アメリカ及びドイツ、フランスなど西欧はイスラエルをこんな国に育て上げて、
どう責任取るんだ。
欧米が世界を支配するためにどれほど恥ずべきことを
繰り返し、繰り返し、歴史に汚点を刻んできたか。
未来永劫、その汚点はぬぐえない。
クソ野郎ども!
⤵支援物資待つ市民29人死亡とガザ当局、イスラエル軍の攻撃で(字幕・15日)Reuters
アメリカ及びドイツ、フランスなど西欧はイスラエルをこんな国に育て上げて、
どう責任取るんだ。
欧米が世界を支配するためにどれほど恥ずべきことを
繰り返し、繰り返し、歴史に汚点を刻んできたか。
未来永劫、その汚点はぬぐえない。
クソ野郎ども!
⤵支援物資待つ市民29人死亡とガザ当局、イスラエル軍の攻撃で(字幕・15日)Reuters
日々、X動画で見るガザの悲惨、
灰燼まみれの子どもやむせび泣く大人の姿を正視できず
ここ数日茫然として過ごしていましたが、
気持ちを奮い起こし、ガザのために何ができるかを考えることにします。
その1:デモに行く
今、世界中で「ガザ攻撃を止めろ」「即時停戦」のデモが行われています。
イスラエルの後ろ盾のアメリカにおいても各地で大きな集会・デモがあり、
バイデン大統領も当初の「イスラエルがんがん行け」からトーンダウンし、
ceasefire(停戦)とは言わないまでも、
pause(休止)をイスラエルに呼びかけざるを得なくなっています。
カナダのトルドー首相もイスラエル支持でしたが、
選挙でトルドーを支持した人々から「恥を知れ!」「即時停戦!」と叱りつけられ、
「女性や子どもが犠牲になることは許されない」とイスラエル批判をし出しました。
(こういうときどうして男性だけ除外されるの?)
日本ではデモに行く人は「異様な人」と見られがちですが、
政治家でも何でもないただの人である私たちが持っている力は
「集まる」こと、「声を上げる」ことによって世論を形成することです。
この間、日本政府は国連総会の休戦決議に棄権(石油は欲しいがアメリカの顔色窺いも重要とて)、
上川外務相のイスラエル・パレスチナ自治区(ヨルダン川西岸・ファタハ)・ヨルダン訪問(たった3日間、イスラエルではハマスの「残虐なテロ」非難を繰り返し強調)、
ガザが子どもの墓場となっている現在、
世界中でイスラエルへの逆風が巻き起こる中でもなお
イスラエルに「即時停戦」を要求できない。
これが日本だ、ワタシの国だ~ トホホです。
ま、とにかく明日は2回目のデモに行ってきます。
人々がたくさん集まりますように…。
「Who likes Israel?」(誰かイスラエルが好きな人なんかいますか〈いや、いません〉)
これは、大阪の英会話教室でアメリカから来ていたユダヤ人の先生が言った言葉です。
中国に行く前なので15年ほど前のことです。
私はユダヤ人(=ユダヤ教を信仰する人)だというその先生に気を使って、
イスラエルの悪口もパレスチナ人のナクバやインティファーダのことも言いませんでしたが、
何かのきっかけで「先生はイスラエルに住みたいと思いますか」と聞いたところ、
その答えが冒頭の言葉でした。
それまで私はユダヤ人は全員ユダヤ国家のイスラエルを支持していると
ステレオタイプにも程がある考えを持っていたので、目から鱗でした。
これを思いだしたのは、
今回のイスラエルによるパレスチナ人大虐殺に対して
10月28日、アメリカのユダヤ系団体がニューヨークのグランドセントラル駅に集合し、
死者を悼み、即時停戦のために決起したことによります。
アメリカのみならず、世界各地でガザ停戦を要求するデモが行われていますが、
11月4日ロンドン5万人のデモの中にいたイスラエル出身の77歳の男性は
「私はユダヤ人で、両親はアウシュビッツ強制収容所から生還した。
だから、ホロコーストが何かを知っている。イスラエルは、
『10月7日にユダヤ人に起こったことはホロコーストのようだ』と主張しているが
これはユダヤ人に対する大量虐殺と同じものではない。
私は1人の民間人の殺害も支持していない」と、即時停戦を訴えたそうです。
このことはつまり、イスラエルとパレスチナの対立は宗教が理由ではなく、
あくまでも領土問題だということです。
日本では、宗教対立は理解できないので口を挟めないという声もありますが、
紛争の核心は下の地図を見れば一目瞭然です。
軒を貸して母屋を取られたのはパレスチナ人であり、乗っ取ったのはイスラエルです。
・紫色がパレスチナ人の居住地域、白色がユダヤ人移植地。
・国連のパレスチナ・イスラエル分割案は左から2つ目。
・国際法に違反してイスラエルはグイグイ入植を進め、遂に右端のような有様に
(ガザは赤丸部分)。
イスラエルは国際法に違反しまくる無法者国家以外の何物でもありません。
それを強力に後押しするバイデン大統領も世論の声の大きさを前に
軌道修正を余儀なくされています。世論形成が大切である所以です。
日本の世論はまだまだですけど。
17日夜、イスラエルがガザ地区のバプテスト・アル・アハリ病院を空爆し、
500人の死者を出したと報じられ、Xツイッターやアルジャジーラでは
その写真・動画もUPされています。
アメリカのバイデン大統領は、
「イスラエルがやったんじゃないようだ」と擁護しましたが、
その証拠は示していません。
イスラエルは「あれはイスラム過激派による誤爆だ」と言いますが、
これもその根拠を示していません。
パレスチナ人であれば子どもでも誰でも殺してきた歴史を持つイスラエルです。
私ははらわた煮えくり返る思いでこの両者の発言を聞きました。
下の動画はXからです。
パレスチナ人の医師がこの大虐殺の生存者である男の子を
なだめ、あやしていますが、抱かれてから泣き出す前、
この子はずっと一人で恐怖に震えていました。
今、私は日本にいて砲火に晒されていませんが
パレスチナの子どもたちの姿が私の二人の孫と重なり、
心が痛いです。
イスラエルのガラント国防相はハマスをリーダーとするパレスチナ人に対して
「我々は人間の顔をした動物(human animals)と戦っている」と述べた。
かつてナチスの人種差別によるホロコースト(大虐殺)という
むごい経験を持つ人々の子孫が、
このようなレイシスト丸出しの発言をすることに震撼を覚える。
また、イスラエル建国以来最も右翼的と言われるネタニヤフ首相は
「我々は肉食動物を見た」「ハマスを粉砕し、破壊する」と言いつつ、
実際にはガザに住む一般住民をもせん滅対象にしているのは
ガザ現地の破壊映像を見たらすぐわかる。
今回の戦争は今月7日、パレスチナ自治区ガザを
実効支配するハマス(と欧米は言うけどちゃんと選挙で選ばれたんだよ)が、
分離壁・フェンスを破壊してイスラエル側に入り、
周辺の村や集落を襲撃し、1200人の被害者(ほとんど民間人)を出したことから始まった。
しかし、イスラエル国家は今回のハマスの攻撃を
善良な国家に対するテロ行為として堂々と非難する資格があるだろうか。
1947年の建国以来どれだけ国際法を犯してパレスチナ人を追い詰めてきたか、
ちょっと歴史を調べたら子どもでも分かることだ。
それにも拘らず、世界中の国々がイスラエルを非難しないのは、
イスラエルのバックにアメリカが居るからなのだそうだ。
21世紀にもなって、世界にはまだ
棍棒を振り回し、力で支配する野蛮国の言うことを聞く
奴隷国家が数多く存在している。
悲しいかな、日本政府は尻尾を振り振り、そのトップをひた走っている。
下の図を見ると、左から右へと、パレスチナ人居住区(紫部分)がどんどん
イスラエル(白い部分)に住むところを奪われてきたことが一目瞭然だ。
(YouTube PIVOT[ハマス攻撃 次の悲劇が来る]イスラエルとパレスチナの歴史を全解説/中東発の世界危機の瀬戸際/戦時のメディアをこう読み解けより)
今、ガザ地区(右の赤丸部分)に住む人々の8割は、
1947年のイスラエル建国で住んでいた土地を追い出され難民になった人たちだという。
どうして世界はこんな理不尽、不正義を見て見ぬふりしているのだろう。
〈ツイッター動画:ガザ地区の青年と撮影者との会話〉
(自分の家だったところの瓦礫をバックにして泣きそうに、でも微笑みながら)
青年「命は助かった」
撮影者「アラーの神に祈りましょう」
青年「(瓦礫を指し)これが破壊のすごさをものがたっているよ」
撮影者「お金や財はいつか戻る。生きていれば」
青年「猫が助かった。一匹だけだけど」
撮影者「アラーの神に祈りましょう」
青年「これがぼくらの運命さ……」
(Palestine Onlineより)
オンライン署名:
オンライン署名 · パレスチナ・イスラエル対立における一般市民への基本的人道支援の確保を求めます · Change.org