OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

同時代を生きる喜び

2007-03-28 17:56:25 | Weblog

昭和を代表する偉大な植木等が天国へ召されてしまいました。

なんか悲しいというよりは、植木等と同時代に生きられたことに感謝する気持ちです。

同じことはストーンズにも言えるわけで、今でも現役で頑張っているには脱帽ながら、やはり全盛期のライブを体験しそこなった悔しさが……。

そこで本日は――

Ladies And Gentlemen (Definitive Master Edition) / The Rolling Stones (4 Reel)

ストーズがライブ最強時代に企画制作した映画「レディース&ジェントルメン」は、配給元とのトラブルがあってオクラ入りした世界遺産ですが、もちろん海賊盤の世界では定番の中の大定番!

ビデオ時代から幾多のブツが出回っていますが、ついにというか、今のところ最も充実した内容なのが、本日の1枚です。

内容は1972年の北米巡業中のステージを完全映像化したフィルムを元に、劇場公開用のワイドスクリーン仕様、そしてテレビ放送用のフルスクリーン仕様の2つを収録したDVDならではの大盤振る舞い♪

しかもボーナス映像として、未発表映像や当時のストーンズを伝えるドキュメント映像までも収録されています。

また気になる音声部分は、これもいろいろな海賊盤CDとして出回っていた音源を綺麗に同期させていますから、鑑賞していてストレスがありません。従来のブツは、このあたりがズレたり、合っていない部分が散見されていましたからねぇ。

で、演目は以下のとおりです――

01 Brown Sugar (1972年6月25日、1st Show)
02 Bitch (1972年6月24日、2nd Show)
03 Gimme Shelter (1972年6月24日、1st Show)
04 Dead Flowers (1972年6月24日、1st Show)
05 Happy (1972年6月24日、1st Show)
06 Tumbling Dice (1972年6月25日、1st Show)
07 Love In Vain (1972年6月25日、1st Show)
08 Sweet Virginia (1972年6月24日、1st Show)
09 You Can't Always Get What You Want (1972年6月25日、1st Show)
10 All Down The Line (1972年6月25日、2nd Show)
11 Midnight Rumbler (1972年6月25日、2nd Show)
12 Bye Bye Johnny (1972年6月25日、1st Show)
13 Rip This Joint (1972年6月24日、2nd Show)
14 Jumping Jack Flash (1972年6月25日、1st Show)
15 Street Fighting Man (1972年6月25日、2nd Show)

とにかく若かったメンバーの姿も眩しく、当時27歳だったミック・ジャガーのツイスト&シャウト! レスポールで流麗に弾きまくるミック・テイラーの妙技♪ タイトかつワイルドなチャーリー・ワッツの寸止めドラミングにきっちりあわせてくるビル・ワイマンのイナタイノリ! そしてオーブンチューニングの5弦ギターでリズムとリフをキメまくるキース・リチャーズのカッコ良さ♪

もう失禁寸前の素晴らしさ! まさに一家に1枚という絶対の推薦盤です。

海賊盤という性質上、声を大には出来ないものの、ストーンズを体験するなら、まずこれからです。てっ、結局言ってしまった……♪

コメント
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