「草原の記」の取材同行された折のエピソードを懐かしく・・・

2024-05-11 18:38:22 | 日記
小説の一節から引用、以下の通り。『自分の手のひらを摺り合わせ、熱を持たせてから、ぐっと押さえつけるように胸に手のひらを置く。「ここにはね、膻中(だんちゅう)ってツボがあるの。さみしくてどうしようもないときは、こうやってここを押さえるの」そう言いながら中指がグッと胸の中心に押し込まれる。「ほら、ゆっくり呼吸をしてみなさい」言われるままに深呼吸した。手のひらから伝わってくる体温がゆっくり体中に回っていく。まず、呼吸が整ってきた…』。実際にやってみる。まず、胸の中心に自分の指を置く。喉元から胸の骨に沿って指を下ろしていくと、その指先がすっと吸い込まれるようなところがあり、そこが膻中というツボ、そこを圧していると気持ちが本当に落ち着いた。実践的な効能を実感できた。きょうの楽しかったことは、○司馬遼太郎記念館連続講演会第2回「司馬さんとモンゴル世界ー作品群の地下水脈」講師:鯉渕信一氏(亜細亜大学名誉教授)作品「草原の記」の取材同行された折のエピソードを懐かし気に語られたこと、○未読の司馬作品「ロシアについて」(1989)をさっそく購入したこと、○スエヒロのヒレステーキセット、美味しかったことだ。(15,400歩)

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