新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

2016年師走の仙台旅行記(その14)

2017-01-03 12:24:50 | 旅行記

「2016年師走の仙台旅行記(その13)」のつづきです。

瑞巌寺参拝の次は五大堂へ。

穏やかな松島湾きれいです。

そして、五大堂入りの定番の構図

「その13」で、とんでもない思い込みをしていたことを知ったのは、このあとのこと」と書きましたが、その「思い込み」というのは、五大堂「五角形のお堂」だと思っていたこと。

実際は、約7m四方の正方形のお堂で、

傍らに立つ案内板(五大堂縁起)によれば、

平安時代初期の807年、坂上田村麻呂がこの島に毘沙門堂を建て、828年、慈覚大師が瑞巌寺の前身・松島寺を建てて、ここに五大明王を祀り、五大堂と呼ぶようになった
現在の建物は1604年、伊達政宗が紀州(和歌山県)の名工鶴衛門家次に命じて建立した。方三間の宝形造で、四方に勾欄つきの縁を巡らし、正面に向拝をつける。内部に重厚な家形厨子を置き、五大明王像を安置する。

だそうで、五大明王(不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)をお祀りするお堂だから「五大堂」というわけですな。
考えてみれば、六角堂(例えばこちらとかこちら)や八角堂(たとえばこちら)はあっても、五角形の建物なんて見たことがありません(こちらによればないことはない)。

そんな五大堂ですが、正面に掲げられたには、

「五堂」と刻まれています。
「五太堂」では意味が通じないだろ、と思うわけですが、 公式サイトには、

揮毫は105世天嶺。「太」の字は筆の遊びであろう。

と説明されています。
単に間違えただけだれど、 揮毫したご住職に意見するのが憚れて、そのまま掲げてしまい、現在に至るってな経緯だったりして…

ところで、五大堂の勾欄の擬宝珠よだれかけを着けていました。
お地蔵さんじゃあるまいし… と思いつつも、結構似合っています 

ところで、五大堂の立つ小島陸地とは2本の橋で結ばれていまして、その橋の床になっていない

橋桁の間に角材が枕木のように並べられ、その上にさほど幅の広くない「床板」2枚並んでいます。

そして、梁状の角材の間からは、が見える…

大した高さではないにしろ、高所恐怖症の人には辛かろうな…

公式HPによれば、

現在の堂へ渡るすかし橋は、縦板が2枚しつらえられているが、もともとこの板はなく、はしご状であった。
横板の間隔も5寸(約15cm)程有り、江戸後期の紀行文に、恐ろしくて渡る事ができなかった人の事が紹介されている

だそうで、現地の案内板には、

五大堂への参詣には身も心も乱れのないように脚下(あしもと)を照顧(みつめて)して気を引き締めさせるための配慮と思われる。

とな。

5寸おきのはしご状の橋、それはそれで楽しいかも…

   

こうして松島観光を終えた私は松島海岸駅に戻りました。
駅前の交番がなかなか趣きアリ

駅前のコーヒーショップで時間調整して、ホームに上りました。
この分だと、16:00からのTHE TOUR OF MISIA LOVE BEBOPグッズ先行販売ピッタリのはず…

ところが、仙石線の上りは、強風の影響とやらで10分遅れで運行とな
ここまで寒さを感じなかった1日でしたが、陽の傾き強い風のせいで、この待ち時間寒かった

でも、やって来た電車に座れましたから良しとしましょう。
電車には、途中駅から続々と帰宅する高校生たちが乗り込んで来て、仙台に近づくにつれてかなりの混雑になりました。
それにしても高校生たち、そろいもそろって荷物デカい

   

そして、仙台サンプラザ最寄り、っつうか、目の前「Baseball Station」榴ヶ岡駅に到着

エスカレーターで地上に上ると、すぐ目の前仙台サンプラザ

もう始まっていると思っていたグッズの先行販売は、準備が整っていないとかでまだ始まっておらず、会場の外で立ちんぼ…

ならまだしも、この季節の夕暮れ時に20分寒風の中で待たされるのは辛かった
きのうきょう決まった話ではないのですから、万全を期して準備していただきたいゾ

   

こうしてグッズを仕入れた私は、仙台駅東口まで歩き、駅前のホテルチェックイン

そして旅装をとき、一休みしながら、ライヴに出撃する直前まで「THE TOUR OF MISIA開幕記念仙台旅行ダイジェスト(初日)」を書いたのでありました。

この後のライヴのこと(こちらをご参照方)ほかは省略いたしまして、仙台旅行記初日分は完結とさせていただきます。 

つづき:2017/01/11 2016年師走の仙台旅行記 2日目 #1

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