OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

実はテレパスの彼女

2024-05-09 18:39:31 | 歌謡曲

てれぱしいください c/w 小雨のメヌエット / 北島美智代 (テイチク)

あぁ~~、やっぱり北島美智代は、イイッ!

そ~ゆ~思いを尚更に強くさせられるのが昭和60(1985)年11月に発売された本日掲載のシングル盤です (^^♪

残念ながら、彼女については今に至るも知るところが無いサイケおやじではありますが、ど~やらテレビオーディション番組「スター誕生」のチャンピオン組の中からデビューしたという、なかなかの期待の新人だったらしく、しかし……、特段のヒットも放てないままにフェードアウトした現実を鑑みても、彼女が残してくれた音源はコンプリートで蒐集する決意のサイケおやじの熱量は冷める気配がありません (^^;

つまり、掲載盤こそは、その証拠物件であり、まずは作詞:北村圭子&作曲:鈴木邦彦、そして編曲:若草恵が提供のA面曲「てれぱしいください」を聴けば、ミディアムテンポでキャッチーなニューミュージック風味もニクイばかりのメロディラインと内気な乙女心を綴った歌詞を節回す、その柔らかにしてパワーを秘めた彼女のボーカルの素晴らしさにグッと惹きつけられてしまう事は請け合い!

SF系のスロウなイントロからビートの芯を強調した若草恵のアレンジにも臆する事の無い歌いっぷりの「ふっきれ感」が、実に素晴らしいんですよねぇ~♪

もう……、ほとんど……、これはアイドル歌謡というよりも、ニューミュージックの領域で成立したって全く不思議ではない仕上がりと断じて、サイケおやじは後悔いたしません。

そして作詞:高田ひろお&作曲:鈴木邦彦、そして編曲:若草恵が手掛けたB面曲「小雨のメヌエット」が、これまた素晴らし過ぎる名曲・名唱でして、穏やかなピアノのイントロから強いビートを伴ったミディアムアップの泣きメロ歌謡は、ちょっぴり岩崎宏美の初期諸作を連想させられたりするんですが、それは北島美智代が相当に岩崎宏美に近い声質と節回しを披露しているからだと思えば、ほとんど遜色が感じられない仕上がりは、B面にしておくには勿体ないほどっ!

当時、このシングル盤がヒットしていた記憶が無いサイケおやじにしてみれば、入手したのも中古市場だったのは当然としても、オンタイムで聴かなかった自らの不明は…… (^^;

ですから、彼女の音源は完全復刻されるべきと思っておりますし、ぜひとも皆様にもお楽しみいただきとう願いつつ、この拙文を綴っている次第です <(_ _)>

う~ん、ジャケ写ポートレートの小生意気な雰囲気も、彼女の歌声を聴いていれば相反的に癒されるというか (^^;

それを贔屓の引き倒しと皆様に糾弾(?)されたとて、サイケおやじはナチュラルに自らの気持ちを貫くばかりという、思わず己惚れた勘違いモードに入ってしまうあたりも、本日はご容赦お願い申し上げます <(_ _)>


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