大晦日につくづく思うこと・・・

2020-12-31 16:14:11 | 日記
TV報道で同じシーンを観ても編集次第で印象やイメージが変わってしまう、世相の反映にも同じことが起きているに違いない。自分が日常的に観たり感じたりしている出来事(事実)は自分が観て感じているのであって、他人がその出来事(事実)から受けとる実感なり印象はまったく違うことが当然ながら多々あるはずだと。畑村洋太郎氏(東大名誉教授)が人間の悪しき特性として、①「人は、自分の見たいものしか見ず、経験した範囲でしかものごとを考えない」②「人は、自分流に勝手なイメージを作り、それを声高に主張する」③「人は、考えたくない事態は存在しないと決めつけたがる」と喝破されている、その通りなのだ。つまり、これが政治や経済の問題あるいは特定な人物への報道内容や印象操作等がマスコミで行われたらどうか、主観の相違だと片付けられないものがある。フェイクニュースも含めて「これは、おかしいぞ」と思う直感力を自らのうちで磨くことが必須の時代になってきている。直感力とはつまるところ、飾りのついた言葉ではなく、自分の心の声を聴くことだと何かの本で読んだ気がする。自分の心の声を聴く、来年の課題だ。きょうの楽しかったことは、○(一日10,000歩超)12月度達成歩数359,373歩(259km)同じく年間達成累計4,253,275歩(3,239km)、開始(2011.11.4)以降の達成累計日数3,295日、コロナ禍だが根気よくがんばったこと、○動画配信『インサイド・マン』(米2006年 銀行強盗プラスサスペンス作品)豪華な俳優起用で面白かったこと、○家人特製年越しそば、うまかったことだ。(11,840歩)

『忠臣蔵』(大映 1958年)鑑賞して日本人を思う・・・

2020-12-30 19:58:00 | 日記
「自分に期待されている役割のなかにいたときのわたしは、とても凡庸な、通俗的な人間になっているような気がしていた。わたしのじゃなくて、その他おおぜいの人たちのでもよかった人生を生きているような感じ。ほかの人の人生とどこがちがうのかって、いつも思っていた。でも、病気になって、よくわかった。世界にわたしというものはこのわたししかいない。わたしが世界をみたり経験したりしているのとまったくおなじように世界をみたり経験したりしている人は、ほかにはだれもいない。だれもできるはずがない。時間がはじまったときから時間がおわるときまで、もうひとりのわたしなんて、ぜったいにいない。つまり、自分におこった歴史や出来事は自分だけのとくべつなものであり、自分という存在は理解をこえて唯一無二。他人の目を意識してなにか価値ある行為をしても、それは自分にとっての価値ある行為にはならない。わたしたちの多くはしたいことをするよりもするべきことをしながら生きている…」(不治の病をもつ女性の告白から)自分がほんとうはどんな人間なのか、なぜ生きているのか、その目的は何なのか等々がはっきり自己意識されないままぼんやり生きていると、たいてい迷いや不安が生じ悩みがはじまる。安易に答えを求めると事件や事故につながる危うい社会が今ある、要注意だ。きょうの楽しかったことは、○NHKBSP『忠臣蔵』(1958年 主君の仇討ち物語、大映オールスターの出演作品)これぞ日本人の精神が込められていると感動しながら鑑賞したこと、○動画配信『ロンドン、人生はじめます』(英2017年 ロンドンで起きた奇跡のような実話を描いた作品)ハッピーな出来事は予期せずに起きると気づかされたこと、○ニラレバ―とふるさと宇和島の蒲鉾、うまかったことだ。(10,990歩)

女性のショッピング・パワーとエネルギーはさすがに凄い!

2020-12-29 17:44:46 | 日記
家人からの突然のリクエストで川西阪急へ。9時過ぎに川西阪急百貨店駐車場入口付近に着くと入場待ち3番目。家人は9時半開店(30~31日)と勘違いして小生を急がせたが普段通りの10時開店。透明のガラスドアを挟んで店員側と来客側がにらめっこの状態で約10分スタンバイ。そして、開店チャイムが鳴ると同時に店内も明るくなりドアも開かれ、それまでソーシャル・ディスタンスをとって長い列をつくって並んでいた来客が一斉に店舗フロアへ浸水のように流れ込む、壮観だ。開店までは薄暗く静寂だったフロアが一転火事場のような活気と喧騒、歳末の慌しい様相を呈してくる。男女比およそ3:7、女性のショッピング・パワーとエネルギーは溢れんばかりに凄い。両手をダウンに入れて家人の後を追って歩いている小生はまるで電信柱、邪魔になるだけだ。正月用の野菜や肉や干物や漬物そして菓子など手際よくショッピングカートに入れて、客の行き交う狭い通路を互いにぶつかりもしないでレジへと進む、神技だ。約2時間のショッピング行動には恐れ入る。終えて、今度は箕面のいかりスーパーとりそな銀行へ行くという。彼女のスタミナとその責任感には敬服するばかり。きょうの楽しかったことは、○歳末の正月用ショッピングに付き合えたこと、○動画配信『イブ・サンローラン』(仏2014年 フランスの ファッションデザイナー、イヴ・サンローランの伝記ドラマ)「モードの帝王」と呼ばれた天才のキャリア、そして光と影を実話に基づき描かれていたこと、○納豆とうるめイワシと渋皮煮の昼食、うまかったことだ。(10,850歩)

家人は絶滅危惧種の一人かも・・・

2020-12-28 17:20:35 | 日記
戦後生まれの小生のもつ女性のイメージは、か弱く優しくたおやか、更にしとやかでつつましく、一歩下がって出しゃばらず、それが女性だと親からも学校の先生からも、そして映画や小説からも刷り込まれ教えられてきた。従って男たるもの、女性を慈しみ守り、労わらなければならないと躾けられ育ってきた。その女性イメージをさらに上書きしたのが慕情演歌(テレサテン、八代亜紀、都はるみ等)だった。切々と女心をうたわれ具体的にイメージづけされた。これまでも折々に仕事で出逢った女性たちの中に、いわゆる大和撫子風の女性(良妻賢母)が昭和期には多くいた。美智子上皇妃殿下の如き、美しく上品で高貴な女性も稀にお見受けした。ところが男女雇用機会均等法(1985年制定)以降、学校教育はじめ職場でのジェンダー・フリー風潮も渦巻き、良し悪しは別にして女性のか弱くたおやかイメージはもはや変わってしまった。学校や職場でそういったイメージの女性を求めようとするとセクハラ!と糾弾されかねない。スクリーン上のイメージだが戦前戦後の原節子や吉永小百合(淑やかで、慎ましい)的女性は、残念ながら遠からず絶滅危惧種になるのかもしれない。連れ添って来年で49年の家人は、その危惧種の一人だ。大切にしなければとあらためて思う。きょうの楽しかったことは、○高槻市Sクリニックに家族の定期診察、無事に通院できたこと、○動画配信『メアリー・コム』(インド2014年 貧困の中で育ち 父親の反対や周囲の偏見そして男尊女卑のインド社会での葛藤など数々の困難に打ち勝つ女性ボクサーの実話に基づく作品)5度もチャンピオンとなる実話のサクセス・ストーリーに驚いたこと、○炊きたての丹波米、栗の渋皮煮と蒲鉾とブロッコリー、うまかったことだ。(12,020歩)

いずれは皆死ぬが今ではないと・・・

2020-12-27 17:23:17 | 日記
最近は、早朝のウォーキング時にアイホーンから聴こえてくる音楽をとても楽しみにしている。ドコモショップで勧められたdヒッツの登録がきっかけで、懐かしの歌手たちのヒットナンバーを次々と好きなだけ聴けているからだ。エルビス・プレスリー、パット・ブーン、アンディ・・ウイリアムス、フランク・シナトラ、ザ・ビートルズ、ルイ・アームストロング、カーペンターズ等々、1960~70年代の世界的ヒット・ナンバーが今では新鮮に聴ける。ちょうど、小生が中学~高校生のときにラジオやテレビそして映画などで馴染んだものばかり。音楽と共に、当時のあれこれの出来事も同時に思い出されてくる。年の瀬のせいか今年一年のみならず数十年間の振り返りの気分がでてきたようだ。『待つ長さ 過ぎ去る速さ 生きる今』、過去への懐かしさ、来たるべき新年(未来)に対する期待感でわくわくのはずが現況下のコロナ感染拡大傾向で期待感はまったくぶち壊されている。明日へのいっそうの不安すら募らせる。きょうの楽しかったことは、○旧手帳から新手帳へ書き写しをはじめたこと、○動画配信『ロック・マイ・ハート』(独2017年 心臓病を抱える少女が黒い暴れ馬と出会い、人生を悔いなく生きたいと願いアマチュア騎手を目指し命懸けの訓練に挑むファンタジー映画)いずれは皆死ぬが今ではないと懸命に生きる、その大切さを再認識したこと、○納豆・蒲鉾・ブロッコリーの昼食、うまかったことだ。(10,910歩)