色水鉄砲

オバラです。

アクションペインティングで最も有名なのが、アメリカ人のポロック。彼の事を書いた記事から引用します。
ジャクソン・ポロック　『Untitled』　ペンキ
彼が生み出した究極の絵画技法「ポアリング」とは、キャンバスに筆や棒などを使って絵の具を滴らせ、その色や厚みなどによって今までの手描きの絵画とはまったく異なる世界の描き方です。
この技法は、意識的に細かい調節が可能な筆とは異なり、無意識の状態を直接図像へと反映することができると考えられ、当時流行していたフロイトやユングの思想とも深く結びついていました。さらにその方法論は、チベットやアメリカの先住民族たちが行っている砂絵にもとずくものでもありました。それはある意味、原始から伝わる宗教芸術と最新精神医学との出会いから生まれた技法でもあったのです。

とまぁ、大層なことが書いてありましたが、ポロックは４４歳の若さで亡くなっていることもあり、晩年はどうあれ最初にやり始めたのは勢いか弾みではないかと推測します。
『こういう授業の為に防水加工の携帯買いました！』
そんな訳で、子ども達にはただの遊び感覚で、残暑の中を弾けてもらいました！
「ミオスに５年通ってるけど、今日が一番楽しかった！」
「この授業がずっと続けばいいのに…」
「明日のクラスにも来ちゃダメ？」
とみんな大喜びで、よかったよかった。
ただ、教室内で乾かしている布を見て、小学生時代から通っている大学生のA君とSちゃんは、「なんで、うちらの時代にこのカリキュラムをやってくれなかったんだ！」とがっかり。
いや、ホントごめん。毎年やりたいくらい楽しいよ。
子ども時代に斜に構えてイマイチ弾けられなかった大人の方、よければ明日か明後日に一緒にご参加くださいませ！