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●戦争法なんて要らない! 「武力による威嚇や武力の行使を…永久に放棄した日本の役割」を見失っている

2017年05月04日 00時00分49秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



東京新聞の社説【初の米艦防護 本当に必要な任務か】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017050202000167.html)。

 《もう一つは日本の軍事的役割を強化する安倍政権の狙いである。…そもそも必要性に乏しい米艦防護に踏み切った背景には、憲法学者ら多くの専門家が憲法違反と断じた安保法を既成事実化し、自衛隊と米軍との軍事的一体化を加速する狙い…「日米同盟」の誇示でなく、外交努力を尽くすこと。それが、武力による威嚇や武力の行使を、国際紛争の解決手段としては永久に放棄した日本の役割である

   『●日本国憲法第九条「国権の発動たる戦争と、
      武力による威嚇又は武力の行使は、永久にこれを放棄する」
    「「戦後70年、日本は国家として他国民を誰一人殺さず、
     また殺されもしなかった。非戦を貫けたのは、戦争の放棄を定めた
     憲法9条があったからにほかならない」。一方、壊憲はどんどんと進み、
     沖縄の高江辺野古では沖縄差別、沖縄イジメ、沖縄破壊が進む。
     番組中でダグラス・ラミスさんは述べています、
     「(沖縄)…米軍基地はアメリカという帝国の単なる手段ではなく 
     米軍基地は植民地です アメリカの占領する縄張りなのです」。
      アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること…
     「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」。アベ様、
     自公議員や翼賛野党議員が好き放題に壊憲させていていいのか?
     そんな議員に投票する人たちは、そんなに「人殺し」に行きたい
     のだろうか?、そんなに「大量殺人」に行きたいのだろうか?」

   『●壊憲派の沈黙、押しつけ憲法論という思考停止:
      「二項も含めて幣原提案とみるのが正しいのではないか」
    ---------------------------------------------------------------------------
    【http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM

    日本国憲法

    第2章 戦争の放棄 

    第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
             国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
             国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。


         前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
             これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
    --------------------------------------------------------------------------



 「平和憲法」は風前の灯火。壊憲の坂道を転がっていく。

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その1)

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は  
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
          「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
   『●高畑勲監督より三上智恵監督へ、
      「あなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める」
   『●山内康一氏「『米国の軍事力行使を日本は支持する』
          …戦争を積極的に肯定…重大かつ危険な発言」
    「《★元民進党議員・山内康一は…この発言を「普通の日本語に
     翻訳すると『米国の軍事力行使を日本は支持する』という意味。
     『米国の戦争に巻き込まれる』というレベルではなく
     戦争を積極的に肯定しているレベルです。サラッと報道している
     メディアはどうかしていると思います。重大かつ危険な発言です。
     嘆かわしいことです」》とのこと。
      アベ様らときたら、もう既に大きく一線を越えようとしている。
     《あくまでも非軍事的解決の道を探るべき》はずなのに…」

   『●阿部岳記者「桐生悠々は訓練よりも
     「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた…先見の明は…」
    「《▼桐生悠々訓練よりも「実戦が、将来決してあってはならない
     ことを訴えた。…先見の明は、その後の空襲被害が証明している。
     (阿部岳)》
      東京新聞のコラム【筆洗】では、この「関東防空大演習を嗤(わら)ふ
     という論説は「日本の新聞史上、特筆すべき名論説」と言っています」

   『●「平和憲法」が風前の灯火: 壊憲の坂道を転げ落ち、
         アベ政権と与党自公は戦争へと火に油を注いでいる


 トンデモない「ラクダの鼻」の御話。やがて、「戦争へ」=《取り返しのつかぬ事態》に。戦争法なんて要らない! 《武力による威嚇や武力の行使を…永久に放棄した日本の役割》を見失っている。
 東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017050202000142.html)より。《▼ある男が一頭のラクダを連れて、砂漠を旅していた。ある夜、疲れたラクダは男にこう頼み込んだ。「鼻だけテントの中に入れてもいいですか」。男は快く応じるが、その日を境にラクダはどんどん大胆になっていく。顔を、首を、脚を…。テントに入れてくる部分がどんどん大きくなる。結局、ラクダはテントの中で眠るようになり、男が出て行けといっても聞かない▼小さく、無害に見えてもそれをいったん認めれば、既成事実となり、やがて取り返しのつかぬ事態につながる。「ラクダの鼻」とはそういうたとえである▼「ラクダの鼻」になる危険は本当にないのか。海上自衛隊の護衛艦「いずも」が米海軍の補給艦防護のために、横須賀基地から出港した。安全保障関連法に基づく新任務が初めて実行に移された》。

 アベ様や与党自公のやっていることは、《地域の軍事的な対立がさらに加速》させる大愚行。それを阻止できない、国会の無力。戦争法に埋め込まれた、恣意的な欠陥。アベ様らのやりたい放題。
 東京新聞の記事【安保法任務を初実施 海自が米艦防護説明ないまま】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017050202000141.html)。《海上自衛隊が安全保障関連法に基づく「平時の米艦防護」を初めて実施した一日、命令を出した稲田朋美防衛相は防衛省に登庁せず公式に説明する場面はなかったアナウンスなき安保法の発動は、北朝鮮情勢の展開によっては、国民が知らないまま自衛隊の米軍支援が進んでいく可能性を示した》、《◆政府「実績作り」狙う…米艦防護では武器を使った反撃が可能で、状況次第では武力衝突に発展する危険性をはらむ。こうした任務が国民への情報公開も国会のチェックもなく実施される安保法の問題点が、鮮明になった》。 

 5月2日が命日だった…《「地震の後には戦争がやってくる軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる国民をバカにして戦争にかり立てる自分は安全なところで偉そうにしてるだけ」。昔、有名なロック歌手がそう書いていた▼「日本国憲法第9条に関して人々はもっと興味を持つべきだ」という題名でつづったのは、四年前に亡くなった忌野清志郎さん》。このコラムは、以下の様に続く。

   『●これが民意なの?
    《【コラム】筆洗…▼衆院の代表質問で安倍晋三首相はきのう、
     憲法九六条の改正に強い意欲を示した。反発の強い九条は
     後回しにして、発議の要件を緩める既成事実をつくり、
     外堀から埋める戦術だ▼「五十年以上もの間、戦争の無かった国は
     世界でも珍しいのだ。その点だけでも日本はすばらしい国ではないか」
     とも清志郎さんは書いていた。それを誇りに思えない人たちが、
     残念ながら増えているらしい


 琉球新報の【<社説>米艦防護開始 安保関連法を廃止せよ】(http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-488747.html)によると、《「米艦防護」が初めて実施された。米国と北朝鮮との軍事的緊張が高まっている中で、日本が他国との戦争に自ら巻き込まれに行くような行為は厳に慎むべきだ》と主張。同感。
 安保関連法案戦争法)を廃止せよ! アベ政権と与党自公は戦争へと火に油を注いでいる。《東アジアの軍事的緊張には米軍と自衛隊が共同で対処するというメッセージ》なんて、冗談じゃない。《日本の軍事的役割を強化する安倍政権の狙い》なんて、トンデモナイ。


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017050202000167.html

【社説】
初の米艦防護 本当に必要な任務か
2017年5月2日

 稲田朋美防衛相が自衛隊に「米艦防護」を初めて命令した。米国と北朝鮮との軍事的緊張が高まる中、日米の連携強化を誇示する政治的な意味合いが強く、本当に必要な任務なのか、疑問が残る。

 米艦防護は自衛隊が平時に米国の艦艇などを守る「武器等防護」の活動で、安倍政権が成立を強行し、昨年三月に施行された安全保障関連法に基づく新しい任務だ。

 海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」がきのう、横須賀基地(神奈川県)を出港し、東京湾を出た太平洋上で米海軍の補給艦と合流。四国沖まで一緒に航行して護衛する、という。

 米艦防護活動中に、米軍への攻撃や妨害行為があった場合、阻止するための武器使用が認められているため、自衛隊が紛争の引き金を引きかねない任務でもある。

 とはいえ、今回の米艦防護は、軍事的合理性よりも政治的な思惑が先行している感が否めない。

 一つは、東アジアの軍事的緊張には米軍と自衛隊が共同で対処するというメッセージある。

 弾道ミサイル発射を繰り返し、核開発を進める北朝鮮をけん制するだけでなく、東アジアで軍事的存在感を増している中国やロシアにも向けられているのだろうが、日米連携をことさら強化することは、逆に東アジアの緊張を高めることになりかねない。

 もう一つは日本の軍事的役割を強化する安倍政権の狙いある。

 米補給艦は、米原子力空母カール・ビンソンを中心とする空母打撃群などが展開する朝鮮半島沖へ向かうとみられるが、「いずも」が護衛するのは四国沖までだ。

 北朝鮮が太平洋側で米艦を攻撃する能力を持っている可能性は低く、他の国やテロ組織による米艦攻撃も想定しづらい。

 そもそも必要性に乏しい米艦防護に踏み切った背景には、憲法学者ら多くの専門家が憲法違反と断じた安保法既成事実化し、自衛隊と米軍との軍事的一体化を加速する狙いがあるのだろう。

 北朝鮮の挑発行動に、米トランプ政権は軍事攻撃を含む「あらゆる選択肢が机上にある」としているが、安倍政権がすべきは米国に同調して軍事的圧力を強めることではなく緊張緩和に向けて関係国に対し、対話や国際協調を粘り強く働き掛けることだ。

 「日米同盟」の誇示でなく外交努力を尽くすこと。それが、武力による威嚇や武力の行使を、国際紛争の解決手段としては永久に放棄した日本の役割である。
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●「平和憲法」が風前の灯火: 壊憲の坂道を転げ落ち、アベ政権と与党自公は戦争へと火に油を注いでいる

2017年05月03日 00時00分53秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



東京新聞の荘加卓嗣記者による記事【海自艦「いずも」 初の米艦防護へ出港 安保法新任務】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017050102000242.html)。

 東京新聞の記事【米艦防護「強く抗議」 共産・志位委員長】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017050101001487.html)によると、《共産党の志位和夫委員長は1日、海上自衛隊が安全保障関連法に基づき平時から米軍の艦艇を守る「武器等防護」を実施することを批判した。「安保法制の発動に強く抗議する。絶対反対だ。軍事的選択肢を発動すべきではない」と東京都内で記者団に述べた》、《同時に「地域の軍事的な対立がさらに加速する。万が一、米軍が北朝鮮の攻撃に踏み切った場合には、日本も参戦する危険がある」と指摘。「日本政府は対話による外交的解決に徹するべきだ」と強調した》…そうです。

 全く同感です。「裸の王様」やその取り巻きは、正気じゃない。どさくさに紛れて、多くが、のん気な「害」遊中に一体何をしているのか…。国会は「言論の府」ではいなのか、一体何をしている!
 市民はこうして感覚をマヒされていき、飼い慣らされていくのか…。「眠り猫」の皆さん、気付きもせず、関心もなく…。

   『●「積極的平和主義」なアベ様という
        civili-UNcontrolな大暴走(out of control)
   『●20XX年、再び戦争が始まった…:
      立憲主義を否定し、クーデターで壊憲しといて、そりゃぁないでしょ

 それにしても、「本土」マスコミはもっと批判の声をあげなくていいのですか! 《▼桐生悠々訓練よりも「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた。…先見の明は、その後の空襲被害が証明している》のではないですか? 

   『●阿部岳記者「桐生悠々は訓練よりも
     「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた…先見の明は…」
    「《▼桐生悠々訓練よりも「実戦が、将来決してあってはならない
     ことを訴えた。…先見の明は、その後の空襲被害が証明している。
     (阿部岳)》
      東京新聞のコラム【筆洗】では、この「関東防空大演習を嗤(わら)ふ
     という論説は「日本の新聞史上、特筆すべき名論説」と言っています」

 「平和憲法」が風前の灯火。壊憲の坂道を転げ落ち、アベ政権と与党自公、「癒」党お維は戦争へと火に油を注いでいる。何度も問い続けていますが、自称「子育ての党」の議員の皆さんや支持者は、本当にいいんですね?
 《あくまでも非軍事的解決の道を探るべき》《軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割》です。

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その1)

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は  
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
          「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
   『●高畑勲監督より三上智恵監督へ、
      「あなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める」
   『●山内康一氏「『米国の軍事力行使を日本は支持する』
          …戦争を積極的に肯定…重大かつ危険な発言」
    「《★元民進党議員・山内康一は…この発言を「普通の日本語に
     翻訳すると『米国の軍事力行使を日本は支持する』という意味。
     『米国の戦争に巻き込まれる』というレベルではなく
     戦争を積極的に肯定しているレベル
です。サラッと報道している
     メディアはどうかしていると思います。重大かつ危険な発言です。
     嘆かわしいことです」》とのこと。
      アベ様らときたら、もう既に大きく一線を越えようとしている。
     《あくまでも非軍事的解決の道を探るべき》はずなのに…」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017050102000242.html

海自艦「いずも」 初の米艦防護へ出港 安保法新任務
2017年5月1日 夕刊

      (海上自衛隊横須賀基地を出港する護衛艦の「いずも」
       =1日午前10時すぎ、神奈川県横須賀市で、
       本社ヘリ「おおづる」から(安江実撮影))

 安全保障関連法に基づく新任務で、自衛隊が平時から米国の艦艇などを守る「武器等防護」を行うため、海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が一日午前、横須賀基地(神奈川県)を出港した。米側の要請を受けて、稲田朋美防衛相が実施命令を出した。米艦防護は昨年三月の同法施行後、初めての実施となる。 (荘加卓嗣


 同日午後、東京湾を出た太平洋上で米海軍の補給艦と合流し、四国沖まで一緒に航行する計画で、日程は二日程度。防護対象の米海軍の補給艦は「いずも」と四国沖で別れた後、北朝鮮沖に向かう見通し。弾道ミサイル発射に備えている米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」など米軍の艦船に補給をするとみられる。

 海自は四月二十三~二十九日にかけて、カール・ビンソンを中心とする空母打撃群(艦隊)と共同巡航訓練を実施している。

 「武器等防護」は、自衛官が弾薬や航空機、艦艇を守る任務で、合理的と判断される範囲で武器使用が認められている。安保法整備に伴う自衛隊法改正で、平時から自衛隊と連携して活動する米軍などが「我が国の防衛に資する活動」に従事している場合は防護できるように対象が拡大された。政府は昨年末、指針を決定し、運用を始めていた。


<護衛艦「いずも」> 全長248メートル、全幅38メートルの海上自衛隊最大級の護衛艦で、甲板が艦首から艦尾までつながった空母のような「全通甲板」が採用されている。同時に5機のヘリコプターの発着艦が可能とされ、米海兵隊のMV22オスプレイも発着できる。高性能20ミリ機関砲2基のほか、ソナーや対艦ミサイル防御装置などを備える。2015年3月に就役。離島防衛作戦などの有事や大規模災害時に洋上司令部として活用される。
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●山内康一氏「『米国の軍事力行使を日本は支持する』…戦争を積極的に肯定…重大かつ危険な発言」

2017年04月24日 00時00分05秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



東京新聞の宮尾幹成記者の記事【米副大統領「平和は力で達成される」 安倍首相、連携強化で一致】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017041902000124.html)と、
社説【安倍・ペンス会談 平和解決へ日米連携を】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041902000140.html)。

 《首相は冒頭で「対話のための対話は意味がない」と指摘。ペンス氏は「平和は力によってのみ達成される」と語った上で、日本など同盟国とともに行動する考えを示した。会談に同席した萩生田光一官房副長官…》。
 《トランプ政権は軍事攻撃を排除していないが、日米両政府は連携して平和的解決の道を探るべきである》。


 まず、《会談で…、沖縄の米軍基地負担軽減に連携して取り組むことも確認》って、噴飯もの。一体どこら辺が「沖縄の米軍基地負担軽減」なのかを教えてもらいたいよ、全く。《不測の事態が、朝鮮半島での本格的な軍事行動に発展すれば、在日米軍基地が多く所在する日本も無傷ではいられまい》…現実に《米中の「新たな戦争の「防波堤」》の大半がどこに存在しているのか?

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その1)

   『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」
               …米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)

    「そして、《さらに切迫した問題》として、南西諸島での自衛隊配備
     による「住民分断」。アメリカが画策し、日本政府が悪乗りする
     《「統合エアシーバトル構想」…アメリカと中国の争いに自衛隊と
     南西諸島が差し出され、新たな戦争の「防波堤」にされようとしている》。
     アメリカの意のままに、アベ様らのやりたい放題ではないか。でも、
     第一《防波堤》としての《日本全土がアメリカの「風かたか」》…
     《米中の「新たな戦争の「防波堤」に》なっているのは南西諸島を
     含むニッポン列島全体」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ 
     北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】
     (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032801002289.html)に、
     《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
      「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
       敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
      正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴
     「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
      次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」

   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●歴史学者らの公開質問状に、「侵略の定義は  
       国際的にも定まっていない」というアベ様はどう応えるのか?
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」
   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
          「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
   『●高畑勲監督より三上智恵監督へ、
      「あなたがつくっているような映画が、次の戦争を止める」
    「こういったリテラ記事に添えられている「自由民主党HPより」の図
     ご覧あれ…その極めつきのウソツキぶりが明確に、呆れるほどに。
       《不戦の誓いを守り続ける
        そして、国民の命と
        平和な暮らしを守り抜く
        平和安全法制

     …噴飯もので、冗談としか思えない詐称


 あぁ、「力によってのみ」「軍事攻撃を排除していない」だってさ、…アベ様が番犬様を諌める訳もなく、危険な方向へ突き進んでいる。デンデン王国「裸の王様」の周りは、外交音痴氏も含めて、こんな取巻きばかりでウンザリ。

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍政権まるで戦争前のめり】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1810508.html)によると、《★元民進党議員・山内康一は…この発言を「普通の日本語に翻訳すると『米国の軍事力行使を日本は支持する』という意味。『米国の戦争に巻き込まれる』というレベルではなく戦争を積極的に肯定しているレベルです。サラッと報道しているメディアはどうかしていると思います。重大かつ危険な発言です。嘆かわしいことです」》とのこと。
 アベ様らときたら、もう既に大きく一線を越えようとしている。《あくまでも非軍事的解決の道を探るべき》はずなのに…。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017041902000124.html

米副大統領「平和は力で達成される」 安倍首相、連携強化で一致
2017年4月19日 朝刊

     (会談の席でペンス米副大統領(左)と握手する安倍首相
       =18日午後、首相公邸で(代表撮影))

 安倍晋三首相は十八日、ペンス米副大統領と公邸で会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し、日米で圧力を強める方針を確認した。首相は冒頭で「対話のための対話は意味がない」と指摘。ペンス氏は「平和は力によってのみ達成される」と語った上で、日本など同盟国とともに行動する考えを示した。

 会談に同席した萩生田光一官房副長官によると、首相とペンス氏は北朝鮮の挑発行動を阻止するため、中国がさらに大きな役割を果たすよう働き掛けを強めることで一致した。ペンス氏は「中国はこの問題をきちんと理解し、同じ行動をとってもらえると期待している」と話した。

 首相は外交的、平和的な解決を目指すことを前提に「北朝鮮が真剣に対話に応じるように圧力をかけていくことも必要だ」と指摘。軍事力行使を含む「全ての選択肢」を掲げるトランプ政権の姿勢を評価するとあらためて表明した。

 ペンス氏は会談後の記者会見で「北朝鮮が核・ミサイルの開発計画を放棄するまで圧力を強化する」と語った。

 会談で、拉致問題の早期解決や、沖縄の米軍基地負担軽減に連携して取り組むことも確認した。ペンス氏は沖縄県尖閣諸島は米国の防衛義務を定めた日米安全保障条約第五条の適用対象だと明言した。

 会談は約一時間半。昼食を交えた前半は岸田文雄外相や世耕弘成経済産業相、ロス米商務長官らが同席した。後半は首相とペンス氏を含め日米五人ずつの少人数会合になった。 (宮尾幹成
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041902000140.html

【社説】
安倍・ペンス会談 平和解決へ日米連携を
2017年4月19日

 ペンス米副大統領が安倍晋三首相と会談した。北朝鮮情勢が緊迫する中での来日だ。トランプ政権は軍事攻撃を排除していないが、日米両政府は連携して平和的解決の道を探るべきである

 北朝鮮に国連安全保障理事会決議や日朝平壌宣言に違反する核、ミサイル開発をどうやって断念させるのか。日本や周辺国にとって安全保障上の脅威を取り除く上で重要な課題である。

 首相は副大統領との会談冒頭、北朝鮮情勢について「外交的に平和的に解決していかねばならないが、対話のための対話になっては意味がない。北朝鮮が対話に応じるように圧力をかけていくことも必要だ」と強調した。

 オバマ前政権の「戦略的忍耐」政策を転換して、軍事攻撃を含む「あらゆる選択肢が机上にある」とするトランプ政権は、原子力空母「カール・ビンソン」中心の空母打撃群を派遣するなど、北朝鮮への軍事的圧力を強めている。

 首相の発言は北朝鮮に「対話と圧力」で臨む日本政府の姿勢を示したものだが、米国の軍事的圧力を支持し、米軍に積極的に協力する姿勢を示したものでもある。

 対話を呼び掛けるだけで北朝鮮が核、ミサイル開発の断念に応じるようなことはないだろう。残念ながら軍事力の存在がなければ、交渉のテーブルに着けることすらできないというのが、国際政治の現実ではある。

 とはいえ、相手の挑発に乗って緊張を高めていいものでもない

 不測の事態が、朝鮮半島での本格的な軍事行動に発展すれば、在日米軍基地が多く所在する日本も無傷ではいられまい。

 北朝鮮は故金日成主席の生誕百五年に当たる十五日に軍事パレード、翌十六日にミサイル発射実験を行ったものの、懸念されていた通算六度目の核実験は見送った。

 先の最高人民会議では「外交委員会」を十九年ぶりに復活させるなど、孤立打開のための外交戦略に乗り出す可能性も指摘される。

 二十五日の朝鮮人民軍の創設八十五年を機に新たな挑発行動に出るのか否かは予測がつかないが、北朝鮮側の変化も慎重に読み取る必要がある。

 北朝鮮に核、ミサイル開発を平和裏に断念させるためには、中国が果たすべき役割は特に大きい。

 日米両政府は日米安全保障条約体制を「北東アジアの礎石」と位置づける。だとしたら、日米両国が連携して、中国の協力を得るために力を惜しむべきではない。
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●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」

2017年04月16日 00時00分01秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



東京新聞の半田滋さんのコラム【【私説・論説室から】非現実的な「敵基地攻撃」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017041202000122.html)と、
社説【米朝緊張と日本 非軍事的解決の道探れ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041302000134.html)。

 《日本がとるべき道は米国に対し「北朝鮮との対話に乗り出し、その過程で核・ミサイルの放棄を求め、見返りに平和協定を結んで北朝鮮に『米国は攻撃しない』という保障を与えるべきだ」と強く進言することである。 (半田滋)》。
 《トランプ米政権が北朝鮮への軍事的圧力を強めている。単独攻撃も辞さない構えだが、もし攻撃に踏み切れば、韓国や日本も無傷ではいられまいあくまでも非軍事的解決の道を探るべきである》。

 《外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割》じゃないのか?

 東京新聞の他の記事【米、北朝鮮攻撃に言及 日本政府に今月説明】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017041101002126.html)では、《中国の対応によっては北朝鮮への軍事攻撃に踏み切る可能性に言及していた…日本政府は「攻撃に出れば、日本は韓国と共に標的にされかねない」(政府筋)と懸念を米側に既に伝えている》そうだが…。 
 また、【米、北朝鮮攻撃に言及 今月の日米協議「中国の対応次第」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201704/CK2017041202000103.html)では、《米国務省高官は日米協議で「中国が北朝鮮への圧力を強化するか、米国がストライクするか、二つに一つの選択肢しかない」と明言。この言い回しをトランプ氏は習氏に伝えた可能性が高い》。
 さらに、【海自、米空母と訓練検討 朝鮮半島近海に展開 緊張高まる恐れ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017041202000115.html)では、《軍事的挑発を続ける北朝鮮を日米両国でけん制する狙いだが、北朝鮮の反発により軍事的な緊張がさらに高まる可能性もある》。
 狂気のドナ・シン…戦争へと暴走。

   『●「「死にたくない」だけでは足りない、「人を殺したくない」
              という気持ちこそが、戦争の抑止力となる」
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」

 《米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島近海に向かわせた。三月下旬に行った海上自衛隊護衛艦との共同訓練を再び実施する方向で調整》…って正気か? 番犬様を諌めることもなく、《非軍事的解決の道を追求すべき》ニッポンが火に油を注ぐ愚行。「積極的平和主義」や《地球儀を俯瞰(ふかん)する外交》などと言いつつ、オマケに、壊憲な《敵基地攻撃》の妄言。「裸の王様」の犯罪を隠蔽するための「忖度」。そこまでして「裸の王様」を支えて、国滅ぶではあまりに愚か。《あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである》し、《軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割》だ。《米国の軍事的対応だけが唯一の解決策ではない》。デンデン王国「裸の王様」の暴走をいま停めなくていいのか?、大変な岐路にいる。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
                    そして、いま、アベ国王へ血税が

   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??

   『●中学生を「青田買い」する自衛隊: 「体験入隊や
          防衛・防災講話」という「総合的な学習の時間」も
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?:  
      血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●高校生による壊憲法案反対デモ: 
     赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理
   『●「人殺し」に行くのはアナタ、
    「自分は“お国のために死ぬのはゴメンだ”と」言うヒトを支持する人って?
   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
        ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~』 

   『●自民党の武藤貴也衆院議員: 
      赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理
   『●「日本を守ってくれる人」って、 
     アベ様は「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?
   『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く
     「「欧米列強に倣え、進め」と武器輸出推進の道に歩みを進めている」
   『●コラム『筆洗』「さて、この学校はどんな「愛国心」を、
         子どもたちに伝えたいのか」? グロテスクな洗脳

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017041202000122.html

【私説・論説室から】
非現実的な「敵基地攻撃
2017年4月12日

 自民党の検討チームは北朝鮮の核・ミサイル開発を「深刻な脅威」として「敵基地攻撃能力」の保有を安倍晋三首相に提言した。

 「他に手段がない場合、発射基地をたたくのは自衛の範囲に含まれ可能」(一九五六年鳩山一郎内閣)との政府見解を根拠にしているが、防衛省はこれまで「自衛隊にその能力はない」と答弁してきた。

 実際には、戦闘機の航続距離を延ばす空中給油機、指揮管制できる空中警戒管制機や精密誘導爆弾を持ち、能力は整いつつある。

 北朝鮮の基地をたたくのは簡単ではない。主要基地は中国国境に近く、攻撃すれば中国を刺激する。二〇一四年以降、北朝鮮は各地から弾道ミサイルを発射、潜水艦発射弾道ミサイルの開発も進み、目標を絞らせない。

 すべての基地を破壊するのは不可能に近く、攻撃目標を探すうちに弾道ミサイルは日本列島に到達するだろう。これを完全に迎撃するのは難しい。敵基地攻撃が未曽有の被害を招くことになりかねない。

 トランプ米政権は北朝鮮に対する先制攻撃を否定していないが、日本や韓国が受ける被害はだれが攻撃しても変わりない日本がとるべき道は米国に対し「北朝鮮との対話に乗り出し、その過程で核・ミサイルの放棄を求め、見返りに平和協定を結んで北朝鮮に『米国は攻撃しない』という保障を与えるべきだ」と強く進言することである。 (半田滋
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041302000134.html

【社説】
米朝緊張と日本 非軍事的解決の道探れ
2017年4月13日

 トランプ米政権が北朝鮮への軍事的圧力を強めている。単独攻撃も辞さない構えだが、もし攻撃に踏み切れば、韓国や日本も無傷ではいられまいあくまでも非軍事的解決の道を探るべきである

 化学兵器の拡散阻止を理由としたシリア攻撃に続く「力の誇示」なのだろう。トランプ政権が米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島近海に向かわせた。三月下旬に行った海上自衛隊護衛艦との共同訓練を再び実施する方向で調整しているという。

 核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮は、今月十五日に故金日成主席生誕百五年、二十五日には朝鮮人民軍創建八十五年を迎える。米国の空母急派には、こうした節目に再び軍事的な挑発行動に出ないよう、金正恩朝鮮労働党委員長に圧力をかけるとともに、中国に、より積極的な関与を促す狙いがあるのだろう。

 核兵器や弾道ミサイルの開発を進める北朝鮮が、東アジアの不安定要因となっている現実は否定のしようがない。日本人拉致などの人権問題も未解決だ。

 国連決議や二〇〇二年の日朝平壌宣言に反する核、ミサイル開発を放棄するよう、関係各国が連携して北朝鮮に対する圧力を強める必要性は否定しない。

 しかし、米国の軍事的対応だけが唯一の解決策ではないはずだ。

 トランプ大統領は安倍晋三首相との電話会談で「すべての選択肢がテーブルにある」と表明。四月上旬の日米高官協議で米側は、中国の対応次第で北朝鮮への軍事攻撃に踏み切る可能性に言及した。空母急派もこの流れにある。

 北朝鮮外務省はこれを「無謀な侵略策動」と非難し、米軍の軍事行動があれば「喜んで対応する」などと激しく反発している。

 米軍が軍事的圧力を強めれば、北朝鮮の暴発や報復攻撃で韓国に加え、在日米軍基地が多く所在する日本も深刻な被害は免れまい。

 今、最も必要なことは地域の軍事的緊張を緩和することだ。

 北朝鮮に核、ミサイル開発を放棄させるために関係国は非軍事的解決の道を追求すべきだ。今は休眠状態にある米朝に日韓中ロを加えた六カ国協議の枠組みを活用することが現実的だろう。

 首相はトランプ大統領だけでなく、ロシアのプーチン大統領とも良好な関係を築いてきた。首相が非軍事的解決を呼び掛ける先頭に立つのなら、首相の「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」にも価値を見いだすことができる。
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