司馬遼太郎の文章作成法に学ぶ

2020-03-31 19:54:21 | 日記
在来の古典的な日本語の欠陥であるところの首尾の不明瞭さや文章の不明晰さからすこしでもまぬがれたいと気を付けている。そして、センテンスは荷車のようなものだと位置づけ、一台の荷車には一個だけ荷物を積むように。一個ずつ荷物を積んだ荷車を連ねてゆけばそれでいいわけで、欲ばってたくさんの荷物を一台の荷車に積んではいけない。読み手は一つのセンテンスを読むのに一つの意味しか理解ーもしくは感ずることーができないものだと思うべきだ。ただ、荷車の形は均一ではなく、大小長短が必要で、当然、荷物にも大小があり軽重がある。その荷車の列のつらね方、つまり大小や長短もしくは軽重をうまく按配することによって、文章全体に美的ななにごとかが作為でなくごく自然に出てくる。たとえ不幸にして出なくても、悪い文章にだけは決してならない。敬愛する司馬遼太郎「私の文章作成法」(昭和53.5)からの抜書きだ。きょうの出来事としては、○車検を終えた愛車VOLVOが家に帰ってきたこと、○3月度日課歩数:連続達成356,899歩(278km)累計達成日数3,023日、よく頑張ったこと、○外出自粛のためレトルト食品エビピラフ、それなりにうまかったことだ。(11,020歩)

注意しなければならない事態が起きつつある・・・

2020-03-30 20:00:17 | 日記
人間は他の生物とちがって、現実にはないものを思い浮かべる想像力をもっている。それによって絶対ということを表象し、一切が完成してすべての人間が救われているユートピアを空想する。それを規準としてその尺度によって現実をはかる。しかるに、人間はもともと不完全な存在だから現実にはアラはいくらもある。そのアラさえ破壊すればただちに絶対のユートピアが生れると考える。この感情は人間の本性に属することだから、今後もさまざまな形であらわれるにちがいない。(中略)もとより平和はいかにしても保ちたい。そして、平和も人権も国の安全保障があればこそである。もし自分を守るためには非武装中立が最上の法であるものなら、それでゆくべきであり、もし重武装をしなければ国防ができないものならそれもやむをえない。客観的な条件を冷静に検討して、それにもっとも適切な選択をしなければならない。(竹山道雄氏の論考ー1981年作成)現実をしっかり直視して国家の法整備等に取り組まなければならないとの先人の提言を知る。ただ、歴史は繰り返す。十分に注意しなければならない事態が起きつつあるようだ。きょうの出来事としては、○愛車VOLVO車検のためディーラー工場に預けたこと、○稀代なコメディアンの志村けん氏が新型コロナウイルスにより急逝したこと、○外出自粛でスーパーの惣菜で昼食を済ませたことだ。(10,670歩)

穏やかな風景の中で母の口癖に出逢う・・・

2020-03-29 16:47:07 | 日記
不安やさびしさという感情は誰もがもっているもの。それらをまったくなくすことはできない。でも、そればかり考えていると、いつも不安感に襲われ、いつもさびしさだけに包まれてしまう。それは、とてももったいないことだ。とくにマイナスな感情というのは、放っておくとどんどん増えてくるもの。そうなってしまえば、せっかく目の前に落ちている楽しさが見えなくなってくる。そうならないように、悲しさやさびしさを上手に逸らす作業をすることだ。自分が大好きなこと、時間を忘れるようなものを見つけることだ。病気の心配などしている暇はない。そんなものは病気になってから考えればいい、「日々に楽しまざらんや」(徒然草)だ。(中略)明日はどうなるか誰にもわからない。今日という日が明日もやってくるとは限らない。今日やれることは明日に延ばさない。お礼の手紙は思いついたらすぐに書く。どうせ人間の頭は一つのことしか考えられないのなら、前向きなことだけで頭をいっぱいにしたい。作家:清川妙さんの文章を借りているがその内容はまさに亡くなった母(清子 2015.1.21没)の口癖、とても懐かしくうれしい。きょうの楽しかったことは、○水月公園4~5分咲き桜と鯉とカモとハトたち、穏やかな風景だったこと、○5年前に亡くなった母の言葉と偶然に出会えたこと、○外出自粛のためレトルト食品「赤飯」うまかったことだ。(12,970歩)

“Being”(存在の価値)と“Doing”(生産性の価値)

2020-03-28 17:04:48 | 日記
「やってみて 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」「話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば 人は育たず」「やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず」などなど、管理職のちょっとした部下への気遣いこそが大切だと、パワーハラスメント防止研修の冒頭に紹介しているフレーズでもある。それから強調しているもう一つの話題としては、誰でも“Being”(存在の価値)と“Doing”(生産性の価値)があるということ。つまり、役に立つか否かの狭隘で一方的な判断をする前に人はこの世に存在している、そのことですでに価値を有している。死刑判決のでた相模原19人殺傷事件の犯人(控訴したという)はこのことの認識欠如があったと言わなければならない。きょうの出来事としては、○愛犬リズンのシャンプー日(一か月半に一度)行きはいやいや帰りはわんわん、きれいになったこと、○サンドラッグ(ドラッグストア)、マスクを求めて開店1時間前行列約100mに驚いたこと、○昼食は三田屋牛どん、おいしかったことだ。(11,250歩)

“心を強く持つヒント”を列挙してみると・・・

2020-03-27 14:02:22 | 日記
PHPプレミアム「5月号特別保存版」に記載された“心を強く持つヒント”を以下に列挙する。「①どんな人間も、まず受け入れる。②すべて修行だと思うようにする。③力いっぱい生き抜く。」(佐藤愛子氏)「①未来のことを心配し過ぎない。②終活は一切やらない。③やりたいことは“今”やる。」(内舘牧子氏)「①生きているあいだは楽しくを心がける。②ニコニコ笑って機嫌よく過ごす。③大切な人と、かまい合って生きる。」(毒蝮三太夫氏)「①無理やりにでも笑う。②今いる環境を変える。③違う世界を見てみる。」(月亭方正氏)「①贅肉のない生き方を心がける。②常に「今が人生のスタート」と考える。③無理しない、頑張らない、我慢しない。」(倍賞千恵子氏)「①人生の間口を広げ過ぎない。②等身大の自分に目を向ける。③頭だけで考えず、身体を動かす。」(枡野俊明氏)「①自分を責めすぎない。②人生を主体的に生きる。③目の前の状況を面白がる。」(細川貂々氏)「①マイナスな感情を、一旦横に置く。②人間の立ち直る力を信じる。③「にもかかわらず」前を向く。」(鎌田實氏)「①小さな楽しみを毎日見つける。②楽しいことで頭をいっぱいにする。③「細やかに」「すぐに」を心がける。」(清川妙氏)「①「こうあるべき」を捨てる。②「せっかく」と考えてみる。③精いっぱい生きる。」(有森裕子氏)一度っきりの人生を悔いなく生き切るヒントばかり、肝に銘じておく。きょうの楽しかったことは、○愛犬リズンとBGMを聴きながら終日過ごせたこと、○ビジネス参考文献『メンタルヘルス教本』読了一回目できたこと、○手料理の肉炒め、塩胡椒のバランス崩れで期待外れに終わったことだ。(10,990歩)