人生は湖に浮かべたボートを漕ぐように・・・

2021-09-30 16:43:43 | 日記
人間、ただ一人では生きてゆけない。親兄弟はじめ多くの出会う人びと、周囲に存する物や環境さらには祖先や目には見えない神仏や自然の恵みのもとに暮らせている。そういうものに素直に感謝する心を持つということは当然のことであり、決して忘れてはならないことだ。もし、そういう感謝の心を持たないということになるならお互いの生活はきわめて味気ない殺伐としたものになる。常に感謝の心を持って接してこそ、他人の立場も尊重して行動できる。やはり肯定的な人生を送ろうとするなら、キーワードは“感謝の心”なのだと。ある対談記事に次のような言葉があった、以下に記す。『フランスの詩人ポール=ヴァレリーの言葉として、「湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へと入って行く」。後ろを向いて、過去を見つめながら未来へと入っていく。それはもちろん「死者とともに」と』。私たちは、常に前を見ようとしがちだけれど、実際には後ろを振り返るしかないときもある。しかし、それこそが本当の未来への着実な一歩なのだと。きょうの楽しかったことは、○9月度の累計歩数359,444歩(261km)日課歩数(10,000歩超)達成日数累計3,566日、粘り強く頑張ったこと、○動画配信100分de名著「アンネの日記」と「枕草子」学びの多い時間になったこと、○岡山県K農園直送ぶどう(シャインマスカット他)、美味しかったことだ。(12,140歩)

岸田新総裁誕生をみて思うこと・・・

2021-09-29 17:01:27 | 日記
自民党総裁選のTV中継(NHK)を午後1時~3時過ぎまで観た。河野太郎氏に内心期待したが、結果は岸田新総裁の誕生だ。やはり、自民党の体質は変わらない。つまり、危機意識が薄い。現在の状況は今後否応なくウイズコロナの時代へと突入、環境は変わっているのに党内変革さえできない政党となってしまった。党員の期待とは裏腹な派閥(安倍氏や麻生氏元首相ら老害政治家中心のグループ)主導の総裁選、それへの変化すらできなかったことを意味している、誠に残念だ。来たる総選挙でその反動がでることを恐れるべきだと思う。野党にとってはウエルカムな岸田新総裁ではないかと危惧する。きょうの午前中も100分de名著シリーズ「柳田邦男 遠野物語」と「ファーブル昆虫記」を真剣に鑑賞した。全巻120本以上ありそうだが、これまで31本鑑賞済み。とにかく面白く学びも多い。きょうの出来事としては、○自民党新総裁に岸田氏が選出されたこと、○動画配信100分de名著シリーズにどっぷりとはまってしまったこと、○今朝の家人特製パンサラダ、美味しかったことだ。(12,030歩)

リズムを刻めない生物は淘汰され消えていく・・・

2021-09-28 19:35:43 | 日記
人には24時間の他にさまざまなリズムがある。眠りのリズムも約90分ごとのノンレム睡眠とレム睡眠で構成されている。集中力の持続もおおよそ90分のリズム、その他にも約0.1秒周期の脳波リズム、約1秒周期の脈拍リズム、月経周期の28日などのリズムに囲まれている。その中でも最も研究が進んでいるのが24時間周期の概日リズム(サーカディアン・リズム=睡眠などの生体現象がほぼ24時間の周期をもつこと)。そして体内でリズムをきちんと刻める人は、そうでない人と比べて、がんをはじめとした生活習慣病の発症のリスクが低下する。がんを発症してからもリズムを刻める人は生存率が高いとされている。さらに哺乳類の時計遺伝子が作り出す体内時計はいつも正確に時を刻んでいるわけではなく、生活習慣により時間が前後する。したがって毎日時計の針をリセットしなければ正確なリズムが刻めなくなる。リセットに欠かせないのが“光と朝食”だ。前日から12時間程度の長い食事の空白があり光を浴びて食事を取ると、体が『朝だ!』と認識する。一週間の中で、同じ時間に『光と朝食』をセットに生活した日が増えるほど正しいリズムが刻める。つまり、規則正しい生活を送ることが健康で長生きの秘けつだ。地球上でリズムを刻めない生物は淘汰され消えていくという。きょうの出来事としては、○秋のお彼岸が過ぎたが施餓鬼法要で一心寺を訪れたが休止中、経木流れで祈ったこと、○動画配信nhk100分de名著「万葉集」「旧約聖書」で学んだこと、○今井のうどん、うまかったことだ。(12,820歩)

カウンセリングで注意すべき3要素とは?

2021-09-27 19:41:50 | 日記
カウンセリング実施時に注意すべき3要素、以下に記す。まず第一に、「自分は相手との関係の中で本当に素直に感じていることを伝えようとしているか?」(自己一致)。第二に、「自分は本当に相手を理解しようとしているか?」(共感的理解)。そして第三は、「自分は本当に相手の感じていることを受けとめているか?」(無条件の肯定的関心)だ。これらのカウンセリング・マインドを保持していないとクライアントの心の語りを受けとめることは難しい。意識していないと不全感の残るカウンセリングになってしまう。これらのことを考えたとき、過っての自分の体験を思い出した。ボストンで最古の公園を朝早く訪れての帰路、道に迷い途方に暮れて心の中に不安がいっぱい広がったとき、思い切って助けを求めた通勤途上らしい若い女性の返事が、「OKだいじょうぶ、私が必ずあなたをホテルまで連れて行きますから…」と明言してもらったときの安心感は言葉で表現できないくらいだった。一緒に歩いてもらった30分程度で宿泊しているホテルの裏側の通りに出て見つけ、お礼の言葉「サンキュー!」もそこそこに彼女と別れ失礼なことをしたといまでも悔やんでいる。その恩返しは来日している外国人に返そうと心に刻んでいるが、私のカウンセリングは3要素を胸に秘めて対応したいものだと努めている。きょうの楽しかったことは、○高槻市Sクリニックでの家族の月例健診、無事に済ませたこと、○動画配信100分de名著『孫子』(2011年 古代中国の兵法書)偉大な先人の教えから、困難な時代を生き延びるヒントを得たこと、○淡路屋縦走弁当、おいしかったことだ。(12,800歩)

初対面の印象が正確な人物観察法だと・・・

2021-09-26 19:39:59 | 日記
忘れないために以下に記す。人と初めて会った時に得た印象によってその人の如何なるかを判断するのが最も間違いのない正確な人物観察法(佐藤一斎)だと。たびたび会うようになってからする観察は考え過ぎて、かえって過誤に陥りやすいという。孟子の人物観察法は、人の眼によってその人物の如何を鑑別するもので心情の正しからざるものは何となく眼に曇りがある。一方、心情の正しいものは眼が瞭然(はっきり)として淀みがないから、これによってその人の如何なる人格であるやを判断すべきだと。また、論語(孔子)に説かれた人物観察法は、まず第一にその人の外部に顕れた行為の善悪正邪を相し、それよりその人の行為は何を動機にしているものなるやを篤(とく)と観て、さらに一歩を進めてその人の安心はいずれにあるや、その人は何に満足して暮らしてるや等を知ることにすれば、必ずその人の真人物が明瞭になる。つまり、如何にその人が隠そうとしても隠し得られるものではないと。行為と動機と満足する点の三拍子が揃って正しくなければその人は徹頭徹尾、永遠まで正しい人であるとは言いかねると断言する。直感を磨くこと、それが大切とあらためて気づく。きょうの楽しかったことは、○孫(胡春)からオンラインで連絡をもらったこと、○動画配信100分de名著「アラビアンナイト」「ドストエフスキー 罪と罰」、学びが多かったこと、○家人特製お好み焼き、おいしかったことだ。(11,380歩)