半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

房総のむら 竹で作った「たが」

2016年12月06日 | 素敵な空間・イベント
車で10分ちょっとのところに、私が千葉県で最も素晴らしいスポットなんじゃないか、と思う「房総のむら」というところがあります。

ここは昔の農村文化や生活を体験できる場所で、映画やドラマの撮影に使われたりするぐらい、すてきなスポットです。

で、時間があったので子供を連れて久々に行ってきました

子供たちは以前の朝ドラの「とと姉ちゃん」のファンだったので、「とと姉ちゃん」が撮影されたところに期待していったら「工事中」だったり、まあいろいろありましたが、一番良かったのが竹細工のお店。

樽や桶を締め付ける「たが」というのがあるのですが、小さな「たが」を作ってストラップにしよう、というところがありました。

竹をナタで割って、皮をはがしてひごを作り、それを丸めていくのですが、初めて「たが」の作り方を学べただけでなく、その美しさに感動

そして自然にあるものを使って、手仕事で色々なものを作っていた昔の方々の手というか技というか生活に思いを馳せました。

教えてくれたおじさんは、前掛けがどこかの商店のような名前が書いてあったので、竹とかそういった関連のものを扱っている人なのかと思ったのですが「ここの職員です」ということで、実際は何者かわかりませんでした。

ただ、「ここにある樽はすべて醤油作りのメッカの野田の職人さんが作ったものですが、もうその方がやめられてしまったんです。なので、今は千葉県にはたぶん、たがを作れる職人は居ないと思いますよ」とのことでした。

美しいものを観て、体験した感動と、何だかこういった素敵なものが途切れていることへの哀愁を感じて、竹って何か使っていけないかな~、という思いがむくむくと沸いた時間になりました。

しかし、美しいな~。
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