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ハリルジャパン(118)ハリル叩きに反論する ②  文科系

2017年10月17日 14時58分43秒 | スポーツ
 1970さんに書いた三つのコメントを並べて転載する。サッカー、特に国代表サッカーを見る場合に大事なこととして。

『 繋ぐと潰すと、なによりゴールと (文科系)2017-10-17 04:35:57
 サッカーの要を整理すると、標記のこと。それに即して物を言うのが良い。

①一方が長短の繋ぎで攻めたら他方は潰し、この潰しによって好守が入れ替わる。これを繰り返すのがサッカーだが、勝利のための目的はゴール。
②よって、ゴールに攻め入る回数とシュートチャンスとがその一つ前の、大きな目的になる。

 豪州戦で観られたのは、②は圧倒的に日本。そう、僕は数字で示した。いや、新聞数字を見る前に、僕が正しくもそう感じた。

 そこで問題は①だが、ここでも日本優位ははっきりしていた。ポゼッションは豪州が圧倒したが、前に出たときはほぼそのボールを日本に苅られている。だから、豪はハーフライン近辺で回していただけ、つまり、無駄にボール持たされていただけ。
 君がこのゲームで観て、評価したのは、豪州のこの「ポゼション」だけである。前に出たら敵に苅られるポゼションなどは、ゲーム目的にはなんの意味もない。つまり君の癖なのだが(これは日本人評論家多くの癖だとも思う)、繋ぎだけを観て、潰しを観ていない。
 ちなみに、前に出た豪を潰した時の日本は、豪よりも遙かにゴールまで繋げたという証拠が①である。
(中略)
 サッカーゲーム批評は、目の前のゲームの批評以外ではあり得ないということだ。そのチームの将来性でさえ、いろんな相手との一つ一つのゲームの出来の連なり、そこに観る成長なり後退なりから考えていくべきものである。』

『 プレスとゲーゲンプレスと (文科系)2017-10-17 05:13:21
 言葉にしてサッカー、そのゲームを語ると、互いの頭がより整理されて明確になってくるから良い。

 プレス、つまりプレッシャーは圧力のこと。対するゲーゲン・プレスはある組織的プレスのことを言い、すぐ前にも書いたこういうものと理解してきた。
 敵がプレスでボールを奪った瞬間に身方組織が「一斉に前に出て組織的プレスを掛ける」ことと。ゲーゲンつまり英語のカウンターとは、そういう意味である。つまり、前プレの前とは、カウンターの意味なのだ。その意、考え方が、何度も言ってきたように、これ。
 敵がボールを奪って前掛かりになった瞬間こそ、ゲーム中最高のカウンター得点チャンスである、と。前掛かりになった敵が、守備体制としては乱れていると言う、そこに目を付けているのである。「その時に組織を上げて何が何でもボールを奪う」と、そういう時を多く作ることだと解してきた。つまり、「そこでボールを奪うことが得点戦術になっている」ということ。
 言い方を変えればこう言うことになる。「引いた敵から、ボールを繋ぎ切って得点する」というのとは別の得点法と。』

『 好感 ! (文科系)2017-10-17 13:36:29
 僕がきちんと書けば、きちんと対応する君だとまた分かったのは、好感。悪態衝いてもまたこうなると、そんな関係でありたい。何せ文章だけでエスカレートしてこじれたりするし、腹が立つのも正直な人間だから。我が夫婦は過去に三度殴り合いをした。僕より喧嘩口も、負けん気も強いからね。遙か昔の最初は倍になって返ってきたので、驚いたよ。
 僕の喧嘩とその口は、彼女に56年間鍛えられたもの。付き合い6年と、今年金婚式ね。

 あと言いたいのはこれだけ。
① クラブ戦と国代表戦とは全く違うということ。世界最高の総合的個人能力を集められるか否か、繋ぎも潰しもその組織をとことん鍛え上げられるか否か。
② ①から言えることなのだが、国代表戦ではアップセットがより多く起こるということ。日本などはそここそ狙い目と言いたい。
③ そんなことから、国代表とクラブとでは、監督の力も全く違ったものが要求されるということもある
④ よく、育成型監督と、敵分析・対応型監督とがあると言われるが、国代表監督に要求されるのは、これで言えば後者だろう。また、ロマン派、現実派とも言われるが、これも後者だと思う。
⑤ ただ、国代表監督は短期育成能力も必要だろう。この点は、「彼のここを直して使うとしたら、そういう選手は現に他にいないか」というわけで、他の選手を探してくる道もあるだろうが。

 ハリルは、日本国代表監督としては素晴らしいと僕は思っている。優しすぎたザック、ジーコと違って、日本人選手向きで厳しい所はトルシエ、岡田を彷彿とさせるし。02日韓のトルコ戦や南アのパラグアイ戦は、ハリルなら勝てていたと思うほどだよ。
 ボランチ型3人の中盤なんて、誰が考えられる? もっともあれは、「ゲーゲン型得点法」と捉えてこそ初めて理解できるのだけどね。もちろん、相対的弱者の戦法だよ!
 まー見ててご覧。』
コメント (3)
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