モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

木炭の使い心地

2016-04-08 23:42:34 | 小学生 絵画
火曜学生クラスに在籍しながら、水曜と木曜に小学生クラスのお手伝いをやらせてもらってます、この春無事高校2年生に進級した一平です!先日の日曜日は、大人クラスの春の宴会にも使いッパシリ役として呼ばれました。大人の飲み会は今回で2度目の参加ですが、オジサマ達がちょっと盛り上がり過ぎて俺のコップにまで酒が注ぎこまれ、危ういところでノリ先生が俺を救ってくれたという、かなりデンジャラスで無礼講な宴会でした!「酒は飲んでも飲まれるな」ですね!

これは僕の描いた木炭デッサンです。実は木炭デッサンを描いたことがないので、小学生と一緒に30分だけ描かせてもらいました。
木炭デッサンは普通の鉛筆で描くデッサンとは違い、軽い力で強い線がひける木炭で描きます。消しゴムも食パンをちぎったものなので、間違えてもきれいには消すことはできません。
かなり簡単に黒が着けられるのはいいのですが、鉛筆のように細かいところがとても描きづらいです。始めのおおまかな明暗の差を付けるのが大変でした。今回描いたキジは羽や顔など描きどころがたくさんあり、どう工夫して立体感を出すかなど、色々貴重な体験が出来たかと思います。

普段の小学生クラスでの僕の役割は、制作に飽きてしまった子のストレス解消・いじられ役や、なかなかクラスに馴染めない子の補助なのですが、この絵を描き始めたら、いつも僕の事を下僕扱いし生意気な口しか聞かない高学年女子が素直にアドバイスを聞いてくれたり、僕の絵を見て「そんな真っ黒にしてもいいんだ…」とつぶやいて真似してくれたり、なんだかんだ言ってやっぱ絵が上手ければ尊敬されるんだなと感動しました!
心なしか他の曜日より、僕が小学生に交じって制作していた木曜日の子のキジの絵が一番迫力があるような気がして、ちょっとは役に立ってる感も嬉しかったです。

これが木曜クラスの木炭デッサンです。
小学校高学年はキジを描き、中学年は牛骨か鹿の骨、そして低学年はカモを描きました。
今回みんな木炭という画材をはじめて使うので、木炭紙に描くのをためらうかと思いきや皆ガシガシ描いていき、ほとんどの絵が強い黒が着けれていたり、質感や影など繊細なところも彼らなりにこだわり、小学生とは思えないクオリティになったのではないでしょうか!?
おしゃべりしなきゃこんなに描けるじゃん…笑
僕もますます精進して小学生達をギャフンと言わせつつ、共に上達できればサイコーです!
コメント
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