土の大手ゼネコンが儲かるシステム)

168億9000万円分を入札せず追加発注(防衛局は公表せず)

工事区域     

契約金

請負業者

1工区

約126億円

大成建設五洋建設、國場組のJV

2工区

約73億円

安藤・間大豊建設、大米建設のJV

3工区

約72億円

大林組東洋建設、屋部土建のJV

4工区

約6億円

丸政工務店

5工区

約5億円で

北勝建設、東開発のJV

菅官房長官の息子がいる大成建設

・辺野古基地工事 ・国立競技場工事 ・リニア新幹線工事

・川内原発と伊方原発建設  ・福島の除染 ……

「国策」の影にゼネコンあり。


 

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「日脚伸ぶ 知床の味 おすそ分け」No.2817

2019-01-29 12:09:44 | 自分事情

じゃーん!知床の鮨漬け(飯寿司)ですよ~ん

知床(ウトロ)在住の姉から、また

塩マス・塩鮭、手作りコロッケ、鮭フライ、イクラ、筋子など

懐かしいオホーツクの味がた~くさん送られてきました。

ありがたや、ありがたや

鮨漬けは全部自分で食べたかったんですけど(笑)、

娘や息子にもおすそ分けしてあげました。

わさび醤油で食べると、めっちゃ美味しいんですよ~♪


↓昨日は何十年来の先輩・友人と、

昨年末オープンしたばかりの息子の店へ行き、歓談。

古いお店を譲り受けて、

まだ自分であれこれ改装している状態の多国籍料理店&パブですが、

何とか食べていけるように祈るばかりです。

 

 

 

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「朝日社説スッキリ、きっぱり『直ちに埋め立て止めよ』」No.2816

2019-01-28 14:30:19 | 民主主義について

 基地予定地にはマヨネーズ状の軟弱地盤があると、

ずっと前から政府に指摘し追求を続けてきたにも拘らず

ダンマリを決め込み、耳を塞ぎ、

基地建設工事だけはゴリゴリむちゃくちゃ続けてきたアベ政権。

↓下は地元沖縄の琉球新報です。

今ごろになって、ようやくそれを認めたのも酷いけど、

もっと酷いのは、

それでも毎日工事を無理やり進めていることです。

結局、膨大なお金がかかるだけで基地もできませんよ。

何がやりたいねん、ホンマ(怒)。

↓これも地元紙琉球新報。

 

 沖縄の地元紙以外の主要新聞はどこもこことも、

社主が安倍さんの「寿司友」に成り果て、忖度新聞に成り下がっていました。

それだけに昨日の朝日新聞社説は、

ひっさしぶりにジャーナリズムの本道を行くものだと

嬉しく思います

「この間の政府の不誠実さには目に余るものがあった」

「国民に向き合う政治、まともな行政を取り戻さなければならない。

この国の民主主義の地盤が溶けかかっている。」


他の主要新聞各社も

背筋を正し、行政をチェックする使命を思い出して、

庶民に真実をぼやかさずにきちんと伝える仕事をしてください。

新聞がしっかり正義の大道を行けば、

この国は立ち直る可能性が、まだあるのです。

頼みますよ、ホンマに。

↓朝日新聞社説1月27日

  

〈ふろく〉

請負会社は大成建設はじめ、本土の大手建設会社が主要に

請け負っていて、沖縄にお金が落ちるシステムにはなっていません。

 

↓太字が本土のゼネコン

工事区域     

契約金

請負業者

1工区

約126億円

大成建設五洋建設、國場組のJV

2工区

約73億円

安藤・間大豊建設、大米建設のJV

3工区

約72億円

大林組東洋建設、屋部土建のJV

4工区

約6億円

丸政工務店

5工区

約5億円で

北勝建設、東開発のJV

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「ホワイトハウスが応答!ローラ、Queenブライアン・メイも呼びかけた辺野古工事ストップ署名に」No.2815

2019-01-26 22:45:27 | 民主主義について

 何万年もかかって形成された沖縄の美ら海(ちゅらうみ)。

そこをいとも簡単に潰して、なんと新しい米軍基地を作ろうと

極限の無理強いと不正義を重ねる日本政府と米軍に対して

居ても立ってもいられない、という思いで

ハワイ在住の沖縄出身4世の青年が

ホワイトハウスに請願署名活動を始めたのが

昨年12月8日でした

私も同じ思いで、今の職場の中国の大学で署名を呼びかけたところ、

多くの学生・卒業生・老師が協力してくれました。

今はホワイトハウスからの返答を待っている状態ですが、

1月21日に「今、検討していますよ」と中間的応答があったそうです。 

下は詳しい関連記事です。

小さな力しか持たない私たち庶民ですが、

そんな小さな者たちの精いっぱいの政治参加が

ニュースになり、世界に広がり、

間違った政治に変化を起こすことができますように!

 

ホワイトハウス約20万署名にホワイトハウスが応答

ホワイトハウ約20万署名にホワイトハウスが応答

ハワイ在住の県系4世ロバート・カジワラさんがトランプ大統領に対し、辺野古の埋め立て中止を求める署名活動を始めて約1カ月半。ホワイトハウスから現地時間の1月21日連絡があったことがわかりました。

ロバート・カジワラさんが2018年、ホワイトハウスのインターネットサイトで立ち上げた辺野古の埋め立て中止を求める請願には、これまでに20万を超える署名が寄せられています。

ホワイトハウスからカジワラさんに届いたメールには、「慎重にメッセージを検討している」と書かれていたということです。今回の対応は、10万筆以上を集めた請願に対しホワイトハウスが行う正式な「返答」にはあたりませんが、カジワラさんは取材に対し「とてもいいことで、正式な返答も早く来ることを望んでいる」と話しました。

またカジワラさんは2月に来日して、国会内で署名運動や新基地建設について考える集会を開くことも明らかにしています。

 ーフェイスブック記事から。
 
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「中国と日本にはちゃんと橋がかかっているよ」No.2814

2019-01-26 10:42:04 | 中日(日中)交流

アベ首相がいくら「中国が日本に攻めてくる」妄想をふり撒き、

ネトウヨがいくら「中国=反日」を宣伝しても、

雑草が地中深く根を張るように、

中日文化・経済交流はしっかりと繋がり、広がっています。

中国から日本に留学する教え子も着実に増えてきています

昨夜は尼崎の息子の無国籍料理店で、

中国で出会った懐かしい人たちとの再会を楽しみました

山東省菏澤学院(私の今の職場)の卒業生たちと元同僚の森先生です。

留学生4人(大阪ECCの滕さん・王さん・冷さん、和歌山国際福祉専門学校の袁さん)、

森先生御夫婦(昨年5月に結婚:連れ合いの張燕さんも卒業生)という顔ぶれです。

森先生・張燕さんの結婚式については昨年ブログで紹介しましたね。

     ↓     ↓     ↓

「中国で初めて結婚式に参列した!」No.2253

 滕さんはまもなくECCビジネスコースを終えて中国に戻りますが

就職も内定し、日本と貿易している会社なので学んだ語学が役に立つそうです。

王さんはガールフレンドとともに日本に残ることを選び、就活を始めたとのこと。

一年後輩の冷さん、袁さんはそれぞれ学校で

日本語や日本社会について学んでいる最中です。

このように日本社会は実際上、

中国をはじめ多くの国から来日した人々が住んでいる社会です。

どこの国の人たちにも自国の人々に対するように胸襟を開き、

普通に人間同士の付き合いをすることはそんなに難しいことではありません。

自分の属する箱の中が全世界のように思わなければいいだけなのです。


〈ふろく〉

昨夜食べた息子の店のタイ風料理

(息子も未熟者ながらオーストラリアやタイで何年か暮らし、

それなりに世界を広げてきたと親馬鹿で思っています)。



 

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「やった~!県民投票が実施できることになったよ~!!」No.2813

2019-01-25 12:52:51 | 民主主義について

県民投票(直接民主制)と議会制(間接民主制)の違いも知らない振りして

「議会の決定は重い」などと理由にならない主張をし、

県民投票の邪魔をしようと画策していた5市長も、

ついに県民・世論の力の前に折れました。

当初の辺野古基地建設「賛成・反対」2択に反対し、

はじめ3択賛成・反対・やむをえないを唱えた自民党も

(「やむをえない」は「賛成」と同じじゃん!)

「やむをえない・反対・どちらとも言えない」に変化し、

最後は与党が妥協案として提示した

「賛成・反対・どちらとも言えない」に土壇場で譲歩したとのこと。

これが沖縄の政治か、と私は胸が熱くなりました。

どんなに保守で、中央政府に忖度していても

最後は人の心を持って判断するのが沖縄の政治家たちなのでしょう。

(と信じたい)

下は琉球新報の記事です。

琉球新報2019年1月25日

玉城デニー知事は25日朝、辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票の全市町村実施が確実になったことについて「皆さんに非常に努力をしていただいて良かったと思う」と述べた。県庁登庁時に記者団に述べた。(10:29)

元山仁士郎さん

「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表は「私たちが署名を集めた2択ではなく複雑な気持ちですが、3択でも辺野古埋め立てに賛成、反対の意思を示すことはできる。県民全体の意思が示されるのが本来の姿であり、全県実施(の可能性)が高まってきた。最後まで盛り上げていきたい」と複雑ながらも歓迎の意向を示した。

5市の説得が難航するなか、全県実施へ向けて政治決着したことに「沖縄はすごいな、と思う。私たちの思いをくんでくれる政治家がいる。投票まで先はまだあるけれど、政治的課題を一つずつクリアして、それぞれの政党でもてる良心を信じて県民投票を成功させていけると期待したい」と話した。(10:35)

〈ふろく〉

そもそも、県民投票に対する5市の拒否はあり得るのか?

5市の主張を、一つひとつの事実から反論している沖縄の若者のネットTVです。

たった12分あまりでとてもよく分かる優れた内容です。

ぜひご覧ください。

「うちなーありんくりんTV」

【FILE010】辺野古県民投票 議会の判断は重い?

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「憲法研究者131名が辺野古新基地建設の強行に反対声明」No.2812

2019-01-25 07:26:28 | 民主主義について

「憲法学者百三十一名沖縄県辺野古新基地建設強行反対声明」

(うわ、漢字ばかり!こりゃややこしい~中国的には簡単かもね)

日本的に見やすく書くとこうなりますかね。

   ↓   ↓   ↓

131名の憲法学者が

沖縄県の辺野古地域で政府が強行している

新しい軍事基地建設に対し、

反対する声明を出した」

ふう、やれやれ。

長くなるけどこっちの方がビクビクしませんね。

実はこれ、本土のメディアがこぞってトップに取り上げるべき話題だと思います。

30年前の、今よりは健全なマスコミならきっとそうしたでしょう。

一人じゃないですよ、百三十一人の憲法研究家が、

「この基地建設は憲法違反だ!」

と言っているんですからね~。

こうしている間もまた、

キャンプシュワブゲート前や安和港の陸と海、大浦湾海上では

毎日抗議活動が続いています。

↑写真はながいようさんのフェイスブック記事からお借りしました。

下は憲法研究者131人の方々の声明です(太字はブルーはーと)。

辺野古新基地建設の強行に反対する憲法研究者声明

 2018年9月30日、沖縄県知事選挙において辺野古新基地建設に反対する沖縄県民の圧倒的な民意が示されたにもかかわらず、現在も安倍政権は辺野古新基地建設を強行している。安倍政権による辺野古新基地建設強行は「基本的人権の尊重」「平和主義」「民主主義」「地方自治」という、日本国憲法の重要な原理を侵害、空洞化するものである。私たち憲法研究者有志一同は、辺野古新基地建設に関わる憲法違反の実態及び法的問題を社会に提起することが憲法研究者の社会的役割であると考え、辺野古新基地建設に反対する声明を出すものである。
 辺野古新基地建設問題は、憲法9条や日本の安全保障の問題であると同時に、なによりもまず、沖縄の人々の人権問題である。また、選挙で示された沖縄県民の民意に反して政府が強引に建設を推し進めることができるのか、民主主義や地方自治のあり方が問われているという点においては日本国民全体の問題である。政府が新基地建設をこのまま強行し続ければ、日本の立憲民主主義に大きな傷を残すことになる。こうした事態をわれわれ憲法研究者は断じて容認できない。直ちに辺野古埋立ての中止を求める。

1 「民主主義」「地方自治」を侵害する安倍政権

 沖縄では多くの市民が在沖米軍等による犯罪や軍事訓練、騒音などの環境破壊により、言語に絶する苦しみを味わってきた。だからこそ2014年、2018年の沖縄県知事選挙では、沖縄の市民にとってさらなる基地負担となる「辺野古新基地建設」問題が大きな争点となった。そして辺野古新基地建設に反対の立場を明確にした翁長雄志氏が県知事に大差で当選し、翁長氏の死後、玉城デニー氏もやはり大差で当選した。沖縄の民意は「新基地建設反対」という形で選挙のたびごとに示されてきた。ところが安倍政権はこうした民意を無視し、新基地建設を強行している。こうした安倍政権の対応は日本国憲法の原理たる「民主主義」や「基本的人権の尊重」、「平和主義」、そして「民主主義」を支える「地方自治」を蹂躙する行為である。「外交は国の専属事項」などと発言し、新基地建設問題については沖縄が口をはさむべきではない旨の主張がなされることもある。しかし自治体にも「憲法尊重擁護義務」(憲法99条)があり、市民の生命や健康、安全を守る責任が課されている以上、市民の生命や健康に大きな影響を及ぼす辺野古新基地建設に対して沖縄県が発言するのは当然である。安倍政権の辺野古新基地建設の強行は、「地方自治」はもちろん、日本の「民主主義」そのものを侵害するものである。

2 沖縄県民が辺野古新基地建設に反対する歴史的背景
 そもそも沖縄の市民がなぜここまで辺野古新基地建設に強く反対するのか、私たちはその事情に深く思いを寄せる必要がある。
 アジア・太平洋戦争末期、沖縄では悲惨な地上戦が行われた。日本の権力者は沖縄の市民に徹底抗戦を命じた。ところがそのような徹底抗戦は、本土決戦を遅らせるための「時間稼ぎ」「捨て石」にすぎなかった。沖縄に派兵された日本の軍隊及び兵士の中には、沖縄の市民から食料を強奪したり、「スパイ」とみなして虐殺したり、「強制集団死」を強要するなどの行為に及んだ者もいた。「鉄の暴風」と言われるアメリカ軍の激しい攻撃や、日本軍の一連の行為により、犠牲となった沖縄の市民は9万4千人以上、実に県民の4人に一人にも及ぶ。アジア・太平洋戦争での日本軍の行動は、沖縄の市民に「軍隊は国民を守らない」という現実を深く印象付けることになった。
 その後、アジア・太平洋戦争が終結し、沖縄が米軍に占領された時代でも、「軍隊は国民を守らない」という現実は変わらなかった。朝鮮戦争や冷戦など、悪化する国際情勢の中、日本に新しい基地が必要だと判断した米軍は、いわゆる「銃剣とブルドーザー」により沖縄の市民から土地や田畑を強奪し、家屋を壊して次々と新しい基地を建設した。現在、歴代日本政府が危険だと主張する「普天間基地」も、米軍による土地強奪で建設されたという歴史的経緯を正確に認識する必要がある。さらには米軍統治下でも、度重なる米兵犯罪、事故、環境破壊等により、沖縄の市民は耐えがたい苦痛を受け続けてきた。

3 沖縄における「基本的人権」の侵害
 米軍や米軍人等により、沖縄の市民が耐えがたい苦しみを受けている状況は現在も変わらない。在沖米軍や軍人たちの存在により、憲法で保障されたさまざまな権利、とりわけ「平和的生存権」「環境権」が著しく侵害、脅かされてきた。

 ①平和的生存権(憲法前文等)の侵害
 「平和的生存権」とは、例えば「いかなる戦争及び軍隊によっても自らの生命その他の人権を侵害されない権利」として理解され、豊富な内容を有するものだが、沖縄ではこうした権利が米軍人等による凶悪犯罪、米軍機の墜落事故や部品などの落下事故、住民の生活を顧みない軍事訓練により侵害され、脅かされ続けている。その上、いざ米軍が戦争などをする事態に至れば、沖縄が攻撃対象となる危険性がある。2001年のアメリカ同時多発テロの際、沖縄への観光客や修学旅行者は大幅に減少した。こうした事実は、有事となれば沖縄が米軍の戦争に巻き込まれて攻撃対象となると多くの人々が認識していることを示すものである。

 ②「環境権」(憲法13条、25条)の侵害
 次に在沖米軍により、「良好な環境を享受し、これを支配する権利」である「環境権」が侵害されてきた。たとえば米軍の軍事訓練が原因となって生じる「米軍山火事」は1972年の沖縄復帰後から2018年10月末までに620件も存在する。沖縄県の資料によれば、嘉手納基地や普天間基地周辺の騒音は、最大ピークレベルでは飛行機のエンジン近くと同程度、平均ピークレベルでも騒々しい工場内と同程度の騒音とされている。こうした騒音のため、学校での授業にも悪影響が生じるなどの事態も生じている。米軍基地内からの度重なる燃料流出事故の結果、土壌や河川が汚染され、沖縄の市民の生活や健康への悪影響も懸念されている。沖縄にはあらゆる種類の「基地公害」があり、沖縄の市民は「環境権」侵害行為にも苦しめられてきた。

4 「平和主義」の侵害
 歴代日本政府は、「沖縄の基地負担の軽減」「抑止力の維持」を理由に辺野古新基地建設を進めてきた。しかし辺野古に建設が予定されている新基地には、航空機に弾薬を搭載する「弾薬搭載エリア」、航空機専用の燃料を運搬するタンカーが接岸できる「燃料桟橋」、佐世保の強襲揚陸艦「ワスプ」などの接岸できる、全長272mの「護岸」など、普天間基地にはない新機能が付与されようとしている。普天間基地には現在、「空飛ぶ棺桶」「未亡人製造機」と言われるほど墜落事故が多い「オスプレイ」が24機配備されているが、辺野古新基地には100機のオスプレイが配備されるとの情報もある。以上のような辺野古新基地の建設は、「沖縄の基地負担の軽減」どころか「基地負担の増大」「基地機能の強化」であり、米軍の「出撃拠点基地」「後方支援基地」「軍事訓練基地」としての機能が一層強化される。辺野古新基地建設は基地機能の強化となるものであり、憲法の基本原理である「平和主義」とは決して相いれない。

5 「辺野古が唯一の選択肢」という安倍政権の主張の欺瞞
 安倍政権は、東アジアにおける抑止力として在沖米軍基地が不可欠と説明する。しかし、沖縄に駐留している海兵隊は今後、大幅に削減されることになっている。しかも第31海兵遠征隊(31MEW)は半年以上も沖縄を留守にする、ほとんど沖縄にいない部隊である。実際に東アジア有事を想定した場合、兵力は少なすぎる。第31海兵遠征隊に組み込まれるオスプレイやヘリコプター運用のための航空基地が必要とされるために普天間から辺野古に移転されるが、第31海兵遠征隊は自己完結性を持たず、長崎県佐世保の強襲揚陸艦が沖縄に寄港し、海兵隊を積載して任務にあたる安倍政権による「辺野古が唯一の選択肢」との主張は欺瞞といわざるを得ない。

6 おわりに
 日本本土の約0.6%しかない沖縄県に全国の米軍専用施設の約70.6%が集中するなど、沖縄には米軍基地の負担が押し付けられてきた。そこで多くの沖縄の市民は、これ以上の基地負担には耐えられないとの思いで辺野古新基地建設に反対してきた。ところが安倍政権は沖縄の民意を無視して基地建設を強行してきた。2018年12月14日には辺野古湾岸部で土砂投入を強行した。ここで埋め立てられているのは辺野古・大浦湾周辺の美しい海、絶滅危惧種262種類を含む5800種類以上の生物だけではない。「基本的人権の尊重」「民主主義」「平和主義」「地方自治」といった、日本国憲法の重要な基本原理も埋め立てられているのである。辺野古新基地建設に反対する人たちに対しては、「普天間の危険性を放置するのか」といった批判が向けられることがある。しかし「普天間基地」の危険性を除去するというのであれば、普天間基地の即時返還を求めれば良いのである。そもそも日本が「主権国家」だというのであれば、外国の軍隊が常時、日本に駐留すること自体が極めて異常な事態であることを認識する必要がある。「平和」や「安全」が重要なことはいうまでもないが、それらは「軍事力」や「基地」では決して守ることができないことを、私たちは悲惨な戦争を通じて歴史的に学んだ。アメリカと朝鮮民主主義人民共和国の最近の関係改善にもみられるように、紛争回避のための真摯な外交努力こそ、平和実現には極めて重要である。日本国憲法の国際協調主義も、武力による威嚇や武力行使などによる紛争解決を放棄し、積極的な外交努力などを通じて国際社会の平和創造に寄与することを日本政府に求めている。東アジアの平和は「抑止力」などという、軍事的脅迫によって達成されるものではない。辺野古新基地建設は、平和的な外交努力などによる平和構築を目指す日本国憲法の精神にも逆行し、むしろ軍事攻撃を呼び込む危険な政治的対応である。私たち憲法研究者有志一同は、平和で安全な日本、自然豊かな日本を子どもや孫などの将来の世代に残すためにも、辺野古新基地建設に対して強く反対する。
以上


 ==賛同者==

愛敬浩二(名古屋大学)
青井未帆(学習院大学)
青木宏治(高知大学名誉教授)
浅野宜之(関西大学)
麻生多聞(鳴門教育大学)
足立英郎(大阪電気通信大学名誉教授)
飯島滋明(名古屋学院大学)
井口秀作(愛媛大学)
石川多加子(金沢大学)
石川裕一郎(聖学院大学)
石塚迅(山梨大学)
石村修(専修大学名誉教授)
井田洋子(長崎大学)
伊藤雅康(札幌学院大学)
稲正樹(元国際基督教大学)
井端正幸(沖縄国際大学)
岩本一郎(北星学園大学)
植野妙実子(中央大学)
植松健一(立命館大学)
植村勝慶(國學院大學)
右崎正博(獨協大学名誉教授)
浦田一郎(一橋大学名誉教授)
浦田賢治(早稲田大学名誉教授)
榎透(専修大学)
榎澤幸広(名古屋学院大学)
江原勝行(岩手大学)
大内憲昭(関東学院大学)
大久保史郎(立命館大学名誉教授)
大津浩(明治大学)
大野友也(鹿児島大学)
大藤紀子(獨協大学)
岡田健一郎(高知大学)
岡田信弘(北海学園大学)
奥野恒久(龍谷大学)
小栗実(鹿児島大学名誉教授)
小沢隆一(東京慈恵会医科大学)
柏﨑敏義(東京理科大学)
金澤孝(早稲田大学)
金子勝(立正大学名誉教授)
上脇博之(神戸学院大学)
河合正雄(弘前大学)
河上暁弘(広島市立大学)
川畑博昭(愛知県立大学)
菊地洋(岩手大学)
北川善英(横浜国立大学名誉教授)
木下智史(関西大学)
君島東彦(立命館大学)
清末愛砂(室蘭工業大学)
倉田原志(立命館大学)
倉持孝司(南山大学)
小竹聡(拓殖大学)
小林武(沖縄大学)
小林直樹(姫路獨協大学)
小松浩(立命館大学)
近藤敦(名城大学)
齋藤和夫(明星大学)
斎藤一久(東京学芸大学)
斉藤小百合(恵泉女学園大学)
坂田隆介(立命館大学)
笹沼弘志(静岡大学)
佐藤修一郎(東洋大学)
佐藤潤一(大阪産業大学)
佐藤信行(中央大学)
澤野義一(大阪経済法科大学)
志田陽子(武蔵野美術大学)
清水雅彦(日本体育大学)
清水睦(中央大学名誉教授)
菅原真(南山大学)
妹尾克敏(松山大学)
芹沢斉(青山学院大学名誉教授)
高作正博(関西大学)
高佐智美(青山学院大学)
高橋利安(広島修道大学)
高橋洋(愛知学院大学教授)
高良沙哉(沖縄大学)
高良鉄美(琉球大学)
竹内俊子(広島修道大学名誉教授)
竹森正孝(岐阜大学名誉教授)
田島泰彦(元上智大学)
多田一路(立命館大学)
建石真公子(法政大学)
館田晶子(北海学園大学)
千國亮介(岩手県立大学)
塚田哲之(神戸学院大学)
土屋仁美(金沢星稜大学)
寺川史朗(龍谷大学)
内藤光博(専修大学)
長岡徹(関西学院大学)
中川律(埼玉大学)
中里見博(大阪電気通信大学)
中島茂樹(立命館大学)
永田秀樹(関西学院大学)
中村安菜(日本女子体育大学)
長峯信彦(愛知大学)
永山茂樹(東海大学)
成澤孝人(信州大学)
成嶋隆(獨協大学)
二瓶由美子(元桜の聖母短期大学)
丹羽徹(龍谷大学) 
根森健(神奈川大学)
長谷川 憲(工学院大学)
畑尻剛(中央大学)
濱口晶子(龍谷大学)
廣田全男(横浜市立大学名誉教授)
福嶋敏明(神戸学院大学)
藤井正希(群馬大学)
藤澤宏樹(大阪経済大学)
藤野美都子(福島県立医科大学)
古川純(専修大学名誉教授)
前原清隆(元日本福祉大学)
松原幸恵(山口大学)
水島朝穂(早稲田大学)
三宅裕一郎(日本福祉大学)
宮地基(明治学院大学)
三輪隆(元埼玉大学)
村上博(広島修道大学)
村田尚紀(関西大学)
本秀紀(名古屋大学)
元山健(龍谷大学名誉教授)
森英樹(名古屋大学名誉教授)
安原陽平(沖縄国際大学)
山内敏弘(一橋大学名誉教授)
結城洋一郎(小樽商科大学名誉教授)
横尾日出雄(中京大学)
横田力(都留文科大学名誉教授)
吉田栄司(関西大学)
吉田善明(明治大学名誉教授)
若尾典子(佛教大学)
脇田吉隆(神戸学院大学)
和田進(神戸大学名誉教授)
匿名希望1名
2019年1月24日段階131名

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「山東省の学生から故郷の町の写真 & N2試験合格の知らせ」No.2811

2019-01-23 18:53:46 | 中国事情

 山東省聊城市(「水の都市」のニックネーム)に属する町に故郷がある

2年生の趙祖琛さんが、昨晩の地元の写真と解説を送ってくれました

2月5日の春節(お正月)まであと2週間に迫った

中国の普通の町の様子が興味深いです。

「銀座」は菏澤にも2店舗もある大型個人商店と言うかデパートです。

なぜ銀座が廃れてきたのか、そのわけも知りたいものです。

中国では、お菓子や果物は量り売りで、とても合理的です。

果物のサイズをそろえる必要もなく、大きさはバラバラでいいのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先生
こんばんは。せっかく夜の散歩をしに外に出たので、いくつか写真を撮りました。
写真はすべて私の故郷の繁華街のものです。
「銀座」は、今はもうかなり寂しい感じがしています。
三年前なら、夜になると平日でも賑やかだったのに、
今は祝日しか人が集まりません。( ´Д`)=3



レストランの中に灯籠がかけてあります。
辛い四川鍋みたいなものを売っているので、多分雰囲気を作るためかけたのでしょう。
今はそれのおかげで新年の感じがしています。

下の写真は中国伝統のソーセージだと思います。
ネットで発祥地などを調べても、説がいろいろで、
確かな答えが得られません。
知っているのはただとても美味しいということだけです。(*´∀`)

ソーセージのとなりの賑わっている店は一年前新しく開かれたスーパーです。
どうしてこんなに違いがあるのでしょう。
でもスーパーというものはやはり大勢の人が集まっているのが好きです。



 
最後は知らないおじさんの写真です。
真剣に酒皿ワイングラス?:ブルーはーと註を選んでいる顔は
私に(生活の楽しみはこんなに簡単であるのか)
と思わせてくれました。

自分が今、どこにいて、何をしているのかをいつも無視して、
将来のことや過去のことを悩むばかりの私って本当に少し馬鹿だな〜。
楽な生活がしたいなら、まず自分の心を解きほぐさないとだめですね。
趙祖ちん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで書いて、一旦アップした後、
もう一人の張さんからメールが飛び込んできました。
「N2(日本語能力試験2級)合格」の知らせです!
     
受験料が高額(400元?)なので、何が何でも合格しないと、と
9月から頑張り始めた張新禹さんでした。
読解が弱いと言うので、11月は私が放課後付け焼刃特訓をしました。
しかし、何といっても初めての、
しかも、遠い済南まで出かけての受験です。
試験後、「どうでしたか?」と聞く私に
「もう、落ちました……。」と暗~い顔で言うではありませんか。
緊張しすぎて顔が熱くなり、
普段は得意の聴解も、いったい何を言っているのか頭が受けつけなくなり、
トボトボと菏澤に帰ってきた張さんでした。
90点が合格ラインです。
張さんの123点は堂々たる合格ですよ。
聴解も37点も取っていました。いや~、めでたい、めでたい。
もうすぐ春節なので、
張さんにはダブルの喜びでしょう。
    
コメント (4)
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「県民の投票権を握り潰した5市にホンドから怒りのFAX-その2」No.2810

2019-01-23 03:56:03 | 民主主義について

 自民党の国会議員宮崎政久による憲法違反の指南、

「県民投票は何としても阻止しなければならない」

 に従って沖縄県の5市(沖縄市・うるま市・宜野湾市・宮古島市・石垣市)は

民主主義の根幹を否定する「県民投票実施不参加」をしました。

こんな理屈の通らないことがあっていいはずがないというくらい

明々白々の理不尽さです。

これに対して、

宜野湾市では参加できない市民が市長を提訴する準備を始め、

全沖縄で県民の「県民投票を成功させよう!」という

スタンディングが広がっていますね。

市民・県民の怒りは沖縄を越えてホンドの私たちにも伝わっています。

上は、昨夜大阪市淀川区の友人が怒りのファックスを5市長に送っているところ。

普段は、水彩色鉛筆絵画や散歩、読書三昧の生活を送る友人が、

「なぜ、こんな理不尽が許されるのか、

どうして誰もストップさせられないのか

不思議でたまらない」

と、静かに怒りながらせっせと市長宛てに抗議文を書き、

即座にFAXを送りました。

私は下手くそな絵を添えました。

「10万人の声を消さないで!」―全国一斉沖縄県民投票アクションへの参加です。 

コメント (2)
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「日本に帰った夜のスーパーの人参」No.2809

2019-01-21 23:45:59 | 自然

1月15日の夕方関空に着いてシャトルバスで梅田へ行き、

そこから自宅までタクシーで帰りました。1700円ぐらいです。

けちな私は数年前まで、

お土産でずっしり重い特大スーツケースとキャリーバッグを引き摺って

阪急電車で180円の最寄の駅まで行き、

地面を引き摺る騒音を気にしながら

10分ほど歩いて自分のマンションに戻っていました。

しかし、もう止めました。

(1700円の贅沢に引き合う仕事を自分はしてきたのだ)と思うことにして。


それでね、

マンション傍のスーパーが開いている時間帯だったので晩御飯を買おうと、

そこでタクシーを降りたんです

入り口近くに人参がてんこ盛りされていました。

↑この人参の山、皆さんはどうお感じになるでしょうか。

ここ1年以内、ふと人参が好きになって、

中国でも1週間に1度は人参を買うようになっていた私は、

今回日本のスーパーの人参を見て、

突然、胸が詰まったのです。

日本では人参がこんなふうに、工場生産の製品のように

一律に袋詰めされて積み上げられているということに

今頃初めて気がついたのです。

土なんかどこにも付いていません。大きさも実に均等です。

葉はみごとに首根っこから切り落とされて……。

 ギリギリ過ぎて人参本体まで切られているのもあります。

(ここまでするか!)と憤怒の情が湧きましたよ。痛いがな!


ちなみに下の写真は中国の店の人参の葉の切り方です。

こんな状態で売られているので

人参は植物なんだ、と実感が湧きますよね。

葉っぱもまた出てきます(中国のにんじん)。

 

 

(日本の人参の葉は再生できるだろうか。多分だめかも……)と

悲しい気持ちで、それでも水につけてみました。

す、すると!

↓18日昼の人参です。

15日の夜から2日半で上の二つにほら、変化が見られます!

 下の2枚の写真はさっき撮ったものです。

6日間で芽を出しました。

えらいぞ、日本のにんじんも!!!

 

コメント (5)
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「菅官房長官の嘲笑と無視・無回答は庶民に向けられている」No.2808

2019-01-20 23:12:15 | 民主主義について

アベ・麻生・菅たちは政府に批判的な質問にまともに答えた例がありませんが、

特に、東京新聞の望月衣塑子記者に対する菅の態度は度を越えたものです。

望月衣塑子記者

望月記者から元山仁士郎さんのハンストについて聞かれた菅官房長官は、

↓このようにあざ笑いました。

元山さんに対して、そして望月記者に対して。

そして放った言葉がこれ。


そもそもジャーナリストは政府に批判的であって当然であるにも拘らず、

今の記者たちはほとんどが忖度づけの腑抜けばかり。

その中で孤軍奮闘する望月衣塑子記者に対して

菅は他の男性記者たちと明らかに差別しています

下の動画の最後に、

望月記者に対する回答時間の極端な短さがグラフに明示されています

さらに、質問を開始するやいなや

内閣府報道室長による卑劣な質問妨害があり、

これも看過できません。

 人(ひと)・民(たみ)の立場に立ち、

その代理人として政府に立ち向かう記者を

嘲笑し、無視するということは

私たち人民を愚弄しているのと同じです。

菅もまた、心底許しがたい人間です。

(内閣府は https://form.cao.go.jp/cao/opinion-0001.html

首相官邸へは https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

沖縄政策へは https://form.cao.go.jp/okinawa/opinion-0001.html 

から意見・苦情が送れます)

【元山さんハンスト】東京新聞 望月衣塑子記者 vs 菅官房長官 2019年1月18日午後 記者会見

コメント (2)
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「元山仁士郎さん、ドクターストップでハンスト終え、入院」No.2807

2019-01-20 01:20:26 | 民主主義について
15日午前8時からハンガーストライキを継続して、
全県民による投票を5市長に訴えてきた元山仁士郎さんは、
19日、血圧が急激に下がったためドクターストップがかかり、
午後4時57分、約105時間に及ぶハンストをやめました。

元山さんの身体を張ってまでのこの行動は、
全ての人に
沖縄の問題に真摯に立ち向かうよう訴えています。

また、全ての政治家は、
元山さんが命を削るほどのことまでして訴えたことを正面から受け止め、
党利党略ではなく、未来の日本を考えて、
誠実に応えなければなりません。
そうでなければ、「政治家」を名乗る資格はありません。
 
 本日(19日)17時、ハンガーストライキ開始から105時間が経過したところでドクターストップがかかりました。 親、会の役員、周りの意向を受け、ここでやめる決断をしたいと思います。 市長の態度が変わらない中、県議会の皆様の動きに賭けたいと思います。 見守っていただき、ありがとうございました。


5市長に対し、県民投票への参加を求める署名は明日(20日)の18時まで受け付けております。 テントや寝袋、布団、机、椅子、湯たんぽ等を持参した方は極力明日までに取りに来ていただければと思います。 沖縄、日本、海外からたくさんの方々に支えられ、涙が溢れています。 ありがとうございました。


菅官房長官が、元山仁士郎さんのハンストにどう思うか聞かれて、
「その方に聞いて」と言ったそうです。

そのは、稀勢の里の引退については
「非常に残念、寂しい思いだ。19年ぶりの日本出身横綱として多くのファンを魅了した。これまでの活躍に敬意を表したい」
と言ったそうです。
……。
 
コメント (2)
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「自分の町で〈元山仁士郎応援☆沖縄県民投票アクション!〉をいたしましょう」No.2806

2019-01-19 10:47:30 | 民主主義について

昨日は珍しい経験をしましたよ!

フェイスブックで友だちになったYさんから

「〈元山仁士郎応援☆沖縄県民投票アクション!〉一緒にやってみませんか?」

と声をかけていただいたのです。

(へえ、どこで、どんなことするの?)と思ったら

何とハードルの低いこと、

自分の町で、沖縄の県民投票実施を願う2人以上が、

投票拒否をしている5つの市長に請願FAXを送るというものです

言いだしっぺは、これまたお会いしたことのない金沢在住の方です

見知らぬ人と繋がり、行動し、広がるために

フェイスブックは役に立つと再確認しました

 

昨夜、地元大阪で初めて実際に会った私たちは、

早速、どんな内容でFAXを送るか話し合い、次のような確認をしました

(貸しスペースで500円/2時間だったのでのんびりしてはいられません(笑))。

・辺野古基地建設に「反対・賛成」の意思表示は県民自身のものとして保障される権利がある。

・本土の私たちが言えるのは、日本の民主主義の基本としての投票権を5市の市長が奪うべきではないという事だ。

・普天間基地を抱える宜野湾市には、その並大抵ではない苦しみを思い、特に申し訳ないという気持ちも書き添えたい。

下はうるま市長に宛てたFAX文です。

昨日から始まったこのアクションは、

1月31日まで全国のどこからでもできます。

詳しくはフェイスブックの

全国一斉*元山仁士郎応援☆沖縄県民投票アクション!

https://www.facebook.com/groups/305272906784410/

を見てください。

下は昨日のアクション実施地図(一部)です。

Yさんと私の大阪2人組アクションは

きっと今日以降の地図に掲載されるでしょう。

メディアの取材も既にいくつかの場所であったそうです。

話題を作り、広げ、一人でも多くの人に考えてもらうために、

この行動は有効ですね

 

 

〈ふろく〉

写真の若者が宜野湾市出身の「県民投票代表」元山仁士郎さん、

大学院を休学してこの県民投票実施に全力を捧げてきた人です

元山さんが15日からハンガーストまでして表現していることは

まず、非人道的で民主主義を踏みにじる政治への抗議であり、

そして、彼に続く次の世代への〈人間としての在り方〉だと思います。

彼を中心にした若者たちは

身を粉にして10万人(103万人県民の約1割)の県民投票実施を求める署名を集め、

沖縄県はその声をうけて住民投票条例を成立させ、

投票の事務手続きを県下の市町村に委ねることとしました。

投票にかかる費用は全て県が負担します。

にも拘らず、県下で自民・公明が多数派を占める5つの市議会は

県民投票実施を拒否しました。

そんなことできるのか!と驚きますが、

その法的「抜け道」(実は、抜け道にもなっていない)を指南したのは、

沖縄で国会議員選挙に常に落選し続け、

九州から比例で何とか衆議院議員になった

宮崎政久議員(自民党)です

宮崎議員がしたことは、どんなに沖縄を困らせ、混乱させたか、

小手先の浅はかな政治主義で

何よりも大切な民主主義をどぶに投げ捨てた彼の行為に

怒りを感じずにはいられません。

☆動画:元山仁士郎さんのハンスト3日目の記者会見(渡瀬夏彦さん提供)☆

   ↓         ↓         ↓

https://www.facebook.com/natsuhiko.watase/videos/2083410878407045/?hc_ref=ARSJzxbvU_T23DJHdID4-PRKuwjUouKXCMoqximfWHm2h3zqqfyPxPi4akIRB5k_ivQ

翁長さん、きっと見てくれていますね。

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「満月の夕/ソウル・フラワー・ユニオン/やさほーや歌が聞こえる」No.2806

2019-01-17 17:10:54 | 

阪神淡路大震災のとき、どん底の人たちをひたすら歌って励ました

ソウル・フラワー・ユニオンの歌、「満月の夕(ゆうべ)」(中川敬作)

被災地神戸で生まれた歌。

今は島歌となり、ウチナーグチで歌われています。

苦しさの中で人々の魂を包み、励ます力のある歌ですね。

ソウル・フラワー・ユニオンは今日17日午後3時から神戸でライブをしたそうです。

 

ヤサホーヤ 歌が聞こえる

眠らず 朝まで踊る

ヤサホーヤ 焚き火を囲む

吐く息の白さが 踊る

解きはなて いのちで笑え

満月の 夕べ

解きはなて いのちで笑え

満月の 夕べ

 

満月の夕/ソウル・フラワー・ユニオン +リクオ

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