ちぐはぐな人生とならないために・・・

2020-08-31 20:09:25 | 日記
過去は不確実であるというのが時間の真相だ。自分が思っているようなかたちでそれがほんとうにおこったのかどうかはだれにもわからない。そして、未来もまた確実ではない。第一、時間が直線的に進むかどうかさえ確実ではないのだ。わたしたちは過去が後方にあり、未来が前方にあるとかんがえているが、それは時間が直線的に進む連続体であると想定しているからだ。ところが現代の科学では時間は直線的ではなく、人間は過去・現在・未来という厳密なパターンのなかにとじこめられているわけではないと考えられている。非線型的な時間のなかでは、過去と現在と未来がすべて同時に存在しているかもしれないのだ(時間のレッスンより)。人生は、瞬時瞬時の時間の連続体だと以前記述した。つまり、その瞬時の中に過去・現在・未来が同時に進行しているとなれば、自分の人生の方向性を常に意識化していることがとても大事となる。そうでないと、毎瞬時に出たとこ勝負の行き当たりばったりでは戸惑いや困惑、結果としてちぐはぐな人生となりそうだからだ。ただ、同時進行説は科学的根拠はないが、あながち否定もできない。きょうの楽しかったことは、○8月度連続達成累計歩数361,217歩(279km)/日課歩数(10,000歩超)達成累計日数3,173日。猛暑の中でよく頑張ったこと、○動画配信『HANDIA アルツォの巨人』(スペイン2017年)バスク地方では伝説と化している実在した人物( 巨人病ホアキン)の実話に基づいたバスク語で描かれた作品)美しい自然の風景に魅せられたこと、○家族で会食(長次郎寿司)、おいしかったことだ。(12,310歩)

“足を洗う”がメンタルケアに効果的!

2020-08-30 20:00:05 | 日記
「魂を鼓舞する感奮語録」再読、『人生というものは極めて短いものであり、夢、幻のようなものである。誹りを受けることも、褒められることも一瞬である。栄えることも衰えることも瞬時である。はかない人生である中で、一つだけでいい、永遠に朽ちない事柄をなし遂げられれば十分である』と、松陰らしい歯切れのいい語句に感服した。自分のこれまでの人生を振り返ってみても、松陰のいう“一つ”がまったく思い当たらないのは誠に残念だ。「人生 涙と笑顔あり そんなに悪くはないもんだ なんにもしないで生きるより 何かを求めて生きようよ」(水戸黄門TVテーマソング)最近はコロナ感染防止でご無沙汰しているがボイストレーニングのとき、声慣らしのため最初に歌う歌詞だ。寿命の尽きるまでに“一つ”ができればとねがうばかり。さて、今月から毎日曜日に“足を洗う”習慣を身につけた、これがなかなか快感だ。昔からヤクザ稼業から堅気になる、あるいは悪い所業をやめてまじめになることを「足を洗う」と表現するが、文字通り入浴時に踵から足裏そして足首までを洗うと心身にスッキリ感をもたらすことに気づいた。きょうの楽しかったことは、○「光あるうちに」(三浦綾子著)読了、信仰の重要性について学んだこと、○動画配信『パッセンジャー』(米2008年 航空機事故の生存者たちのセラピストが事故の謎を解き明かそうとするサスペンス)死後へのプロセスが予測されたこと、○「足を洗う」習慣がメンタルヘルスケアに効果的と気づいた。(11,090歩)

コロナ禍のとき『聖書』を読もうと・・・

2020-08-29 14:49:32 | 日記
コロナ禍のとき『聖書』を読もうと思い立ち、すぐに取り掛かるには難解?そうなので、事前に解説書を読んでから挑戦しようと選択したのが三浦綾子著の「旧約聖書入門」と「新約聖書入門」。思い立ってから約4週間、これまで夢中で読み切ってきた。三浦綾子氏の明快な文章表現がグングンと心に刻まれてその勢いのまま「道ありき」「この土の器をも」「光あるうちに」の三部作へ一気に読み進めた。どのページも目からウロコ!で気づきが多い。そして今日、第三部信仰入門編の「愛のさまざま」(P76)での記述にハッとした。聖書の有名な愛の章 コリント人への第一の手紙十三章『愛は寛容であり 愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。』ここを読む時、試みに「愛」という言葉の代わりに「私」という言葉を入れて読むと、こんなにも「私」という言葉の座りの悪い文章はないのではないかと。つまり、人間の愛がちっぽけなものであると(三浦綾子氏)。これらのことを考えてみると自分がまったく愛のない者と知り得た。きょうの楽しかったことは、○息子からプレゼントされた聖書(1993年8/15 牧師サイン入り)、27年ぶりに読み始めたこと、○動画配信『静かなる復讐』(スペイン2016年 強盗事件で愛する者を亡くした男の復讐を描くサスペンス映画)スペイン人気質と風土を少し学べたこと、○昼食は家人特製のおにぎり、おいしかったことだ。(10,640歩)




首相辞任、コロナ後の社会変化の兆し?

2020-08-28 18:44:44 | 日記
1/2+1/3=2/5とした大学2年生。つまり、分母同士と分子同士を足したこと、余りの知識不足に仰天したという。そして、もっとひどい会話を学生食堂で同僚から聞いたとも。「ローマ法王はどこに住んでいたっけ」「イギリスのパリじゃない」これは海外の学生の話。日本国内での電車の中での若者の会話として、「おい、お前、日本がアメリカと戦争したこと知っているか」「えっ、ウッソー」「マジだよ」「マジか。それでどっちが勝ったんだ?「国家と教養」(藤原正彦著)に書かれていたエピソード、読んだとたんに思わず笑ってしまう。氏の卓越したユーモアとその洗練されたセンスは、蓄積された教養から生まれているに違いない。これから具体的に必要な教養とは、①人文的教養(哲学や古典など:人間や文化を洞察するための鍵)②社会的教養(政治、経済、地政学、歴史など:現実世界を洞察するための鍵)③科学教養(科学的安全イコール安心の視点や統計学など:情報に欺されないための不可欠な道具)③大衆文化教養(大衆文芸、古典芸能、俳道、芸道、映画、アニメなど:日本人としての美的感受性を身につける情緒と形の鍵)それらを育む方法は、“本を読む”ことだと。きょうの出来事としては、○安倍首相が突然の辞任表明したこと、○N市役所の協力要請による特定事業の安全衛生相談を受けたこと、○コロナ後の社会変化の兆しが頭から出始めていると思われることだ。(11,490歩)

映画『ライムライト』を観て思うこと・・・

2020-08-27 17:28:51 | 日記
動画配信『ライムライト』(米1952年 名言にあふれた映画)何度観ても感動してしまう。その中でも命を絶とうとした若きバレリーナに「生きる」ことの意味と願望とをチャップリン扮する主人公が熱弁を振るって鼓舞する名場面や名台詞の数々には迫力と説得力がある。例えば、「人生に意味を求めたってはじまらないよ。人生は願望だ、すべての生き物の目的は願望なのだ」とか「バラはバラらしく花を咲かせたがるし、岩はいつまでも岩らしくありたいと思ってがんばっているんだ」とか「人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ」、そして極めつけの名言は「宇宙にある力が地球を動かし、木を育てる。君の中にある力と同じだ! その力を使う勇気と意志を持つんだ!」「希望がなければ、瞬間を生きればよい。素晴らしい瞬間だってあるのだから。」、言葉の力を感じさせられた。常に何かを学ぼう、得ようとして映画を観ている小生にとってはこの『ライムライト』は最上級の映画だ。きょうの楽しかったことは、○ドコモショップ箕面店でスマホ点検を行なったこと、○早朝と夕暮れのウォーキング、日課歩数を辛うじて達成したこと、○『この土の器をも』(三浦綾子著)4日間で読了したことだ。(11,420歩)