叶わなくても、それはそれでいいと思う・・・

2020-08-10 19:38:17 | 日記
生きることも、老いることも、病むことも、死ぬことも、自分の思いどおりになるわけではない。愛する人と別れることも、嫌いな人と顔を合わせることも、寒い・暑いという感覚も、自分の意思ではコントロールできない。なにごとも「思いどおりにならない」ことがわかって、「思いどおりにならなくていい」「思いを持たなければいい」ときづいた瞬間から、人生はラクになる。もちろん、夢を持ってもいい。希望を持ってもいい。だが、夢や希望というものは、「どうしても叶えたい」というより、「叶わなくても、それはそれでいい」と思うほうが、楽しい人生を味わえる。「何かをしたい」という思いにとらわれず、「いかに喜ばれる存在になるか」ということだけ。たのまれごとを淡々とこなし、こき使われながら死んでいけばいいんだ(小林正観著より)と。ああ、そうなんだァと目から鱗だ。自分が自分を追いつめては逃げ場がなくなりストレスを抱えてしまう。薄々そう気づいてはいたが、目標達成こそが至上の喜びとしてきたこれまでの考え方は大幅に修正しなければとあらためて思う。きょうの楽しかったことは、○文藝春秋9月特別号を集中して30%(約180ページ)読了したこと、○動画配信『ブレイン・ゲーム』(米2015年 異能者が難事件解決に挑むサイコスリラー)安楽死の是非が問われていること、○自信の種類(結果予期と効力予期)について学んだことだ。(10,970歩)