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どうも、千野紗織です。さて、どちらが本物でしょーか??・・・・・なんて、写真の画質が悪いのですぐ分かってしまったかもしれませんが、左側が山口さんの模写の作品です!まずはコメントいただきましたので、そちらから。
「いつも綿密に描き込んでしまうので、荒々しいタッチを勉強したかったのと、色使いが好きなので、この絵を選びました。似せて描こうと過剰に意識してしまい、時間がかかってしまいました。次はもっと勢いよく短時間で描けるといいなと思います。」
佐伯祐三独特の厚みのある画面と、深い色合いをだすのに、じっくりと何時間もかけて調整されたので、雰囲気がとてもよく表れていると思います。勢いのある一発で描かれた文字や、椅子を、丁寧に、かつ大胆に、さぞかし緊張して描かれたかと思います!
佐伯祐三は、30歳という短い生涯の中で、パリの街並を題材に描いた画家で、それはもう、猛スピードで作品を描いたと言われています。殴り描きの様な線からは独特のリズムと緊張感が漂ってきますね・・・。まさに、荒々しいタッチを勉強するには最適の作家かもしれません。
いつも、丁寧に、緻密に作品を仕上げていく山口さん、次の作品に取りかかった時に、この模写の影響がどうでてくるのか・・・・お楽しみです。