ディーラーに行ってクルマを車検に出したあと、久しぶりに江戸東京博物館(江戸博)に行ってみました。「江戸東京博物館 開館20周年記念特別展」として開催されている「日本橋 ランドマークの400年」を観ようという寸法です。
約1年半ぶりの江戸博(前回の訪問記はこちら)、常設展も含めてたっぷり3時間近く、楽しんでまいりました
そして、「日本橋 ランドマークの400年」を観ているうちに、久しぶりにじっくりとホンモノの日本橋を観たくなって、日本橋まで足を伸ばしまして、今日の足どりはこんな感じでした。
赤羽駅⇒京浜東北線(快速)⇒秋葉原駅⇒総武線⇒両国駅⇒徒歩⇒江戸東京博物館⇒徒歩⇒両国橋⇒徒歩⇒柳橋⇒徒歩⇒浅草橋駅⇒都営浅草線⇒日本橋駅⇒徒歩⇒日本橋⇒徒歩⇒三越前駅⇒東京メトロ銀座線⇒上野駅⇒京浜東北線(快速)⇒赤羽駅⇒埼京線⇒最寄り駅
絵や写真、模型で観た橋の現在の姿を観てかつ実際に渡るというかなり楽しく感慨深い体験ができました。
例えば両国橋、
一大歓楽街だった両国橋西詰の現在は、
普通の街にしか見えませんな。
でも振り返ると、
東京スカイツリーがそびえているし、ガードレールには、
両国橋は隅田川に架かっているのですが、両国橋のちょいと上流で、支流が西から合流しています。
この「支流」、実は神田川でして、なかなか趣深い橋が架かっています。
この橋を渡って浅草橋駅に向かったのですが、この橋は、といいますと、、、、
柳橋
江戸時代には料亭街として(そして芸者衆も)知られた地域・柳橋の地名の由来になった橋
この辺りには土地鑑のない私、柳橋がこんな場所だったとはまったく知りませんでした。
私の頭の中では、柳ジョージ&レイニーウッドの「酔って候」が、
新橋 両国 柳橋
夜の明けるまで飲み続け
粋な 酔って候
と鳴り響いていたのでした。
詳しいお話は後日ということで、日本橋
例によって、日本橋よりも日本橋に架かる首都高速の高架の方が目立っています…
でもこんなことは判りきっていたことで、今日の目的は日本橋のディテールを観察することです。
まずは南詰・下流側を守る吽形の獅子(北詰・上流側も吽形で、南詰・上流側と北詰・下流側は阿形)。
獅子がホールドしているのは「東京市の市章(に似た形)」で、銘板は徳川慶喜さんの筆によるものです。
この獅子や柱も見事ですが、さらに見事なのが、橋の中央部に鎮座する麒麟
また、獅子や麒麟に比べればインパクトは弱いものの、ランプだってなかなかデス。
ホントに、上を首都高速が通っていなかったら、どれだけ気持ちの良い橋だったのだろうかと思います。
本格的に憤慨するのは後日に先送りしますが(もうこちらの記事で憤慨していますけど…)、とりあえず今日のところはこちらの写真を見て私の気持ちをお察しください
せめてセンターを合わせるくらいの心遣いもできなかったのかねぇ…
今日の最後は、江戸時代から明治初期に高札場があったという南詰・上流側の「今」。
現在は「高札」ではなく江戸時代の日本橋を描いたレリーフと「日本橋由来記」が掲示されています。
このスポットだけは時間が止まっているようでした。
ということで、今日の詳細は後日ということで…