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●「敵基地攻撃能力」保有、《安倍首相はアショア断念を「反転攻勢としたい。打撃力保有にシフトするしかない」》…狂った発想

2020年07月15日 00時00分31秒 | Weblog

[※ 辺野古は破壊「損」米軍飛行場の移設先として工事が進む沖縄県名護市の海岸】(東京新聞 2020年4月3日)↑]



リテラの記事【安倍政権がイージス・アショア停止を利用して「敵基地攻撃能力」保有を主張するペテン! 安倍首相も「先に攻撃したほうが圧倒的有利」】(https://lite-ra.com/2020/06/post-5494.html)。

 《河野防衛相が声を詰まらせて謝罪すべき相手は落選議員ではなく、無茶な計画でさんざん振り回してきた秋田県や山口県の住民に対して、だろう。さらには安全面とコストを問題にイージス・アショア配備を事実上中止にしたのなら、同じように安全面とコストの問題がある辺野古新基地建設の工事をすぐにでも止めるべきだ。しかし、新基地建設工事の見直しどころか、安倍政権はむしろイージス・アショアの配備計画中止をきっかけに、敵のミサイル発射拠点を破壊する敵基地攻撃能力の保有声高に叫びはじめた》。

   『●地上イージス計画停止、遅すぎる《当然の帰結》…辺野古の工事は
     中止してください! 海を殺すな! 辺野古も白紙にして原状回復を!
   『●どうしたらいいんですかね? 沖縄で、アベ様や最低の官房長官らが
     やることなすことがデタラメばかり…選挙が終われば、辺野古破壊再開

 《「合理的ではない」と気付い》て下さい、辺野古は破壊「損」です。なので、#辺野古の工事は中止してください! #海を殺すな! #辺野古も白紙にして原状回復を! …一切無視。アベ様らときたら、いつものごとく、辺野古破壊の中止へ向かうどころか…《しかし、新基地建設工事の見直しどころか、安倍政権はむしろイージス・アショアの配備計画中止をきっかけに、敵のミサイル発射拠点を破壊する敵基地攻撃能力の保有声高に叫びはじめた》。
 平和憲法と、一体どのように整合させるのか? 滅茶苦茶、支離滅裂。正気でない。

   『●柴田鉄治さん「キナ臭さが一段と増した年」、
      マスコミから失われる「ジャーナリズムの義務」…な1年
    《こうした過剰反応に対してメディアの批判は極めて弱く、逆に北朝鮮の
     脅威を煽るような報道が少なくなかった。なかでも、9月15日の
     読売新聞の社説「北ミサイル対策――敵基地攻撃能力も」には仰天した。
     ミサイルが発射されたあとでの撃墜は難しいので敵基地の先制攻撃
     考えておくべきだというのだから、まるで日本から戦争を仕掛けるような
     話ではないか。これには当然、メディアによる厳しい批判、いわゆる
     メディアチェックが働くだろうと期待していたが、残念ながら見当たらなかった
     北朝鮮の相次ぐ挑発は、安倍政権の「軍拡路線」を後押しするかのような作用
     もたらしている》

   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
    「東京新聞の社説【安保法施行1年 不戦のタガ緩んでないか】…
     《敵基地攻撃まで議論 そればかりではない。自民党はきのう
     敵基地攻撃能力の保有を直ちに検討するよう政府に求める提言を
     まとめた。…巡航ミサイルなど敵基地攻撃能力を整備しようとすれば、
     膨大な経費がかかり、現実的ではない。憲法に抵触しかねない
     敵基地攻撃能力の保有まで具体的に議論されるようになったことは、
     安保法成立を強行した「安倍一強」の政治状況と無縁ではなかろう
     防衛費の増額圧力も続く。減少が続いていた日本の防衛費は安倍首相の
     政権復帰後、増額に転じ、二〇一七年度予算は過去最高の
     五兆一千二百五十一億円。…首相自身も、防衛費を「GDPと機械的に
     結びつけることは適切ではない」として、
     GDP比1%以内に収める必要はないと明言している》」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】
     (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
      「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
       敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
      次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
       「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
    「東京新聞の半田滋さんのコラム【【私説・論説室から】非現実的な
     「敵基地攻撃」】…《自民党の検討チームは北朝鮮の核・ミサイル開発を
     「深刻な脅威」として「敵基地攻撃能力」の保有を安倍晋三首相に提言した
     …すべての基地を破壊するのは不可能に近く、攻撃目標を探すうちに
     弾道ミサイルは日本列島に到達するだろう。これを完全に迎撃するのは
     難しい。敵基地攻撃が未曽有の被害を招くことになりかねない》」

   『●「どっからどうもってきて出すのか」…軍事費を削り、
       弱者救済や災害復旧、防災にこそ血税を使って下さい
    「東京新聞の記事【防衛省、極超音速ミサイル開発へ 
     敵基地攻撃能力懸念も】…によると、《2019年度予算の概算要求に、
     極超音速を生み出す特殊なエンジンの技術研究費として64億円を
     計上した。核兵器に代わる次世代兵器とされており、相手の
     ミサイル発射台などをたたく敵基地攻撃能力保有につながる
     との懸念》…だそうです。アベ様らは、正気か? 他国に攻め入って
     までの人殺しの「オモチャ」を持てば、使いたくなるもの。専守防衛…
     平和憲法は一体どうしたのか。」

   『●事実誤認の常習犯…《聞きたくない質問、都合の悪い質問を
               遮るような、その先に国民がいることを無視…》
    《進む米軍との一体化、つけは子どもたちの世代へ
     …イージス・アショアは2機で4600億円超と言われています。国会での
     議論を経ないまま、昨年から敵基地攻撃能力のミサイル研究が始まり、
     今年度は官邸主導で138億円の予算がついています。
     弾一発1.6億円する巡航ミサイルの導入、護衛艦いずもの「空母化」など、
     専守防衛を逸脱する動きは加速し、沖縄本島には新たにミサイル部隊
     配備され、宮古島には巨大な弾薬庫をつくることが決まりました。
       反面、今年度の防衛省の後年度負担金は5兆3000億円です。
     兵器ローンが防衛予算を上回り、そのツケを子どもたちの世代へ
     まわしている状況です。イージス・アショアを購入する4000億円があれば、
     給付型奨学金として20万人の学生に月4万円を4年間給付できます。
     オスプレイ3機分の342億円では2万6千人の待機児童問題が
     解決できます。なぜこういうことに税金を使わないのでしょうか

   『●《極東の多くの国の国民は戦争でなく平和を望んでいる
     ことは間違いない》…蚊帳を吊るされたアベ様ら外交音痴

 そして、FMS有償軍事援助)(何が、「援助」だよ!)というドブガネ。

   『●「FMSは武器取引を通じて、米国が他国を従属させる
        システムでもある。日本の対米追従は強まる一方だ」
    「東京新聞の半田滋さんのコラム【【私説・論説室から】
     米国の武器そろえる防衛省】…《防衛費にFMSが占める武器調達額は
     二〇一八年度予算案を含めた最近五カ年間で一兆九千六百二十八億円
     上り、その前の五カ年間の四倍以上となっている。FMSは米国の
     武器輸出管理法に基づき、(1)契約価格、納期は見積もりにすぎない
     
(2)代金は前払い(3)米政府は一方的に契約解除できる
     という不公平な条件を受け入れる国のみ武器を売却する仕組み
     米国に有利な一方的な商売》」

 琉球新報の社説【<社説>敵基地攻撃の危うさ 国民の命、米国の手中に】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1146833.html)によると、《一気にきな臭くなった防衛論議を強く警戒する必要がある。政府は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画に代わるミサイル防衛論議を開始した。最大の焦点は、敵基地攻撃能力を持つかどうかだ。この能力は、敵のミサイル発射拠点などを直接破壊できる兵器の保有を意味する。保有を決めれば、日本の安全保障政策は大きく変わる。防衛政策の根幹である専守防衛の原則が形骸化するからだ。政府はこれまで保有は憲法上、許されるとする。しかし9条をはじめとする憲法の理念から逸脱しており、認められない。専守防衛は、アジア太平洋戦争で周辺諸国に多くの犠牲を強いた日本が過ち繰り返さないというメッセージにもなってきたこの姿勢を放棄することになる自民党は保有推進派が大勢を占め、安倍晋三首相は前のめりである。安倍首相はアショア断念を「反転攻勢としたい打撃力保有にシフトするしかない」と周囲に漏らした。外交と安保政策の包括的な指針である国家安全保障戦略を2013年12月の閣議決定以来、初めて改定する方向だ。年内改定を目指す》。
 《安倍首相はアショア断念を「反転攻勢としたい打撃力保有にシフトするしかない」》《先に攻撃したほうが圧倒的に有利》…狂った発想としか思えない。アベ様は、正気なのか? 《敵基地攻撃能力の保有について政府高官は「守るより攻めるほうがコストは安い」などと語っている》アベ様の取り巻き連中も酷い。その《兵器》は山口か、首相官邸にでも設置するのですか? 沖縄や島嶼部、わが地域には絶対にお断り。



 一刻も早く #さよなら安倍総理! #犯罪者は刑務所へ!、を実現しないと、ニッポンが滅ぶ (もう既に、十分に手遅れ…)。
 そうそう、おまけに、アベ様は核兵器保有論者だ。アベ様ときたら、《憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。小型であればですね》…こんな人がニッポン国の首相。この国はあまりに恥ずかし過ぎる。《被爆国の責務》を全く認識できていない。

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https://lite-ra.com/2020/06/post-5494.html

安倍政権がイージス・アショア停止を利用して「敵基地攻撃能力」保有を主張するペテン! 安倍首相も「先に攻撃したほうが圧倒的有利」
2020.06.28 10:58

     (18日、会見する安倍首相(首相官邸HPより))

 呆れ果てるとはこのことだろう。配備計画が「停止」となった陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の問題で、25日、河野太郎防衛相が自民党の国防部会などの合同会議の場で涙ぐみ、「本当に取り返しがつかない。申し訳ない」と声を詰まらせて昨年の参院選において秋田選挙区で落選した前議員に謝罪したというのだ。

 河野防衛相が声を詰まらせて謝罪すべき相手は落選議員ではなく、無茶な計画でさんざん振り回してきた秋田県や山口県の住民に対して、だろう。さらには安全面とコストを問題にイージス・アショア配備を事実上中止にしたのなら、同じように安全面とコストの問題がある辺野古新基地建設の工事をすぐにでも止めるべきだ

 しかし、新基地建設工事の見直しどころか、安倍政権はむしろイージス・アショアの配備計画中止をきっかけに、敵のミサイル発射拠点を破壊する敵基地攻撃能力の保有声高に叫びはじめた

 実際、安倍首相は18日の総理会見でイージス・アショアの配備計画中止について「我が国の防衛に空白を生むことはあってはならない」などと言い出し、敵基地攻撃能力の保有にかんしても「抑止力とは何かということを私たちはしっかりと突き詰めて、時間はないが考えていかなければいけない」「政府においても新たな議論をしていきたい」と発言。その後、政府や安倍自民党から敵基地攻撃能力の保有の議論を求める声が噴出し、たとえば24日付のテレビ朝日の報道によると、敵基地攻撃能力の保有について政府高官は「守るより攻めるほうがコストは安い」などと語っている。

 言っておくが、イージス・アショアの安全性に対しては数々の疑問・指摘が投げかけられていたにもかかわらず、安倍政権はそうした声を無視して押し進めてきたのだ。イージス・アショアの配備計画中止を受けて、いま見直されるべきは、こうした安倍政権による強引な防衛・安全保障政策にほかならない

 にもかかわらず、話を防衛の空白」「コストが安いなどとすり替えて、従来から主張してきた敵基地攻撃能力の必要性を訴えるきっかけにしてしまうとは……。

 そもそも、この敵基地攻撃能力の議論は、朝鮮戦争から6年後の1956年に、当時の鳩山一郎首相が「誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であるというべき」との政府見解を出したことに始まる。だが、ミサイルを撃つ前の基地や拠点を危なそうだからという理由で破壊すれば、これは先制攻撃」であり、明確な憲法違反かつ国際法にも抵触する。事実、2015年7月28日の参院特別委員会で当時の岸田文雄外相も「他国から武力攻撃を受けていない段階で自ら武力の行使を行えば、これは国際法上は先制攻撃に当たると答弁している。

 しかも、敵基地攻撃能力は法理上可能であったとしても、実際には「自衛権」の範囲とするために発射直後(上昇中)のミサイル破壊を目指すことになる。現実的には、これは高度な偵察や情報収集技術、あるいは妨害電波などを駆使して初めて可能な行動であり、また、すべてのミサイルをその瞬間に破壊することは不可能だ。安倍首相は「抑止力」などという言葉を使ったが、「敵基地攻撃能力は抑止力になる」との論は破綻しているのである。無論、コストがさらにかかることは言うまでもない。

 つまり、敵基地攻撃は国際法にも憲法にも反する先制攻撃にほかならず、第二次世界大戦の反省から日本が原則としてきた専守防衛から逸脱するものであり、安倍首相自ら「100年に一度の国難」と呼ぶ新型コロナによって国民の健康と生活が脅かされているなかでわざわざ俎上に載せて議論するような問題ではそもそもないのだ。


■安倍首相は、イージス・アショア停止と北朝鮮情勢を利用して敵基地攻撃能力保有と改憲を狙う

 だが、安倍首相にしてみれば、新型コロナでの失策を安全保障の問題でカバーしようとしているのではないか。いや、それどころか、自身の理想をかたちにするまたとないチャンスだと考えていることは間違いない。実際、この国の防衛戦略の基本姿勢である専守防衛も、さらには国際法上も憲法上も認められない先制攻撃についても、安倍首相は容認するかのような発言をおこなってきたからだ。

 たとえば、安倍首相は2018年2月14日の衆院予算委員会で、専守防衛について「純粋に防衛戦略として考えれば大変厳しい」と言い、「あえて申し上げたい」と前置きして、こんな主張を繰り広げていた。

「(専守防衛は)相手からの第一撃を事実上甘受し、かつ国土が戦場になりかねないものでもあります。その上、今日においては、防衛装備は精密誘導により命中精度が極めて高くなっています。ひとたび攻撃を受ければこれを回避することは難しく、この結果、先に攻撃したほうが圧倒的に有利になっているのが現実であります」

 「先に攻撃したほうが圧倒的に有利」って、そんなことをしでかしたほうが国土は火の海になり、国際社会からもならず者国家として非難を浴びるよくもまあこんな物騒な答弁をしたものだと思うが、この答弁が象徴するように、安倍首相の感覚はとっくに憲法を逸脱したものなのだ

 そして、安倍首相の狙いは、今回の敵基地攻撃能力保有の議論を憲法改正につなげることにほかならない。ようするに、敵基地攻撃能力の保有を訴えるなかで、宿願だった戦力不保持を明記した憲法9条2項削除にまで踏み込もうとしているのではないか。

 いまは新型コロナの話題に飽きたワイドショーも北朝鮮情勢に夢中になっており、まさに安倍首相にとって敵基地攻撃能力の保有問題は支持率挽回と憲法改正に持ち込むための格好のテーマであり、今後、さらに血道を上げることだろう。新型コロナ対応の責任から目を逸らそうとする安倍首相のこの行動を、市民はこれからしっかりと監視してゆく必要がある。

(編集部)
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●《極東の多くの国の国民は戦争でなく平和を望んでいることは間違いない》…蚊帳を吊るされたアベ様ら外交音痴

2019年07月28日 00時00分54秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/外交音痴は黙ってるべき】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201907020000143.html)。

 《会談を否定的に論じるよりも、中国、韓国、ロシア、本来ならば日本の安全保障に大きな1歩を記した出来事を「この先の実務は不透明」など大したことではなさそうに報じるのは、知らされていなかった八つ当たりに聞こえる…外交とは各国の思いや利害を調整しながら平和を守る、または平和を構築することにある。下心に大統領選再選があるかどうかよりも朝鮮戦争を終結させ、平和に近づけようと努力することを外交通がこねくり回す必要はないし、外交音痴は黙っているべきではないか》。

   『●3人がそろいもそろって「外交音痴も甚だしい」、
       「3人の発言で日本外交の程度の低さが際立った」
   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】…
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
      「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
       敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
      次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●「日米地位協定が米軍に“特権”を与えているからだ。
      「半分主権国家」…編集者で作家の矢部宏治氏」
   『●日米地位協定では《受け入れ側》ニッポンの 
      《国内法を米軍に適用している》のか? 沖縄はニッポンでは?
   『●番犬様との地位協定…《何のたがもはめず、 
       米軍のやりたい放題を許している》ニッポン、主権は何処に?
   『●「米ラスベガス・サンズに日本に参入する免許を与えるよう
               強く要求」されておきながらアベ様は平気で…
   『●《アメリカから兵器を買い過ぎたために、
      安倍政権は防衛予算が不足し、日本企業への支払い》が不能に…
   『●あのオモテナシ《ご機嫌取りの接待漬け》は「交」渉だったのか?  
                    「害遊・害〝行〟のアベ様」がイラン訪問?
   『●与党自公や癒党お維は、戦争したくて(させたくて)、 
       人殺しに行きたくて(いかせたくて)しかたないのね?
   『●自由民主《党が首相ユーゲント化》し、
     ニッポン《国民に「やってる感」を植え付け》、アベ様は国政を私物化
   『●《米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちは
            このお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》

 アベ様らには、《平和なアジアという井戸を掘る意思》など全く無し。蚊帳の外の《蚊》でしたとさ。害交害遊のアベ様は害虫の《蚊》だったわけ…そりゃぁ、蚊帳を吊るすでしょうょ。

   『●『「反日」とは何か ~中国人活動家は語る~』読了(3/3)
    「平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、疑わしい」

   『●隣国と一体どんな関係を築きたいの?
   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
       無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは…」
   『●「平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、疑わしい」
   『●加害者性と被害者性…「私たち一人一人が被害者となり、
             加害者となり得る戦争。戦争はどこかで今も…」
   『●アベ様の《国民観、人間観には共通点が多すぎる…
      彼の目には私たちが己の財布、兵力、労働力だとしか…》
   『●パラノイアなディストピアで何を好き好んで
       アベ様の奴隷に成り下がりたい?…という人たちの気が知れない
   『●「この国は今、とてつもなく恥ずかしい」(斎藤貴男さん)…
              「倫理観のかけらもない男」が自民党総裁三選

 とんだ赤っ恥だ。「外交のアベ様」が聞いて呆れるよ。
 日刊ゲンダイの記事【米朝の歴史的瞬間にカヤの外 安倍外交の“惨めな孤立”<上>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257328)によると、《会談実現に驚く安倍官邸の情報収集能力 …外務省幹部は日本テレビの取材に「米朝面会の準備はまったく進んでいないと思う。あまり気にしなくていい」と前日まで甘い見通しを口にしていたというから、安倍官邸の情報収集能力が知れるというものだ》。
 同紙の他の記事【米朝の歴史的瞬間にカヤの外 安倍外交の“惨めな孤立”<中>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257329)によると、《会談をお膳立てした韓国文大統領に会おうともしなかった非礼の愚かさ》。
 韓国文大統領に対して、本当に失礼。《平和なアジアという井戸を掘る意思》など無いことが見て取れる。

 最後に、【米朝の歴史的瞬間にカヤの外 安倍外交の“惨めな孤立”<下>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257330)によると、《韓国メディアに「粛清された」と報じられた幹部が、ひょっこり公の場に姿を見せるなど、なかなか外部から実態が見えない北朝鮮》だそうです。
 ブログ主は思うのですが、少なくとも韓国は北朝鮮との戦争など望んでいないでしょう。ニッポンとの〝経済〟戦争も。《極東の多くの国の国民は戦争でなく平和を望んでいることは間違いない》…本当にそうだ。《蚊》な害交害遊のアベ様らは一体何をやっているのですか? 
 《外交音痴は黙っているべきではないか》とまでは言わないが、世界に向けての恥かしい発言や行動だけは勘弁してほしい。

   『●アベ様のおかげで《自衛隊が名実ともに米軍の傭兵に》
      …9条壊憲と緊急事態条項で《米国の「グルカ兵」》が完成


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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201907020000143.html

コラム
政界地獄耳
2019年7月2日9時37分
外交音痴は黙ってるべき

★首脳外交とは何を指すのだろう。サッカーワールドカップ談議に花が咲く首脳、オリンピックの話題で盛り上がる会議の各国代表などと使われる場合がある。だがそれは会談に向けての枕であり本筋ではない。「『ウラジミール』『シンゾウ』と呼び合う仲」「これまで一番ゴルフに誘われた外国首脳」とちやほやしたのは日本のメディアであり、それを自慢にしたのは外務省だろう。

★すべてがツイッターで決まったわけではないだろう。それなりの根回しやロジスティクスに汗をかいたスタッフもいただろう。だが、やるべきことや進めていたことに異論をはさむことはできない。ところが日本のメディアは「双方の利害が一致した」「ハノイの第2回米朝会談の失敗の挽回」と極めて冷静さを装うが、極東の安全保障、双方にメリットの多い会談を否定的に論じるよりも、中国、韓国、ロシア、本来ならば日本の安全保障に大きな1歩を記した出来事を「この先の実務は不透明」など大したことではなさそうに報じるのは、知らされていなかった八つ当たりに聞こえる。

★逆に言えば北朝鮮強硬派の米ボルトン国家安全保障担当補佐官が不在だったこと、辞任に発展するかも知れないことなど、ホワイトハウスの意思決定の変化についていかれない“外交通”の思惑含みの解説の方が不気味といえる。さて、外交とは各国の思いや利害を調整しながら平和を守る、または平和を構築することにある。下心に大統領選再選があるかどうかよりも朝鮮戦争を終結させ、平和に近づけようと努力することを外交通がこねくり回す必要はないし、外交音痴は黙っているべきではないか。極東の多くの国の国民は戦争でなく平和を望んでいることは間違いない。思い通りにいかないからと否定ばかりしていては外交などできない。外交はそのほとんどが思惑通りには運ばず、結果がすべてでプロセスは葬られることが多いからだ。個人的な信頼関係や武器の爆買いを繰り返しても日米安保は不公平といわれている。“深化”し“強固な”日米同盟とは何か。(K)※敬称略
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●《恥を知》らない《日本新悲劇の座長》(星田英利さん)な裸のアベ様…予算委員会のための時間が無いらしい

2019年06月24日 00時00分46秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/遊ぶなら自分の金を…あの方に誰か「裸だ」っていってやれ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256020)。

 《安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けているくせに、官邸に芸人呼んで遊んでいる(宣伝に使ってる?)からな》。

   『●島尻安伊子氏は辺野古破壊への
     「進む方向は間違っていなかった」…一層重い「新基地反対」の民意が表明
    「選挙の直前のアベ様は大阪で…《日本新悲劇の座長》。恥ずかしげもなく、
     何もかも私物化。リテラの記事【安倍首相の吉本新喜劇出演=お笑いの
     政治利用に、吉本所属のウーマン村本と星田英利が勇気ある批判!】
     …《大阪に媚びるようなギャグを口にした…。…本来、お笑いというのは
     庶民が権力や権威を笑い飛ばすためにあるもの。大阪の庶民文化に
     根付いた吉本新喜劇はその象徴でもあった。ところが、吉本の上層部は
     その“大阪の魂”ともいえる存在を権力者にいとも簡単に差し出して
     しまったのだ。…星田英利(ほっしゃん。)…〈吉本新喜劇は初めてでも、
     日本新悲劇の座長です。〉》」

   『●暴言連発「あなたに答える必要はありません」
      「ここは質問に答える場所ではない」「その発言だったら、指しません」
    《いや、国会では衆院予算委員会が約100日にわたって自民党の拒絶に
     よって開かれないという事態に追い込まれているのに、それも伝えられず
     一方で安倍首相が吉本新喜劇のメンバーと公邸で会っただのといった
     ニュースはしっかりと伝える。大泉洋と高畑充希と会食した際には、速報で
     伝えるニュース番組まで出てきたほどだ。報道圧力に晒されつづけた結果、
     不都合な事実は伝えられず、プロパガンダが垂れ流される──
     この国の異常な報道実態は、こうして覆い隠されているのである

 マガジン9のコラム【鈴木耕 言葉の海へ 第76回:独裁臭の政治家たち】(https://maga9.jp/190612-6/)によると、《喜劇とは、“毒”を持つもの巨大で強いものへ向けて、強烈な毒を放つ風刺こそが、喜劇の真髄であるチャップリン 『独裁者』は、そのもっとも優れた成果だった。笑いは権力者に対する庶民のささやかな抵抗だ。ロシアの小噺、日本の落語や川柳などがそれにあたる。…「吉本新喜劇ご一行様」が首相官邸を訪問…だが安倍首相との和気あいあいのやりとりを見ていれば、残念ながらそこには、毒も風刺の欠片もなさそうだった》。
 《毒も風刺の欠片も》無しの情けなさ。

   『●成田三樹夫さん、《権力にへたへたする役者じゃ意味がない。
                  …バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ》
   『●沖縄の皆さんのお願いは何時叶えてくれるの?
       《憲法改正よりも日米地位協定を改定することが主権回復》
    「リテラの記事【くりぃむ上田晋也が沖縄県民投票に対する安倍政権と
     マスコミの姿勢を痛烈批判!「真摯な対応って無視することなのか」】
     …《本当に数少ないながら、きちんと声をあげる人と番組は存在する。
     …『上田晋也のサタデージャーナル』(TBS)もそのひとつ。…上田は
     沖縄県民投票後の安倍政権の対応をこのように痛罵していた。
     「沖縄の基地問題なんて言ったりもしますけれど、これは日本の
     基地問題ですからね、そもそも」「沖縄の県民投票。『この結果を真摯に
     受け止める』と安倍総理はコメントしたわけなんですけれども、政府の
     対応はまるで真逆と言いましょうか、真摯に受け止めるっていうのは、
     無視することなのかなと思ってしまいそうな対応なんですけれども」》」

 リテラの記事【くりぃむ上田晋也が“芸能人の政権批判NG”に敢然と反論!「安倍総理の風刺がダメなら、総理が吉本に出るのはどうなの」】(https://lite-ra.com/2019/06/post-4772.html)によると、《そのほとんどは、松本人志を筆頭に、報道やジャーナリズムの役割など一顧だにせず政権擁護を垂れ流したり、あるいはせいぜい“俺はわかってる”気取りでどっちもどっち論をぶつような輩ばかりだ。しかし、そんななか、売れっこ芸人でありながら、政権批判にも踏み込み、異彩を放っているのが上田晋也(くりぃむしちゅー)だ》。

 《日本新悲劇の座長》(星田英利さん)な裸のアベ様と《毒も風刺の欠片も》無しな《吉本新喜劇》。「立法府の長」を名乗るアベ様は、与党自公と協力して、予算委員会での集中審議を拒否し続けている。《お笑い芸人呼んで楽しむ暇があるなら、国会に出てこい 予算委員会の審議拒否3ケ月って、それでも行政府の長かよ 公文書改ざん、国の経済の根幹に関わる統計データ不正、恥を知れ》! 本当にそうだ。
 野党の審議拒否をあれだけ批判した、与党自公や癒党お維を支持している「1/4」の皆さん、国会や政治に興味もなく、選挙に行きもしない「2/4」の皆さん、《安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けている》のですが、なんで黙ってるの? 《誰か裸だっていってやれ》(室井佑月さん)! アベ様ったら、モロ出しで、あまりに恥かしく、醜悪。

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】…
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
      「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
       敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
      次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●「裸の王様」および「最低の官房長官」の
       「下足番」新聞=読売新聞…落ちぶれたものだ
   『●「裸の王様」が支配する、ダークな五輪のために
       「大切な人権を蔑ろに?」出来る不思議王国・デンデン王国
   『●斎藤貴男さん「人間が人間であるために、最後まで抗おう」と呼びかけ
                   …コンナ「裸の王様」に負けたくない
   『●裸の王様「記念」小学校・女王様「名誉」校長… 
      証拠隠滅=「文書を存在しないことにする手法」炸裂か?

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256020

室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
遊ぶなら自分の金を…あの方に誰か「裸だ」っていってやれ
2019/06/14 06:00

     (自分ルール(C)共同通信社)

「これもう、スキャンダルの類じゃなかろうか。衆参両院の予算委員会審議拒否している自民党総裁が公邸でお笑い芸を楽しんでいるんだよ」(ネット上の批判の声)

 これは6月8日に「女性自身」にあげられた「安倍首相が審議拒否中に芸人と会談『国民を愚弄』と批判の声」という記事の中のネット民の声。安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けているくせに、官邸に芸人呼んで遊んでいる宣伝に使ってる?)からな。

 ほかにもこんな声があげられていた。

「お笑い芸人呼んで楽しむ暇があるなら、国会に出てこい 予算委員会の審議拒否3ケ月って、それでも行政府の長かよ 公文書改ざん、国の経済の根幹に関わる統計データ不正、恥を知れ

「予算委員会で議論する暇はないが、吉本の芸人と戯れる暇はあるという安倍首相。ふざけるな。国会を、国民を愚弄するにもほどがある

 ほんとにそうだ。遊ぶなとはいわないが、やることやってから遊びなよ。それに、遊ぶなら、自分の金使って遊びなよ。

 5月14日の東京新聞によれば、

「首相が各界の著名人らを招いて毎年四月に東京・新宿御苑で開く『桜を見る会』の費用が、二〇一八年度は予算の三倍となる約五千二百万円に上ったことが、十三日の衆院決算行政監視委員会で明らかになった」

 予算オーバーとなってしまうのは、参加者の増加が主な原因なんだと。

 ほんでもって、税金使っての宴会なのに、招待客の選考過程が不明瞭。「日刊ゲンダイ」にも書かれてあったが、まさにブラックボックスとなっている。「これを明らかにすることは、内閣官房及び内閣府の事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがある」として回答拒否しているそうだ。外交機密じゃあるまいし、こんな言い訳通る?

 いや、通すんだよな。自分ルールのあの方は。誰か裸だっていってやれ
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●「どっからどうもってきて出すのか」…軍事費を削り、弱者救済や災害復旧、防災にこそ血税を使って下さい

2018年09月29日 00時00分18秒 | Weblog

[※ 《#ケチって火炎瓶》「選挙妨害を暴力団に発注した方は、素直に挙手願います!東京新聞2018年8月27日)↑]



週刊朝日のコラム【室井佑月「次に巨大災害が起きたら?」】(https://dot.asahi.com/wa/2018091900017.html)。

 《政府が災害対応に充てるつもりのお金は、ぜんぜん足りていないということだ。この先、年度末までもう災害は起きない保証もないのに。…お金は無尽蔵にあるわけではないから、災害対応費、どこをどう削ってもってくるかはとても重要なことだ》。

 軍事費を削れ。弱者救済や災害復旧、防災にこそ血税を。《オリンピックを辞退し、そのお金を被災者や、これから起こりえる災害の対応費にまわしたほうがいいんじゃないの?》とも、全く賛成。

   『●鈴木耕さんの「東京オリンピック…は返上すべきじゃないだろうか」、
                           毬谷友子さん「五輪は返上します」

 東京新聞の記事【防衛省、極超音速ミサイル開発へ 敵基地攻撃能力懸念も】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018091901001908.html)によると、《2019年度予算の概算要求に、極超音速を生み出す特殊なエンジンの技術研究費として64億円を計上した。核兵器に代わる次世代兵器とされており、相手のミサイル発射台などをたたく敵基地攻撃能力保有につながるとの懸念》…だそうです。
 アベ様らは、正気か? 他国に攻め入ってまでの人殺しの「オモチャ」を持てば、使いたくなるもの。専守防衛…平和憲法は一体どうしたのか。

   『●柴田鉄治さん「キナ臭さが一段と増した年」、
      マスコミから失われる「ジャーナリズムの義務」…な1年
    《こうした過剰反応に対してメディアの批判は極めて弱く、逆に北朝鮮の
     脅威を煽るような報道が少なくなかった。なかでも、9月15日の
     読売新聞の社説「北ミサイル対策――敵基地攻撃能力も」には仰天した。
     ミサイルが発射されたあとでの撃墜は難しいので敵基地の先制攻撃
     考えておくべきだというのだから、まるで日本から戦争を仕掛けるような
     話ではないか。これには当然、メディアによる厳しい批判、いわゆる
     メディアチェックが働くだろうと期待していたが、残念ながら見当たらなかった
     北朝鮮の相次ぐ挑発は、安倍政権の「軍拡路線」を後押しするかのような作用
     もたらしている》

   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
    「東京新聞の社説【安保法施行1年 不戦のタガ緩んでないか】…
     《敵基地攻撃まで議論 そればかりではない。自民党はきのう
     敵基地攻撃能力の保有を直ちに検討するよう政府に求める提言を
     まとめた。…巡航ミサイルなど敵基地攻撃能力を整備しようとすれば、
     膨大な経費がかかり、現実的ではない。憲法に抵触しかねない
     敵基地攻撃能力の保有まで具体的に議論されるようになったことは、
     安保法成立を強行した「安倍一強」の政治状況と無縁ではなかろう
     防衛費の増額圧力も続く。減少が続いていた日本の防衛費は安倍首相の
     政権復帰後、増額に転じ、二〇一七年度予算は過去最高の
     五兆一千二百五十一億円。…首相自身も、防衛費を「GDPと機械的に
     結びつけることは適切ではない」として、
     GDP比1%以内に収める必要はないと明言している》」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】
     (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
      「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
       敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
      次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
       「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
    「東京新聞の半田滋さんのコラム【【私説・論説室から】非現実的な
     「敵基地攻撃」】…《自民党の検討チームは北朝鮮の核・ミサイル開発を
     「深刻な脅威」として「敵基地攻撃能力」の保有を安倍晋三首相に提言した
     …すべての基地を破壊するのは不可能に近く、攻撃目標を探すうちに
     弾道ミサイルは日本列島に到達するだろう。これを完全に迎撃するのは
     難しい。敵基地攻撃が未曽有の被害を招くことになりかねない》」


 そして、FMS有償軍事援助)についての福島みずほ福島瑞穂)さんのつぶやき。

… ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ …
https://twitter.com/mizuhofukushima/status/1043018521620373504

福島みずほ@mizuhofukushima
来年度の概算要求において、米国から装備品等購入するための額は、6917億円である。今年の予算が約5000億円だったので、2000億円もアップしている。イージス・アショアーの費用が2352億円計上され、これも含まれている。アメリカからの武器購入費用が1年間で7000億円というとんでもない金額である。
https://pbs.twimg.com/media/DnmL0VkUcAEZfbu.jpg:large
15:06 - 2018年9月21日
… ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ …

   『●「FMSは武器取引を通じて、米国が他国を従属させる
        システムでもある。日本の対米追従は強まる一方だ」
    「東京新聞の半田滋さんのコラム【【私説・論説室から】
     米国の武器そろえる防衛省】…《防衛費にFMSが占める武器調達額は
     二〇一八年度予算案を含めた最近五カ年間で一兆九千六百二十八億円
     上り、その前の五カ年間の四倍以上となっている。FMSは米国の
     武器輸出管理法に基づき、(1)契約価格、納期は見積もりにすぎない
     
(2)代金は前払い(3)米政府は一方的に契約解除できる
     という不公平な条件を受け入れる国にのみ武器を売却する仕組み
     米国に有利な一方的な商売》」

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https://dot.asahi.com/wa/2018091900017.html

室井佑月次に巨大災害が起きたら?
連載「しがみつく女」
室井佑月 2018.9.20 07:00週刊朝日 #室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中


 数か月の間で度重なる大きな自然災害に襲われた日本。政府が災害対応にかける予算について、作家の室井佑月氏が持論を展開する。

【この記事の画像はこちら】
(c)小田原ドラゴン
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018091900017_2

*  *  * 

 9月6日、北海道で最大震度7の地震が発生した。その2日前には、西日本で大きな台風の被害があり、その前々月は西日本豪雨。

 テレビには、破壊された街や、家族の安否がわからず泣いている人や、家が壊れ途方にくれている人の映像が流れている。

 観ていると不安でたまらない気持ちになるが、そこで観ることさえやめてしまうのは、非情な気がして。

 おなじ国の仲間だもん。彼らが今、どういう気持ちであるのかという想像は、しなくてはいけないと思う。

 テレビに映っている方と、温かいものを食べ、ベッドで寝ることができている自分、なにかひとつでも違えばそれは逆だったかもしれないと考える。未来の自分や、子どもの将来なのかもしれないと。

 不幸な目に遭ってお亡くなりになってしまった方の命を取り戻すことはできないけれど、今、大変な思いをされている方々の生活が、一刻も早く通常通りのものになって欲しいと願う。

 それにはやはり莫大な額のお金が必要だ。多くの人が、災害に遭われた方の気持ちに寄り添い、そのことについて声をあげなければ。

 7日の毎日新聞電子版に「政府 地震や豪雨、補正予算編成へ 1兆円超規模」という記事を見つけた。

 なんでも秋の臨時国会への提出を検討し、そうする予定らしい。

 2018年度予算の予備費と災害対応予算は4200億円だという。政府が災害対応に充てるつもりのお金は、ぜんぜん足りていないということだ。この先、年度末までもう災害は起きない保証もないのに。

 災害が起きた時、被害をできるだけ小さくするべく、インフラ整備などに力を入れれば、かかるお金はもっともっとだろう。

 お金は無尽蔵にあるわけではないから、災害対応費、どこをどう削ってもってくるかはとても重要なことだ。

 たとえば、この国の防衛費は、ついに5兆円を突破した隣国の脅威に怯えて米国から高い武器を買うより、今は災害対策じゃないの? お高い武器より、自衛官の人数と、各都道府県に災害で必要な重機の設置が大切だったりしないの?

 もっとはっきりいえば、東京都の調査チームの推計で3兆円もお金がかかる可能性がある。オリンピックを辞退し、そのお金を被災者や、これから起こりえる災害の対応費にまわしたほうがいいんじゃないの

 そういう話が一切出てこないのはなぜじゃ~!

 災害が起きてから、首相の名で、自衛隊を何人派遣した、何人死亡した、などと発表されるニュースに、意味はあるのか? ま、自民党総裁選、討論の場から逃げる首相には意味があるのかもしれないけれど。

 災害対応の費用、ただいくら出すっていうんじゃなく、どっからどうもってきて出すのかという大切な話がちっともなされない。全力をあげ対応、と毎回カメラ目線でいわれてもね。そんな言葉で、心から安心できる人もいるの?

※週刊朝日  2018年9月28日号
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●室井佑月さん「安倍さん率いるこの国に、誇りが持てない」…アベ様の辞書には「倫理」無し

2017年04月28日 00時00分05秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



アサヒコムの室井佑月さんのコラム【室井佑月 「安倍政権の倫理観って?」】(https://dot.asahi.com/wa/2017041900068.html)。

 《安倍首相は4月7日、米軍がシリアのアサド政権の空軍基地をミサイルで攻撃したことについて、さっそく支持を表明した。…だってさ。アメリカ様は絶対です、っていったんだ。…『日本は金もうけさえできれば、人権を侵害し続ける国とも手を取る国家だ』…安倍さん率いるこの国に、誇りが持てない》。


 「そもそも」という言葉も載っていないらしいが、デンデン王国「裸の王様」アベ様の辞書には、「倫理」という言葉も載っていないらしい。「倫理観」無し。「埃り」まみれの「軍国主義」はあるのかもね。まともな市民は、《安倍さん率いるこの国に、誇りが持てない》というのに。

   『●憎悪の連鎖を怖れる:
       イラク侵略と人質事件と自己責任バッシングと
   『●日米首脳会談、「夢」を語り、「夢」に酔いしれるアベ様・・・
                  ニッポンにとって「悪夢」、「悪夢の連鎖」
   『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く
     「「欧米列強に倣え、進め」と武器輸出推進の道に歩みを進めている」
   『●「国策の名の下に研究者が軍事研究に
      加担させられた歴史を繰り返そうとしている…亡国の施策だ」
    「《パレスチナ空爆で罪のない一般市民の犠牲を多数出している
     イスラエルとの軍事協力…。もし本当に、イスラエルと共同で
     無人機の研究開発を進めることになれば、この地区で
     日本の技術が市民の殺戮に使われる》。オゾマシ過ぎる

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その1)

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)

    「そして、《さらに切迫した問題》として、南西諸島での自衛隊配備
     による「住民分断」。アメリカが画策し、日本政府が悪乗りする
     《「統合エアシーバトル構想」…アメリカと中国の争いに自衛隊と
     南西諸島が差し出され、新たな戦争の「防波堤」にされようとしている》。
     アメリカの意のままに、アベ様らのやりたい放題ではないか。でも、
     第一《防波堤》としての《日本全土がアメリカの「風かたか」》…
     《米中の「新たな戦争の「防波堤」に》なっているのは南西諸島を
     含むニッポン列島全体」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】
     (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
      「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
       敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
      次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は  
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
          「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
   『●高畑勲監督より三上智恵監督へ、
      「あなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める」
    「こういったリテラ記事に添えられている「自由民主党HPより」の図
     ご覧あれ…その極めつきのウソツキぶりが明確に、呆れるほどに。
       《不戦の誓いを守り続ける
        そして、国民の命と
        平和な暮らしを守り抜く
        平和安全法制

     …噴飯もので、冗談としか思えない詐称

   『●山内康一氏「『米国の軍事力行使を日本は支持する』
         …戦争を積極的に肯定…重大かつ危険な発言」

    《★元民進党議員・山内康一は…この発言を「普通の日本語に
     翻訳すると『米国の軍事力行使を日本は支持する』という意味。
     『米国の戦争に巻き込まれる』というレベルではなく戦争を
     積極的に肯定しているレベルです。サラッと報道している
     メディアはどうかしていると思います。重大かつ危険な発言です。
     嘆かわしいことです」》

 『日本は金もうけさえできれば、人権を侵害し続ける国とも手を取る国家だ』なんて…恥ずかし過ぎる。そして、GPIFの「殺人のための投資」について、脳裏に…いつも引用させてもらっている…《武器を売って手にした金で、娘はピアノを買ってもらい平和の曲を奏でる》。そんなデンデン王国ニッポンに、「誇り」なんて持てない。

   『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
             そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!
    「…頭に浮かんだのは、「死の商人」、「赤紙」。
      これまで数十回にわたって、CMLの記事について、
     以下を「つぶや」いてきました。
       - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
       ■「赤紙」が来る時代
        http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c5aecf5f3f80e3bdca64d1b8b6603ed0
        『[CML 035569武器輸出に資金援助』
        http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-December/035684.html
        「武器を売って手にした金で、
         娘はピアノを買ってもらい平和の曲を奏でる
       - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

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https://dot.asahi.com/wa/2017041900068.html

室井佑月「安倍政権の倫理観って?」

     (安倍首相は4月7日、米軍がシリアのアサド政権の
      空軍基地をミサイルで攻撃したことについて、
      さっそく支持を表明した(※写真はイメージ))

 作家・室井佑月氏は、シリア政府軍を攻撃したアメリカを安倍政権が支持すると表明したことについて、不安を覚えるという。

*  *  * 

 安倍首相は4月7日、米軍がシリアのアサド政権の空軍基地をミサイルで攻撃したことについて、さっそく支持を表明した。

   「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国政府の決意を、
    日本政府は支持する」

   「国際秩序の維持と、同盟国と世界の平和と安全に対する
    トランプ大統領の強いコミットメントを日本は高く評価する」

だってさ。アメリカ様は絶対です、っていったんだ。

 大丈夫か? 2003年、アメリカはイラクが大量破壊兵器を保有しているってんで、イラク戦争をはじめた。当時の首相の小泉さんも、真っ先にアメリカを支持した。だが、その後、大量破壊兵器は発見されなかった

 今回、化学兵器を使ったのは、ほんとうにシリアのアサド政権なんだよね? そこ重要でしょ?

 だが、菅官房長官は7日の会見で、「事実関係の詳細は国連機関が調査」といっていた。調査結果を待ってから動くんじゃダメなんかい?

 現在、共謀罪法案の審議が国会で行われている。政府の説明によれば、テロ対策ということだ。安倍首相は「この法案が成立しなければ、オリンピックは開けない」とまでいっている。

 だけど、単独犯までいるテロを防ぐことは無理だ。このことについて、金田法務大臣は国会でもまったく答えられていない

 テロを防ぐには、テロに狙われないような対策を打つしかないのに、安倍首相は真逆に動いているとしか思えない。そんな疑問を口にしてしまう者が対象にされるんじゃないの、共謀罪って

 4月7日付東京新聞朝刊の「こちら特報部」に、「日・イスラエル投資協定承認問題、倫理欠如で国際的批判も」という記事が載っていた。

 トランプさんがイスラエル贔屓(びいき)だから、安倍さんもってか?

 国際社会はイスラエルの入植活動の拡大を非難しているという。記事の中で、京都大の岡真理教授がこういって憤っていたぞ。

   「イスラエルは、一貫して国際法や国連決議を踏みにじってきた。
    ガザ地区への空爆などは、国家テロと言っても過言ではない。
    そうした『無法国家』と日本がパートナーになることなど、
    倫理的にあり得ない

   「(前略)入植地ビジネスに関わらなければよいという問題ではない。
    イスラエルと関わる最も大きな代償は『日本は金もうけさえできれば、
    人権を侵害し続ける国とも手を取る国家だ』と見なされることだ」

 岡教授、この国はもうそういう国なのでは? 翌日、8日付東京新聞朝刊には、

   <公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人
     (GPIF)が、人道的見地から国際条約や法律で禁止されている
     クラスター(集束)弾を製造する米国企業の株式を保有している
     ことが七日、分かった>

って記事が……。

 安倍さん率いるこの国に、誇りが持てない

※週刊朝日  2017年4月28日号
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●山内康一氏「『米国の軍事力行使を日本は支持する』…戦争を積極的に肯定…重大かつ危険な発言」

2017年04月24日 00時00分05秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



東京新聞の宮尾幹成記者の記事【米副大統領「平和は力で達成される」 安倍首相、連携強化で一致】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017041902000124.html)と、
社説【安倍・ペンス会談 平和解決へ日米連携を】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041902000140.html)。

 《首相は冒頭で「対話のための対話は意味がない」と指摘。ペンス氏は「平和は力によってのみ達成される」と語った上で、日本など同盟国とともに行動する考えを示した。会談に同席した萩生田光一官房副長官…》。
 《トランプ政権は軍事攻撃を排除していないが、日米両政府は連携して平和的解決の道を探るべきである》。


 まず、《会談で…、沖縄の米軍基地負担軽減に連携して取り組むことも確認》って、噴飯もの。一体どこら辺が「沖縄の米軍基地負担軽減」なのかを教えてもらいたいよ、全く。《不測の事態が、朝鮮半島での本格的な軍事行動に発展すれば、在日米軍基地が多く所在する日本も無傷ではいられまい》…現実に《米中の「新たな戦争の「防波堤」》の大半がどこに存在しているのか?

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その1)

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)

    「そして、《さらに切迫した問題》として、南西諸島での自衛隊配備
     による「住民分断」。アメリカが画策し、日本政府が悪乗りする
     《「統合エアシーバトル構想」…アメリカと中国の争いに自衛隊と
     南西諸島が差し出され、新たな戦争の「防波堤」にされようとしている》。
     アメリカの意のままに、アベ様らのやりたい放題ではないか。でも、
     第一《防波堤》としての《日本全土がアメリカの「風かたか」》…
     《米中の「新たな戦争の「防波堤」に》なっているのは南西諸島を
     含むニッポン列島全体」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】
     (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
      「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
       敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
      次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は  
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
          「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
   『●高畑勲監督より三上智恵監督へ、
      「あなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める」
    「こういったリテラ記事に添えられている「自由民主党HPより」の図
     ご覧あれ…その極めつきのウソツキぶりが明確に、呆れるほどに。
       《不戦の誓いを守り続ける
        そして、国民の命と
        平和な暮らしを守り抜く
        平和安全法制

     …噴飯もので、冗談としか思えない詐称


 あぁ、「力によってのみ」「軍事攻撃を排除していない」だってさ、…アベ様が番犬様を諌める訳もなく、危険な方向へ突き進んでいる。デンデン王国「裸の王様」の周りは、外交音痴氏も含めて、こんな取巻きばかりでウンザリ。

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍政権まるで戦争前のめり】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1810508.html)によると、《★元民進党議員・山内康一は…この発言を「普通の日本語に翻訳すると『米国の軍事力行使を日本は支持する』という意味。『米国の戦争に巻き込まれる』というレベルではなく戦争を積極的に肯定しているレベルです。サラッと報道しているメディアはどうかしていると思います。重大かつ危険な発言です。嘆かわしいことです」》とのこと。
 アベ様らときたら、もう既に大きく一線を越えようとしている。《あくまでも非軍事的解決の道を探るべき》はずなのに…。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017041902000124.html

米副大統領「平和は力で達成される」 安倍首相、連携強化で一致
2017年4月19日 朝刊

     (会談の席でペンス米副大統領(左)と握手する安倍首相
       =18日午後、首相公邸で(代表撮影))

 安倍晋三首相は十八日、ペンス米副大統領と公邸で会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し、日米で圧力を強める方針を確認した。首相は冒頭で「対話のための対話は意味がない」と指摘。ペンス氏は「平和は力によってのみ達成される」と語った上で、日本など同盟国とともに行動する考えを示した。

 会談に同席した萩生田光一官房副長官によると、首相とペンス氏は北朝鮮の挑発行動を阻止するため、中国がさらに大きな役割を果たすよう働き掛けを強めることで一致した。ペンス氏は「中国はこの問題をきちんと理解し、同じ行動をとってもらえると期待している」と話した。

 首相は外交的、平和的な解決を目指すことを前提に「北朝鮮が真剣に対話に応じるように圧力をかけていくことも必要だ」と指摘。軍事力行使を含む「全ての選択肢」を掲げるトランプ政権の姿勢を評価するとあらためて表明した。

 ペンス氏は会談後の記者会見で「北朝鮮が核・ミサイルの開発計画を放棄するまで圧力を強化する」と語った。

 会談で、拉致問題の早期解決や、沖縄の米軍基地負担軽減に連携して取り組むことも確認した。ペンス氏は沖縄県尖閣諸島は米国の防衛義務を定めた日米安全保障条約第五条の適用対象だと明言した。

 会談は約一時間半。昼食を交えた前半は岸田文雄外相や世耕弘成経済産業相、ロス米商務長官らが同席した。後半は首相とペンス氏を含め日米五人ずつの少人数会合になった。 (宮尾幹成
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041902000140.html

【社説】
安倍・ペンス会談 平和解決へ日米連携を
2017年4月19日

 ペンス米副大統領が安倍晋三首相と会談した。北朝鮮情勢が緊迫する中での来日だ。トランプ政権は軍事攻撃を排除していないが、日米両政府は連携して平和的解決の道を探るべきである

 北朝鮮に国連安全保障理事会決議や日朝平壌宣言に違反する核、ミサイル開発をどうやって断念させるのか。日本や周辺国にとって安全保障上の脅威を取り除く上で重要な課題である。

 首相は副大統領との会談冒頭、北朝鮮情勢について「外交的に平和的に解決していかねばならないが、対話のための対話になっては意味がない。北朝鮮が対話に応じるように圧力をかけていくことも必要だ」と強調した。

 オバマ前政権の「戦略的忍耐」政策を転換して、軍事攻撃を含む「あらゆる選択肢が机上にある」とするトランプ政権は、原子力空母「カール・ビンソン」中心の空母打撃群を派遣するなど、北朝鮮への軍事的圧力を強めている。

 首相の発言は北朝鮮に「対話と圧力」で臨む日本政府の姿勢を示したものだが、米国の軍事的圧力を支持し、米軍に積極的に協力する姿勢を示したものでもある。

 対話を呼び掛けるだけで北朝鮮が核、ミサイル開発の断念に応じるようなことはないだろう。残念ながら軍事力の存在がなければ、交渉のテーブルに着けることすらできないというのが、国際政治の現実ではある。

 とはいえ、相手の挑発に乗って緊張を高めていいものでもない

 不測の事態が、朝鮮半島での本格的な軍事行動に発展すれば、在日米軍基地が多く所在する日本も無傷ではいられまい。

 北朝鮮は故金日成主席の生誕百五年に当たる十五日に軍事パレード、翌十六日にミサイル発射実験を行ったものの、懸念されていた通算六度目の核実験は見送った。

 先の最高人民会議では「外交委員会」を十九年ぶりに復活させるなど、孤立打開のための外交戦略に乗り出す可能性も指摘される。

 二十五日の朝鮮人民軍の創設八十五年を機に新たな挑発行動に出るのか否かは予測がつかないが、北朝鮮側の変化も慎重に読み取る必要がある。

 北朝鮮に核、ミサイル開発を平和裏に断念させるためには、中国が果たすべき役割は特に大きい。

 日米両政府は日米安全保障条約体制を「北東アジアの礎石」と位置づける。だとしたら、日米両国が連携して、中国の協力を得るために力を惜しむべきではない。
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●高畑勲監督より三上智恵監督へ、「あなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める」

2017年04月17日 00時00分25秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



リテラの記事【高畑勲監督が沖縄の基地問題を描き続ける三上智恵監督と対談、安倍政権を止められない苦悩を吐露】(http://lite-ra.com/2017/04/post-3070.html)。

 《すると高畑監督は、「『火垂るの墓』のような作品では次の戦争は止められないあなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める。だから、あなたはもっと頑張りなさい」と語ったという》。

 リテラの記事【トランプのシリア先制攻撃を全面支持した安倍首相の支離滅裂! 裏でアサド政権に資金協力しながら】(http://lite-ra.com/2017/04/post-3061.html)で、《この男の「米国のポチ」ぶりは重々承知していたつもりだったが、まさかここまで思考停止しているとは……》。そして、いま、番犬様にシッポを振りながら、隣国との戦争を煽り、火に油を注ぐ人治主義国家デンデン王国「裸の王様」。
 こういったリテラ記事に添えられている「自由民主党HPより」の図をご覧あれ…その極めつきのウソツキぶりが明確に、呆れるほどに。

   《不戦の誓いを守り続ける
    そして、国民の命と
    平和な暮らしを守り抜く
    
平和安全法制

…噴飯もので、冗談としか思えない詐称。それに積極的に付き従う、情けなき与党・公明や「癒(着)」党・お維。「民」とともに「進」む気のない、頼りなき野党・民進党。
 《安倍首相が、アメリカへの強い「支持」を表明した。さらに「東アジアでも大量破壊兵器の驚異は深刻さを増しています。国際秩序の維持と、同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強いコミットメントを、日本は高く評価します」と発言し、トランプによる北朝鮮への“先制攻撃”に期待感をのぞかせた》なんて、言葉が悪くて申し訳ないが、アタマオカシイでしょ? 小泉純一郎氏による、即座のイラク侵略支持した、また、結局、《大量破壊兵器》なんてどこからも見つからず、後に「靴を投げつけられる」という屈辱を味わうドラ息子ブッシュ氏を積極的に支持した、その二の舞。「ビンラディン暗殺・私刑に喝さいを叫ぶ国民」のままでいいのか?

 高畑勲監督は、かつて、《人を殺したくない」という気持ちこそが、はじめて戦争の抑止力となる》と語っていた。恐ろしく暴走を繰り返し、番犬様の家来となり、戦争したくてしょうがないデンデン王国の「裸の王様」とその狂気・凶器な取り巻き連中。彼・彼女ら自公お維議員を支持できる神経が知れない。
 高畑監督をして、《安倍政権を止められない苦悩》、《間近に迫る戦争をどうやったら止めることができるのか、自身の苦悩を吐露》する一方で、《未だに「内閣支持率は52・4%》。そんな《苦悩》を感じない人が多数派らしい。

 三上智恵監督は《「統合エアシーバトル構想」…アメリカと中国の争いに自衛隊と南西諸島が差し出され、新たな戦争の「防波堤」にされようとしている》と言います。「本土」の方々にどこまで浸透しているか…。
 高畑勲監督より三上智恵監督へ、「あなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める」。

   『●宮崎駿監督「憲法を変えるなどもってのほか」
    《宮崎監督に加え、高畑勲監督(77)が「60年の平和の大きさ」と
     題して寄稿。本紙に五月、掲載された鈴木さんのインタビューも、
     「9条世界に伝えよう」として収録された。いずれも憲法九条や
     改憲手続きを定めた九六条の改憲に反対する内容だ》

   『●宮崎駿さん「沖縄の非武装地域化こそ、
        東アジアの平和のために必要です」
   『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
      歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判
   『●「「死にたくない」だけでは足りない、「人を殺したくない」
              という気持ちこそが、戦争の抑止力となる」
    《スタジオジブリ高畑勲監督の反戦への思い…
     高畑監督にいわせれば、「死にたくない」だけではダメだというのだ。
     むしろ逆に、「死にたくない、殺されたくない」という感情につけ込まれて、
     再び戦争は始まるものだと指摘する……実際、
     これまでの多くの戦争が「自衛」という名目で行われてきた……
     本当の意味で戦争をなくそうとするなら、
     「死にたくない」だけでは足りない
     人を殺したくない」という気持ちこそが、
     はじめて戦争の抑止力となる

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その1)

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)

    「そして、《さらに切迫した問題》として、南西諸島での自衛隊配備
     による「住民分断」。アメリカが画策し、日本政府が悪乗りする
     《「統合エアシーバトル構想」…アメリカと中国の争いに自衛隊と
     南西諸島が差し出され、新たな戦争の「防波堤」にされようとしている》。
     アメリカの意のままに、アベ様らのやりたい放題ではないか。でも、
     第一《防波堤》としての《日本全土がアメリカの「風かたか」》…
     《米中の「新たな戦争の「防波堤」に》なっているのは南西諸島を
     含むニッポン列島全体」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】
     (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
     「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
     敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
     次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は  
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
          「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」

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http://lite-ra.com/2017/04/post-3070.html

高畑勲監督が沖縄の基地問題を描き続ける三上智恵監督と対談、安倍政権を止められない苦悩を吐露
2017.04.12

      (4月7日に行われたトークイベント)

   「中国は怖いとかって煽られて、どうかしてる。もちろん中国は
    大国ですから、怖い側面がないわけではないけど、アメリカだって
    ものすごく怖い。シリアに爆撃しましたよね、今日。やっぱりトランプが
    こういう形で出てきている。何が起こるかわからない」

 米トランプ大統領がシリア・アサド政権へのミサイル攻撃を公表した4月7日、スタジオジブリの高畑勲監督は、こう戦争への危機感を募らせていた。東京・ポレポレ東中野で行われた、三上智恵監督とのトークイベントでのことだ。三上監督は沖縄の米軍基地や自衛隊ミサイル配備問題などを追い続けるドキュメンリー作家で、現在、最新作『標的の島 風(かじ)かたか』が同映画館で公開中。以前から三上作品を鑑賞してきた高畑監督は、同作にも推薦文を寄せている
 二人は数年前、とある映画関係のイベントで出会った。三上監督は初対面のときに、緊張しながら「私は『火垂るの墓』が好きで」と話しかけた。すると高畑監督は、「『火垂るの墓』のような作品では次の戦争は止められないあなたがつくっているような映画が、次の戦争を止めるだから、あなたはもっと頑張りなさい」と語ったという。
 三上監督からこのエピソードを明かされた高畑監督は、「そんな立派なことは言ってないと思うんですけど」と謙遜するが、本サイトでも報じてきたように、戦争映画の傑作として名高い『火垂るの墓』ですら、「戦争は悲惨なものだ」という受け取り方だけでは不十分であると以前から訴えてきた。高畑監督は、トークイベントでも観客にこう語りかけた。

   「ただ、『火垂るの墓』のようなものが戦争を食い止めることは
    できないだろう。それは、ずっと思っています。戦争というのは
    どんな形で始まるのか。情に訴えて涙を流させれば、
    何かの役にたつか。感情というのはすぐに、あっと言うまに
    変わってしまう危険性のあるもの心とか情というのは、
    人間にとってものすごく大事なものではあるけれども、しかし、
    平気で変わってしまう何が支えてくれるかというと、
    やはり『理性』と思うんです。戦争がどうやって起こっていくのか
    について学ぶことが、結局、それを止めるための大きな力になる」

 三上監督が頷く。

   「私も沖縄で20年放送局に勤めていましたが、毎年6月23日の
    たびに『どんなに沖縄戦が悲惨だったか』という企画をやりがち
    なんです。でも、『どれだけ悲惨かはもうわかったから、
    今は平和でよかったね』という感想ではね……。じゃあいま、
    本当に『平和』ですか? 日本の基地もアメリカの基地も
    あれだけあるのに」

   「10年ぐらい前から私は『1945年のことを学ぶんじゃなくて
    1944年のことを学ばないと次の戦争は止められない』って、
    いつも企画会議で言っていましたが、何か間に合わない状況
    なりつつありますよね」

 対する高畑監督は、冒頭に紹介したようにアメリカによるアサド政権へのミサイル爆撃に触れ、「僕が東京で生きている人間として思うのは、東アジアのなかでどうやって生きていくかというのは、安全保障の問題も含めて、日本全体の問題」としたうえで、間近に迫る戦争をどうやったら止めることができるのか、自身の苦悩を吐露した。

   「今の安倍政権がこういう方向性をとっている以上、辺野古の
    座り込み抗議が1000日を超えてあれだけ粘り強くやっていても、
    こっちはそれに対して、言葉じゃ『連帯をしたい』とか
    言っているかもしれないけど、実際にはできていなくて
    これをどう打開するのかということを、三上さんの映画を
    見るたびに思っています。日本全体として考えていかなくては
    いけないことなのは間違いないのに、この現状を知りながら、
    どうしていくのか、と」

 もっとも、高畑監督は何も行動を起こさずにただ打ちひしがれているわけではない。一昨年の安保法制の際にも高畑監督は講演会などでメッセージを発信し、沖縄基地問題にも勢力的に関わっている。
 たとえば昨年は実際に辺野古と高江に足を運んだ他、警視庁機動隊員の派遣中止を都公安委員会に勧告するよう求める住民監査請求に請求人のひとりとして参加。年末には、高江ヘリパッド建設中止を求めるアメリカ大統領宛の緊急公開書簡の賛同者にも名を連ねた。
 それでも、いや、だからこそ、高畑監督は、どれだけ必死に抵抗を続けようが聞く耳を持たない安倍首相に対し、また、基地反対運動を貶めるメディアやネット右翼が垂れ流すデマの数々に、「本土」と沖縄の分断を強く感じているのだろう。それは、ほんの十数年前ならば内閣が吹き飛ぶようなスキャンダルを連発しておきながら、まったく退陣する気配のない安倍政権に対する無力感にも通じている

   「なんとかしなきゃと言いながら、無力感が強いですね。安倍政権には
    (自衛隊南スーダン派遣の)日誌のことも、森友学園も、すごい不祥事が
    続いていて、でも、なんでそんなことになっているのかを考えたら、
    えらいことでしょう? 『政権を維持するため』ですよね、簡単に言えば。
    忖度であれ、なんであれ、どういうメカニズムかは知りません。
    もちろん、それは改善する必要があるんでしょうが、
    しかしどっちにしても、それを支えようという力があれだけ働いている
    のが露骨にわかるにもかかわらず、これで崩れないというのは、
    もうちょっと考えられない。本当に信じられない

 そんな高畑監督に対し、三上監督は少し視点を変え、メディアの態度についてこう語るのだった。

   「でも、その南スーダンの(日報)改ざんにしても、誰が改ざんしたか
    とか、どうやって改ざんしたかとかじゃなくて、さっきも(控え室で)
    高畑さんもおっしゃってましたけど、そういう戦闘地域に(自衛隊を)
    現に出してしまったんだ、と。すでに、日本は軍隊を戦闘地域に
    出しているそのことを正面から取り上げるニュースがなくて
    改ざん問題は誰に責任があるのかというちょっと矮小化したニュースに
    してからしか、書く方も書かないし、受け取る方も受け取らない。
    もう戦場に出て行ったんだ、日本の軍隊はこれはもう軍隊だ
    と世界中に思われているんだ。どうするの? この何十年無視して
    来たこの問題をどうするんですか、自衛隊をこれ以上軍隊として
    成長させていいんですか、ということが問われるべきなんです。
    けど、こういう正面の議論が全然ないんですよね」

 三上監督の言う通りだろう。日誌改ざんの問題はもちろん重要だが、一方でマスコミは、南スーダンPKO派遣や安保法に基づく駆け付け警護の任務付与自体の是非を、正面からほとんど取り上げてこなかった。しかし、事実として、自衛隊はいつ隊員が犠牲になってもおかしくない戦闘にさらされていたのだ。これを追及せずして、メディアはいったい何を報じているのか。それは、トランプによるアサド政権への先制攻撃の問題にも通じる話だ。
 奇しくも、高畑監督と三上監督のトークイベントが終わったすぐ後、安倍首相が、アメリカへの強い「支持」を表明した。さらに「東アジアでも大量破壊兵器の驚異は深刻さを増しています。国際秩序の維持と、同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強いコミットメントを、日本は高く評価します」と発言し、トランプによる北朝鮮への“先制攻撃”に期待感をのぞかせた。だが、仮にアメリカが北朝鮮へ攻撃を開始したら、その報復攻撃の標的となるのは日本だ沖縄の米軍基地が攻撃され、国民の血が流れる
 そうした現況で、マスコミが報じるべきは、こうした安倍政権の態度が日本を確実に戦争へと導いているという事実に他ならない。にもかかわらず、とりわけテレビメディアは、政府の対応の危険性にほとんど言及しようとせず逆にトランプと安倍首相の挑発に対する北朝鮮側の反応ばかりを報じ、その危険性をひたすら煽り、人々の恐怖という感情を刺激しているだけだ。
 沖縄の基地問題もそうだが、安倍政権は「戦争はごめんだ」という人々の感情を逆手にとり、「戦争をしないためにとの名目でその準備を進めてきた。そして、気がつけば、すでに片足を突っ込んでいた高畑監督が「『火垂るの墓』では戦争は止められない」という表現で警鐘を鳴らしてきた状況は、いみじくも、いま、この瞬間こそを言い表している

(編集部)
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●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」

2017年04月08日 00時00分07秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]


東京新聞の社説【安保法施行1年 不戦のタガ緩んでないか】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017033002000147.html)。

 《日本周辺の情勢が厳しさを増しているのは確かだが、戦後日本が歩んできた「平和国家の看板を下ろすわけにはいかない。「不戦のタガが緩んでないか…◆軍事より外交努力を》。

   『●「「死にたくない」だけでは足りない、「人を殺したくない」
              という気持ちこそが、戦争の抑止力となる」
    《スタジオジブリ高畑勲監督の反戦への思い…
     高畑監督にいわせれば、「死にたくない」だけではダメだというのだ。
     むしろ逆に、「死にたくない、殺されたくない」という感情につけ込まれて、
     再び戦争は始まるものだと指摘する……実際、
     これまでの多くの戦争が「自衛」という名目で行われてきた……
     本当の意味で戦争をなくそうとするなら、
     「死にたくない」だけでは足りない人を殺したくない」という気持ちこそが、
     はじめて戦争の抑止力となる

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
                     …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その1)

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
                     …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)

    「そして、《さらに切迫した問題》として、南西諸島での自衛隊配備
     による「住民分断」。アメリカが画策し、日本政府が悪乗りする
     《「統合エアシーバトル構想」…アメリカと中国の争いに自衛隊と
     南西諸島が差し出され、新たな戦争の「防波堤」にされようとしている》。
     アメリカの意のままに、アベ様らのやりたい放題ではないか。でも、
     第一《防波堤》としての《日本全土がアメリカの「風かたか」》…
     《米中の「新たな戦争の「防波堤」に》なっているのは南西諸島を
     含むニッポン列島全体」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】
     (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
     「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
     敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
     次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は  
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?

 そんなに自公お維の議員の皆さんやその支持者の皆さんは、戦争したいものでしょうか? そんなに、《米中の「新たな戦争の「防波堤」に》なりたいの? 家族や子や、孫を「人殺し」に行かせたいものか?

   『●「人殺し」なんぞには行かせたくない
   『●戦争できる国へ: アベ様をはじめ
     自公議員・翼賛野党議員の皆様がまずは「丸太」に
   『●アベ様の「誇りある国へ」
      =戦争で「殺す側になる」「人殺しに加担する」、でいいのか?

   『●「「死にたくない」だけでは足りない、「人を殺したくない」
               という気持ちこそが、戦争の抑止力となる」

   『●壊憲法案・戦争法案: 「撃つより撃たれよう」
       と自衛隊員に考えさせる場面、あまりに残酷
   『●自衛隊員の「息子に迷惑をかけぬよう、
      「縁を切った」上で」、戦争法案に反対する平和子さん
   『●「あとの祭り」: 「駆けつけ警護」は『任務遂行型』の武器使用
                      =違憲な自己防衛を越える武器使用
   『●自衛隊を弄ぶ「トンデモ答弁」「言葉遊び」「詭弁」…
           「戦闘」「戦闘行為」ではなく「衝突」「衝突事案」
   『●「武力衝突は、変化を予測しやすい天候とは違」う、
      「きょうの安全があすの安全を保障するとは限らない」
   『●アベ様、稲田・高市氏「この国の政権の 
     重要閣僚がヘイト団体と仲良し」…どの辺が「インテリジェンス」?
   『●行ってはいけない: 「それでも日本には戦前の過ちを
          踏まえた「戒め」がある。海外で武力行使をしない」
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は 
      国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
   『●「不戦を誇る国であれ」…2017年も、
      アベ様ら自公お維の議員や支持者の耳には届かず
   『●東京新聞社説「戦争に翻弄されない、
      平穏で豊かな暮らしを未来に引き継ぐことこそ、私たちの責任」

 そして、この戦争法の成立過程で、積極的に公明が果たした役割も決して忘れていはいけないですね。アベ様提唱の「積極的平和主義」を愛する公明らしい振る舞いでした。もう手遅れです。決して、二度と、自公や「癒(着)」党お維の議員に投票してはいけない、とブログ主は信じます。
 社説の言う《軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、外交努力を重ねることこそが、平和国家を掲げる日本の役割》を決して目指すことの無い、デンデン王国「裸の王様」アベ様らの政治的・外交的無能さ。

   『●争点は「壊憲」:創価学会婦人部
     「ごめんよ 憲法ぐらい変わっても生活はたいして変わらないと思ってね」
    「《そんな今の安倍暴政》を積極的にバックアップしているのだから、
     シュール過ぎな状況。創価学会婦人部平和委員会の編集委員・筆者は
     何を想う? 「子育ての党」なんて、これまた、あまりにシュール」

   『●教育勅語「憲法や教育基本法に反しないような形で
     教材として用いることまでは否定されない」と閣議決定!
    「自民党内に居ないのだから、内閣内に反対者がいる訳がないか。
     それにしても、平和を愛するらしい「積極的平和主義」な公明は
     大丈夫なのね? 支持者である学会員の方は、本当にそれで
     いいのですか? 自称「子育ての党」という公明が、教育勅語もOK?
     …シュール過ぎはしまいか?」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017033002000147.html

【社説】
安保法施行1年 不戦のタガ緩んでないか
2017年3月30日

 日本周辺の情勢が厳しさを増しているのは確かだが、戦後日本が歩んできた「平和国家の看板を下ろすわけにはいかない。「不戦のタガが緩んでないか

 憲法学者ら多くの専門家が違憲と指摘したにもかかわらず、安倍晋三首相率いる政権が成立を強行した安全保障関連法の施行からきのう二十九日で一年がたった。

 集団的自衛権の行使を容認する安保法は憲法九条に違反するとした訴訟が全国各地で提起されてはいるが、国会では、学校法人「森友学園」への格安での国有地売却問題や、「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法改正案の議論に多くの時間が割かれている。


◆他国軍と深まる連携

 安保法の議論が脇に追いやられている間に、政権側は安保法に基づいた決定を積み重ねている。

 五月末の撤収を決定したが、現在、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊部隊には昨年十一月、安保法に基づいて「駆け付け警護」任務が付与された。

 昨年十二月には米軍の艦艇などを自衛隊が守る「武器等防護」の運用開始を決定し、北朝鮮による弾道ミサイル発射への警戒監視活動などで米軍などとの連携を着々と深めている。

 自衛隊と他国軍との間で食料、水といった物品や、輸送、修理などの役務を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)を米国、オーストラリアとの間で改定、英国とは新たに結んだ。

 協定審議中の国会で承認されれば、日本が直接攻撃される「武力攻撃事態」などに制限してきた弾薬の提供や発進準備中の戦闘機への給油が、安保法で新設された「存立危機事態」や「重要影響事態」でも可能になる。

 国民の懸念が解消されないまま既成事実化だけが進む


敵基地攻撃まで議論

 そればかりではない。

 自民党はきのう敵基地攻撃能力の保有を直ちに検討するよう政府に求める提言をまとめた。

 敵基地攻撃能力とは、敵のミサイル攻撃などを防ぐ場合、その発射基地を破壊する能力を指す。

 政府見解では、ほかに攻撃を防ぐ手段がない場合には「法理的には自衛の範囲に含まれ、可能」だが、これまで自衛隊がそうした能力を保有することはなかった。

 自民党提言には弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮の脅威が念頭にあるとはいえ、平時から他国を攻撃するような兵器を持つことは海外で武力の行使はしないという憲法の趣旨には反する

 巡航ミサイルなど敵基地攻撃能力を整備しようとすれば、膨大な経費がかかり、現実的ではない。

 憲法に抵触しかねない敵基地攻撃能力の保有まで具体的に議論されるようになったことは、安保法成立を強行した「安倍一強」の政治状況と無縁ではなかろう

 防衛費の増額圧力も続く。

 減少が続いていた日本の防衛費は安倍首相の政権復帰後、増額に転じ、二〇一七年度予算は過去最高の五兆一千二百五十一億円

 それでも国内総生産(GDP)比1%以内に収まるが、一九年度から五年間の次期中期防衛力整備計画には、安保法に基づく新たな装備品購入や訓練費用なども盛り込まれることが想定され、一層の増額は避けられない。

 首相自身も、防衛費を「GDPと機械的に結びつけることは適切ではない」として、GDP比1%以内に収める必要はないと明言している。

 日本と周辺地域の平和と安全を守るために防衛費の適正な水準は常に検討すべきだが、やみくもに増やせば、地域の軍拡競争を加速させ、逆に脅威が高まる安全保障のジレンマに陥るだけだ。それでは本末転倒だろう。

 専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならないことを誓った戦後日本の平和主義は、無謀な戦争に突入して国内外に多大の犠牲を強いた、先の大戦に対する痛切な反省に基づく

 武力で他国を守ったり、他国同士の戦争に参加する集団的自衛権の行使は憲法九条に反するというのが、主として自民党が首相を務めてきた歴代内閣が継承してきた政府見解だった。


軍事より外交努力

 その憲法解釈を一内閣の判断で変えたのが安倍政権であることを私たちは忘れてはなるまい。いくら運用を重ねて法律を既成事実化しようとしても、安保法の違憲性に変わりがないことも。

 中国の軍事的台頭や北朝鮮の核・ミサイル開発で、東アジアの安全保障環境は厳しさを増しているが、軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、外交努力を重ねることこそが、平和国家を掲げる日本の役割ではないのか。安保法で緩んでしまった「不戦のタガ」を、いま一度締め直したい。
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●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」

2017年04月02日 00時00分42秒 | Weblog


東京新聞の東條仁史記者の記事【核禁止条約に日本不参加 被爆者代表「被爆国政府の言葉ではない」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201703/CK2017032802000230.html)。

 《日本政府が核兵器禁止条約制定交渉への不参加を表明したことに対し、被爆者代表として交渉会合に参加した日本原水爆被害者団体協議会被団協)の藤森俊希・事務局次長は「とても賛同できない」と強い口調で不満を表明》。

 「核兵器なき世界」さへ目指さないアベ様の言う「核なき世界」が如何にいい加減かが分かろうというもの…「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。小型であればですね」というアベ様の思想は何も変わっていないのでは?

   『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
       …自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない
    「「核なき世界」どころか、「核兵器のない世界」ですらアベ様の
     「息吐く様に嘘つく」、アベ様のウソ吐きだったようです」
    《日本政府、つまり安倍首相の考えは、
     核の保有や核兵器の使用は認められるべきなのだ。
     …安倍首相は官房副長官時代の2002年に、早稲田大学で
     開かれた田原総一朗氏との対話のなかで
     「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
     小型であればですね」と語っている」》

 要するに、アベ様らは「核」を御所望…世界に向けて、恥さらししている訳です。 
 東京新聞の記事【日本、核禁止交渉に不参加 軍縮大使「各国の分断深める」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017032802000237.html)、《交渉に核兵器保有国が参加しないことから「国際社会の分断を一層深め、核兵器のない世界を遠ざける」と不参加の理由を語った。唯一の被爆国である日本が、核兵器を禁じる史上初めての条約制定交渉に加わらないことに、被爆者らの批判が強まるのは必至だ》。

   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
        「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●肥田舜太郎さん「せめて未来の子どもたちのために、
       放射能の心配のない日本を残していけるよう…努力」を

 東京新聞の記事【「自分の国に裏切られた」 被爆者、日本政府を強く非難】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017032902000262.html)でも、《広島で被爆したサーロー節子さん(85)=カナダ在住=が二十八日の会合に出席して英語で演説し、交渉不参加を表明した日本政府に対し、「自分の国に裏切られ、見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」と厳しい言葉で非難した。…一方、交渉参加国に対し、「核兵器は違法で倫理に反すると宣言する条約の制定がみなさんの任務だ」と要請。会場の参加者から大きな拍手を浴びた》。

 日刊新聞のコラム【政界地獄耳/沖縄の声も核軍縮も忖度されず】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1799263.html)では、《★自民党が田中角栄内閣の時にスローガンとして掲げた「決断と実行」。…自民党が国民政党として受け入れられていったターニングポイントともいえる…★しかしその伝統もこの内閣は「新しい判断」によって葬り、思い通りにいかなければなんでもやるようだ菅義偉は…一般論としながらも翁長を強くけん制した。こちらは沖縄県民の声は忖度(そんたく)してくれず、不寛容だ。…核兵器を禁ずる「核兵器禁止条約」の議論…我が国にしか言えないこと、訴えることがあるはずだ。なぜ外務省は米国の理屈ばかりを忖度して、国民の声を忖度しないのか。外務省よ、国家公務員よ、核軍縮に参加し、世界をリードするよう知恵を出せ。首相・安倍晋三が言わなくとも国民の声にこたえるべきだ》。
 アベ様が壊してしまったニッポン…。

   『●「沖縄戦20万余の犠牲者、焼き場に立つ長崎の少年」や
            アジアでの慰霊につなげる意思が感じられない…
   『●「忖度」「おもねり」「保身」? 「何の瑕疵もない」?  
         いえいえ「首相と私人と言い張る夫人は罪深い」

 アベ様に楯突く、勇気ある発言をすれば、直ぐにネガティブな情報が発せられる…。怖い国です。
 以前の日刊ゲンダイに【ひとり気を吐く渡辺謙 “政治発言”のタブーに屈さない信念】という記事がありました。
 その渡辺謙氏に関連して、リテラの記事【日本が核兵器禁止条約を批判し、不参加を宣言!渡辺謙は「核を持つ国に追随するだけで意見は無いのか」と批判!】(http://lite-ra.com/2017/03/post-3033.html)によると、《核兵器禁止条約の交渉会議がニューヨークの国連本部で始まった。会議では、6歳のときに広島で被爆した藤森俊希氏が自身の被爆体験を語り「「同じ地獄をどの国の誰にも絶対に再現してはならない」と訴えた。ところが、その唯一の被爆国である日本政府の代表・高見沢将林軍縮大使はこの核兵器禁止条約について…などと批判し、なんと条約の交渉にすら不参加を宣言したのである》。

   『●「核なき世界」: 「核廃絶に向けた決議の採決で、
       唯一の被爆国の日本が反対票…日本はあまりにも鈍感」
     「渡辺謙氏については、リテラにも記事が出ていました。
      【渡辺謙が「核兵器禁止条約」に反対した安倍政権を真っ向批判
      「核を持つ国に追従するだけで意見は無いのか
      (http://lite-ra.com/2016/11/post-2677.html)…《この議決に対して
      米露英仏の核保有国などとともに反対したのが、
      被爆国である日本だった》。
       吉永小百合さんと同じ考えだ。「「陰謀論丸出し」でアベ様の
      取り巻きが攻撃を開始しても、怯まぬ吉永小百合さん。あらゆる核を
      否定し、「「核なき世界」への願いを次世代」へ、と言う吉永さん。
      そういう「未来図」は可能だと信じる」」
     《渡辺謙…〈核兵器禁止条約に日本が「反対」という信じられない
      ニュースが流れました。いったいどうやってこの地球から無用な
      兵器を無くしていくつもりなのか?核を持つ国に追従するだけで
      意見は無いのか原爆だけでなく原発でも核の恐ろしさを体験した
      この国はどこへ行こうとしているのか、何を発信したいのか。〉 
      ■新国立競技場や原発再稼働にも意見》

 最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。

 正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴」「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています。

   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は 
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
     《真珠湾を慰霊するなら、中国や朝鮮半島、アジア諸国の戦争犠牲者も
      慰霊する必要があるのではないか――とした上で、国会で
      「侵略の定義は定まっていない」と答弁している安倍首相の
      歴史認識も…「無定見外交」が招いたツケ》

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201703/CK2017032802000230.html

核禁止条約に日本不参加 被爆者代表「被爆国政府の言葉ではない」
2017年3月28日 夕刊

     (27日、ニューヨークの国連本部で始まった「核兵器禁止条約」制定に
      向けた交渉で演説する、被団協の藤森俊希事務局次長=共同)

 【ニューヨーク=東條仁史】日本政府が核兵器禁止条約制定交渉への不参加を表明したことに対し、被爆者代表として交渉会合に参加した日本原水爆被害者団体協議会被団協)の藤森俊希・事務局次長は「とても賛同できない」と強い口調で不満を表明した。 

 藤森氏は、国連本部で記者団に対し「外務省や政治家は、枕ことばで『唯一の戦争被爆国』という言葉をよく使うが、何をするべきかということになると、私たちが期待することと逆のことをする」と強調。高見沢軍縮大使の発言について「要するに帰る、ということを言いに来たようなもので、被爆国の政府の言葉ではない」と批判した。

 藤森氏はこれに先立ち、交渉会合で演説し、一歳四カ月の時に広島で被爆した経験を紹介。母親に病院に連れられていく途中、爆風に吹き飛ばされたといい、「目と鼻と口だけ出して包帯に巻かれ、死亡するとみられていた私が奇跡的に生き延び、国連で核兵器廃絶を訴える被爆者の使命を感じる」と述べた。さらに「きのこ雲の下で繰り広げられた生き地獄を、どの国の誰にも絶対に再現してはならない」と思いを込めた。

 条約については「世界が核兵器廃絶へ前進することを希望する」と強調。日本政府が条約に反対していることを巡り「核兵器保有国と同盟国が条約に反対している。被爆者で、日本国民である私は、心が裂ける思いで本日を迎えている」と胸中を吐露した。
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●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?

2016年12月30日 00時00分32秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【真珠湾訪問に公開質問状 安倍首相が試される不戦の本気度】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196586)。
東京新聞の記事【日米学者から首相への質問状全文 アジアで慰霊の予定は?】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016122702000131.html)。

 《真珠湾を慰霊するなら、中国や朝鮮半島、アジア諸国の戦争犠牲者も慰霊する必要があるのではないか――とした上で、国会で「侵略の定義は定まっていない」と答弁している安倍首相の歴史認識も…「無定見外交」が招いたツケ》。
 《実際のところ、その日に日本が攻撃した場所は真珠湾だけではありませんでした。その約一時間前には日本陸軍はマレー半島の北東沿岸を攻撃、同日にはアジア太平洋地域の他の幾つかの英米の植民地や基地を攻撃しています。日本は、中国に対する侵略戦争を続行するために不可欠な石油や他の資源を東南アジアに求めてこれらの攻撃を開始したのです》。


   『「沖縄戦20万余の犠牲者、焼き場に立つ長崎の少年」や
              アジアでの慰霊につなげる意思が感じられない
    「《「対馬丸事件」…。沖縄で事件を後世に伝える生存者たちは
     「今も続く沖縄の苦しみは『真珠湾』が原点。首相には、
     そこまで思いを至らせてほしい」と願っている》…でも、残念ながら
     アベ様には、《そこまで思いを至らせ》る、なんて無理というもの…」
    《▼その時代に戻ることはないと信じているが、「嫌中・嫌韓」が
     声高に語られる風潮には危うさを感じる。それを政治家が
     あおっているのだから尋常ではない▼閣僚の靖国参拝に対する
     中韓両国の抗議を安倍晋三首相は
     「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない」と突っぱね、
     「侵略の定義は国際的にも定まっていない」と過去の侵略戦争や
     植民地支配を正当化するような発言を重ねた。経済優先の
     「安全運転」に徹してきた首相の「地金がむき出しになってきた》

 橋下徹元大阪「ト」知事も含めトンデモの「ト」な人たちの脳内妄想…《侵略の定義は国際的にも定まっていない》。歴史修正主義者・アベ様の今後の「慰霊」に期待できる?…訳がないですね。《日本に被害を受けた国々にどのような合図として映るのか、考えてみてください》…すいません、それも無理というものです。

 それにしても、なぜこの時期なのか?、や、「現職首相として初めての訪問…歴史的に大きな意義」「2番目の…」、いや「3番目の…」、どころか「4番目の」といったゴタゴタ?、演出?、噓?、騙し?、も含めて、相変わらずのアベ様。さらに、メシ友の記者が無批判に垂れ流す宣伝…情けない。そして、今後、中国や韓国・北朝鮮といったアジア諸国と一体どうやって付き合っていくつもりなのか、大変に不安。《日米などの歴史学者ら50人以上が公開質問状》にどう答えるつもり?、どのように応えるつもりなのだろう。まさか無視?? いずれにしろ、こんな質問書を送りつけられるなんて、一国の王様として相当に「」。

   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交

==================================================================================
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196586

真珠湾訪問に公開質問状 安倍首相が試される不戦の本気度
2016年12月26日

     (何を言うのか(ハワイのアリゾナ記念館)/(C)AP)

 やはり、こういう展開になった。26日、ハワイ・真珠湾訪問に出発する安倍首相に対し、日米などの歴史学者ら50人以上が公開質問状を発表した。真珠湾を慰霊するなら、中国や朝鮮半島、アジア諸国の戦争犠牲者も慰霊する必要があるのではないか――とした上で、国会で「侵略の定義は定まっていない」と答弁している安倍首相の歴史認識も問う内容だ。

 質問状に名を連ねているのは映画監督オリバー・ストーンや、核廃絶に取り組むアメリカン大のカズニック教授、現代史研究で知られる関東学院大の林博史教授ら。安倍政権に対して歴史認識を質す文書が出るのは、昨年5月に欧米や日本の著名な歴史学者ら187人の声明が出て以来、2度目だ。

 何せ、太平洋戦争を「自存自衛のための解放戦争だった」と正当化している保守層を支持基盤に持ち、かつ、東京裁判にも否定的な見方を示している安倍首相が、“象徴的”な場所ともいえる真珠湾を慰霊訪問するのだ。安倍首相が先の大戦に対して日本の首相として本気で哀悼の意を表するというのであれば同じように旧日本軍が中国やアジアで繰り広げた侵略戦争で亡くなった犠牲者を慰霊するのは当然――と考えるのもムリはない。公開質問状は、そんな安倍首相の“本気度”を試していると言ってもいい。

 となれば、ガ然、注目されるのは、現地時間の27日午後(日本時間28日午前)にオバマ大統領と一緒にアリゾナ記念館を訪れる安倍首相の口から、どんな言葉が飛び出すかだ。

   「謝罪すれば、保守層から総スカンを食らうし、上っ面だけの曖昧な
    言葉でお茶を濁せば、イエス・ノーがハッキリしている米国民は
    『わざわざ何を言いに来たのか』と反発する。恐らく最近、
    多用している『未来志向』という言葉を使い、『日米同盟の強化』や
    『不戦の誓い』を表明するつもりだと思います」(外交ジャーナリスト)

 内容次第では、安倍首相がナ~ンも考えていなかったことがバレバレになるのは間違いない。他方、何を言おうが、今後、中国が「真珠湾に行ったのであれば、北京の抗日戦争記念館にも来るべきだ」と、今以上に態度を硬化させるだろう。すべて「無定見外交」が招いたツケだ。

   「全く意味のない、中身のない真珠湾訪問になるでしょう」
    (元外交官の天木直人氏)

 日ロ首脳会談に続く「失敗外交」になりそうだ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016122702000131.html

日米学者から首相への質問状全文 アジアで慰霊の予定は?
2016年12月27日 朝刊

 日米などの歴史学者らが発表した、真珠湾訪問にあたっての安倍首相への公開質問状は以下の通り。


親愛なる安倍首相、

 安倍首相は先日、一九四一年十二月八日(日本時間)に日本海軍が米国の海軍基地を攻撃した際の「犠牲者を慰霊する」目的で、十二月末にハワイの真珠湾を訪問する計画を発表しました。

 実際のところ、その日に日本が攻撃した場所は真珠湾だけではありませんでした。その約一時間前には日本陸軍はマレー半島の北東沿岸を攻撃、同日にはアジア太平洋地域の他の幾つかの英米の植民地や基地を攻撃しています。日本は、中国に対する侵略戦争を続行するために不可欠な石油や他の資源を東南アジアに求めてこれらの攻撃を開始したのです。

 米日の開戦の場所をあなたが公式に訪問するのが初めてであることからも、私たちは以下の質問をしたく思います。

(一)あなたは、一九九四年末に、日本の侵略戦争を反省する国会決議に対抗する目的で結成された終戦五十周年議員連盟の事務局長代理を務めていました。その結成趣意書には、日本の二百万余の戦没者が「日本の自存自衛とアジアの平和」のために命をささげたとあります。この連盟の一九九五年四月十三日の運動方針では、終戦五十周年を記念する国会決議に謝罪や不戦の誓いを入れることを拒否しています。一九九五年六月八日の声明では、与党の決議案が「侵略的行為」や「植民地支配」を認めていることから賛成できないと表明しています。安倍首相、あなたは今でもこの戦争についてこのような認識をお持ちですか

(二)二〇一三年四月二十三日の国会答弁では、首相として「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない」と答弁しています。ということは、あなたは、連合国およびアジア太平洋諸国に対する戦争と、すでに続行していた対中戦争を侵略戦争とは認めないということでしょうか

(三)あなたは、真珠湾攻撃で亡くなった約二千四百人の米国人の「慰霊」のために訪問するということです。それなら、中国や、朝鮮半島、他のアジア太平洋諸国、他の連合国における数千万にも上る戦争被害者の「慰霊」にも行く予定はありますか

 首相としてあなたは、憲法九条を再解釈あるいは改定して自衛隊に海外のどこでも戦争ができるようにすることを推進してきました。これがアジア太平洋戦争において日本に被害を受けた国々にどのような合図として映るのか、考えてみてください。
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