人間はやすらかに死ぬことができる・・・

2020-06-30 20:00:57 | 日記
PCで尊厳死協会に登録しようかと考えているとき、その関係雑誌を読んだ。概要は以下の通り。人間は老衰してくると、本来痛みもなく自然に死ぬことができるのに、へたに医療を施すものだから、七転八倒の苦しみを経なければならない。現代医療の常識は非常に野蛮なものである。人間は死期が近づくと、ものを食べなくなる。水も飲まなくなる。家族の者たちはかわいそうと言うが、ちがう。人間が生きるために必要だった体力も、死を前にするともう要らない。死期における食絶ち状態は、自然な配慮なのである。この時期ものを食べなくなると、脳内にホルモン様物質が分泌され、気持ちよくなり幸せムードになる。また水も飲まなくなるので、血液が濃く煮詰まり、意識レベルが下がる。ぼんやりした状態になるが、当人には苦痛はない。死に際になると酸欠状態になり、炭酸ガスが体内にたまる。これが麻酔作用を起こして身体を死の苦しみから解放してくれるようになっている。人間はやすらかに死ぬことができるようになっているのに、家族や病院側が様々な延命治療を試みるものだから、必要のない苦しみを、それも長期間にわたって受けるようになる。老人をできるかぎり長く生きさせるのは間違いだ。延命治療は、当人のためというより、家族の感情や医療違反と言われたくない病院側の都合に合わせているだけに過ぎない。現代医療は「死」をまったく考えていない。延命治療は死を少しばかり先送りすることはできるが、その代わり当人に苦痛を与え、人間としての尊厳さえ奪うものであると。きょうの出来事としては、○司馬遼太郎記念館特別講演会「人生100年、豊かに生きる」(講師:安藤忠雄氏)率直な有言実行の内容を聴講したこと、○6月度連続達成歩数356,704歩(277km)累計達成日数3,114日、コロナ感染リスク下よくがんばったこと、○鶴橋七輪の焼き肉ランチ、美味しかったことだ。(12,250歩)

死ぬときはひとりではないらしい・・・

2020-06-29 16:25:01 | 日記
どうして死ぬときにひとりではないのか、それには三つの理由があると著者は言う。①死にさきだって自分の肉体から離れることができる、いわゆる「肉体離脱」体験をする。そうした体外浮遊体験の最中に、自分を助け、導いてくれる存在が自分のまわりにいることに気づく。これが死ぬときはひとりではないという第一の理由だ。②二つ目の理由は、先に死んだ人(愛していた人、大事だった人。例えば、祖父母や両親、可愛がっていたペットら)たちが必ず、出迎えてくれるからだ。③第三の理由としては、たとえ一時的にせよ、肉体を脱ぎ捨てると私たちは時間も空間もない場所に入る。そこでは、思考と同じスピードでどこでも好きなところに行ける、そして誰とでも会えるからだ(「死ぬ瞬間」と死後の生:E・キューブラー・ロス)と。これらのことが事実ならうれしいかぎり。中学生の頃に死去した父と死の間際に会えなかった母とに会える、そして三匹の犬たちにも会えるなら死ぬことの恐怖は消えてしまう、むしろ待ち遠しい気持ちにさえなる。きょうの楽しかったことは、○早朝と夕暮れのウォーキングで日課歩数を達成したこと、○動画配信『デトロイト』(米2017年 1967年に起きたデトロイトの暴動を題材にした実録サスペンス)警察官による露骨な黒人差別、半世紀を経ても今だに解決の糸口すら見えず、全くもどかしいこと、○昼食は鯖の煮付け、うまかったことだ。(10,440歩)

いのちを活かしきる3つの秘訣として・・・

2020-06-28 20:02:14 | 日記
日曜日(午前6:45~7:25)ラジオ第2放送「こころをよむ」(腸内細菌のチカラ~心と体を健やかに~)、朝のウォーキングとともに聴くのがとても楽しみだったが、今日で最終回とは寂しいかぎり。講師は藤田紘一郎氏(東京医科歯科大学名誉教授)、感染免疫学の観点から普段馴染みのない医学専門知識などを解かりやすく説明され、大いに参考になっている。最終回に語られた印象深い言葉としては以下の通り。今や日本国内のみならず世界中の社会環境や価値観などがすさまじいスピードで変化している。もう過去の成功体験や安定志向は通用しない。頑なに変化を嫌う自分を変えていくしかない。いのちを活かしきる3つの秘訣として、①受動的にならないこと、②今、ここの現実をしっかり見つめること、③今まで慣れ親しんできた自分の信念を見直して環境や習慣を変化させること、だと。『信念が変われば、思考も変わる 思考が変われば、言葉も変わる 言葉が変われば、行動も変わる 行動が変われば、習慣も変わる 習慣が変われば、人格も変わる 人格が変われば、運命も変わる』(マハトマ・ガンディー)自分の人生を自ら選んで決定していかなければならない。そして、今この瞬間を楽しめる感覚を大切にすることが秘訣だと。きょうの楽しかったことは、○「街道をゆく㉓ 南蛮のみちⅡ」を読了したこと、○動画配信『ワイルド・ウエストー伝説の男たち』(米2016年 西部開拓時代のアメリカ。開拓精神の名の下に行われた残虐な行為や歴史に名を残した人物について史実を基に様々な角度から検証するドキュメンタリー)シリーズ約6時間連続視聴したこと、○ハムソーセージ軽食ランチ、うまかったことだ。(12,190歩)

スーパー銭湯でリフレッシュできたが・・・

2020-06-27 20:45:25 | 日記
家人を伴なって宝塚のスーパー銭湯「宝の湯」へ。きょうは来場者がとても多かった。当然ながら、浴場も大勢の人たちが楽しんでいた。実は先月、ストレス感が全身に覆っていると自覚した小生は、外出自粛がまだ全国的に解除されていなかったがコロナ感染リスクを冒して、宝の湯で湯に浸り垢すりをしてマッサージを受けてセルフケアを行なっていた。そのときの当銭湯はさすがにガラガラ状態、営業継続さえ危ぶまれた。ところが今日は、一転して感染懸念を持つほどの賑わいだった。それでも湯船や洗い場でソーシャル・ディスタンスは守られていた。ただ、垢すりやマッサージはそうはいかずマッサージ師のマスク励行のみだ。きょうの楽しかったことは、○家人ともどもスーパー銭湯でリフレッシュできたこと、○動画配信『ビューティフル・マインド』(米2001年 ノーベル経済学賞受賞の実在の天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描く物語、 アカデミー賞作品賞)可視化された統合失調症が興味深かったこと、○三田屋の牛どん、うまかったことだ。(12,990歩)

劇的変化にはでっかい不幸が必要やねん・・・

2020-06-26 18:32:05 | 日記
今日は株式会社ビーザム創業20周年記念日にとても面白い本を再読した。『そろそろ“劇的に変わる方法”教えとこかな思て。それはやなァ…不幸やねん。せや不幸や。人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり、苦しんだり、もう死んでまおかなて思うくらいのでっかい不幸や。そういう時、人はやっと、それまでのやり方を変えんねん。人間なんてほっといたら楽な方、楽な方へ流れてまう生き物やからな。』(「夢をかなえるゾウ」主人公ガネーシャのセリフから)説得力のある関西弁がいい。底辺に流れる思想は“実践”そのものだ。『もし、あなたが何かを実行に移すなら、昨日までとは違う何かを今日行うのなら、仮にその方法がまちがっていたとしても、それは偉大な一歩となる』、これが要点なのだろうと。「乗り掛かった船には乗る」とか「失敗は成功のもと」など先人の言葉はすべて知恵の塊なのだと気づく。きょうの楽しかったことは、○㈱ビーザム20周年記念日、内輪の会食でささやかに祝ったこと、○家人から大輪カサブランカを祝いとして贈られたこと、○宝塚三田屋ステーキ、美味しかったことだ。(11,960歩)