モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

漫画の描き方

2016-11-15 19:29:45 | 小学生 絵画

小学生クラス クールな漫画のワンシーンの描き方 授業

どうも幸介です!10月の小学生クラスの課題は、展覧会後の短い期間での制作でした。いつもの課題に比べると制作期間は半分位。ということで、10月の課題は「漫画のワンシーンの描き方講座」でしたが、漫画と侮ることなかれ。人体の描き方について、細かに練習しました。

練習として、全員「走っている人」の絵を描きました。まず最初に円や直線、正方形などの単純な形で、人体をスケッチします。棒人間のような感じですね。それを骨組みとし、徐々に肉付けして人間の体に近付けていくわけです。人体の形がだいたい出来上がったら、そこからバランスを誇張します。漫画といえばデフォルメですが、今回の授業では走っている人。前後の腕の長さや大きさは、遠近感がついているので手前を少し大きめに描きます。そして走っている人のアイデンティティの足。足を誇張する場合、手前の足を気持ち短く、それに比べ後ろに蹴り出している足を長めに描きます。漫画やアニメにもよく使われている手法ですが、左右の足の長さに強弱をつけて『歪ませる』ことによって、躍動感が出るんですね!歪んでたほうがそれっぽく見えるなんて、人間の目って不思議ですよね。

時期的に運動会の絵を描いたりすることのあるかと思いますので、今回の授業で学んだことを学校の絵画などでも生かしてくれたらいいなぁと思っております!! PS,もっともっと躍動感のある絵を描きたい子は、アニメ映画の動きの激しいシーンを一時停止なんかして研究してスケッチしてみるといいんじゃないかな!!ぜひやってみてくださいね!

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