SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

悪戦苦闘すべき油彩画~弱点を徹底追求~のご案内

2016年10月31日 | お知らせ

みなさんこんにちは☆ハロウィンですね。お菓子を食べたりして楽しまれていますでしょうか

11月27日・12月11日開催、日曜アートセミナー『悪戦苦闘すべき油彩画~弱点を徹底追求~』のご案内を致します。

 

11月27日・12月11日開催(2日間セット講習会)★15名限定

『悪戦苦闘すべき油彩画~弱点を徹底追求~』

詳細はこちら☆

 

講師は髙橋 雅史先生です


(7月の講習会より)

 

 
(講師参考作品)

 

油彩画を描いていて”色の「美しさ」や「質感」、「ボリューム」が上手く表現できない””描きすぎてグチャグチャになってしまった”といった悩みはございませんか

今回の講習会は、そんな方にもおすすめの油彩画を徹底追求する内容です

美しい油彩画を描くために必要な『画材の特性を理解する事』『正しい工程』を学ぶことができます

2日間で弱点を克服し、たくさん習得しましょう!

 

講習会はどなたさまでも参加できます 

お待ちしております

 

お申込はこちらまで

 

お問い合わせ:(サクラアートサロン大阪)06-6292-7080

(lila)

 

 


ひとつの色を美しく引き出す方法 こだわりの下地で響く『青』 レポートⅠ

2016年10月30日 | アートサロン大阪

本日は日曜アートセミナー
「ひとつの色を美しく引き出す方法 こだわりの下地で響く『青』」
を開催しております。




本日の講師、森井宏晴先生。よろしくお願いいたします。


「一つの色を、極限近くまで美しく引き出す」というコンセプトの
今回の日曜アートセミナー、その為の下地制作からはじまりました。



まずは基底材から。綿布をパネルに貼っていきますが、
パネルからの色移りを防ぐシートを挟んでおきます。



パネル+シート+綿布のパネル貼り。しわもよらずに、綺麗にできました。


その上にそれぞれ性質の違う下地材を塗っていきます。
下地の制作に使っていくメディウム類。



綿布に広がる表情を見ながら、複数のメディウムを塗っていきます。


先に下描きから入ってもOKです。


まずはメディウムで、しっかりとした厚み(ボディ)を作っていくのです。


紅葉した葉でコラージュなども使っていきます。


タコ糸なども使って、画面に「動き」を出すことも。


単色を活かすためのどっしりとしたボディ、味のある下地が出来ました。


ここに森井先生がチョイスした青の単色を、薄く塗っていきます。


薄く広がる単色の青に、「何か」を感じる事がとても大事な局面です。

感じたものを大事に愛おしむように、画面で育てていくのです。

今回はここまで、次回は11月13日(日)のブログでお伝えしていきます~

(WA)


おしゃれなカフェ~透明水彩 補色を使いこなす~

2016年10月29日 | 一日教室

本日はアートサロンの通常講座は休講日でしたが、一日教室が開催されました!

おしゃれなカフェ~透明水彩 補色を使いこなす~』

講師は渡辺聡先生です。

渡辺先生が講師を務める『日曜画材研究』のスピンオフ企画として、透明水彩技法を活かして

一日で一枚の絵を描く講習会となっております


渡辺 聡 先生

 

今回は補色の扱い方がテーマにもなっています。

色相環において、ひとつの色から180度反対の位置にある色を補色といいます。

そしてその前後、ひとつの色から140度の位置にある色を反対色といいます。

この補色反対色によって色が引き立つ画面を作っていきます


補色によって美しい画面が生まれている見本として、ゴッホの作品を紹介されています。

黄色と青が補色の関係として引き立て合い、『夜のカフェ』の調和を作り出していますね

 

渡辺先生による本日の参考作品です

お洒落なパリのカフェがモチーフになっております。

コバルトブルーを大胆に使い、そこに補色を交えて美しい水彩画に仕上げていきます

 


制作開始です。


水彩紙にはあらかじめおおまかな下描きが印刷されていますが、そこに鉛筆で必要な

線(人物の体や頭など)を加えていきます。


着彩はまずは人物の肌色の部分から。

透明水彩では紙の白が一番明るい色となります。

そして、その次に明るい所を探して、明るい順に塗っていきます。

 

 


先生がデモンストレーションを行いながら一つずつ手順を説明していきます。

 


カフェの奥の暗いスペースに青が入りました。

大きく色を塗っていくと塗りのこしやはみ出しもありますが、一旦色を入れたところは

あまり触らないのが大事だそうです


屋根の上に花の赤が入り、午前中はここまでとなりました。

 

 ~~~~~~~~ 昼休憩 ~~~~~~~~

 


さきほど花の赤を塗ったところに、黄→緑と、色を重ねて花壇を彩っていきます。

 

全体的に淡く色が入ってきました。

今のところ青の補色である黄色が目立っていますね。ここからどうなっていくのでしょうか

 

 


今回のモチーフは看板の文字や建物の窓、人物描写など細かい部分が多いですが、

あまり描き込まずに抜きを入れながら表現することがポイントです。

 


カフェの奥の暗い部分に青を重ねていきます。

今回のテーマにもなっているコバルトブルーは、実際の写真からは感じられない色です。

それをアレンジして描いているのは作品として魅せるためであり、そこが重要なポイントです

重ねていくことで色に深みが増してきますね。

 


最後に人物の髪の毛を描き入れます。

細かい描写はされていませんが、カフェに集う人々の雰囲気が伝わってきます

 


描き込みすぎないことや、写真の通りでなく色彩をアレンジすることなど、なかなか難しい

内容だったように感じますが、皆さん最後まで集中して描かれていました

 

制作時間が終わり、先生が一人ずつ講評して回りました。

補色を利用して青を効果的に使ったことで、カフェのお洒落な感じがよく表現されていますね。

素敵な作品が出来上がりました

皆さまお疲れさまでした!

 

次回渡辺先生の講習会は11月6日(日)、日曜画材研究となっております。

こちらのレポートもお楽しみに

 

尚、サクラアートサロン大阪は明日は日曜アートセミナー開催日、通常講座は休講日となっております。

どうぞ宜しくお願いいたします。

(まりも)

 


墨は黒い?

2016年10月28日 | アートサロン大阪

絵を描いていると、「黒の単色は使わない」ことが多いです。

無彩色である黒は、混色すると とても濁りやすい事が大きな要因ですが
一方で墨絵などは、他の色=彩度を排することで、
墨の五彩と言われる繊細な
表情を描き出します。(濃、焦、重、淡、清)


雪舟 四季山水図(山水長巻)(毛利博物館)(部分)

そしてある制作行程を実践することで、墨の新しい表現が可能となります。

岡部隆志先生 参考作品

◆墨独特の濃淡の出し方、滲ませ方。
◆墨ならではの筆使い、ドリッピング。

◆墨の上に着色しても濁らない(濁りすぎない)着色方法。

それらを習いつつ、作品制作をする一日教室が開催されます!


「墨で新しい表現 墨の効果と余白を活かした表現」デス!!



岡部隆志先生による、墨を使った一日教室で、
構図を含めた画面構成までも習えるテンコ盛りな内容となっております!

開講は11月2日(水)、11月16日(水)の2日セットで
両日とも午後2:00~午後5:00までです。


詳しい内容はこちら

お申し込みはwebはこちらから
又はサクラアートサロン大阪までお電話くださ~い Tel 06-6292-7080

(WA)


『五人展』のご案内

2016年10月27日 | 講師による展覧会のご案内

 

本日は、サクラアートサロンを飛び出し、梅田・茶屋町にある「茶屋町画廊」にお邪魔しました

 

目的はコチラ。『五人展

五人展には、アートサロンの先生方4人が出展されています!

大塚伸一 先生

堀田活信 先生

高橋雅史 先生

いぐちたかし 先生

 

そして、アートサロン会員でもある

佐武静香 さん

 

以上の5人によるグループ展です 

 

 

 

展示の様子をご紹介します♪

 

大塚伸一 先生

 

 

堀田活信 先生

 

 

高橋雅史 先生

 

 

 

 

いぐちたかし 先生

 

 

 

佐武静香 さん

 

 

 

アートサロンの先生方、そして生徒さんの作品を

同時に観ることができる貴重な機会となっています 

5人の世界観がギュッと詰まったグループ展、是非画廊でお楽しみください

 

 

 

『五人展』

2016.10.27(木)~11.1(火)

AM11:00~PM7:00(最終日PM4:00)

茶屋町画廊

http://chayamachi.com/top.html

 

(ちょこりん)


今週末!!「ひとつの色を美しく引き出す方法ーこだわりの下地で響く『青』ー」ご案内☆

2016年10月26日 | 一日教室

 

今週末、サクラアートサロンでは、講習会を連日開催いたします

芸術の秋!今度の土日は、制作三昧の2日間を過ごされてはいかがでしょう

 

10月29日(土)開催

「おしゃれなカフェ ~ 透明水彩 補色を使いこなす~」(講師:渡辺 聡 先生)

⇒詳細は昨日のブログにて

 

10月30日(日)・11月13日(日) 2日間セット開催

「ひとつの色を美しく引き出す方法-こだわりの下地で響く『青』-」(講師:森井 宏青 先生)

⇒本日は、10月30日から始まる、森井先生の講座をご案内します

 

 

 

10月30日(日)・11月13日(日)開催

 

「ひとつの色を美しく引き出す方法ーこだわりの下地で響く『』ー」

 

 詳細はコチラ

 

本講習会では、以下のポイントを重点的に学んでいきます

 

・美しい色を引き立たせるための 下地とは??

 

・コラージュを用いた下地作り、その効果とは??

(奥行をもたせるためのコラージュ方法)

 

・単一色の表現方法とは??

 (青に色を絞った、単一画材の効果的な使用方法)


(講師による参考作品)

 

森井先生の参考作品を見れば様々なコラージュによって画面が作られていることが分かると思います

この複雑なテクスチャーが絵に深みを与えているように感じます。

 


森井宏青先生

制作は2日間です。

初日はパネルの綿布張りから、コラージュやメディウムを使っての盛り上げなどで下地作り

2日目は描画を行います。青色を基調としたアクリル絵具やアクリルガッシュで描いていきます

 

この講習会を通して、森井先生が実際に制作しているプロの方法や、絵を描くことに対する作家ならではの

考え方を体験していただける、貴重な機会になるかと思います

普段から絵画制作をされている方にも新鮮な経験に、そして本格的な絵画制作へと一歩踏み出したい

方へも、皆さんに楽しみながら学んでいただけます

是非、お見逃しなく

 

 お申し込みはコチラ 

 

皆さまのお申込み、心よりお待ちしております。

 

(ちょこりん)

 

 

 

 


今週末!!「ひとつの色を美しく引き出す方法ーこだわりの下地で響く『青』ー」ご案内☆

2016年10月26日 | 一日教室

 

今週末、サクラアートサロンは、講習会を連日開催いたします

芸術の秋!今度の土日は、制作三昧の2日間を過ごされてはいかがでしょう

 

10月29日(土)開催

「おしゃれなカフェ ~ 透明水彩 補色を使いこなす~」(講師:渡辺 聡 先生)

⇒詳細は昨日のブログにて

 

10月30日(日)・11月13日(日) 2日間セット開催

「ひとつの色を美しく引き出す方法-こだわりの下地で響く『青』-」(講師:森井 宏青 先生)

⇒本日は、10月30日から始まる、森井先生の講座をご案内します

 

 

 

10月30日(日)・11月13日(日)開催

 

「ひとつの色を美しく引き出す方法ーこだわりの下地で響く『』ー」

 

 

 

本講習会では、

 

美しい色を引き立たせるための 下地とは??

 

・コラージュを用いた下地作り、その効果とは??

 

 (奥行をもたせるためのコラージュ方法)

 

・単一色の表現方法とは??

 

 (青に色を絞った、単一画材の効果的な使用方法)

という

 

 

(講師による参考作品)

 

 

 

 

講師の森井宏青先生

 

 

 

 

 


今週末!「おしゃれなカフェを描く」ご案内☆

2016年10月25日 | アートサロン大阪

みなさま こんにちは

今週末となりました!!

水彩画ノウハウを学びたい方、さらに広げたい!という方におススメの講習会です

 

10月29日(土)開催

おしゃれなカフェ ~ 透明水彩 補色を使いこなす~

講師:渡辺 聡 先生

 

 

 

講師の渡辺先生は、

透明水彩から油彩まで、様々な技法を学ぶ1日講習会「日曜画材研究」(第2・4  日曜日開催)や、

通常講座「クレパス・色鉛筆講座」「フレッシュ!水彩画」(水曜日開講)を担当されています。

 

渡辺 聡 先生

 わかりやすく 親切で丁寧なご指導が人気の秘密・・・

今回の講座では、おしゃれなカフェの水彩画を通じて

補色(反対色)を効果的に使う方法

扱いが難しい「コバルトブルー」を使う方法

を学べます渡辺先生が、分かりやすく指導してくださるので、初心者の方も安心してご参加いただけます

 

こちらが今回、制作していただだく作品です

 

 

 

 

講師参考作品「パリのカフェ風景」

 

このまま額に入れて飾ったら 素敵ですね

 

☆詳細はコチラ

☆お申込みはコチラ

 

 

 

 

 

なお、今回ご案内した講習会を含め、

 

アートサロンの1日教室は、どなたでもご参加いただけます☆

 

みなさまのご参加、心よりお待ちしております

 

 (歌姫)

 

 

 


上手くて巧い絵⑤~女性を描く ブルーコスチューム~

2016年10月24日 | 一日教室

本日はアートベースの開催日でした!

上手くて巧い絵-色彩論を身につけて描く-』

講師は永津照見先生です。

 

第5回目のテーマは

女性を描くⅡ-外国人女性 ブルーコスチューム-』です

 

本日で永津先生の『上手くて巧い絵』は最終回となります


最初の講義では、デッサンの基本、パステル画の基本を押さえていきます。

この講習会では毎回説明されている、「明暗法」「遠近法」がデッサンのポイントになります


講師参考作品


講師参考作品

パステルの描画方法の解説。

パステルは筆圧の変化と色の重なりで表現していきます。そして、着色する際にはいきなり

鮮やかな色をいれないこと。段階を踏んで重ねていく事が大事です

 

続いて先生のデモンストレーションです。

20分クロッキーで人物画のポイントを解説されています。

 

受講生の皆さんも制作開始です。

先生の作成した、パステル用下地が施された特製の紙に描いていきます

まずはデッサンでしっかり形を取っていきます。

このデッサンで明暗による土台づくりをしてから、色を付けていきます。

 

今回はブルーコスチュームということで、ブルーに着色していく部分は中間調子の色で塗られた

紙よりも暗くなります

その暗くなる部分にパステル鉛筆でしっかり明暗をつけておくことが重要です

 


先生が一人ずつ直接手を入れて指導していきます。

 

服の部分は明暗に合わせてブルーグレーとブルーを重ねて塗っています。


先生も指導の合間に描かれています。少しだけ入った青がとても効いていますね

 

20分×4ポーズの、2時間弱の制作時間でしたが、皆さん集中して最後まで描かれていました

 

最後に皆さんの作品を並べて合評となりました。

先生も皆さんの仕上がりに満足の表情です

色を美しく魅せるためには紙も重要です。地の色を考えて作ることで絵にも深みが出ます。

そして今回のようにしっかり段階を踏んで描いた絵にしか出ない美しさというのもあります

 

生徒さんの作品です☟

皆さん、パステル画の魅力が発揮された素晴らしい絵に仕上がっています

本日で全5回の講習会が終了しました。

永津先生、ありがとうございました

 

そして、永津先生には来年もまたアートサロンで講習会を開催していただきます!

乞うご期待ください

 

(まりも)

 

 


「名画からアプローチする抽象画~転写技法に挑戦してみよう~」レポート

2016年10月23日 | 一日教室

本日は、日曜アートセミナー「名画からアプローチする抽象画~転写技法に挑戦してみよう~」を開催しました

 

講師は、中川知美先生です

 

今回は、マーク・ロスコの色面構成をヒントにし「転写技法」を用いて抽象絵画をつくります

風景や静物などのグラビア(雑誌や写真などの印刷媒体)を画面に転写し抽象的かつ現代アート風な作品をめざして制作します☆


講師参考作品です。

 

まずは、下地作りからスタートします

 

みなさん描きたいロスコの絵を選んでいるところです

 

たくさんのアクリル絵具がずらり☆色を選ぶのも楽しいですね

 

みなさん楽しそうです

 

どんどん塗っていきます

 

きれいな色ですね☆

 

ある程度塗れたら、スタンピング技法で画面に変化を加えます

 

新聞をテクスチャをつけたい部分にのせます!

 

すると~!!おもしろい絵になりました

 

みなさんそれぞれ好きなように仕上げていきます☆

 

 乾かして☆

 

下地作りが終わると、次の作業へ

転写したいイメージのグラビア紙に、ジェルメディウムを塗りキャンバスに貼り付けます!☆

 

先生の説明を受け、ジェルメディウムを塗ります

 

グラビア紙の上に塗って

ひっくり返して乾くのを待ちます☆

 

☆昼休憩へ☆

 

午後からは先生にグラビア紙を水で洗う方法を教わり

 

作業開始です~‼

 

紙を剥がします☆

 

きれいに転写されました~

 

転写ができると、乾かしてから加筆していきます☆☆

 

アクリル絵の具や、

 パステル色鉛筆などを使って描きます。

 

赤が効いてますね~。抽象画になってきました~☆

 

カッターで削ったりも☆

 

実演指導にみなさん納得のご様子

 

素敵でかっこいい絵になってきましたね~!

 

パステルで仕上げています☆

 

完成しました~素敵です~

 

みなさんの力作を並べて、合評です

おひとりずつご自分の絵をみて感じた音をひとことと感想を発表され、その後先生が作品の良い点とアドバイスをされました

 

今回はじめて抽象画にチャレンジされた方が多かったですが、「抽象画ははじめは難しいと思ったけれどやってみると楽しかった」という感想もあり、みなさん楽しんで受講されている姿が印象的でした

 

今回のような講習会はどなたさまでも受講していただけます

ご参加お待ちしております☆

 

お問い合わせ:サクラアートサロン大阪(06-6292-7080)

 

(lila)

 

 

 

 

 


「青木秀明流 みずえ」講座のご紹介

2016年10月22日 | アートサロン大阪

本日は「青木秀明流 みずえ」講座での、木目を活かした作品制作の続きをご紹介です。

前回、箔を貼る所までいきました。


そのままでは木目が出てこないので、サンドペーパーで削ったり、
ペインテイングナイフで箔を木に「圧着」させて木目を出します。


箔と木目、下塗りの色が相まって独特の風合いを生み出します。


羽根の質感を、盛上げ剤で作った効果もバッチリです。


より強調したい部分は、彫刻刀で彫りを入れたりしつつ・・・


主役の動物を、より描き込んでいきます。




更に二時間ほど描き込んで・・・


ほぼ完成(近く)。

木目を活かす為の一連の作業(着色→盛上げ→箔→削り)によって生まれた風合いが、とても美しいです。


青木秀明先生による、いわば和洋折衷の画材を使った講座のご紹介でした~
※講座は現在満席です。

(WA)


チケット制・野外スケッチ、in 長居植物園蓮池。

2016年10月21日 | 先生からのブログ
スケッチ愛好家の皆さま、そして、サクラアートサロン大阪ブログファンの皆さま、こんにちは。

先日は和歌山市雑賀崎にて一泊スケッチ旅行に同行しておりました、チケット制野外スケッチ入門、講師の弓手です。

秋晴れ快晴の本日は、大阪市内の長居植物園蓮池にて、一捻りしたスケッチ講座をしてきました。


長居植物園の紅黄葉はまだまだですが、お目当は・・


チケットを持ってご参加の皆さまが集まっておられます。毎回、事前申し込み無しで、現地に集合してみないと何方が来られるか分かりません。ですがベストシーズンの本日は・・


皆さまの期待通りに、程よい枯れ具合の蓮池が目の前に広がっていました。


枯れ蓮池の前で、毎回恒例の「本日のスケッチテクニック」のレクチャーをしました・・レクチャー中の写真を紹介したいところですが・・

本日の特選画材は「ベンガラ」です。先日の和歌山市雑賀崎でも、皆さま堪能されてましたが、この程よい枯れ具合の蓮池にもピッタリです。



さっそく、現地でベンガラ下地を塗って描き始めました。



程よい枯れ具合のベンガラ色です。

水門に渋く青空が映って、これまたベンガラ下地向きです。


皆さま、暑くも寒くもない気候のもと、気持ち良さそうです。


枯れ色だったり緑だったり・・

一見グロテスクな枯れた蓮台が可愛いくぷかぷか泳いでます・・

錦鯉も・・




皆さま、チョー気持ち良さそう〜

さて、講師弓手も現地テクニックレクチャーの後、皆さまを巡回指導しながら、一枚スケッチさせて頂きました。

ベンガラ下地に墨で・・


木炭も使って・・


パステルなどで仕上げて、完成。



部分はこんな感じです。


しかし沢山咲いて枯れてます・・

皆さん、

「どれ描いてるんか分からんようになるわ〜」

とか仰いますが、それをまた楽しく描くテクニックなんかも指導しております・・


グロテスクな夫婦!?、いや蓮の葉二つ・・よくよく観ていると、ひとつとして同じ葉はないですね〜




金木犀の香りが漂うなか・・


いつものように、最後のシメは、ズラリ作品を並べての合評会です。



ベンガラ下地、よく効いてます。

通りすがりの方が、

「おお、いい絵ばっかりやなぁー、それにしてもエエ色合いやなぁー!!」

って、素直にお褒めくださいました。

講師としても同感です!!

皆さま、おつかれさま。久しぶりに沢山ご参加頂き有難うございました。

さて、次回は、

11/4(金)大阪市内の穴場の港で、鉄錆色などを活かして描くテクニックをレクチャー致します。

野外スケッチには最高の季節、青空のもとで絵を描くのは気持ちいいですよ!!

チケットだけご準備頂き、何方さまでも、お気軽に、お友達を連れて、お越しくださいませ〜。

チケット制 野外スケッチ入門@長居植物園 のご案内

2016年10月20日 | チケット制・野外スケッチ入門

明日10/21(金)は、「あかりの日」だそうです

エジソンが京都の竹を使って白熱電球を完成させた日だとか。

そして明日10/21(金)は、「チケット制 野外スケッチ入門」開催日です

 

以前開催した「チケット制 野外スケッチ入門」の様子

 

「チケット制 野外スケッチ入門」とは

毎回、開催場所とテーマを変え、スケッチを通じて様々なテクニックを習得できる講座です。

開催期間の第1または第3金曜に開催しています。

チケット制なので、お好きな開催日に、自由に参加いただけます。

詳しくはコチラ

 

 

明日のスケッチ場所は…長居植物園 蓮池です

 

 

広大な面積(東京ドーム5個分以上!)がある長居公園では、

今の時期も見ごろの植物がたくさんあるようです

 

長居公園 公式HP

http://www.nagai-park.jp/n-syoku/flower.html

 

スケッチ前後に広い園内をぶらぶらと歩きつつ、

スケッチ中は「枯れ色を味わい深く表すテクニック」を試しつつ、

秋を感じてみてはいかがでしょう♪

 

 

 

◇開催日時:2016年10月21日(金) 13:30~16:30

◇テーマ:ワビサビのある枯れはす風景

◇スケッチ場所:長居植物園 蓮池(長居公園内)

◇講師:弓手 研平 先生(一水会 委員)

◇当日のスケッチ講師指導テクニック :枯れ色を味わい深く表すテクニックほか

◇集合時間・場所:13:20 長居植物園 蓮池前

 ※現地でのチケット販売、現金での受講はご遠慮いただいております。
    必ず事前にチケットをご購入いただき、当日ご持参ください。

チケットのご購入方法・今後の開催スケジュールはコチラ

 

 

先日、大好評のうちに終了した「雑賀崎漁港1泊スケッチ会」。

ご同行いただいた弓手 研平 先生に、今回も担当していただきます!




 弓手 研平 先生

 

 

 

ご案内した「チケット制 野外スケッチ入門」をはじめ、

アートサロンの一日教室は、どなたでもご参加いただけます★

 

みなさまのご参加、心よりお待ちしております

 




◆お問い合わせ
サクラアートサロン大阪 06-6292-7080

 

 

(ちょこりん)


クレパス技法エクセレント講習会『色のコンポジション』

2016年10月19日 | 一日教室

本日はクレパス技法エクセレント講習会の開催日でした!

色のコンポジション -調整 ・ 統一 ・ 創造-

講師は田伏勉先生です。

今年のクレパス技法講習会の集大成として、『色のコンポジション』をテーマに

三日間でF15号サイズの作品を描きました!

 

 一日目のブログ

 二日目のブログ 

それでは最終日の様子をご紹介します

 

15号サイズはかなり大きく感じますが、皆さんもくもくと描かれています。


こちらの方は唯一横長の構図で描かれています。

独自のアイデアで魅力的な画面をつくられています

 

オイルでクレパスを伸ばしたり‥

ライターでクレパスを溶かしたり‥

様々なテクニックを駆使して仕上げていきます

 


先生も実演指導を交えながら、それぞれの作風を見極めて完成へと導いていきます。

 

様々な質感、遠景から近景までの距離間、細部まで複雑な風景ですが、何よりも重要なのは

テーマである『色のコンポジション』、色彩構成になります

皆さん休むことなく制作が続き、あっという間に時間が過ぎていきました

 


完成第一号の方の作品です!

そして予定時間前には皆さん続々と完成していきました

 

最後に合評です。

『色のコンポジション』という難しいテーマで3日間に渡る長い制作でしたが、皆さんの

集中力も途切れることなく、先生もご満悦の素晴らしい作品が並びました

一人ずつ講評されています。全体的にとても褒められているのが印象的でした

 

生徒さんの作品をご覧ください☟

皆さんそれぞれの色で仕上げており、同じ写真から全く違った世界が生まれています。

全て紹介できなくて残念ですが、ほんとに見応えある作品の数々でした

受講生の皆さん、お疲れさまでした

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 

今年のクレパス技法も日曜アートセミナー、プレミア講習会、そしてエクセレント講習会と、

おかげさまですべて無事盛況に開催できました。

しかし、今年のクレパス技法講習会はこれで終わりではありません‥

年内ラストは12月25日(日)日曜アートセミナー、クリスマスに開催します

『クレパス技法★クリスマス特別企画★-補色で際立つ画面「赤」と「緑」-(仮)』


本日の合評の最後に、初めて参考作品が披露されました! なんと‥三枚 

詳細はいましばらくお待ちください‼

 

クレパス技法講習会、最後までお見逃しなく~

(まりも)

 


秋の講習会のご案内☆

2016年10月18日 | アートサロン大阪

みなさま こんにちは

今日は夏日だとか・・・季節がぐちゃぐちゃですね・・・苦笑

秋はどこへ・・・

 

さて、10月11月の講習会、まだ空き席がある講習会がございます。

ぜひとも、奮ってご参加くださいませ

 

まずは・・・こちら

名画からアプローチする抽象画-転写技法に挑戦してみよう-

講師 は中川知美先生です。

 

 

4月に開催されました「名画からアプローチする抽象画」の第2弾!!!

前回は、パウル・クレイの名画をヒントに制作していきました。

今回は、

マーク・ロスコの作品を参考に 抽象画の世界を表現してみましょう

 
マーク・ロスコの抽象作品

マークロスコの作品を参考に お好きな写真を転写し・・・

 

参考作品はこちら・・・☟

写真という素材を使うことで抽象画という表現が身近に感じられるかもしれませんね

コチラ まで・・・

 

次の講習会は・・・

11月2日(水)、11月19(水)開催(2日間セット講習会)

墨で新らしい表現-墨の「効果」と「余白」を活かした表現-

講師 は岡部隆志先生です。

これまでアクリル絵具で描く風景画や、マチエールを活かした装飾的な作品作りなどの講習会を

開催してきた岡部先生ですが、今回の講習会では「墨」を使った表現に挑戦します。

制作は和紙に墨で下地となる描き込みを行い、それを適当にトリミングしてパネルに貼ります。

そしてアクリル絵具で着彩して仕上げていきます。


講師参考作品


講師参考作品

 

 
制作途中の様子                     

 

2日間で2点の作品をじっくり制作します。

モチーフは自由です。墨を使ったことがない、使ってみたいとお考えの方にもオススメです!

美しい墨の世界をぜひこの機会に体感下さい

お申し込みは コチラ まで・・・

 

どちらの講習会も 空きがございます。

この機会に制作の幅を広げてみませんか?

尚、このような特別講習会は、会員様以外の方でも参加していただけます!

みなさまの お越しお待ちしております☆

(歌姫)