善因善果、悪因悪果、カルマがブーメランに・・・

2017-07-31 20:10:21 | 日記
昨日のテーマに続いて、「過去からの記憶の集積が運命を作る?」を転載。『仏教の言葉に“カルマ”というものがある。カルマとは「業(ごう)」、前世での善悪の行為によって現世で受ける報いのことだが、本来は「行為」という意味だ。これは過去や現在の行為が、人間の運命を形成していくことを示しているのではないかと。何かあこぎなことをして、それがバレずにうまくいったと思っていても、その行為のしっぺ返しはどこかで必ずやってくる。仏教でいう「善因善果、悪因悪果』というのは、カルマがブーメランよりも正確に自分に返ってくることを示している。』『どんなカルマもアラヤ識に蓄えられた記憶が原因となっている。アラヤ識の記憶は、人間の上っ面な意志とは関係なく、人生劇場のストーリーをどんどん展開していくだけの圧倒的な影響力を持っている。』(※アラヤ識=無意識、アラヤとは「倉庫」の意。そこには無尽蔵の記憶が貯蔵されていて今生の体験したことだけではなく、過去世で体験したこともご先祖が体験したこともすべての記憶が保存されている心の層)『運命の溶岩流とは逃げれば逃げるほど、私たちを凄まじい勢いで追いかけてくる。もしも私たちが無意識の圧倒的なエネルギーを無視して、自我意識の判断力だけで生きようとしても、必ず無視した記憶が現実に蘇えってくる。』とも。きょうの楽しかったことは、○一日一善の励行をあらためて気づかされたこと、○カラオケでストレス解消とボイストレーニング(2h)を行なったこと、○ランチは海老カツ弁当、美味しかったことだ。(10,840歩)

心を五層構造で解説を聴き、納得できた・・・

2017-07-30 21:20:46 | 日記
朝のウォーキング中にNHKラジオ第2放送『こころをよむ』(6:45~7:25)を聴いた。内容はとても興味深いものだ。『こころの五重塔』(町田宗鳳氏より)主要部分を以下に記す。
人間の心を建物に譬えるならば、五重塔のように五層構造になっている。
・最上階は「自我意識」、心の司令塔だ。いろいろな情報をキャッチして、即座に判断を下し、次の行動を決めていく。ここでいう情報とは外部から来るものだけではなく、自分の身体に備わっている視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの情報も含まれる。私たちが「心」と言ったり「自分」と言ったりしているのも自我意識のことと考えられる。
・四階部分には「潜在意識」、私たちが心の中ではっきりと意識化されず、また言語化もされず、何となく感じていることや考えていることは、みんなこの四階の住人ではないか。その正体は人間が心の深いところで抱いている情念だ。五階の司令塔で威張っている理性や知性といった連中よりも、情念は人を動かす実力を持っており、またかなり執念深い。潜在意識の直観(勘)は最も信頼できるものだといえる。
・三階部分は「個人無意識」、ここは譬えるならば大容量のパソコンが設置されていて、私たちが個人的に体験したことの全記憶、母親の産道を通ってこの世に出て来た瞬間から、息を引き取るまでの出来事がすべて保存されているような場所。ユングが考えた個人無意識、唯識学のアラヤ識に相当するところだ。輪廻転生があると仮定すれば過去世の体験も保存されている。
・二階部分には「普遍無意識」、これはユングの唱えた普遍無意識を発展させた考え方。ここには高性能のスーパーコンピューターが設置されている。普遍無意識には個人をはるかに超えた先祖や民族の記憶が保存され、私たちがまったく関わることのなかった太古の昔の出来事に至るまで、つぶさに記録されている。人類が集団的に幾度となく体験したはずの飢餓や疫病、災害、戦争のような否定的記憶も多く保存されている。「闇の意識」と呼べるかもしれない。
・一階部分は「光の意識」、一番下に人間性を離れた神性意識、いちばん大事なのがこの一階だ。『創世記』には「神、光あれと言ひ給ひければ、光ありき」とある。その光とはほかならぬ人間の心に宿っているのではないかと。それは宗教的信仰の有無とは関係なく、すべての人が備え持っている魂であり、真心のことだ。
きょうの楽しかったことは、○NHKテキスト「無意識との対話」に集中できたこと、○心を五層構造で解説を聴き、納得できたこと、○昼食(夕食もかねて)「吾妻」の名物ささめうどん、ウマかったことだ。(10,970歩)

「自分の人生だから…」尊厳死は尊重されるべき

2017-07-29 21:40:30 | 日記
朝の行動ルーティンはいつも通りに実行、もちろん家人とリズンの散歩にもつきあう。そして午前中は、来月のN市教育委員会から依頼されたマネジメント研修のレジュメ(案)作成に取り組み、約4時間ほど費やして気懸かりだった案件を終了、ひと安心した。その後、趣味の映画に没頭しようと良質な映画(DVD)『92歳のパリジェンヌ』(仏2015年 元フランス首相の母の人生を、娘で作家のノエル・シャトレが綴った小説「最期の教え」が原案、自分の美学を貫き、人生を終える決意をした1人の女性とその家族の姿を描いた作品)を鑑賞した。3年前に母が亡くなったとき、入院先の主治医から「お母さんは理想の患者さん」でしたと聞かされた。つまり、一言も不満も愚痴も文句も云わず医師や看護婦の指示通りに従ったからだろうが小生としては忸怩たる思いがあった。この映画の主人公が「自分の人生だから…」尊厳死は尊重されるべき、その通りだと共感。我慢し続けた母には心から申し訳なく、一方では家族として心から感謝もしている。さて、自分の最期をどうするか?母をモデルとするか、尊厳死を元気なうちに考え実行するかできるか、どちらも勇気がいることだが。きょうの楽しかったことは、○研修レジュメ(案)が作成できたこと、○実話に基づく尊厳死テーマの映画、感動したこと、○ランチはハヤシライス、ウマかったことだ。(10,740歩)

偽りのない人に好感をいだく・・・

2017-07-28 20:55:04 | 日記
『ほんものの自己に立ちかえることは、人間の自己というものの完全性をひきうけることである。そこには、わたしたちが隠したがる暗い側面もふくまれているかもしれない。人間は善なるものに惹かれる存在だとおもわれがちだが、じっさいに惹かれているのは善でも悪でもなく真正なもの、ほんものなのだ。その証拠として、わたしたちは余分な飾りをつけて真の自己を隠している人よりも、偽りのない人に好感をいだく。』(ライフ・レッスン「ほんものの自己」レッスンより)ここ数週間マスコミ報道で話題になっている稲田防衛相、その突然の辞任報道から前記の文章を思いだし、再び読み返してみた。ここでいう「偽りのない人」とは正直な人であり、素直な人であり、無私な人だと思う。が、今の政治家にこれらを求めるのは酷かもしれない。きょうの出来事としては、○箕面S皮膚科で2ケ月ぶりの診察、蕁麻疹症状が消えたこと、○閣僚辞任、安倍政権の崩壊のはじまりだと思われること、○家人手作りのチャーハン、さすがにウマかったことだ。(11,230歩)

ひらめき・直感だが、意外と研修の核心を衝く

2017-07-27 20:05:52 | 日記
家人とリズンの朝の行動ルーティンに付き合った後、いつもの行動ルーティンを実行。そして汗だくの帰宅となった。朝ぶろ入浴~朝食~朝ドラ「ひょっこ」鑑賞~日経朝刊記事チェックなど済ませて9時半過ぎに家をでてN市教育委員会へ。最寄りの駅を降りて猛暑の中のハードな徒歩は熱中症に掛からないような細心の注意が必要と感じた。来月下旬に予定されているリーダー職対象の研修のテーマ等についての事前打ち合わせが目的で訪れた。打ち合わせの結果、リーダーシップ・コミュニケーションスキル・メンタルケアなどの項目にワークも織り込んで構成することとなり来月10日までにレジュメ提出を約す。帰途の電車の中で研修テーマをあれこれ思いめぐらせて、思い浮かんできたのは、『“縁”ある職場で“縁”ある仲間と楽しく…』(副題:コミュニケーション・スキルとストレスケアのコツ)だった。ひらめき・直感のたぐいだが意外と研修の核心を衝いているケースがある。依頼主に聞いてみる必要がある。きょうの楽しかったことは、○研修の事前打ち合わせがスムーズに行なわれたこと、○猛暑の中での徒歩、細心の注意で事なきをえたこと、○「ぼてじゅう」のお好み焼きと焼きそばの昼食、おいしかったことだ。(15,100歩)